やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[父へ・母へ]の想い 女性 50歳代

【第19次応募作品】

お義母さん主人をオッサンって呼ぶんです。
ほほほー、義父の嬉しそうな声がする。
お二人は私たちの理想です。

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈サザエ・兵庫県・59才・女性〉からの投稿

認知症の義母には義父の亡くなったことは伝えていません。義母の施設にお見舞いに行くと、「さっきまで、オッサンおったよ。」と嬉しそうに言っていました。最近それも言わなくなったので、義父のことを忘れたのかと思っていました。でもある日、主人のことを愛おしそうに見つめるので、「僕が誰かわかる?」尋ねたら、嬉しそうに「オッサン」と答えました。主人は義父の若い頃に段々似てきたようです。

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