【第13次応募作品】
六十余年生きてきて初めて書きし母への手紙お母さんと書けず母上様と書きし我我名付けしは母としり恨みは失せてただ涙
〈つげちゃん・神奈川県・72才・男性〉からの投稿
生後六十日、父は病で逝き母は実家に。母に捨てられたとの恨みを持ち六十年。定年の日、父の日記発見。父の母への思い見て、初めて母に手紙を書いた。返信に“あなたの名前は私がつけた”とあった。恨みが消えた。
自動ページ送り