やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[母の日の思い出]の想い 女性 50歳代

【第13次応募作品】

いつも 黒い油が落ちなくて ガサガサの手
温かくて 丸くて小さな 働き者の手
入院したら 白くてきれいな手になったね

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈まさえ・愛知県・51才・女性〉からの投稿

5人の子どもを産んだ母。働き詰めで、いつも油まみれだった母の手は、いつも黒い筋の残るガサガサの働き者の手でした。小さな頃は、その手で触ってもらうのが大好きでした。しかし、その母の手は、大きな病気になって入院してやっと綺麗なすべすべの手になりました。なんだか、その手を見るたびに悲しかったです。

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