やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[父へ・母へ]の想い 男性 60歳以上

【第11次応募作品】

たまの帰省。「そっちも忙しいと思うけどね
本当は、お化けも、幽霊も、きらいだけどさ
たまには、こっちにも、顔、出してよな。」

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈ミツくん・滋賀県・62才・男性〉からの投稿

私は、両親が年老いてからできた子供。私の5歳上の姉を病気であっけなくなくして、もう一人設けようか、迷った末の選択だっただろう。その頃の母の悲しみを癒すには、この方法よりほかはないと父は考えただろう。しかしその結果、母は私を溺愛し、当然の結果として、ふがいないと見えるであろう子供時代だった。その両親が他界して久しいが、この年になり、あなた方の年齢になった今になって、当時あなた方が、頼りない息子を見て、何を考え、憂慮していたかわかるような気がする。溺愛の延長か、私が結婚したのちも、私への干渉が多かったから、あの世からも絶えず見ていて、時々降りてくるかと思ってみたが、何の兆しもないから、もし、もう一度会えたなら、妻に任せて安心したのか聞いてみたいものだ。それとも、生前も忙しい人達だったから、あの世でも気ぜわしく動いて、心配する暇がないだけのことかな。

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