やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


選考委員賞受賞作品

[父へ・母へ]の想い 男性 ~20歳代

【第15次応募作品】

父が死んだ。7歳の頃だった。それから母は
いつも僕を守ってくれた。でも今日からは。
そう誓って仏壇に向かう20歳の誕生日。

写真はイメージです※写真はイメージです。
  • 前の作品へ
  • 次の作品へ

〈末角雄大・東京都・19才・男性〉からの投稿

僕は7歳の時に父を亡くしました。その時には母はもちろん悲しんでいましたが、その時から今まで僕に涙を見せたことはありませんでした。父に何かを誓ったんだと思います。とにかく僕はずっと守られていたのです。\r\n今月の2/21に20歳の誕生日を迎えます。成人するとよく親からは完全に独立したとみなされますよね。そこで僕は今度はお母さんを守ってあげたい。母の何かの誓いで僕が守られてきたのだから、今度は僕が母を守るんだ。そう仏壇の前で誓いたくてこの詩をつくりました。

自動ページ送り

作品一覧に戻る

このページのトップへ