やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[父へ・母へ]の想い 女性 50歳代

【第17次応募作品】

お父ちゃんがいるから、お前がいる。
私も母となり、やっと意味が判りました。
お父さん、ありがとう。

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈めぐみ・岡山県・52才・女性〉からの投稿

父は私が高校生の秋、交通事故で亡くなりました。\r\n「お父ちゃんがおるから、啓子が生まれたんで」。\r\n口癖のように私を見ては満面の笑みで繰り返していた\r\n父の笑顔がひたすら懐かしいです。 \r\n思春期で父とあまり話そうとしなかったことが今は、\r\n悔やまれてなりません。\r\n反発しか感じなかった父の言葉の意味も、大人になり、自分自身が母親となったの今は理解できるようになりました。\r\n父の位牌に向かって、お線香をあげる度に、「ありがとう、お父さん」と伝えられなかった言葉を告げています。

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