やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[父へ・母へ]の想い 女性 50歳代

【第2次応募作品】

雪で電車が不通
迎えに来てくれた
立ち寄った食堂は思いやり

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈トミー・東京都・55才・女性〉からの投稿

小学生時代、大雪で学校から早く帰るようにと。帰る途中の乗り換え駅で電車が不通になりました。携帯もまだない時代、自宅の母に電話すると、母から父へ電話が回り、父が仕事を抜け出し迎えに来てくれました。とぼとぼ雪道を歩いて帰る途中に食堂に入りました。小魚料理で子供の私には美味しくなかったけれど、あれは子供を暖めるため、休ませるため、お腹すいてるだろう、と父の思いやりと今になって解りました。父の子供に生まれて良かった。愛情たくさんもらいました、ありがとう、パパ。トミーは父が私につけたあだ名です

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