【第22次応募作品】
葬儀の朝に祖父がいなくなると自覚した
覚えている自信がなかったのにフとして
祖父の愛を感じています…ありがとう。
〈汐咲・山口県・33才・女性〉からの投稿
私が生まれた時代は布おむつから紙おむつへ変わろうとしていました。\r\n私は布おむつで、それは祖父が洗濯してくれていました。\r\n今では男性も家事をしますが、当時は男性の家事、特に布おむつの洗濯はとても珍しかったはずです。嫁の立場である母が驚いてカメラに撮っていましたから。\r\n祖父は釣りが好きで、一時期小さい船を持っていました。\r\n船の名前は私と妹の名前の一部から取ったんだと、祖父に会いに行くたび船のもとへ連れて行っては、いつも話してくれていました。\r\n船は売却しましたが、名前は私のハンドルネームとして使っています。
自動ページ送り