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【第23次応募作品】
「ホームにて優しい風が吹いてます」
春が好きだった君が上の句だけ残した短歌に
「あなたの好きな春が来ます」と書きました
(ふじてつくん・新潟県・58・男性・友へ)
【第23次応募作品】
「パパみたいな人と結婚したいなー」
聞こえましたか?お年頃の娘の告白!
へへっ…と照れ笑いする貴方が見えましたよ
(ありまじん・東京都・58・女性・夫へ・妻へ)
【第23次応募作品】
毎日学校へ送ってくれた祖父
冬はいつも車を暖めて準備してくれたね
冷えた車に乗るたび祖父の気持ちを思い出す
(りっちゃん・岩手県・28・女性・祖父へ・祖母へ)
【第23次応募作品】
あの大地震の日早く朝が来て欲しいと願った
避難所にいた私の元に彼氏が来て言った
これからは僕が君を照らしていくから大丈夫
(ビーフカリー・京都府・53・男性・恋人へ)
【第23次応募作品】
真面目にていねいに生きる姿 ありがとう
思い出す あの頃のあなた ねえ、お父さん
今、私、これでいいかな ねえ、お母さん
(クマだもん・熊本県・54・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
いつも、ありがとう。何にもいわないけど、
顔見てたらわかる。だから、もう、ちょっと
頑張るから、見てて。そう、見ててね。
(ママぶー・大阪府・64・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
おばあちゃん 娘が断ち切ってくれたよ
私へと受け継がれた 生き辛さの世代連鎖
やっと解放されたね 罪悪感や自己犠牲
(よこちゃん・愛知県・53・女性・祖父へ・祖母へ)
【第23次応募作品】
母上、私もようやく結婚できました!
母上の存命の間に妻を紹介したかった…
妻と父上を母上に対しての分も大切にします
(瑠珂(るか)・愛知県・57・男性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
そっと線香に火をつけ、母の遺影を見る。
あなたの得意だった、博多煮のレシピを、
聞いとけばよかったと、悔やむ悔やむ、
(tsune・福岡県・66・男性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
15歳で出会い64歳で逝った君との別れ
心が乱れたままで通夜と告別式に出たけれど
49日線香あげて君と思い出沢山話したね
(振袖 新太郎・京都府・69・男性・友へ)
【第23次応募作品】
香をたき、両手をあわせて、おはようさん
今日も一日が始まるよ 聞こえてきたよ
頑張ってね 写真の母のやさしい言葉
(こくやのひでさん・福島県・69・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
お父様、貴方が亡くなって1年になります。
死に目にも会えず、まだ実感がわきません。
本当は素直にもっと貴方と話がしたかった。
(白銀の月・東京都・41・男性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
お元気ですか?私もやっと母になりました
おばあちゃんの子育てを参考にしています
息子にアドバイスをしてくれたらいいのにな
(あさとママ・広島県・37・女性・祖父へ・祖母へ)
【第23次応募作品】
父さんの事考えてたら今日は誕生日。
夢をみたの、好きな小軍鶏の世話をしてた。
線香あげ、見守ってねと祈る祝生誕95才。
(あらたえ・徳島県・65・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
貴方にとって宝物だった可愛い初孫は、
毎朝駅に向かう中学生遠くから手を振る彼に
貴方が抱いたその手に代わって私は振ります
(のんの・京都府・79・女性・夫へ・妻へ)
【第23次応募作品】
義祖父様 お会いした事はないけれど
私達を見守って下さって 有難うございます
私が判断を間違えないよう お力添え下さい
(ゆきにゃん・福岡県・58・女性・祖父へ・祖母へ)
【第23次応募作品】
線香はご先祖様への御馳走と聞く。なあ妻よ
上等な白檀やで。いい香りするやろ。残念や
お盆には線香に乗って、還っておいでよ。
(大和の吊るし柿・奈良県・80・男性・夫へ・妻へ)
【第23次応募作品】
お線香の煙がね ご馳走になって 届くって
そう聞いたもんだから 好きだったあれこれ
いつでも思い浮かべながら 焚いとるんよ
(カピヴァラ・三重県・46・女性・祖父へ・祖母へ)
【第23次応募作品】
ベットから手を握って叱ってくれましたね。
いつも私の事を想ってくれてありがとう。
いつか会える日まで精一杯生きていきます。
(さくら えび・静岡県・34・女性・祖父へ・祖母へ)
【第23次応募作品】
知らなかった そんなに喜んでいたなんて
今わかった 強面のあなたの本当の気持ち
ありがとう 香りに抱かれ 息づく父の愛
(お父やん・東京都・55・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
幼かった私はいつも笑っている祖母しか
知りません。そんなばぁばに私もなりたい。
孫ができて祖母の偉大さがわかりました。
(しあわせばぁば・兵庫県・57・女性・祖父へ・祖母へ)
【第23次応募作品】
子供達も成長し、世の中いい話も少なくて
報告すること見せたい写真もすっかりない今
いろいろ落ち着き穏やかに暮らせて幸せだよ
(詠霧與夢(よんよん)・新潟県・54・女性・父へ・母へ)