やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[父親へ]の想い 女性 50歳代

【第12次応募作品】

生前お父さんと疎遠だったお兄ちゃん
お父さんが高齢になるととても優しくなった
三度目の秋お兄ちゃんを頭に又会いに行くね

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈たんか・茨城県・52才・女性〉からの投稿

父と兄は、ずっと距離があって、ほとんど口を聞きませんでした。兄は、その後、黙って家出をして結婚しました。父が高齢になり施設に入り病気だと伝えると、何年も抜けてしまった親子関係を埋めたいと思った兄は、父に優しくなりました。それは、亡くなるまで続き、現在も兄の部屋には遺影と、毎日、ご飯が供えられています。お彼岸や、命日には、兄が、先頭になり、お参りしています。兄は、施設にいた父に影響を受け、現在は、介護施設に勤務しています。

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