やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。 *作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[父へ・母へ]の想い 

※各作品の詳細ページは「詳細はこちら」ボタンをクリックするとご覧になれます。

【第23次応募作品】

また四人で暮らそう
来世は絡んだ糸をほどいて
楽しい家族として

(すいれん・千葉県・65・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

父よ父。おとうさん。
聞こえているかわからない。
それでも言いたい。おれ幸せよ。

(ASHINA・東京都・20・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

行儀良く、遺影に納まる父を見て
「お父さん、そんな人じゃ無いでしょう」と
やんちゃな父に煙草と甘納豆を供える。

(とも吉・茨城県・50・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お母ちゃん
申し訳ないねは
もうなしね

(原稿呆詩・宮城県・65・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お仏壇の 形見の携帯電話
今日も耳に当ててみる
母さんの 懐かしい声が聞きたくて

(もっきんどー・岐阜県・73・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お饅頭とお線香と
つたない私のお題目
どれが一番のごちそうですか

(すすすん・新潟県・56・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

なぁ母ちゃん
線香あげるんは母ちゃんの仕事やろ
何で今線香あげられとるんや

(西澤美智・和歌山県・59・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お母さんの命日が近づくと
病院で私を見送った
あなたの姿が心にうかびます

(赤子沢・岩手県・49・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

普通がやっぱりえらいね
気づくの遅すぎたかな
お父さん

(にゃばん・宮城県・49・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

今度のお盆、宝籤あたるといいね。朝ドラで
言ってたよ。一泊二日のこの世行きが当たる
んだって。いいお線香用意して待ってるね。

(shinchan・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

大嫌いなお義父さん。
今でも好きではないけれど、
最期の「ありがと」はちょっと効きました。

(ゆっくりこ・兵庫県・35・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

線香の煙は天国の父母のもとに届くだろう
仲良くやっているのかと
子どもながらに気にかかる

(マッシー・愛知県・65・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

父さん母さん御免なさい
めんつゆだと思って供えていたら
ただの昆布醤油でした

(桐山榮壽・東京都・62・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お母さんの認知症が進まないように
お父さんが見守ってあげてください
あの世で知らん顔されたら困るでしょ?

(島根のぽん太・島根県・51・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

母に聞く、俺は孝行息子だったかと
遺影に上げた白いカーネーション
ほのかに香り、かすかにゆれた。

(蒲原 久博・茨城県・71・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

コーヒーと孫を見つめる父の顔
さっきよりコーヒー減ったと騒ぐ孫
父の周りに笑顔広がる

(じー・兵庫県・47・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

私はお墓に霊がいるとは思わない。
空の星に父が住んでいるとは思わない。
ただあいたくて、手を合わせ、空に願った。

(ほーむ・京都府・34・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

孫の指の形、オフクロとそっくりなんだ。
短くて不細工だけれど、ピアノは上手だよ。
『エリーゼのために』、 聞こえる?

(三郎・千葉県・68・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

父が死んだ。7歳の頃だった。それから母は
いつも僕を守ってくれた。でも今日からは。
そう誓って仏壇に向かう20歳の誕生日。

(末角雄大・東京都・19・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お店に、色んな香りのお線香がありました。
お父さんはどんな香りが好きですか?
聞かせてください。夢の中でも、いいので。

(ちくわぶ・千葉県・38・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お線香の順番めぐって兄弟喧嘩しながらも
掌を合わせる 父の遺した可愛い孫たちの手
私の見せたかったもの

(チャコ・東京都・41・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

帰省するたび仏壇に手紙を供えてくれる。
共に過ごした記憶は四歳までしかなくても、
孫の心の中にお父さんは生きているよ。

(ベンジャミン・兵庫県・41・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

今、そうそうって相槌うってるよね
さっき、がんばれって叫んだよね
お父さんは、見えない私の応援団長

(そらとぶ子・愛知県・56・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さんが生きていた頃よりも、
毎日お仏壇で手を合わせている今のほうが
沢山話をしているかもしれないね

(明子・徳島県・41・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

泣き虫な私にも子どもが生まれました
お父さんから名前を一文字もらったよ
お父さんみたいに強い子になりますように

(小林はる・東京都・26・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

親孝行せな化けて出るぞ、が口癖だった父
13回忌を迎えた今も出てこないってことは
私は親孝行な娘だったってことかな?

(孝行娘・岐阜県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「なんかあったら連絡せえよ。」
地元を離れる私への合言葉
今はそこから見守ってくれてるかな。

(恵美・京都府・36・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん。この春私は、結婚しました。
苗字が変わっても、どんなに月日が経っても
これからもずっとあなたの娘でいさせてね。

(ゆきな・愛知県・27・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

母さん、向こうで孫娘に会えましたか?
娘は一足先に天国へ旅立ちましたが、
貴方より先輩です、色々教わって下さいね。

(そら・埼玉県・66・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

無口で亭主関白だった父さんが日々
仏壇の母さんに花をあげ水をあげご飯をあげ
愛を語っています

(ぴこ・滋賀県・51・女性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

手紙送っても父からの返事来なかったけど
遺品から出てきた私の手紙の裏に
「頑張っている様子嬉しく思います」

(すず・神奈川県・45・女性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

コワ顔の父さん よく席を譲ってていたね。
私も席を譲れる人間になれました。
亡き父似とよく言われるよ。

(さわやん・大阪府・43・女性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

娘の高校合格見てすぐに向こうに行ったね
お母さん…あれから三年、無事卒業したよ
次は夢への第一歩だよ!見守ってあげてね

(よーたん・神奈川県・46・女性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

すっくと立った線香のようなあなたの背中を
海老のようにまるまる母の隣で思い出す
ふわりと心の真ん中にに切ない明かりが灯る

(雪葉千狸・愛知県・24・女性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

線香の煙にのせて、いつもありがとうと呟く
ご飯の臭いに誘われて子供たちが起きてくる
炊きたて、一緒に食べませんか

(雪葉千狸・愛知県・24・女性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

北海道に今年も雪が舞う季節になりました。
来春までお会いできませんが待っててね。
墓所には桜の芽吹きが見える頃行きます。

(岐阜の屋根の草・岐阜県・63・男性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

もうすっかり声は忘れちゃったのに
お父さんの笑顔は目に焼き付いたままだよ
どんな声だったか思い出させてよ

(ohana・岐阜県・32・女性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

次の世も家族になろうと約束したね
でも次は私が母になり、あなたを守りたい
ママありがとう、まだしばらく見守っててね

(しょしょしょ・埼玉県・43・女性・父へ・母へ)

【第7次応募作品】

お義母さん。私も貴女の年を超えました。
天国に行ったら、たまには喧嘩しましょうね
私も、少しは強くなりましたよ。

(曼珠沙華・愛知県・63・女性・父へ・母へ)

【第7次応募作品】

今年も命日には、酒と煙草と
親父の好きな良い香りの線香を持って
会いに行くよ。聞いて欲しい話もあるんだ。

(しげのり・千葉県・54・男性・父へ・母へ)

【第7次応募作品】

函館はお父さんの故郷でしたね。
春になったら、いっしょに行きましょう。
笑顔の父さんの写真を連れてね。

(散歩・千葉県・62・男性・父へ・母へ)

【第6次応募作品】

父さんの枕元で悔し泣きしてたあの子が
いま自分の道を見つけて踏み出したよ
ありがとう 父さんが導いてくれたんだね

(馬鹿親・東京都・51・男性・父へ・母へ)

【第5次応募作品】

亡き父へ 携帯買ってね 話したい
亡き父へ 結婚しました 見てくれた
亡き義父へ 大事にします わが義母を

(さわやん・大阪府・41・女性・父へ・母へ)

【第5次応募作品】

母さんは、春が大好きだったね。
だから、墓地をこの場所に選んだんだ。
来年、その訳が分かるよ。桜の咲く季節に。

(八重桜・千葉県・53・男性・父へ・母へ)

【第4次応募作品】

「あんたがしっかりしなさいね。」
言われた時は、笑って誤魔化した
けど、今では私の宝物です。

(ひぃー・宮城県・46・女性・父へ・母へ)

【第4次応募作品】

あなたに似てるといわれるのは嫌でした。
お母さんみたいにブスじゃないなんて、
ゴメンネ。 今はそっくりで嬉しいヨ。

(くまもんのママ・兵庫県・59・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

お義父さんの命日に息子が生まれました
お会いした事はないけれど息子の笑顔の中に
いつもお義父さんの愛を感じています

(ぼくのママ・大阪府・31・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

早くあいつと結婚しろと言ってくれてたのに
花嫁姿も孫の顔も見せれなかったね
お父さん、二人目産まれたよ

(ふうこ・福岡県・36・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

ごめんね、ごめんねばかりの七日間
ありがとう、ありがとうだらけの四十九日
あなたの子供で本当に嬉しかった、ず〜と

(さんた・静岡県・60・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

38歳。あまりに早く逝ってしまった父さん
38歳。私は念願の母親になったよ
目が似てるよ、私と同い年のおじいちゃん

(えちぇ・北海道・39・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

お義父さんのお葬式の時に
貴方の息子の寂しげな背中を見て
何があっても添い遂げようと誓いました

(めきみ・千葉県・33・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

心が音を立てて折れてしまったあの日も
お母さんのその温かい手が添え木になって
もっと強く太い幹の私になれたよ

(とんころもち・福岡県・39・女性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

仮病を使う僕に よくクジで決めさせたよね
「休み」を引くと急に学校に行く気になった
あれって母さんの魔法だったんだろ?

(・千葉県・50・男性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

父さんの大事にしてた盆栽、壊したのは
犬のペーじゃなく、僕が投げたボールでした
とっくに知ってると思うけど一応、ごめん!

(・福島県・59・男性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

私のだけ いつも同じお弁当
友達に見られないように 隠して食べてた
母さんごめん 本当はすごく美味しかったよ

(・新潟県・40・女性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

父さん、憶えてる?
結婚なんて十年早い、って怒ってたけど
この子が初めて笑った日、父さんも笑ってね

(・愛知県・20・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

父さんは 土にまみれて 働いた
身を粉にし 家族のために 働いた
お線香に 伝えてほしい ありがとう

(フラワー・福島県・62・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

香りに包まれ手を合わせると
落ち着いてきて心穏やかに
救われているのは私の方です。

(さくらく・京都府・48・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お父さん
今日も真面目に生きてます
頑張ったお父さんを見習って

(りえぽん・青森県・55・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

だいじょうぶ つながっているからね
さみしくないよ
さみしくないでしょ?

(みちこ・群馬県・51・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

がんばれと
抱きしめてくれたから
生きてるよ 今日も

(みちこ・群馬県・51・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

サクラ ナノハナ ツキミソウ
あなたとの思い出は
いつもカラフル

(みちこ・群馬県・51・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

どんなに辛いことがあっても
写真の前で手を合わせ祈ることはただひとつ
お父さん、私はきっと大丈夫だよ

(ほろろ・東京都・54・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

まわる まわる 記憶
とぎれさせない 想い
薫る雄大さに 涙

(川口智子・大阪府・41・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

真面目にていねいに生きる姿 ありがとう
思い出す あの頃のあなた ねえ、お父さん
今、私、これでいいかな  ねえ、お母さん

(クマだもん・熊本県・54・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

千の風が吹いている
父を見送ったあとの母の声
いまは二人で風を吹かせている

(ひろこ・大阪府・60・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

いつも、ありがとう。何にもいわないけど、
顔見てたらわかる。だから、もう、ちょっと
頑張るから、見てて。そう、見ててね。

(ママぶー・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

後悔と諦念ばかり浮かぶ時
香をたてて母の遺影に手を合わす
欲もなくささやかに生きた母を偲んで

(Q幸・大阪府・67・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

母が唄っていた子守唄を
今日は私が娘に唄う
人生はめぐりめぐるもの

(伝承・新潟県・49・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

ばあちゃんはここにいるの?
そう言いながら仏壇を指さすひ孫。
どう答えればいいの? 母さん。

(オウンゴール・大阪府・68・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

夢に出てくる時、父は普通に生活している。
それぞれの夢に登場しないといけないので、
結構忙しそう

(ベンジャミン・兵庫県・46・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

元気だね。
それだけで私は嬉しい。
沢山笑ってネ!!

(れいこ・埼玉県・39・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

知ってる
今では線香も
美味しい香りがするバニラ

(棗・福岡県・36・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

ねえ、父さん、母さん
幽霊でもいいんだよ
姿を見せてくれないか

(吉岡幸一・福岡県・56・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

天に舞う
想い重なる
夢心地

(縁(ゆかり)・埼玉県・56・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

座布団と香のかおりで想い出す 母の後ろ姿
毎朝父に手向けてましたね
今 私も貴女を想いながら手向けています

(白鳥乃子・千葉県・65・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

父が天国へ旅立って5年
母さんをまだこちらで預かるよ
寂しさは線香の香りが癒してくれるから

(またあ・岐阜県・53・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

毎日 手を合わせる
毎日 お線香をあげる
これが今の私でもできる親孝行

(カイト・愛知県・47・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

あの日のことみんな夢
過ぎてしまえばみんな夢
あの日のこと今甦る 

(どっこいしょ・千葉県・86・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

夢に出てきたおふくろさん。
ゆさしいまなざし
今夜も逢いたいね

(どっこいしょ・千葉県・86・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

子供の頃は、きびしかったお母さん
いつの間にかやさしくなったお母さん
今の幸せは、お母さんのおかげです

(たまみ・宮城県・55・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

99歳7か月
しっかり立派に生きた
お母ちゃん 僕も生きます

(植松自由人・山梨県・75・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

母上、私もようやく結婚できました!
母上の存命の間に妻を紹介したかった…
妻と父上を母上に対しての分も大切にします

(瑠珂(るか)・愛知県・57・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お盆は迎え火も送り火もなしですまん!
ひどい雨が続いたもんなぁ…
迷わず往復できたか?

(吉 哉郎・鹿児島県・68・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

いつか行く
香の向こう側
待っててね

(小春日和・神奈川県・57・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

そっと線香に火をつけ、母の遺影を見る。
あなたの得意だった、博多煮のレシピを、
聞いとけばよかったと、悔やむ悔やむ、

(tsune・福岡県・66・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お母さんの好きなチューリップ
幾つも芽が出ていますよ。
たまには庭に来てみてね。

(クッキーママ・埼玉県・53・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

目をつむり 手を合わせ 火を灯す
淑やかな 導かれし その香しさ
時を経て あなたの笑顔に 包まれる

(お・らぱん・あじる・栃木県・52・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

小さな頭を精一杯上げて見上げれば
静かにほほ笑む父の遺影。
可愛い手を伸ばし嬉しそうに笑いだす。

(梓ゆい・東京都・38・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お父さん。
おじいちゃん。
あなたの事を呼ぶ人がまた増えたよ。

(梓ゆい・東京都・38・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

小さな・小さな手を合わせ
三歳の甥っ子がたどたどしく言った。
「おじいちゃん。遊びに来たよ。」

(梓ゆい・東京都・38・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

生まれたよ。
元気な・元気な・男の子
亡くなったお父さんと同じ誕生日。

(梓ゆい・東京都・39・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

ありがとう 君との出会い 奇跡の一つ
あなたの子でよかった
裸のこころ 君に届け

(きょうちゃん・広島県・49・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

香をたき、両手をあわせて、おはようさん
今日も一日が始まるよ 聞こえてきたよ
頑張ってね 写真の母のやさしい言葉

(こくやのひでさん・福島県・69・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

昨夜、また夢に出てきたね。
故郷の家にみんな集まって談笑してたね。
あの世もこの世もつながってるね。

(なおちゃん・京都府・61・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

今年はよく雪が降る。
故郷では雪が降ることなかったなあ。
ほら、見えるかな。雪だよ。

(なおちゃん・京都府・61・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

もしかすると、また戦争が始まるかも
父さん、母さんが経験した戦争や
戦争はあかん。平和を一緒に祈ってな

(なおちゃん・京都府・61・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

あなたの孫は私に痩せろと言ってくる
あの頃の、父さんと私の年齢に近づいてきた
明日からラジオ体操始めようかな

(はちまき・広島県・45・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お願いを込めて毎日
墓前に線香ともしています
霊力で孫らによい伴侶を見つけて

(ヒデオ・千葉県・80・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お父さん、見えるかな
お母さんがまた蜜柑に顔書いて遊んでるよ
たまには夢の中で笑ってあげてね

(ひいらぎ・大阪府・46・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

この香りが好きだと言っていたこと
覚えていて 炊くたび不思議と落ち着きます
優しい気持ちを取り戻させてくれる香りです

(ピッピ・京都府・59・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お父様、貴方が亡くなって1年になります。
死に目にも会えず、まだ実感がわきません。
本当は素直にもっと貴方と話がしたかった。

(白銀の月・東京都・41・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

ほんとうに まぶしい笑顔で 手をふって
くれたあなたに いつだって 届く気がする
煙昇るお線香 なつかしい香り抱き

(はるがすみ・香川県・41・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

破天荒だったけど
目に浮かぶのは笑顔
また会える日までこの香りで落ち着いといて

(ぶび・山梨県・44・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

読経して
線香の消えるまで
母と語らひし

(寧茶・奈良県・61・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

蝦夷の五月は桜の香
新緑六月森の香で
誕生月はあなたの好きな珈琲を

(ぽーすけ・北海道・57・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

ごめんね、今月はお花用意できなかったよ
これからは何かの記念月だけにしようかな
あ、私チョットだけ前に進めたのかなぁ

(紫陽花・栃木県・56・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

線香を手向けし間も背をたたき
遊ぼ遊ぼの幼な児が
経と香りに包まれて遺影見つめるはや七回忌

(駒下駄・東京都・74・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

悩むとき
答えがほしく
手を合わす

(哲将軍・京都府・63・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

墓参り
見上げる雲と
親の愛

(大澤ひびき・神奈川県・50・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

母さんが大きな手術をしました。
名前を呼んであげてください。
でも、まだ呼ばないでください。

(どらまにあ・京都府・57・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

問いかけに 
香りの返事
ありがとう

(岩隈大介・東京都・65・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

毎朝の勤めにお茶を仕替えては
遺影の義父に
挨拶ひとつ

(ふじいさん・奈良県・66・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

今日もね
無事に帰れたよ
ありがとう

(ぴょんちゃん・福島県・42・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

またいつか
楽しく笑う
日々を待つ

(ピョンちゃん・福島県・42・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

またいつか
来世に託し
手を合わす

(こなお・東京都・52・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

立ちのぼった煙が 子に向かう
けむいよ と 避けても避けても子に向かう
話しかけてるの? お父さん

(nekoshort・東京都・52・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

その世では年々若返ると聞きました
貴方は逝って65年、力満満つ若者でしょう
お慕いしてるこの気持ち、香りに乗せます

(のの福・大阪府・78・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

父さんの事考えてたら今日は誕生日。
夢をみたの、好きな小軍鶏の世話をしてた。
線香あげ、見守ってねと祈る祝生誕95才。

(あらたえ・徳島県・65・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お墓参りは立ち去りづらくて
線香は半分の長さが
ちょうどいいと思うのよ

(竹子デラックス・愛知県・61・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

菩提寺の
便りにお香
手を合わせ

(仕立ひろみ・兵庫県・58・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

今日、退職しました
それほど出世はしなかったけど
父さんの教えの誠実・勤勉だけは守りました

( 凡才君・東京都・72・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

冬が終わる頃、菫の花が好きだと母が言った
桜より健気に咲く姿が好きだと言った
今、母の香りが静かに揺れている

(康之・京都府・65・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

新しいお線香あげます 香り好きですか
傘寿のぼくは これからも頑張るよ
叱ってください お父さん お母さん

(ゆずまる・山形県・80・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

小豆の香りの変わり種
今年はチョコのかわりに
焚いてみるつもり

(竹子デラックス・愛知県・61・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

線香の
煙が揺れて
返事来る

(楓子・福島県・69・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

おかあさん おかあさん
どれだけ呼んでも どれだけ叫んでも
写真でも 夢でも いつも優しい笑顔だけ

(カレーのおじさん・兵庫県・60・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

親となり
思い浮かぶは
あなたの背

(大介・大阪府・49・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お線香の
香りを纏い
手を合わす日々

(花々・新潟県・59・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

たとえ 会えなくても お参りの後
今 ようやく 香りと共に
気持ちが 晴れるようになりました

(てんてん・京都府・56・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お父さん
車椅子を
押したかったよ

(むらさきひばな・徳島県・61・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

嬉しそうな
その笑顔
何を言おうとしているの

(もも・兵庫県・40・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

また愚痴っている。
お線香の向こうで、母が笑った。
お母さん、私、がんばるよ。

(古子・熊本県・60・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

線香花火が消えた夏の夜
闇に染まった世界
線香にマッチを灯す

(ruby・東京都・53・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

悲しい悲しい悲しいから
「コロナがね、五輪がね」
話せるようになったでしょう

(勝山・滋賀県・37・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

知らなかった そんなに喜んでいたなんて
今わかった 強面のあなたの本当の気持ち
ありがとう 香りに抱かれ 息づく父の愛

(お父やん・東京都・55・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お父さん お母さん お兄ちゃん
そちらで楽しく過ごしてる?
お線香を焚く間だけ私も仲間に入れてよね。

(ピッチくんママ・岩手県・57・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

こんなにも毎日思い出すとはね
供養と思って笑ってる
お母さんも笑ってね

(岡村まな子・茨城県・58・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

お父さん
年齢だけは
追い越したよ

(まご命・埼玉県・68・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

病院のベッドで右手だけ編み終えた手袋
遺影の笑顔に泣けたよ
左手だけが冷たくて

(三郎・千葉県・72・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

今に尻から煙が出ると言っていた
おやじ、煙草がそんなに好きだったのかい
その気持ち やっと解ったよ

(宗像次郎・福岡県・71・男性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

ふとした香りに 記憶が蘇る 会いたい
でももう居ない 遺影の母は笑ってる
私も強く生きていくね おかあさん

(ほの花・岐阜県・44・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

今じゃ大好きなほうれん草
小さい時から食べられていたら
困らせないで済んだのにね

(紫陽花・栃木県・56・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

子供達も成長し、世の中いい話も少なくて
報告すること見せたい写真もすっかりない今
いろいろ落ち着き穏やかに暮らせて幸せだよ

(詠霧與夢(よんよん)・新潟県・54・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

試練と忍耐の連続で、くたびれてしまう私
父さん空から見てますか?
役目を果たしたら会いに行くから待っていて

(ケムに巻く母・愛知県・53・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

実家で父と母と一緒に暮らせて嬉しい
私は幸せな次女(娘)です。
いつまでも、元気でいて下さいネ。

(麗華・埼玉県・39・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

「もう\"誕生日おめでとう\"もないでしょ」
あなたはそう言ってたけれど
お祝いしたい気持ちでいっぱいなんだもん

(紫陽花・栃木県・56・女性・父へ・母へ)

【第23次応募作品】

歳の数だけ お線香立てるのは無理だから
歳の数だけ おめでとうを言うよ
「お母さん 誕生日おめでとう」

(紫陽花・栃木県・56・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

今日も一日ありがとう
ちゃんと優しく笑えてたかな?私
いつも見てて教えてね

(とも・和歌山県・49・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

来月はお父さんの孫娘の結婚式
おどかしたりしなければ
ユーレイで参加してもいいですよ

(フクラギ・神奈川県・53・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

母さん 今年も来ましたよ
苦しかっこと辛かったこと すべて忘れて
嬉しい楽しいことだけ 母さんのもの

(雨紫陽花・東京都・76・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

あなたの遺影を見て
年をとったらこういう感じかなって孫が
もう遺影の年齢過ぎているのに

(駄猫・埼玉県・61・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

やっぱりここはいいね
姿は見られなくても
心がいつも一緒にいられる

(こなお・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

あなたと同じ病が早期で見つかりました。
あなたの体験が私を救いました。
ありがとう、お父さん。

(サンダルウッドの木・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

オヤジの通夜、恋歌を詠んでたんだね。
看護日記に4Bの鉛筆でこんなに濃く。
オフクロよ、そちらではもう喧嘩するなよ。

(三郎・千葉県・71・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

結婚した時は6歳差 
旅立った時はは43歳差
ちゃんと再会できたかな?

(ゆうこはん・兵庫県・51・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

大至急送って
天国から宅配便で
お父さんの笑顔

(満川恒郎・静岡県・60・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

いつも見守ってくれてありがとう、お父さん
そちらで自慢の娘、孫になれるように
いいことがあったら手を合わせて報告するね

(お父さん大好き・岐阜県・47・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

いつのまに
我が家のパワースポット
お仏壇

(ハリーポテト・神奈川県・61・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

プリザーブドフラワー作ったよ
一緒に作りたかったな
ママ大好きだったよね

(羊桂・北海道・52・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お父さん
いくつになっても夢を追って挑戦する
お母さんに私負けていられないよね

(星野しずく・京都府・53・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

思い出すひざの温もり
耳かきしてもらうのが好きだった
やっと言えたねお父さん

(にゃばん・宮城県・50・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

泣いていい、泣かなくてもいい銀の窓
アトリエで、絵の具の空気を吸ったらば
いつも脳裏に 赤い油絵 半ズボンの父

(唐木みちる・東京都・46・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

海が見えるお墓で
野点する
新しい家族もできてるよ

(老子・大阪府・73・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

遺言も何も残さず去ったお父さん
何か伝えておくことがあったはずでしょう
すべて任せたということでしょうか

(将軍・京都府・63・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

今は想像するだけ
もっと話を聞いていたら
もっと心が通じ合えたね

(Q幸・大阪府・66・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

近頃よく思い出す母の口ぐせ「一人前」
年を取ったんだから少しぼけて一人前
一人前の働きはちゃんとした

(ゆめちゃん・岐阜県・67・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お金は使いたい放題 お酒も飲みたい放題
そんな父はいつも私に言っていた・・・
お前は父さんの誇りだと 私も父が誇りです

(すみか・奈良県・44・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

医者の忠告も聞く耳持たず
母の心配もどこ吹く風だった父。
信念を貫く姿勢を真似したい私。

(またあ・岐阜県・53・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

人間ドッグや定期検診の大切さを
身を持って家族に教えてくれた父さん。
本当は長生きして欲しかったな。

(またあ・岐阜県・53・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

もうじき、父さん母さんの年齢に
追いつくよ。二人にもらったこの身体を
ただただ大事に大切にして生きていく

(きくひめ・石川県・55・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

いつも お母さん言ってたね
「空があるから いいわ」って
今はそこに いるんだね

(ブブ子・東京都・68・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

好みの銘柄すら知らない
タバコ一つお供えできない
ダメな息子です

(こうじ・大阪府・39・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

「アンタが残っていればいいんだ…」
自分を納得させるかのように言ったその言葉
胸に携えて あなたと共に 明日を歩きます

(紫陽花・栃木県・56・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

元気してる?しゃきしゃきしてる?
目は見えるようになったかな
声は聞こえるようになったよね

(けい・兵庫県・56・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

自慢の娘にはなれなかったけど
子どもの頃から自慢のお父さんでした
それを自慢にしてほしいな

(ベンジャミン・兵庫県・45・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

コロナに負けたけど、よく頑張ったなあ。
最後に面会いけなくて、ごめんな。
98歳か。俺も生きたいな、がんばるわ。

(父さんっ子・兵庫県・72・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

いつの間に戒名で呼ぶようになったのかな
これからは名前で呼ぶね
大好きだよ お母さん

(かずくんのばあば・徳島県・61・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お父さんの年齢を越してもう2年
母親になった私
中身は急に親になるんじゃないんだね

(めろこ・石川県・34・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

親を残して兄弟は別のところに住んだ
たまに帰省はしているけれど
本当はずっと一緒にいたいんだろうな

(産業センター・新潟県・49・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

知らない男性から届いたお線香。
添えられた一筆箋の優しい文字。
母さん、なかなかやるじゃない。

(オウンゴール・大阪府・68・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

天国と現世の架け橋があるのなら
毎日会いに行けるのに
せめて抱きたい夢の中

(シン・島根県・70・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

「ありがとね」を大切にしていた母
「お母さん、ありがとう」
これからも感謝の心を忘れず生きていくね

(まっちゃん・静岡県・68・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

困ったとき、苦しいとき
父さんにメール送って
返事が来たらいいのにな

(カメムシ・京都府・65・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お義父さん。もっとはなしをしたかったね
なな十歳を過ぎてそう思っています
お義母さんと天国のお庭を歩いていますか

(福林 弘祐・京都府・72・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

ジャスミンと私を呼んだお父さん
反抗ばかりしていたあの頃のあなたの年に
自分がなりました。今とても逢いたいです。

(のりまきあられ・福岡県・58・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

母想う
紅花紬形見分け
ぬくもり感じ涙する

(あっこ・神奈川県・49・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

花野風 天高くのぼりゆく 母の背に
寄り添う父の姿見て
紅涙こらえ たくす想ひ

(あっこ・神奈川県・49・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

のぼりゆく柔らかな虹雨上がり
墓参り伸ばすこの手で頭撫で
盆提灯灯りをともし想ひゐる

(あっこ・神奈川県・49・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

家族に握る塩むすび
愛情たっぷり
私の笑顔が隠し味

(笑顔のエビフライ・神奈川県・16・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

涙も出なかったさよならの場面
身勝手な人生に振り回されて居たから
なのに何故か思い出と涙がこの頃浮かぶの

(ひよこ・静岡県・57・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

しきるしこと
出来たしこ、だね
お母さん

(ゆきにゃん・福岡県・58・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

来年親父の亡くなった歳になる、
一緒に酒飲みたかったな。
義父と飲める迄見守ってくれてありがとう。

(ノリ・大阪府・52・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

尊敬する人は父です
この言葉が
あなたがいなくなってから分かりました

(さとか・神奈川県・69・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

母さん 降りてきた ごめんね
コロナで誰も来れない13回忌だね
私が焚く線香で安堵して

(syu・東京都・62・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

寝たきりだったクッキーが
仔犬の頃に戻ったように
元気になりましたありがとうね

(クッキーママ・埼玉県・52・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

信じている
片言の父
光る涙

(生口 慶子・長野県・70・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

おはよう。こんばんは。ありがとう。
私の心の庭にいるお父さん。
七年経つけど、ここはいつでも春ですね。

(朗さんの娘・東京都・53・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

何も遺すものなくて
卒寿で亡くなった父の最後の言葉
お父さんの優しさ、文章にしています

(まこと・北海道・73・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

いいおかあさんでなくて、ごめんね
四十七歳で亡くなった母
優しさと賢さ受け継ぎました

(まこと・北海道・73・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お父さんは「アハハー」と笑う
いつだって思い出せば笑う
私の心の中で「アハハー」と大声で笑う

(スワロフ好き代・新潟県・66・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

作ってもらったけど手を通すことのなかった
ワイン色の訪問着を着せ掛けた
棺の中で母はとても美しかった

(なつやぎ・京都府・71・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お母さん
もっともっと
呼んであげたら良かったね

(小山正司・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

2才の甥っ子がたどたどしく挨拶をした。
じーじ。じーじ。
いつも笑って出迎える遺影に向かって。

(梓ゆい・東京都・38・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

すやすやと眠る2人目の甥っ子
誕生日が一緒だ。と告げた時
笑った顔が見たかった。

(梓ゆい・東京都・38・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

おぎゃあ・おぎゃあ。と泣き声が響いた日
安堵をして眺めたカレンダーの日付けは
亡くなったお父さんの誕生日。

(梓ゆい・東京都・38・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

父さん夏が終わります
父さんが歌ったアリランを再生しています
天国の住み心地はいかがですか

(中谷祐子・愛媛県・62・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

「ねぇ どうしたらいい?」
いつまでも甘えられて困ってる
冷たい石のお父さん

(くぅ・奈良県・52・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

重陽の節句といえば
父さんの命日
忘れたくても忘れないよ

(茉莉花・神奈川県・54・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

若い遺影に問いかける
お母さん、私は生まれてよかったの?
答えは決まって「美しく生きることだよ」

(七色・宮城県・30・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

生きてるときはケンカばかり
なのに死んでからは花を欠かさない
夫婦ってほんとに…

(マグカップ・福岡県・56・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

線香を3本灯けます
ああ 今日も一日
自分らしく在れますように

(深山我呆・福島県・63・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

あなたの手に長く伸びていた生命線
苦労をぐっと握りしめ、戦後を生きた手
逞しい生き様を見せてくれてありがとう

(チビ先・兵庫県・74・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お義父さん、お仏壇は小さくなったけど
淹れたてコーヒー供える時の
主人の気持ちは年々大きくなってます

(Jenko・愛知県・42・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お義母さん、会ったことはないけれど
あなたの息子と孫の健康は
私が守っていきますね

(Jenko・愛知県・42・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

初盆で
近頃泣かない自分に気づく
笑えるようになったよお母さん

(もちもちの木の豆太・愛知県・51・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

感謝してもしきれない
私のために何でもしてくれたね
スーパーマンのお父さん

(じゃすみん・北海道・41・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お母さん、また今日も夢に出てきたね
私の夢って
そんなに居心地が良いのかな

(こなお・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

\"ありがとう\" \"ごめんね\"
照れくさくてあまり言えてない…そして…
一番たくさん言いたい \"お母さん大好き\"

(紫陽花・栃木県・56・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

反発し続けてごめんね。
それを受け止め続けてくれてありがとう。
その絆は、私だけの宝物です。

(まりー・神奈川県・54・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

父さん、ただいま!
母さんと兄さんまたケンカしたって
いつも通り母さんの味方してあげて

(よし・神奈川県・42・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

ひきこもりだった私
電話相談員になったよ
信じられないでしょ

(流離いの大阪人・大阪府・45・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

100歳まで生きた婆ちゃん
母ちゃんはその半分
神様も気まぐれ過ぎるよネ

(チョウピン・栃木県・71・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

いつも仏壇の前に座っていたね
入院したら数珠だけは 離さなかった
きっと 旅立つ準備をしていたんだね

(ヒヨコ・静岡県・57・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

ランチに 買物に 通院…
どこへでも一緒に出掛けたね
ココは いつだって お母さんの指定席だよ

(紫陽花・栃木県・55・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

父さんの年、追い越したよ
今なら語り合えるよね
家族のこと、人生のこと

(カメムシ・京都府・65・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

九四歳目前で力尽きた母。
戦後の苦労の中で自分を貫いた母。
あなたの姿を追って最後まで生き抜きたい。

(チビ先・兵庫県・74・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

一度だけ 一言だけ 言葉が届けられるなら
ごめんねでも ありがとうでもないの
「おかあさん だいすき」

(紫陽花・栃木県・55・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

病床の母最期まで薄化粧
女の性を
ここに見せた

(谷ちゃん・埼玉県・70・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お母さんさぁ
体壊すまで 人のために尽くすこと
無かったんじゃないのかなぁ

(かっぱえびちぇん・秋田県・40・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お母さん
毎日思い出してるよ
あんなこともこんな笑顔も

(岡村まな子・茨城県・58・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

あの日、母がいた事を忘れる日がくる
いつか私も誰も知らない明日がくる
だから、私は今、母を忘れないでいよう

(琵琶女・滋賀県・68・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

アルバムの中はセピア色
時の経過とともにどんどん滲んでいく
写真を見れば鮮明に記憶がよみがえる

(琵琶ちゃん・滋賀県・74・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

結婚相手に選んだ彼は、
あなたにとても似ているんだよ、お父さん。
元気なあなたに、彼を会わせたかったよ。

(スイレン・大阪府・48・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

我が子を突然失った、
母さんの悔しさを、
いま我が子を抱いて想う

(はらら・東京都・37・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

線香のけむりの向こう
母(あなた)は私に
どうにかなるさと 笑う

(tsune・福岡県・65・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

お葬式の時、会社の人達が泣いていた。
私の知らないお父さんを見た気がした。
ごめんね。

(古子・熊本県・60・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

幼い頃、父の背中は大きく見えた。
大人になり見てみたら小さく見えた。
今は小さいお仏壇の中。

(ノリコ・岐阜県・60・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

若くして亡くなった母へ
あなたの見たかった夢や景色
私が見せてあげるね

(さなえ・埼玉県・61・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

もらった愛を返せなかった
ごめんね ごめんね
足りる言葉が見つからない

(おっこんたん・埼玉県・56・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

「いいお母さんでなくて」お母さんから賢さ
「何も遺せなくて」お父さんさんから優しさ
受け継ぎました。ありがとう。

(まこと・北海道・73・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

いつも仏様に手を合わせていたあなた
今、仏様になったあなたに
手を合わせています

(ちゃお・東京都・65・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

家族の健康を願い
手を合わせ
すかさず孫がチーン鳴らす

(谷やん・埼玉県・70・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

かあちゃんが、急逝した日
余命宣告とは家族への優しさだと知った。
もう少し、時間が欲しかった。

(かずくんのばあば・徳島県・61・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

玄関に入るといつも沈香の匂いがする。
かあちゃん、そこにおるん?
母の日には伽羅のお線香を奮発します。

(かずくんのばあば・徳島県・61・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

甥っ子が手を合わせて元気よく言った。
じーじ。じーじ。
返事のない父は写真の中で笑ったまま。

(梓ゆい・東京都・37・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

思い出の無きまま早世の父よ
あなたの人生よりどれ程長く生きようと
わたしは四歳に満たぬ幼子なのです

(dousin・岐阜県・61・男性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

大きなおなかをさすって妹がつぶやく。
お父さん良かったね、お誕生日が一緒だよ。
見上げると、遺影が微かに微笑んでいた。

(梓ゆい・東京都・37・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

今春から次女も小学生だよ
シャイだけどとっても素直でがんばりやさん
お友達がたくさんできるよう応援してね

(ふーみん・東京都・41・女性・父へ・母へ)

【第22次応募作品】

天国でもカラオケしてますか?
寝る前にいつも二人で聴いていた
小椋佳のCDをかけましょうか。

(つやこ・東京都・62・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

産んでくれて有難う
両親と一緒に暮らせて
幸せです。

(れいか・埼玉県・38・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

一杯の愛情をありがとう
父へ・母へ恩返しがしたい
精一杯の感謝を

(奈菜子・東京都・68・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

ここで語りかけるたび
悲しみの心から
黒味が少しずつ引いてくよ

(こなお・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さん、どう思う?
揺らいだ煙は「考え直せ」
香の香は 言葉よりも沁み入った

(さきやまみゆき・埼玉県・55・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お母さん、あの日、急逝してから9年
毎朝、仏壇脇の写真に報告に頼み事
好きだった線香の香り、今なら分かるよ。

(姫路の殿様・兵庫県・68・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

七回忌は帰れません
遠くから北へ向いて
手を合わせます

(フクラギ・神奈川県・53・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

団らんの泣き笑いほど笑ってないね
仏壇横の写真
思い出す目尻拭く姿

(もちもちマロン・愛知県・50・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

朝は御願い
夜は御礼
いつも見守ってくれてありがとう

(松ぼっくり・静岡県・57・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

おはようも ただいまも
ここに座ると みな同じ
なむあみだぶつ南無阿弥陀仏

(すすすん・新潟県・56・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

他界してから4度目の桜が咲きました。
満開の桜を好んだあなたも
天国から観てると信じます。

(またあ・岐阜県・52・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

おはよう おやすみ
行ってきます ただいま
1番近くに居てくれるね お母さん

(RAY・大阪府・55・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

トンカラカラ 絆とは糸の半分 その
半分は過去へ 半分は現在へ 眼裏の一面は
糸を織り上げる景 母の火色の縞模様

(耳成保一・鹿児島県・60・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さんの教え子たち
今年もお墓参りに来てくれたよ
お父さんの心 今も生きているね

(彗未(すいみ)・東京都・56・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

生まれたよ
見たかったなぁ
お父さんが初めてのひ孫を抱く姿

(びんちゃん・大阪府・55・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

ありがとう、ありがとうと言っても
聞こえてくるはずない、声を探し、
また、頑張るとこころの母に誓う。

(ママぶー・大阪府・63・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

人の悪口を言わなかった母さん
つい悪口を言いそうになる時
母さんを思い出し、自分を戒めています

(Q幸・大阪府・66・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

どうしようもうすぐ日が暮れる
大丈夫だよとしか言えなくてごめんね
お母さんの寂しさ今わかるよ

(夕紫 洋・北海道・51・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お彼岸に行けなくてかんにんやで
多めな線香の白い煙にむせてたらカタカタ
返事がきたしオンラインミーティングしたい

(はなちゃん・大阪府・65・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お母さん何年も待たせてごめん
モッコウバラのつぼみ
今年はたくさん咲きそうです。

(ムーミンママ・埼玉県・52・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

ばあこ、じいこと一緒に
大好きな知覧茶 喫んでますか
お線香上げ、碧い空に姿が浮かびます。

(嶋 伸春・神奈川県・73・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

ママより20歳年上、70才になりました。
もう、ママの声を覚えていません。
でも「聞くは一刻の恥」は忘れません。

(アサンガ・青森県・70・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

亡くなる前一度でいいから
お母さんでなくお母ちゃんと言って
甘えたかったな

(天野 美星・兵庫県・56・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

コロナ流行る前に
お母さんガンで亡くなったね
安らかな旅立ちでよかったよ

(天野 美星・兵庫県・56・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

かすみ草供えるね
素朴で飾らない感じ
母の好きな花

(天野 美星・兵庫県・56・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さん
お経は短くと頼みました
いつもせっかちだったから

(天海・東京都・71・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さん
お酒を持ってきましたよ
天国でリモート飲み会してください

(天海・東京都・71・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

病院で会話も出来ずお別れしたお父さん
ちゃんとありがとうを伝えたかった
心の中でずっと語り続けるよ

(くみ・広島県・42・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さんの写真
今日はなんだかおだやかに見えるよ
私の心もおだやかだよ

(わこわこ・福岡県・59・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さん泣かないで
大好きな歌を口ずさみながら
私はあの世で元気にしています

(ヨシオカ・福岡県・55・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さん
「ごめんね」も「助けて」も
「ありがとう」にはかなわない

(綿帽子・岡山県・49・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さんがいない春も、もう6年目。
うきうきはしないけど、心が穏やかになる。
そんな、お父さんのような今が好きです。

(朗さんの娘・東京都・53・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

おふくろさん
毎日両肩を柔らかく揉んであげたね
でももうして上げられなくて寂しいよ

(孝太郎・千葉県・73・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

おやじさん
あの頃のゲンコツ本当に痛かった
でも今では貰うことも返すこともできないよ

(孝太郎・千葉県・73・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

過去は過ち去ると書くけど
親不孝は歳を重ねて
自分を責めます

(桐山榮壽・東京都・64・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

とどくといいな
もうしんどくないよ
大丈夫だと

(えみ・香川県・45・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

どこに行ってしまったのだろう?
もう二度と会えないのだろうか?
いや何時か必ず会えると信じてる

(萬福太郎・神奈川県・62・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

おはよう
ごめんなさい
ありがとう

(万福太郎・神奈川県・62・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

母さんそちらで元気でやってる?
二人でよく旅行に行きましたね
私がそちらに行ったら一緒に旅行しよう

(私はだーれ・東京都・69・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

親父と久しぶりに二人で遊びにいった
そんなことを聞くと
うらやましく思ってしまう

(名無しの権兵衛・東京都・23・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

会えなかったね
会いたかったよ
又 会いましょう

(kaako・兵庫県・61・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

あのね、今日ね!
あのね、今日ね?
大丈夫、元気にやってるよ。お母さん

(古子・熊本県・60・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

味方してほしい時
話かけてしまう。
いつまでもワガママでごめんね。

(さくらく・京都府・47・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お元気ですか
息子がようやく成人しましたよ
お父さんの喜ぶ顔が見たかったです

(いっちゃん・岐阜県・62・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

なあ親父
育てた杉は大きくなったよ
価値は無いけど心の資産だよ

(谷やん・埼玉県・70・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お母さん、どうして逝ってしまったの?
お母さん、私を愛していたの?
大好きなお母さん。

(たいいりょう・静岡県・48・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

母さん
今頃父さんと会っていますか
二十年振りにやっと会えましたね

(かっちゃん・東京都・63・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

目を瞑ると
今でも聞こえてきそう
母の元気なしゃべり声

(かっちゃん・東京都・63・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お義父さん
京子もお酒が飲めるようになりましたよ
お父さんと飲みたかったがくちぐせです

(かっちゃん・東京都・63・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

在宅で拝む機会も多くなり
たてる線香数増えて
立ち昇る煙は蜜になる

(でえくのぼお・東京都・57・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

「ねえ、お母さん」「お母さん、あのね」
「お母さん」「お母さん」「お母さん」
多分、生前よりも多く呼びかけてる

(丸子・東京都・47・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さん
娘の前では「じいじ」だけれど
遺影の前では子どもに戻れる

(丸子・東京都・47・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

いつも子ども達をかわいがり
子育て生活を助けてくれたね
母がした苦労がわかったような気がした

(はなちゃん・大阪府・65・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

おふくろが逝って10年だね
今でも時折夢に出る貴女に
還暦が過ぎても叱られてる

(ひろかこ・大阪府・63・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

あーだ そうだ の くれたもの
まめに している ことだろか
お供え お茶でも 開こうか

(葉山 詩乃・北海道・18・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さん
年にたった2回のお墓参りですが
これからも話しを聞いて下さい

(親不孝・兵庫県・70・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

時が流れ
父の思い出よみがえる
十三回忌

(とんとん・群馬県・60・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

茶湯器には水よりお酒が似合ってる
飲めば周りも愉快にしてくれた
あの世でも宴会部長やってそう

(ハリーポテト・神奈川県・61・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

姉が墓を洗う。
父はきれい好きだった。
風呂上り裸で歩いて目のやり場なかったよ。

(にし・東京都・55・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

はじめて癌の手術をしてから
20年以上頑張ったね
ありがとう、お母さん

(すえの・石川県・35・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

チョコ色のセーターを見ると、思い出す。
魔法のセーターだよとこすって,
手のひらに。チョコをのせてくれた…母。

(れん・愛知県・54・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

私の名を呼ぶ、声が聞きたい。
優しくて、暖かい声が聞きたい。
『おかえりなさい』の声が…聞きたい。

(れん・愛知県・54・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

無口な父は照れ屋でもあった。
私が連れてきた女性に目を合わせられない。
孫は女の子、仕草に目を細める父がいた。

(夢童子・茨城県・65・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

死んじゃやだ
死んじゃやだ
もっと生きていて、、母さん

(すえの・石川県・35・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

初孫が生まれました。
親父が孫を超がつくほど可愛がった気持ち
やっと爺になって分かりました。

(ひーらームーン・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

何も残してないからなんて。
ちゃんと葬儀費用積み立ててたじゃない。
誤解してたばかな私、ごめんなさい。

(夕紫 洋・北海道・51・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

だいぶ花がしおれちゃったね。
初めての月命日来れてよかった。
四十九日にはまた花を持って来るね。

(夕紫 洋・北海道・51・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

線香の1本は父に、2本目は母に
3本目は私に。これは懺悔の線香です
ごめんなさい。今年も納骨堂にいて下さい

(ひーらームーン・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

もっと楽しいことしたら。
結婚して変わったね。
あなたにはかないません。

(夕紫 洋・北海道・51・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

何にも残してないから、
葬儀費用積み立てていたじゃない二人分。
誤解してたこと謝るの遅かったね。

(夕紫 洋・北海道・51・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

鈴ひとつ鳴らして灯す蝋燭と
三本のくゆる線香に
今日の始まりに感謝の合掌

(ひーらームーン・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

ただいま。
ようやく帰れた畳部屋
笑った父の遺影かお出迎え。

(梓ゆい・東京都・37・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

おじいちゃん。
ようやく話した甥っ子が
笑顔の遺影に手を伸ばす。

(梓ゆい・東京都・37・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さんが亡くなって20年になりますね。
お母さんが先月そちらに旅立ちました。
どうぞ夫婦仲良く暮らしてください。

(友心(ゆうしん)・東京都・56・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

4年前の今日、2度めの入院の日
50年ぶりに11月に雪が降ったのね
雪降る中 頑張って行ったんだよね

(紫陽花・栃木県・55・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

紅葉も里まで下りてきて 初冬の漂いが…
また寒くなるね
お母さん…お茶飲もうか

(紫陽花・栃木県・55・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

前を向いて進むことはとても大変で
後ろを見ることには勇気がいるよね
僕は一度立ち止まって、君の声が聴きたいよ

(望月ウィステリア・東京都・17・男性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

煙の消えいく彼方に
見守ってくれてる光を感じる
大丈夫 ちゃんと生きていくよ

(はるさと・兵庫県・46・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さん、わたし結婚するよ
お父さんに似て、とても優しいひと
これからも優しく見守っててね

(みぃ・神奈川県・28・女性・父へ・母へ)

【第21次応募作品】

お父さんが慕っていた一番上のお姉さん
久しぶりの再会を果たして
たっぷり語らってね

(ルッコラ・東京都・40・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

母さん、長女の美帆が会いにきましたよ
4年前の今日、9月29日に旅たちましたね
母さんのいっぱいの愛を心に抱いています

(雨紫陽花・東京都・75・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お母さん、ついに主夫デビューしました。
家事って重い仕事だって分かってきました。
お母さんや妻の苦労に頭が下がります。

(夢追い人・千葉県・68・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

家族4世帯のグループLINE
グループ名はもちろんお父さんの名前
今でもみんなの大黒柱、心の支えだよ

(ベンジャミン・兵庫県・45・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

仏様にとってのごちそうは香りなんだって。
松茸ご飯、豆ごはん、さんまにうなぎに
フライドチキン。明日は何を供えようかな?

(うらら・神奈川県・61・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

並んでる、位牌の戒名、1文字目は共に道。
残された家族が迷わぬよう、天国から二人で
良き道に導いてくれているんだね。感謝!

( うらら・神奈川県・61・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お父さん、お母さんが怒っているよ
急にひとりで旅に出て、行ったきりなんて
早く帰って来なさいって、私に愚痴るのよ

(朗さんの娘・東京都・52・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

父よ、今週のジャンプです
ワンピが連載終わったら
電子版に切り替えるからね

(神崎翼・大阪府・28・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

もうおとんより
おかんの方が四つ年上になってしもたな。
俺も後ろから追いかけてるで。

(どらまにあ・京都府・56・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

思い出すよこの線香の香りで 幼き頃のこと
貧しかったが笑顔のたえぬ家族を
あの日は、もう儚いおもいでかな

(yuki・神奈川県・79・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

仲良し夫婦の証,月命日が同じ19日
毎月その日は妻とともに墓参していますよ
僕達夫婦もあやかりたい同じ月命日です

(さっぱり・大阪府・76・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

思い切って、お父さんの本棚を整理したの
古い家計簿が出てきたよ
「ミルク代」の一行に泣けてきちゃった

(QUNI・埼玉県・60・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

そちらでも盆栽作りは忙しいですか。
おやじのサツキは夕暮れに玄関を照らすよ。
「おかえり」って言ってくれているんだね。

(ひでさき・茨城県・73・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

親バカな父さんと味方でいてくれた母さんの
おかげで不出来な私も感謝して
日々を過ごせています。

(のらくら・京都府・46・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お父さんは最期まで
娘の私を思っていたのでしょう
たったひとりで

(赤子沢・岩手県・49・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

もうすぐお父さんの誕生日
あなたが鬼籍に入っても
忘れずに祝います

(赤子沢・岩手県・49・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

おりうちゃん元気でやってる?
二人でよく旅行に行き盛り上がったね。
もう少し経ったらまた一緒に旅行しよう。

(私はだーれ・東京都・68・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

仏壇を開き、おはようと言って線香をあげ
子どもがおどけて、あなたに笑いかけると
あなたもまた、笑っている

(たぬぽん・東京都・31・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

コロナの影響で みんなを呼べなくてご免ね
平成2年建立のお墓も 今 令和2年
お父さん もう一度 33回忌を目指そうよ

(ベーちゃん・静岡県・62・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

父さんはまだそちらにはいけません
母さんの女磨きに
まだまだ時間がいるでしょうから

(ぺぺぺ・愛知県・37・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

母さんに無理しないでと言うのに聞かない
おばあちゃんが言ったら素直に聞くから
しれっと夢に出てきて無理せずにと言って

(あや・大阪府・43・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

命日は
毎月禁酒を
継続中

(フクラギ・神奈川県・52・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

亡くなる直前まで働いていたお父さん
家族みんなで旅行したことなかったね
旅先での思い、お線香消えるまで話す

(万葉・千葉県・64・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

父さんは自分の親より先に逝ったけど
じいちゃんとばあちゃんにもう会ったかな?
あの世で3人で仲良くしているかな?

(佐津木めい・千葉県・34・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お母さんの好物の今川焼、いっぱいでしょ
マイクも一緒に仏壇に上げておいたから
懐かしい人達と思いっきりカラオケしてね

(タムタム・千葉県・55・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お父さんが亡くなって20年になりますね
子どもたちも立派に社会人になりました
お父さんが可愛がってくれたおかげです

(大乗沢 友心・東京都・55・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お線香に火が点いてる時間って二分ぐらい?
いつもお経が短いから、時間余っちゃう
お盆には、お経長くするからね。母さん

(三木 裕・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

83歳のこの歳になって分ったよ。母さん
テレビのスイッチ付けたまま寝てしまうの
気持ちいいもんだって。怒ってごめん

(三木 裕・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

母さんも姉さんも早く亡くなって良かったよ
この世は今大変だよ。コロナのせいで
今は亡くなっても、お葬式も出来ないんだ

(三木 裕・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

おつとめの間、すぐ余計なことを考えて
しまう。ご先祖様のこと、ないがしろに
してるわけじゃないから、勘弁してね。

(三木 裕・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

母さんは洗濯物、たたむのが上手だったね。
介護士さんたちが褒めてたよ。あの世でも
してるの?お父さんのも頼むね。

(三木 裕・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

もうしわの増えたあなたは見られないけど
私の心の中ではしわがいっぱいなんだ
だっていつも笑っているから

(もも・石川県・33・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

一重そばかす、ほんとの私
隠さず真っ直ぐ生きてくよ
鼻の高さは似なかったね。

(ぽっから・神奈川県・25・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

亡き両親へ 自分が幸せなるように
あの世で見守っていて下さい
あの世で会えることを楽しみにしています

(徳川裕之・愛知県・54・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

二人で仲良くケンカしてますか?
お父さん、バツイチの子持ちだったのね。
墓場まで持って行った二人にあっぱれ。

(たまゆう・神奈川県・45・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

娘が結婚することになりました。
いっぱい可愛がってくれた孫娘です。
天国から二人で見守ってくださいね。

(夢追い人・千葉県・68・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

天国と
つながる回線
まだかしら

(鍋猫・東京都・46・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

生きている間には分からなかった
あなたの偉大さが
今頃見に染みています、お父さん

(にゃばん・宮城県・49・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

そんなに振らなくても、と毎朝姿と瓶牛乳。
今は母と二人で飲んでるよ。
注記と濃厚な美味しさは振りたくなるネ。

(もみのき・岡山県・56・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

今年は外出もままならないと
お父さんは嘆いているけど
嬉しそうに仏壇に花を供えているよ

(こなお・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

ポチがお墓の前でオシッコしました
きつくしかったら悲しげな目をして
この煙と匂いがあの世での目標だって

(ポチの匂い・神奈川県・69・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

天国のお母さん、お父さんが一人になって
毎日母ちゃん、母ちゃんと言っています
本当は大好きだったんだね。

(さる・栃木県・46・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お父さん、お母さんがそちらに向かってます
お母さん、方向音痴だから
三歩先を歩かず、やさしく手をとってね

(ブリーズ・奈良県・69・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お父さんにはセータが最初で最後の贈り物
お母さんにピンク色のカーディガンの贈り物
可愛くて若返りました。天国で間違わないで

(奄美鳩・兵庫県・69・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

天国はどうですか?心地よいでしょうか
あなたの時が止まっても私の人生は続きます
悲しい、寂しいを乗り越えて生きていきます

(叶・東京都・25・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

ふるーい物置からアカチャンのら猫の声
助けたけどブヨにやられ無惨なわたし
かあさんの声に似てたからそら行ってん

(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

毎月お父さん、お小遣いありがとう。
美味しいもの食べているよ。遺言だからねぇ
今幸せだよ。毎月ありがとう。元気だよ則子

(のりこ・岐阜県・59・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お父さんがそちらへ行ってから
お母さんの近くに引っ越してきました
ちょっと遠いけど お父さんも遊びに来てね

(ともか・大阪府・36・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

父さんも母さんも早く亡くなって良かったよ
この世は大変だよ。コロナウイルスのせいで
今は、お葬式のお別れも出来ないんだよ。

(しんさく・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

母さん、駄目だよ。すぐ人を信用しちゃ。
あの世でもオレオレ詐欺に引っかかるよ。
信用するって,悪いことじゃないけど…

(しんさく・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

あの世でも迷子札要るのかな。だったらすぐ
用意してあげるよ。昔使ってる奴、まだ大事
にとってあるから。あの世の住所教えて。

(しんさく・大阪府・83・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

やりたいことをやらせてくれてありがとう!
夫婦喧嘩を見せないでくれてありがとう!
両親のような夫婦になれなくてごめんね!

(ぴんきら・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お母さんが生きた半世紀、超したよ
まだ一人しか見てない孫が三人になってる
芯の曲がらん兄弟じゃけんね

(長州太三郎・神奈川県・57・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お香で加齢臭対策お願いします。
お香の減りで、健康管理チェック
先祖様、気持ちを強くさせてね。

(真っ赤なりんご・福井県・43・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

昨今は人との距離をおく時代
でも母さんとはそれが要らないね
いつも心の中で一緒だから

(こなお・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

あれだけ呑んで逝ったんだから
お供えはお茶にしとくね
お菓子も添えて、今朝も話そうよ

(堺のうさぎ・大阪府・56・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

新盆に一家で帰省し仏壇で親族と経を読む
途中で我涎たれ、妻注意し皆が笑う 
何時までも粗忽者と亡き父も笑っているかも

(宗秋・神奈川県・59・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

母は私に言った
「親孝行のつもりで、このお金
使っておくれ」

(おおえのたか・熊本県・75・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

母さん、まだ彼女ができないよ!
父さん、50才になっても俺、まだ平社員
次の世界は、色男のエリートに頼むよ

(一度の夢・神奈川県・69・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お母さんが亡くなって
花の名前に詳しくなっただって。
お父さん、株が上がったね。

(こなお・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

今日も無事に過ごすことが出来ました
迷いながら進むのはやめて引返します
日曜日は久しぶりに末広亭で笑ってきます

(まあくん・静岡県・70・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

留年した時、好きな道を探せと言ったね。
俺は家業を継いだので選べなかったと。
父さんありがとう。自分の道見つけたよ。

(ヒロすけ・静岡県・59・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

娘が遺影に置いた手紙、読んだ?
「クリスマス、来てくれてありがとう」って
生まれ変わってサンタさんになったんだね

(猫次郎・神奈川県・41・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

「お父ちゃんに感謝してる」って
三回忌が過ぎて、やっとこの頃
お母ちゃんが素直に言い始めたよ!

(空・和歌山県・63・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

今度こそおばあちゃんと仲良くしてね
お父さんが心配してそちらへ行ったよ
3人で天国では仲良くね、お母さん

(たにぐちゆみこ・兵庫県・54・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

母上様 元気ですか。天国は穏やかですか
昨日は母の日。曾孫も一緒に
皆でお線香を上げさせていただきましたよ

(嶋伸春・神奈川県・73・男性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

貴方の帽子を被ってちょっとターン
私を包む白檀の香りが嬉しくて
もう一度そっと回った

(雛乃 だりあ・岡山県・63・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

そちらに行ったら、一番に会いたい父上様
私は、人生の塵芥を沢山付けてしまいました
それでも会って頂けますよね。

(ひまわり・大阪府・77・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

お父さんへ。
送信ボタンを押してもつかない既読
話をしたい時にはもういない。

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

はいはいをして突進をしてくる甥っ子
おいで・おいで。と両手を広げ
抱き上げる父の姿を見てみたかった。

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

小さな手を伸ばした先には
孫に会いたくて帰ってきた父が
いつでも頭を撫でている。

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

ただいま。
いつも笑顔で手を振った先には
笑ったままの遺影があるだけ。

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

かあさん私ももうすぐ還暦
孫たちが成人するまであと18年
それまでは頑張るからみまもってくださいね

(浅黄色・長野県・58・女性・父へ・母へ)

【第20次応募作品】

「お母さん、私、結婚しました」
線香の煙が、ふわりと私の頬をくすぐる。
母の優しい手が、触れたような気がした。

(まりん・東京都・22・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

イラッ、ムカッ、カチンとしたときに
お線香をあげていると気付いていましたか?
私、まだお母さんの足元にも及ばないわね。

(鈴木蘭・北海道・70・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「お父さん、天国でもモテてるのかな〜」
と、ポツリ母
可愛い母を発見した、お墓参り

(じゅん・岡山県・54・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

デッカイ会社は、それだけでえれえって
絶対に潰れねえよって言ってたけど、
ちっちゃいバイキンでてんやわんやだよ。

(H2・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

俺の自営の仕事心配してたけど、
バイト探してたら、就職しちゃったよ、
お母さんそっちでなんかしたよね。

(H2・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

いつの間にかお父さんより年をとったよ
でも、すぐに私だって分かる
だって、お父さんにそっくりだもの

(駄猫・埼玉県・59・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

怒った顔は思い出せない
遺影の顔もおだやかな母
すぐ苛つく俺を今でもなだめてくれる

(Q幸・大阪府・65・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

ごはん、ちゃんと炊いています。
梅干しは、塩辛いままです。
夫もそちらへ。雀荘にいると思います。

(ひるね・東京都・70・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

一人で大きくなったねと言われたけど、
お母さんが友達となった写真を見ながら
今も、時々問いかけ相談しています。

(おもちのぷーさん・京都府・67・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お父さんと会えなくなって沢山泣いた14歳
10年経っても会いたい気持ちは変わらない
「いつか逢えるまで、見守っていてね」

(公爵・北海道・24・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

年末にはいつもよりちょっと
良い線香とお供え物と、宝くじ
「お父さんが当ててくれますように」

(公爵・北海道・24・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

タマ助はいつも自宅でかくれんぼ
仏壇に向かう私を見つけては現れ、大好きな
父の遺影と線香の煙を見つめて鳴くのです。

(ビーフカリー・京都府・52・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

申し訳ございませんでした。
私がお母さんにやって困らせたこと
逆の立場になって、今頃反省しています。

(ムーミンママ・埼玉県・51・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お母さん お父さんと一緒にいますか、
私は空を見上げ 仏壇の二人に語ります。
いつも守っているよ。それだけが支えです。

(ひ〜子ちゃん・愛媛県・71・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「お帰りなさい」と、いつも言ってくれた。
今も母は、笑いかけてくれている。
そして、私の話を静かに聞いてくれている。

(圭ちゃん・兵庫県・50・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

正直、向き合うことから逃げていた?
そして今は?
香炉の灰と心を入れ替え仏壇に向かう日々。

(くんたまま・埼玉県・59・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

空の向こうに届くかな
煙になって私の声は
私も聞きたい、背中越しの母の声を。

(三十里・奈良県・58・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

おじいちゃん
笑って手を振る小さな甥っ子
目線の先にはスーツの遺影

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

おいしいね。
いつも分け合ったお饅頭
遺影を横に眺めつつ、今は一人で食べている

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

はいはいをする甥っ子が目指すのは
大人には姿を見せない今は亡き父
おいで・おいでと名前を呼んでは頭をなでる

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

髪に匂いがついたら困るから
今日は短めでごめん
でもお願い見守ってて今日会う人との明日

(みけ・群馬県・55・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お父さん。長い反抗期でごめんなさい。
今日はゆっくり話そうね。
この一本が燃え尽きるまで。

(Shihoko ・神奈川県・60・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お義母さん主人をオッサンって呼ぶんです。
ほほほー、義父の嬉しそうな声がする。
お二人は私たちの理想です。

(サザエ・兵庫県・59・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

ありがとう、これからもご加護を・・・
体さ気をつけで稼げじゃ
生ぎでいるうぢが華だなっす

(工藤 杞憂・岩手県・67・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

初めてあなたと旅行に出る時
あなたは私に言いました。
「60年生きてて良かった」と。

(私はだーれ・東京都・68・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

誕生日って、お母さんが世界で一番
頑張った日だから、だからお祝いするの
私を産んでくれてありがとう

(夢老人・北海道・72・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

今でも綺麗な字ですねって褒められる。
すごい童顔で本当の歳を言うと驚かれる。
そんな私は、お父さんとそっくりです。

(朗さんの娘・東京都・52・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

父さんは忙しいのについて回ってばかりいて
うっとうしい子どもだったかもね、私。
でも、だからってそんな高い所行かなくても

(咲月・千葉県・20・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お父さん、お父さんが弾いていた
アコーディオン上手く弾けないよ。
教えに来てよ

(とものぞみ・宮崎県・61・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

父さん、今日もがんばって働いたよ。
父さんも、がんばってくれていたんだね。
今だから、わかるよ。本当に、ありがとう。

(大介・大阪府・47・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

オヤジの後をいつも追っていた母
「極楽浄土で追いつけたかねえ」と
弔い上げの日みんなで笑って心配してます

(チョウピン・栃木県・70・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「母さん、私もぼちぼち、いいかなぁ。」
もしかして、いつものように言うかな。
「親不孝者はまだまだ。修業が必要ね。」

(ヒロシ・神奈川県・68・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

実は私の方が先に余命宣告されてたんだよ。
貴女は何も知らず先に逝ったけど
これも一つの親孝行だよね?

(せとか・愛媛県・62・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

学校の先生に、合格の報告をしました。
「やったね。よく頑張ったね。」
お父さんの口癖が返ってきて…会いたいな。

(海添 悠・滋賀県・30・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

母が毎朝1番に淹れる、あったかい緑茶。
それとお土産の白い恋人、紅芋タルト。
一緒に行きたかった。もっと色んなとこに。

(さおい・兵庫県・24・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

親父さん、ありがとう
俺も子を持ち、改めて思う
本当に、ありがとう

(だいすけ・大阪府・47・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

慈尊院貞豁成薫大姉さま
ミシン楽しく踏んでいますか
香炉の灰起こししてお線香上げています

(嶋伸春・神奈川県・72・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

初めて会社の商品がテレビに紹介されて
写真の父母は、びっくり大笑いしてるよう
生きてるうちに一緒に見れてたらと思った

(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

うちの子供も四十路、五十路
偉っそうに言うのですよ
私も、ひどいこと言うてましたね。御免

(ひまわり・大阪府・77・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

父さんが残した畑に福寿草が出ました。
いなくなってから3度目の春。
福寿草が父さんのように優しく見えます。

(はらさ・岐阜県・51・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

父さんに似てると言われる昨今
声も後ろ姿もそっくりらしい。
憧れの人に近づけて嬉しい

(はらさ・岐阜県・51・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お父さん、私、やっと立ち直って
新しい夢、見つけたの
また頑張るから応援してね!

(IKUKO・京都府・52・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

キーッチャンチャン! キーッチャンチャン
結城紬を織るはたの音で夢から醒めました
お母さん 今でもそちらで紬を織ってるの?

(コッコ・東京都・74・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

いつか笑顔も涙も忘れてしまうのかなと
不安だったのにね
生きろと言った、声が、今も

(友利りた・神奈川県・32・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お父さん、お母さん。
なかなか来れなくてごめんね。
私たちはなんとか元気に暮らしてるよ。

(たまこまま・大阪府・56・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

母一人 家に居(お)る
守ってやってを 鈴(りん)に込め
るすばん 亡き父に頼む

(おじじ・兵庫県・48・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

久しぶり、元気ですか?
って、死んでるのに元気もなにもないか。
わたしは、元気だよ。

(青木花枝・北海道・44・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

蝋燭や線香に灯をともす時、いつも感じる
亡くなった父や母が、私のかたわらで
優しく見守っていてくれることを

(イトパン・神奈川県・72・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お義母さん、子育ては悩みが多いね
あなたの夫に相談をしてごらん
だって私が育てた息子だから

(わらわら・兵庫県・40・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

また明日
会えないけれど、この場所が
あの頃のように語らいの場所

(こなお・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お砂にプッスン、おててパッチン。
「これ、じいじ、嬉しいやつだよ。」
本当だ、じいじがニッコリしてるねえ。

(キタクミンヒロミ・兵庫県・33・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

電話より手紙が好きだった母
「いつまでも残るからね」と母は言った
今朝も一通供えました

(ひーらームーン・東京都・66・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

25年間じゃんけんし続けて初当選
賞品でお線香を買い、命日のお墓参りの時
あきらめるな!父の言葉が後押してくれた

(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

春にはぼた餅、秋にはおはぎを、手作りして
くれましたね。本当に美味しかったです。
又、旨いもの談義したいですね。

(misanet・三重県・72・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

今日はモカか?
お父さんには敵わない
珈琲の香りのする線香を追加したよ

(ひーらームーン・東京都・66・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

母さんの一周忌、皆集まったのに
まだ寂しかったのね。
父さんまで天国へ呼んじゃった。

(谷口ゆみ子・兵庫県・54・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

親父、天国でも将棋を指しているかな。
金を使うのがとても上手かったね。
太っ腹で、お金の使い方も上手かったけど。

(江戸川散歩・千葉県・68・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

最初の子供ができた時、
親心というものが初めて理解できた。
初孫ができた今、命の神秘を感じてる

(ひろかこ・大阪府・62・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「退職後、何をしたらいいか分からない」。
貴女はきっとこう切り返すだろう。
その歳まで生きられなかった無念を思って。

(ひろかこ・大阪府・62・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「お袋、僕に初孫ができたよ。別嬪だ」。
仏前に報告したら、一瞬母が笑ったような。
「○○バカは私譲りだ。血は争えないね」。

(ひろかこ・大阪府・62・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

父さん、今年で仕事卒業しようと思うんだ
あなたより歳を重ねた私にきっと囁やく
「これからは自分らしく生きるんだよ」と

(里空・群馬県・58・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

陽だまりに三毛が割り込み川の字に
貴方の場所に
二人と一匹の昼寝です

(ひーらームーン・東京都・66・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

どんな声だったか 思い出せるように
毎日あの頃へ巻き戻ります
もう1度消えないで

(リツ ・福岡県・24・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

親父。今だから、わかるよ。
家族のために、がんばってくれてたんだね。
僕も親父のように、がんばるよ。

(大介・大阪府・47・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

そちらはどんなとこ。
こちらはいいとこよ。
仕事しなくてもいつも満腹。

(文蔵・三重県・80・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

母を荼毘に付したあと
立派な骨ですねと言われた父は
骨には気をつけていましたからと 笑った

(pi・千葉県・36・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

父へ母へ我が心のうちでは
風吹けば舞うかのごとし足取りにつき
自由とは孤独と紙一重なのだとも赴きます

(来栖優・宮城県・30・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「私の子供でごめんね」って言った時、
なんで「そうだね」なんて言ったんだろう
金木犀が香ると、苦しくて息が出来ないの

(みつばち・神奈川県・60・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

勤め先より、あと10年定年延長のお話
頂きましたが、丁重にお断りしました。
妻の介護に専念します。

(まあくん?・静岡県・70・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

ジョナゴールドが一番好きだったよね。
私はこのリンゴ、まだ食べられないよ。
だって、食べたら涙でしょっぱくなるから。

(せつこ・青森県・68・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お母さん、今、そっちで笑ったでしょ?
こっちは急に雨が上がったよ。
相変わらずの晴れ女だね。

(こなお・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

いつのまにかお母ちゃんの年齢を超えたわ
あなたが口癖のように言っていた言葉が
今では私の口癖になりました

(ハリーぽち太・京都府・60・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「三回忌にはいなかったね」と寂しげな母。
「ガンになってしまって。」という私に母は
「自分の事を優先してね。」と優しく笑う。

(Aちゃん・東京都・52・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お父さんの大好きな柿だよ。
皮つきじゃ食べられなかった?
じゃあ、今朝は皮を剥いておくね。

(丸・埼玉県・60・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

お父さん。ごめんなさい
結婚やめました
孫はあきらめてください

(ラクショウ・大阪府・63・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「親孝行してあげれなくてごめん。」
そっとあなたは肩を叩き
「長生きしてくれるのが一番親孝行だよ。」

(矢部トロ・愛知県・27・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

祖父祖母に父と母が加わって
さぞかし煙い仏壇住まい
ごめんね、マンション狭いから

(みくちゃん・岡山県・78・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

庭のさざんかが咲いている
寒空の中逝った父の 柩に入れた
私には特別な花

(ヒサコ・東京都・43・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

父さんと同じ癖の人が
バスに乗ってました
見れませんでした

(桐山榮壽・東京都・63・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

「お父さん、天国で見てるかな?」
お父さんはきっとこう言うだろう
「当たり前だろ。家族じゃないか」

(ニョロニョロ・愛知県・49・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

散りゆく桜を見るたびに・・・
亡き父の植えた千本桜思う。
遠くにありても、桜は咲き、父も蘇る。

(マダム洋子・山口県・61・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

母さん、ひとりきりで寂しくない
父さんも元気だから安心して
もうすぐ命日だから迎えに来るから

(風情・福島県・59・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

仏壇に供えたお酒が
減っています
誰の仕業ですか

(みやこ・埼玉県・35・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

もう父ちゃんってば
「遺言」の字ちがう
「結言」になってたよ

(まゆみ・埼玉県・35・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

ちょこんと生えた二本の歯
甥っ子はようやく
父が残した畑で採れた芋を食べた。

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

神さま仏さまどうしたらよいでしょう
それを詩にしたらどうだ
はい

(桐山榮壽・東京都・62・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

好きだったお菓子
ごめん、売り切れてた
苦情なら夢で聞くね

(まささ・大阪府・38・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

幼稚園仏壇の前で父の膝にお座りし
線香の火の付け方を母から教わる小学生
母になり娘に教える手の合わせ方

(きむ・大阪府・22・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

時計の針は11時には
短針も長針も重ならない
12時鐘が重なる時に親父お袋見ててくれ

(ギザギザ仮面・神奈川県・47・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

見てますか?
生まれた孫の2つの笑顔
あなたを知る人 みな似ていると

(まあすけ・群馬県・41・女性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

口癖どおりにホントにポックリ逝った父
家族の手を煩わさず望みどおりに
母さんもう許してやってもいいんじゃない?

(にしおひさし・東京都・56・男性・父へ・母へ)

【第19次応募作品】

離婚を考えています。驚いた? 
魂を引き取り育て、役目果たしました。
子供達は立派に成長。私は自由になります。

(ひーらームーン・東京都・66・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お父さんと一緒に呑みたかったな
美味しいから 勧めたかったな
麦焼酎 米焼酎 芋焼酎 泡盛

(匿名さん・千葉県・33・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お花とお水を整えて 母の朝は始まる
食事の時も 出かける時も 挨拶する母
父もおちおち眠ってられない

(さっちゃん・東京都・60・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

亡母の墓前に離婚で手放した子供達を伴いて
祖母を偲びて手を合わせる心がつながる夏
喜びのお盆

(すずさん・広島県・49・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

おじいちゃんの墓に遊びにいくと
はしゃぐ娘たちの声がまぶしすぎて
そっと涙をぬぐった

(ルッコラ・東京都・39・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お父さんがいなくなってから、
見る景色が白黒に変わったよ
お父さんのしぐさ思い浮かべてるよ

(雅月・岐阜県・46・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

仏壇の父の写真に語る日々
喜怒哀楽を受け止める
線香越しの父の笑み

(あしゅら・奈良県・65・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

ずっと一緒に居られると思ってました
ちょっとやそっとじゃ居なくならない存在
昔見た絵本に大きな嘘をつかれた気分です

(ずんこ・沖縄県・21・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

酒飲みのあなたへ
寡黙なあなたに似て、酒飲みになったけれど
まだお迎えに来ないで、娑婆でほど酔いたい

(公ちゃん・山梨県・58・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

つらい時 苦しい時 頭に浮かぶ人
あなたの笑顔 笑い声で 元気になれた。
今だから言える お母さん ありがとう

(ひまわり・大阪府・62・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

いつもそう
彼氏の話題、始めるたびに
父の煙が居間から顔出す

(さば・埼玉県・35・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

父さんの匂いが、お線香になったから
朝陽に漂う香りについ聞いてしまった
「父さん、天寿でしたか?」と

(和豆・福岡県・52・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

あの子達の仕草にパパが見え隠れするの。
パパはあの子達の中で今も生きている。
ずっと見守ってくださいね。

(たぬちゃんズ・大阪府・58・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

父の遺影の前には
いつだって笑いが集まる
涙と思い出も一緒に

(たあた・岐阜県・51・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

遺影の横には30代の父
これはだれですか、とお参りの人。
笑いが父への贈り物

(たあた・岐阜県・51・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お父さんは我が家の守り神
お母さんは何でもお父さんに話し、祈る
お仏壇は2人の携帯電話みたい

(ぴぐもん・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

母さん、ただいま。今朝、成田に着いた。
初盆だね。お盆の間、一緒にいられるよ。
線香の匂い、いつのまにか好きになったよ。

(麦わら帽子・群馬県・61・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

年を経て訪(と)ふ古里は青山河
何も変はらぬ里ながら
父母が居らねば故郷(さと)には非ず

(安田 蝸牛・千葉県・63・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

一筋の
煙の揺れに
出る答

(あや・愛知県・60・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

車椅子の生活になってから
どの子も一緒に住まなくて
辛い思いをさせてしまいましたね

(紫の園・東京都・74・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

女手ひとりで6人の子を育て上げ
苦労の年月生きてきたけれど
家族でたくさん旅して想い出いっぱい

(紫の園・東京都・74・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

母さん、秋がきましたよ
苦しいことも楽しかったことももう夢
私の心に母さん生きているからね

(紫の園・東京都・74・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

七回忌と二十三回忌早いものです
墓地に漂う線香の煙ほど
私は老け込んでいません

(ひーらー・東京都・66・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

日により同じ写真が笑顔や悲しげに
手を合わせると気持ちが伝わるのかな
お香に癒され優しく背中を押される

(ちまきママ・石川県・51・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

蝋燭の火に翳した時から始まる会話
最初の言葉はいつも『ごめんね』だね
でも最後はいつも『大丈夫、ありがとう』

(ハートカクテル・福島県・59・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

父さん、あの子たちも中学生になったよ。
反抗期で大変だけど、父さん残した写真には
優しい顔のあの子たち、ずっと見守ってね。

(けいけいこ・東京都・45・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

ふるさとへ向かう足遠のき、墓参しがたく
遺影に伽羅焚き、「ありがとう」とつぶやく
コーヒーを飲む不肖の娘は、父の行年となる

(モモンガ・福島県・66・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

梅雨で
今日も雨だ
天国も雨かな?

(満川恒朗・静岡県・58・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

春・秋の
野点のできる愉しみぞ
墓に参らせ給うてござる

(のだて・大阪府・71・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

早朝小雨降る中 妻子等と彼岸道行く
高台の墓前に白き 線香の 煙をたけば
陽が射して 朝げ恋しく 笑顔満ち行く

(こまちゃん・栃木県・59・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

高校野球が始まると写真にテレビを見せる母
墓参りに行くと墓に語りかける母
おとんも忙しいなあ

(どらまにあ・京都府・55・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

9月、お父さんの誕生月。
12月、お父さんとさよならした月。
どちらも毎年、私の大切な記念日です。

(アキラの娘・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お元気ですか?
わたしも
おばあちゃんになりました。

(真砂子・千葉県・56・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

母さんは足が弱って来られません
でも僕にカップ酒を言づけました
線香の煙が風になびく墓地は静かですね

(オウンゴール・大阪府・66・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

毎日たくさんの花に囲まれながら
日替わり線香 ラベンダーいい香りねなんて
喜んでくれるといいな

(ろしゅう・宮城県・47・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

重たくなったなあ。
久しぶりに抱き上げた甥っ子は
父の骨壷よりもずっしりと来る。

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

「おじいちゃん。」
たどたどしく呼びかける甥っ子。
そこにあるのは笑ったままの遺影。

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

首が据わった生後6ヶ月の甥っ子
父の遺影を眺めては
いつでもきゃっ・きゃっ・と笑ってる。

(梓ゆい・東京都・36・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

何もできなかった親孝行を
まあ、オレもできなかったよ、と言うね。
似ているからなんとなくわかる。

(不器用な親子・東京都・40・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

親父、神経痛は大丈夫か?
畑の野菜を世話する姿に
安心と心配を同時に感じました

(澤村健太郎・福岡県・37・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

今日も元気に
仕事に行ってきます。
大丈夫だからね。

(でこぽん・三重県・62・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

今日も母に語りかけ
一人苦笑する
すっかり板についた独り言

(こなお・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お線香は仏様のご飯だって言っていた母
どの香りが気に入ってもらえるか考えながら
煙の中にその笑顔を探す

(絢瀬裕美・神奈川県・56・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

花畑のある世界に逝って二年が過ぎたね
病院では会話も出来ない苦しさと戦ってたね
私も後で逝きます。道案内をヨロシクね

(きらず・福島県・55・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

「鬱陶しい」と親に感じた
その気持ちが、親になったら
「ありがとう」に変わった

(サン9・新潟県・47・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

手帳に書き留めたバスの時刻表
来年の手帳には必要なくなった。
お父さんはバスの行かない所へお引越し。

(ぴいちゃん・東京都・57・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

地団駄を踏み、身悶えして、
欠伸が出るまで号泣しても、もう会えない。
お父さん、こんな私を笑ってますか。

(ぴいちゃん・東京都・57・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

一世代で家系を繁栄させた父、
辛くなったらいつも、
力を分けてくださいと、仏壇に手を合わす。

(葵美音・東京都・43・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

毎日、暑いです
そちらの生活はどうですかね
たまには、夢に出てきてお話しましょ

(ポンタロウ・熊本県・65・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

火を付けて、手を合わせると
2人の顔が出てきて、声が聞こえるわ
「どうな、達者でやってるか」と。

(レインボー・和歌山県・47・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

今日あの子が手術を受けます。
心配はしてないけど無事終わるように
そちらからもどうかお願いします。

(島根のぽん太・島根県・51・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

チョコやクッキーやバナナを飾るのは
孫がお仏壇の部屋に来るようになるから。
これ、いいアイデアでしょ?お父さん。

(島根のぽん太・島根県・51・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

朝と夕。僧侶のテープを聴きながら
父母と祖父母に届けと木魚をうち、経をよむ
時には涙が頬をつたわる

(大和の雨蛙・奈良県・78・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

「元気出せ」と孫がアイスを奢ってくれた。
お返しにオフクロが作ってくれたような
大甘のカレーを作ってやったよ。

(三郎・千葉県・69・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

孫が作ると貧乏草だって立派な花束。
いいもんだよ、孫って。
早死にし過ぎ……オヤジ残念だったろうな。

(三郎・千葉県・69・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

「蝉がジイジイって鳴いてるね」
「どの油蝉がイケメン?」
孫はダジャレ好きの虫愛ずる姫君なんだよ。

(三郎・千葉県・69・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

いつも見守っていてくれて、ありがとう。
晴れの日は笑ったり、雨の日は泣いたり、
会えなくても心では繋がっているのかな?

(ぶんぞう・埼玉県・40・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

本当にあの世に行ったのですか
この世での別れが突然でしたね
感謝の言葉も言えず 本当にありがとう

(マンエモン・島根県・60・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

あの日、成人式まで頑張ると言ってたね。
もう来年は花嫁よ。二人の自慢の孫だもの
綺麗よきっと。どうか見守っていて。

(ゆきしゅこ・東京都・54・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

この世に生きる時間を与えてくれた、あなた
この世で生きる意味を教えてくれた、あなた
あなたに、いま、ありがとうの心を贈ります

(はりねずみ・福岡県・63・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

父さん母さん僕は生きています
いつか頑張ったなと
言ってもらいたくて

(桐山榮壽・東京都・62・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

ゴロゴロガッシャーンのかみなりさん
落雷した桜を思い出す
母とお線香をあげるとこわくなくなった

(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

我が思い
線香の煙に 灯して消し
昇華する

(紫由・静岡県・31・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

夜明けと同時に、夢うつつに聞く母の読経
あぁ実家に帰ってきたと
一番実感する瞬間

(ベンジャミン・兵庫県・43・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

おはようと小さな扉開ける
今日も一日よろしくね。
箱の中の写真はいつも笑顔の2人

(なごみ・神奈川県・64・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お母さんが天国に行ってからあなたの事を
随筆や小説に書き、俳句などに詠みましたが
まだ語りつくせない事が沢山ありすぎます

(赤子沢・岩手県・48・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

ご無沙汰続きの兄が突然、肩をたたき現れた
ミラクルなことがおこるとほんま嬉しくて
匂ってるおばあちゃんの線香の香りは、好き

(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

過去帳の人との会話反省ばかし
七十を過ぎた今ならもう少し、もう少し
線香立ててごめんねと言う

(ひまわり・大阪府・76・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

父さんとお別れしてからうん十年
気付けば俤うすれてる
線香に託して無沙汰侘びている

(ひまわり・大阪府・76・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

おぉーい!の声でふりかえると笑顔が見えて
階段の手すりが揺れで落ち放心状態になった
こわいわーとお線香をあげると救われた

(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

今日も呟く「安らかにね」
それ、前にも聞いた
そう返されそうだね

(こなお・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お母さんが車運転してる夢を見たよ
得意気に私を助手席に乗せて…
いつの間に 向こうで免許とったの?

(紫陽花・栃木県・54・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お線香をあげる時ふと思う
おやじもお袋も煙たいんじゃないかなぁと
ごめんね、仏壇が小さくて

(みくちゃん・岡山県・78・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

話しかける相手のいなかった仏壇に
父と子が納まってからは言の葉溢れ
二人は今や、我が家イチの事情通

(みやぎ・東京都・38・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

あっ、あなたはもういないのでした
自分の判断をあなたに話し
あなたの言葉を聞きたいのです

(かな・愛知県・63・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

孫の誕生を楽しみにしていた父
亡くなって七年で結婚、十年で長男誕生
きっと立派な人になってくれると笑う父

(いっちゃん・岐阜県・60・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

母さんは、俺が一歳の時、俺を手離した
母さんは、旅立つ時、もう手離なさないと
母さん、次の世界でも、俺を産んでよ

(母さんの子・神奈川県・68・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

私の子供たちは じいちゃんを知らない
でも 周りにいた沢山の人達が教えてくれる
今ではすっかりじいちゃんに詳しくなったよ

(まちゃなママ・愛知県・46・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

父、厳し
遺影の顔も笑顔無し
気合い入れられる今日も行く

(範如・愛知県・49・男性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

今日は 私の誕生日で お母さんの記念日ね
お母さんが私を産んだ記念日よね
ありがとう…私はこんなに幸せです

(紫陽花・栃木県・54・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

チーンてしながら毎日見上げる笑顔。
笑ってないでなんとか言ってよ。
かえって涙が出ちゃうじゃない。

(アリー・東京都・43・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

また1年長いな…って帰っていったけど
もうすぐ もうすぐだよ、お母さん
女郎花持って 迎えに行くからね

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

生きていくって大変だね お母さん
でも 生き方も逝き方も教えてもらったね
だから…頑張れるよ 大丈夫だよ

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

むせかえるほどのユリの香りの中
あなたは何を思っているのでしょう
私はただただ安らかなれと願っています

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

今朝 お母さんの夢を見たよ
元気になってたねぇ 笑ってたねぇ
安心したよ…ずっと幸せに過ごしていてね

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

おととしの今日 最後に見せてくれたね
ありったけの食欲と とびっきりの笑顔
ずっとずっと忘れないよ

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お母さんが言ってたこと 今実感してるよ
家にずっと一人きりでいると
ホントに喋り方を忘れちゃいそうだ

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

こんなにも こんなにも満たされてるのに
お母さん…ここにあなたがいないことが
それだけが 唯一 物足りません

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

せっかく美味しいもの一人占めできてるのに
なんだか美味しさが半分に感じる…?
お母さんたらぁ、隣で半分食べてるでしょ

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

ねぇ お母さん…私達さぁ
あんなに仲良しでいなけりゃよかったのかな
あなたのいない毎日が虚しすぎるよ

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お母さんの残していった化粧品
もったいないから使ってるよ
もう少しでなくなっちゃうのが切ないな

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

お線香から立ち昇る一筋にお父さんが煙草を
吸う姿が懐かしく吸いすぎは体に毒だよって
遺影に向かって叱ってみる

(沙山 雪・東京都・44・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

「後ろをふり返らず前をみて進んでゆく」
交換日記に遺した言葉の通り
遺影前の煙は まっすぐに上っていきますね

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第18次応募作品】

魔法使いになりたかったよ
何でもできちゃう魔法使いに
あなたの病気を治したかった

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

おいしいものを
みんなでわけあう
あたたかな 心

(たから・神奈川県・28・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

今日も一日何とか無事に終えました。
今日も関わってくれた人に感謝します。
そしておふくろに報告します。ありがとう。

(Q旅Qおやじ・大阪府・64・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お父さん、会わせたかったなぁ。
孫娘は私に似て、超かわいいよ。
めちゃめちゃ甘やかしたんだろうなぁ。

(雪猫・岩手県・43・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

がっちりとした肩車に乗り稲穂の広地を
くぐり抜けた 纏いつくほどの風の黄金の中
父よ 貴方への想いが活気付いてゆく

(耳成保一・鹿児島県・58・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お母さん。私の大事な息子(猫)が
そちらに行きました。お手数ですが、
私が行くまで、猫の孫の面倒をみてね。

(河内の猫又・大阪府・51・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

おかあさん 。 おとうさんがね
時間を過去へと後ずさりして生きています
私をいつか「おかあさん」って呼ぶのかな

(ゆずり葉・大阪府・56・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

どこでもおかんが写真を持って行くから
ゆっくりする時があらへんやろ
でも写真が2枚あったら余計ややこしいか

(どらまにあ・京都府・54・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お友達の送ってくれたお線香。
毎朝あげて、母と話します。
長い間、本当にお世話になりました。

(森下 みち・兵庫県・69・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

父が昔線香の煙はね
亡くなった人が迷わず
帰る道標なんだよ、と

(あか琳子・岐阜県・51・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

『アンタの人生なんだから楽しみな』
それがなかなか難しいよ、お母さん
あなたがいないと淋しくて…

(紫陽花・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

毎朝仏間に香る線香の香りは
父さんが好きだったラベンダーの香り。
母さんの父さんへの愛の深さを感じます。

(なやな・岐阜県・50・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

父さんの芸術的才能は孫に受け継がれたよ。
絵も工作も息子は得意で褒められるんだ
父さんの喜ぶ顔が眼に浮かぶよ

(なやな・岐阜県・50・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

母ちゃんが死んで、もうすぐ五年。
あれから何が、できただろう。
成長って土産を持ってくまで、待ってて。

(樋口盛一 ※樋:一点・東京都・35・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

母さんが死んで、もうすぐ五年。
姿形はないけれど、心の中に、いつもいる。
心の母さんが笑顔であるよう、頑張るね。

(樋口盛一 ※樋:一点・東京都・35・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

母さんが好きだった水仙の花が今年も満開。
見えてるだろうけど、仏壇にも供えるね。
お線香を上げて、合掌。

(うさぎさん・和歌山県・62・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お線香をあげるのを良く忘れるけど
お父さんの事を忘れた訳じゃないよ
ちょっとした事でも思い出しているから

( ・千葉県・32・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お父さんが大好きだった山菜
恋しいだろうと、苦労して初めて採りました
春の香り、届いてますか?

(ベンジャミン・兵庫県・43・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お父さん、僕、お父さんの歳を超えたよ。
孫が5人。ジジちゃんて呼ばれてる。
僕、お父さんの分まで長生きするからね。

(おゆきさん・千葉県・65・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

孫たち、上手になったでしょう?
お線香に火をつけるの。
元気すぎる鐘の音は相変わらずだけどね。

(いずみん・宮城県・34・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

あの地震を知らない母さんは妹たちをおいて
位牌と忘れ形見の犬を抱え家から飛び出た
僕の事きっとそっちで怒っているでしょう。

(T.黒胡椒・茨城県・37・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お父さん、おはよう!
私お父さん似で内気だけど挨拶は元気だよ
今日も一日、見守っていてね

(アキラの娘・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

よく 泥のついたジャガイモをくれたね
ジャガイモを目にすると 背を丸めて
除草していた ばあちゃんの姿が浮かぶよ!

(むさし・愛知県・76・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

思い通りにいかぬ人生。
八つ当たして何度も傷つけてばかりでした。
あなたの静かな愛に、やっと気づきました。

(おでんのすけ・大阪府・28・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

アルバムから一枚の写真を手に取った。
子供の頃の家族写真、懐かしさを感じた。
「ありがとう」照れくさくつぶやいた。

(月裕・東京都・20・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

はじめまして、こんにちわ嫁です。
お噂はかねがね伺っております。
お義父さんのお気に入りになれますように。

(藤枝 かさね・埼玉県・39・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

私も50に手が届く歳になりました。
家庭と職場の重圧をひしひし感じています
両親からの、愛情に改めて感謝します?

(饂飩県団扇市民間・香川県・48・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

「八十に、叱咤激励はいりません」
「ほしいのは寄り添う優しい言葉だけ」
あなたのこの言葉、今身に沁みてます

(お手玉・福岡県・60・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

命日がバレンタインとは、じいちゃんらしい
お線香とチョコレートを、お供えするから
ばあちゃんのお迎えはゆっくりね。

(あわっこよめ・徳島県・60・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

結婚できますように。祈らなくなったよね。
今じゃ、もっぱらお母さんの回復祈願。
確実に月日は流れていってるね、お父さん。

(忘れな草・大阪府・45・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

老母の毎晩定時の携帯電話
「メシ食うたかや?」
の国訛り

(ムク坊・神奈川県・80・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

パパ、元気にしていますか?
昨日ママが78歳になりました。
感想お待ちしていますね。

(ミー・北海道・53・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

鏡の中の古希の娘
鏡の中に映らない二人の想い
鏡の中の笑顔の毎日に感謝

(のぶ・福島県・72・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

飼っていた猫のタマに
会うのが楽しみだと言っていた母
今日は煮魚、お供えするね

(なー・東京都・34・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

母が好きないなりずし。私が作ります・
写真の前にお皿をおいて
母さん、さあ一緒に食べようね。

(こくやのヒデさん・福島県・66・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

原爆が落ちなければ、広島の父さんは
東京に出て母さんと出会わなかったよね
そう思うたび、私のいのちの重さを感じるよ

(ネイビーグレイ・神奈川県・54・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

父さん、お墓参りに行くといつも一緒に
無縁の碑にもお線香をあげたね。
今年も両方にお参りしたよ。

(福寿草・北海道・48・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お母さん、お願いがあるの。
私が逝く時は迎えに来てね。
そして子供の頃のように手を引いて。

(かみちん・茨城県・43・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

ここに時々しか来れなくてごめん。
妻と来た、子供と来た、一人の時もあった。
お線香をあげ、やっと今の思いを伝える。

(耕雲・埼玉県・64・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

体は辛いけど布団からでよう。
仏壇の前で待ってる父にお線香をあげよう。
「今日も頑張るね、お父さん」

(きょう・福岡県・53・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お線香に火を、すると、風がいじわるする
妻が手をかざしてくれて、やっと火がつく
仲がいいって?いやいやいつも喧嘩ばっかり

(城太郎・兵庫県・75・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

言えなかった感謝の言葉
天(そら)のあなたに届けたい
お線香の香りと共に

(母頑張る・愛知県・55・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

親父が嫌ってた
「先生」と呼ばれる職業。
60歳まで続けてしまったよ。

(楽笑・大阪府・62・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

父さん、今朝早く母さんは出発しました。
知ってのとおり、母さんは方向音痴です。
三途の川の渡し場まで、迎えに来て下さい。

(よっちん・岡山県・73・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

夢の中で常連の温泉宿、最近行けてないね。
私が予約できたらいいのに…
お母さんが誘ってくれないと行けないんだ。

(小枝・京都府・45・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

パパさんいつも見ていてくれてありがとう。
家族で力を合わせて頑張っているからね。
これからもずっと見ていてね。

(みほ太・茨城県・42・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

線香の煙漂い
明治男を包み込む
頑固おやじが微笑んだ

(はらはら・福岡県・89・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お線香を立てても、寝かせても
どっちでもいいんじゃない?
その人を想う気持ちは変わらないよ。

(ばいそん・広島県・25・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

亡くなった父に詫びる言葉が見出せず
心が曇る
そんな私を母が慰め笑顔をくれる

(新織田 はじめ・兵庫県・68・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

亡くなった父に詫びる言葉が見出せず
残された母と語らい
親不幸を心に留める

(奄美鳩通信社・兵庫県・68・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

仏壇の線香にライターで火を点す。
セブンスターにも火をつけ、至福の一時。
親父、俺もスモーカーになったよ。

(かずや・神奈川県・52・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お母さん、口を開けば涙が止まらなくて。
2年目。写真を見るのが辛くて隠したけど、
3年目は、笑顔で話せるようになったよ!

(さとみん・北海道・44・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

『会いたいよ』掌合わせて呟けば『いやいや
こちらは039。ママさん頼む』と父の声。
弱音撃沈、これからは老朗快娯で親孝行。

(BigMama・東京都・59・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お母さんも天国に行く日が近づいています。
どこかで出会えたら今度こそ、
仲良く寄り添って、懐かしく昔を語ってね。

(甘夏・愛媛県・61・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

『チンしてね、レンジじゃなくてお仏壇』
父の名言引き継がれ、曽孫2人の合言葉。
ゆらり揺れてる線香の煙の向こうで父笑う。

(BigMama・東京都・59・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

『会いたいよ』掌合わせて呟けば『いやいや
こちらは039。ママさん頼む』と父の声。
老老介護の親孝行。弱音撃沈、感謝する。

(BigMama・東京都・59・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

『会いたいなあ』と母がため息をつく。
天国の父さんが夢に出ないって・・・。
父さん、母さんの夢に出てあげてね。

(あいらぶ・福島県・61・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

ねぇ おかん。貧乏したね〜(笑)
でもさ そのおかげで工夫上手よ
ありがとうね おかん。私は幸せ者だょ

(はんなりや・愛知県・45・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

一日で一番早いおはようと
一日で一番遅いおやすみを
この先もきっとお母さんに捧げるね

(こなお・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

自炊を始めてもう20年くらい経つかな。
今じゃカレーは母さんより美味いと思うよ。
いつかそっちに行った時に食べ比べしよう。

(アマホシ・広島県・48・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

爺ちゃんは
線香の匂いと
孫が手を合わせ

(ハリーポテト・神奈川県・59・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

あの故郷の山の村を覚えています
2人で一生懸命に私を育ててくれた家も
線香の煙の文字でその苦労を聞かせてね

(一茶・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

父さん写真
毎年若返るね
そろそろ私年上になりそうよ

(わこわこ・東京都・57・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

思い出しながら作った母の味
我が子に食べさせてあげたかったよ
お婆ちゃんの味

(ちぃ・宮城県・38・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お父ちゃんがいるから、お前がいる。
私も母となり、やっと意味が判りました。
お父さん、ありがとう。

(めぐみ・岡山県・52・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

泣きながらどうしようってうずくまった
だいじょうぶ、だいじょうぶって
背中をさすってくれたようだった

(岡甚の孫・奈良県・39・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お父さん似はいやといい続けごめんね。
貴方が空に越してから鏡を見るにつけ
私の中に生きる貴方を大切に眺めています。

(星粒・埼玉県・53・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

最後に抱きしめた父の身体
思ったよりも小さくなったと
死んで初めて気が付いた。

(梓ゆい・東京都・35・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

霜で覆われてゆく父の手
つい昨日までは
暖かなぬくもりがあったのにね。

(梓ゆい・東京都・35・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

父の棺が窯の中へと入ってゆく。
私は黙って頭を下げつつも
ありがとうございました。と見送った。

(梓ゆい・東京都・35・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

父の手を握りしめて
目を閉じたままの顔を眺めていた。
お父さん。大好きだよ。

(梓ゆい・東京都・35・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

父はもうすぐ骨となって帰ってくるから
固く冷たい手を最後の別れが来る時まで
しっかりと握り続けていよう。

(梓ゆい・東京都・35・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

二人にはお線香の煙と香りがご馳走
お供えのメロンは直ぐにお下げして
こちらで美味しく頂くことにします

(小器晩成・大阪府・69・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

困ったときばかりのぼやきごとでご免ね
いつまでたっても大人になりきれないよ
でもいつまでも父さん母さんの子供だよ

(ごん・千葉県・78・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

家に現れる蜘蛛を見る度、いつも思う
父親の生まれ変わりで皆を見守っている
母は毎日、線香をあげ、仏壇に座っている

(mieno・奈良県・54・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

皺くちゃになって笑うかあさんを思い出す
俺が皺くちゃになって笑うと子供等は笑う
かあさんの笑顔を見たとき楽しかったよ

(とんがらし・千葉県・77・男性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

遺影の写真につられ
私もちょっと笑顔になる
ねえ今日もそっちで笑っているの?

(こなお・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お父さんきっと今もタバコが大好きだと思い
ます。少し違う香ですがお線香の香に包ま
れて気分良く暮らしていると思います

(kichi9chan・岐阜県・57・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

笑い方 母にそっくりと 友人に言われ
そっくりだって おかあさん。
遺影に語り そっと微笑む

(みんみん・大阪府・54・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

お母さん、あなたが亡くなって20年
私も母になり娘も11歳です。
本当は、親子3代でお茶したかったです。

(岬零・千葉県・39・女性・父へ・母へ)

【第17次応募作品】

浄土の新人さんになっていかがですか?
我が家に新しい習慣が出来ました
届いていますか?朝のお線香の香り

(あらかん・埼玉県・62・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

目に見えぬ父母のぬくもり
感じながらも素っ気ない態度の私
ごめんなさい、そしてありがとう

(坂本佳子・三重県・27・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

話したかったことが沢山あるね
話を聞きたかったことが沢山あるよ
今はいない2人に線香の香りが告げている

(uffda・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

おはよう
今日も行ってくるよ こっちはみんな元気
まあ なんとかやってるから 安心して

(古久里・長野県・58・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

ありがとう
皺の数ほど
結ぶ声をコールする

(はなめ・山口県・53・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

飾らぬ生き方のよい手本を見せてくれたね
素直な、心からの感謝の気持ちを贈るよ
好きだった、さわやかな白檀の香りに乗せて

(うさぎさん・和歌山県・62・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

天国の
室温何度か知りたき
冷え性の父ゆえに

(なやな・岐阜県・50・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

卵焼きは
父ちゃんと母ちゃんの
合作が一番

(bo・東京都・34・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

最後に見た私は18歳の私だよね
毎日ボーっと過ごしてた私に
毎日ボーっと過ごす娘が出来たよ

(ちこり・神奈川県・40・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

ありがとう、貴方が元気ならば
それでいいのよ、人のこと心配しないで
自分のこと心配しなさいと言ってくれたね

(ギザギザ仮面・神奈川県・46・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

はやいねぇ。今日からまたお彼岸だね。
もう22年も経つよ。何度ここに来たかな?
そちらの皆は元気?私たちも無事よ!

(蛍・神奈川県・51・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

寒風を手で遮ってお線香つけた。
お義父さんとのはじめての共同作業。
香りと細い煙りが優しく見えた。

(こはる・高知県・50・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

御嶽山の山小屋で 働いていた頃の話を
もっと 父さんに聞いておけば良かった
若者のような瞳に また会いたいよ

(めいめい・神奈川県・61・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

母の命日に、海外出張が重なってしまった。
滞在先のホテルでお線香に火をつける。
つかの間の帰国タイム。明日も頑張るよ。

(矢口渡・滋賀県・59・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

父さんタバコがまた値上がりするみたい。
これをさかいに今度こそ禁煙してね。
天国で長生きしてくれなくちゃ。約束だよ。

(やま・福井県・37・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お仏壇にお線香を立てると、
一条の煙が天上目指して登って行きます。
父と母との電話線の様、永遠に繋いでおいて

(とぶちゃん・埼玉県・65・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

逝ってから5日で、今日初めて泣きました。
まだ会える気がしてしまいます。
でも私の生活立て直すから大丈夫です。

(でこぽん・三重県・61・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

線香をあげる度に思うんだ
母さん、もっと話をしたかった
旅行何回も連れて行ったのが救い

(私はだーれ・東京都・66・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

母さん、私も姑になりました。貴女のように
賢く出来ませんが、新しい家族と共に、心
穏やかに、日々送れますように努力します。

(コスモス・三重県・71・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香以外の香りもするでしょ
あなたの孫娘が放つ匂いよ
すっかり色気づくお年頃になりました

(ひだまり猫・大阪府・46・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さんが可愛がっていたネコのゆうちゃん
先日穏やかに息を引き取りました
そちらでまた楽しく過ごしてください

(痛風・宮城県・60・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

父さん、昨日で仕事を辞めました。
母さんの認知症が進みました。
今日から、線香をあげるのが僕の仕事です。

(オウンゴール・大阪府・65・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

ゴメンね 母さん 父さん
仕事優先しちゃったのよ
二日遅れの お彼岸参り

(三日坊主です・福岡県・67・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香を焚いてる間だけ
あの頃の呼び方でいいよね
あのねパパ…あのねママ…

(ひだまり猫・大阪府・46・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

あなたが旅立った部屋を片付けて
家族の生まれた日を書いた手帳を見つけ
あなたの家族への誠実な姿を知る

(赤子沢・岩手県・47・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さん、天国の電話番号がわからないので
これからはお線香のけむりにのせて
お便りしますね。

(赤いピアス・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

あなたが十年前に亡くなってからは
毎年あなたの年を数えています
今あなたが生きていたら七十三歳

(赤子沢・岩手県・47・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

遠方より年に一度の贈り物
今年も届きました。好きな香りのお線香が
父母の墓前でやさしくゆらいでいます。

(レモングラス・東京都・66・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

今夏は、日本中が記録的な猛暑日の連続。
今は、秋の花々がきれいに咲き揃いました。
古里の田圃の畦に、彼岸花が実に美事です。

(道草・京都府・80・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香から立ち昇る白いけむり。
香りを楽しみつつ、なびく様を眺めている。
いつの日か父さんの面影が見える気がして。

(ふくちゃん・静岡県・48・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

親父、元気ですか?私は元気です。
見守ってくれている事知っている。
元気に明るくいきているよ。

(ほっけの開き・北海道・61・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

この歳で、とっちゃの気持ちが分かる
俺には、なんも言わなかったけど
俺を愛してくれてたんだなぁって

(ハジメ君・青森県・64・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香をあげる度にもういないんだと思う。
初めての妊娠を喜び、体を気づかってくれた
義母からの最後のメールは消せない宝物

(こでまり・大阪府・38・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

こちらは今、煙草に厳しくなっています。
そちらは自由だと思いますが、ひとつだけ。
マナーを守って、皆に好かれて下さいね。

(アキラの娘・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

毎朝、お線香の香りで目が覚めた
お母さんが仏壇に向かう後ろ姿
思い出すたび、香りも蘇る。

(みっちー・京都府・37・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

言っておきたかったことは、ありますか。
こちらにはあります。ありました。
でも忘れました。それでいいと思ってます。

(どらまにあ・京都府・54・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

あなたが天の故郷に帰ってからは
さびしく思えるが天国をより身近に
感じていつか会う日を楽しみにしている

(赤子沢・岩手県・47・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

あなたと愛犬と行った公園のそばを
車で通るとその光景が目の前に
浮かんできそうで思わず涙が出てくる

(赤子沢・岩手県・47・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さんが逝ってから家族が増えました。
二歳の野良猫の雌です。
お父さんの部屋で喜んで遊んで寝ています。

(島根のぽん太・島根県・50・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さんが守り続けた小さな店を
細々とですが守っていきますので
どうか見守ってやってください。

(島根のぽん太・島根県・50・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

涙が枯れたら
ここに素直に座れるようになりました。
心と心が交差し合う場所だから。

(こなお・東京都・48・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

一本目の線香は子供
二本目は孫
三本目は初めての曾孫だよ

(まさどの・島根県・81・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

なあ、おやじ。今日は24回目の命日だな。
と言うことは、せがれも今日で24歳だ。
泣き笑い。思い出すよ、あの日のことを。

(一路・埼玉県・59・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お母さん、念願の孫が生まれたよ。
爪の形、お母さんに似てると思わない?
ねぇ、お母さん。抱っこしてあげてよ…

(陽実乃月・宮城県・35・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さん見かけたよスーツの波のその向こう
ビジネス街にいまだ心があるのかな
いい香り焚くからね、ゆっくり休んで。

(東大路 たま・兵庫県・54・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さんにメールを送ったら
お仏壇に置いているケータイに届きそう
だからこのアドレスをずっと残してます

(ベンジャミン・兵庫県・42・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

おっかあ!
今年も来たよ
今焚くね、いい香りのお香だね

(ジュリアーノアキヤ・埼玉県・61・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

毎年、おっかあに会いに行く8月
今年のお香はお墓で発表です
今焚くね、気に入ってくれたかな?

(ジュリアーノアキヤ・埼玉県・61・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お母さん、お父さんに無事会えましたか。
震災忌に逝くから
冥土の蓮池辺りは混雑したでしょう。

(たかさま・兵庫県・62・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

菊を愛したお父さんコスモス好きなお母さん
秋の庭にお線香の煙が流れて
お二人との懐かしい日々が蘇ります。

(ほしのまたたき・大阪府・75・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

患いて 春の誘いも届かないと
嘆くあなたは 庭の蕾の桜見て
もう少し生きてみようと 力なく笑った

(ひーらー・東京都・65・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

あなたは私をわかっていないと思っていたが
わたしこそあなたをわかっていなかった
あなたを送ってからその事に気がついた

(赤子沢・岩手県・47・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

突然二人で舞い降りた、団地のベランダ。
手の温もりも笑顔もあの頃のまま。そんな
心地よい夢のお礼に、白くて細い煙よ香れ。

(ちぁお・東京都・53・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香、香りのいいお母さん大好きだよ
蚊取り線香が一番だ
心に聞く。線香は大事だ

(ふゆの太陽・千葉県・35・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

何か…懐かしいね…お線香の香り…
あっ、お父さん…
私、しっかりお父さんの後ろ姿、見てたよ。

(お父さんありがとう。・熊本県・41・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

ありがとうの言葉しか
包むことができないでいる
この胸のうち

(トシロ・大阪府・70・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

今日は、お母さんの右目が開きました。
私の事も分かったようです。
お父さん、夢の中で励ましてあげて下さい。

(雪うさぎ・熊本県・67・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香の香りを変えました
ちょっと甘い香りが
あなたの優しい笑顔を思い出します

(神楽紫輝・長崎県・55・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

父さんと一緒にいった銭湯まだあるよ
母さんの作った羊羹の味忘れたことないよ
父さん母さんの思い出は俺の心の宝だよ

(福島敏真・北海道・71・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

いつもは、いい娘じゃなくてごめんなさい…
だけど、これからはありがとうにするね。
お線香の優しい香りで、そう思いました。

(あきこ・岡山県・49・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

仏さんは煙がご飯なんだよ
小さい頃、そう教えてくれた母さんへ
今日は花の香り。お腹いっぱい食べてね

(まつりか・神奈川県・51・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

台風21号がきたり心底こわい時
「お助けください」と母は、お線香をあげ
落ち着くので私も引き継いでます

(はなちゃん・大阪府・63・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

そよ風というお線香を買いました。
そちらにもそよ風は吹いていますか?
感謝の気持ちをこめてそよ風を送ります。

(さくら・奈良県・76・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さん、お母さんが少し元気になりました
一人で寝れるようにもなったのよ
私が困らない様お父さんがそうしてくれた?

(中西 柴穂子・岡山県・65・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

毎朝のお線香
親孝行出来ずにいた悔やむ心も癒やしつつ
感謝を胸に生きていきます

(ようこ・鹿児島県・50・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香の煙が大きくゆれるのは
お経を奇妙な節回しで読むので
大笑いされているのかも知れぬ

(ばんせい・大阪府・69・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

ねえ、パパ知ってる?
お線香が消えるまでにお経を、読むことが
私の日課になってるって

(なっちゃん・大阪府・24・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

今年、私はお母さんと同い年になります。
もっと長生きして欲しかった。歳は超えても
優しく偉大なお母さんは超えられません。

(イナバウアーの白兎・千葉県・66・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

私たちの子供たちの孫たちの
線香それぞれ二本ずつ
二十六ポン捧げます

(じいじ・福岡県・77・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

じいじい、今日も天国で
囲碁やっているかい? 天国の
お仲間たちと楽しくやっているのかな?

(ののかん・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

父さんと母さんの背中を見て育ったので
働けるうちは働きます
お陰で元気で夏バテもしていません

(大阪のアン・大阪府・76・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

父さんと母さんの写真を携えて
ふる里・樺太を訪れました
我が家の跡地は生鮮食料品市場でした

(大阪のアン・大阪府・76・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

あれ?この匂い
脳裏に浮かぶ
実家で囲んだ美味しい料理

(さくたん・愛知県・23・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さん、今、子育てがとても楽しい
お父さんもこんな気持ちだったのかな
子ども達の成長、楽しみに見守っててね

(みちえ・栃木県・41・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

里帰りしたときに
いつも聞こえる「おかえり」が
ここに座ると聞こえるようです

(こなお・東京都・48・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

そちらの世界から、ハラハラして
お父さんを見ていませんか?お母さん。
大丈夫。私とお姉ちゃんとで見てますので。

(ネコニンゲン・福岡県・55・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香をたくから、お父さんを思い出す。
お父さんを思い出すから、お線香をたく。
好きだから、仏壇のお父さんと話をする。

(スワロフ好き代・新潟県・63・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

カサッ また、部屋のどこかで音がした。
お母さん?私に何か話したいの?
お線香の煙に乗って出てきてよ!話そうよ!

(ドリチャン・埼玉県・76・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

母ちゃん、最期の言葉は孫娘の名前だったね
わんぱくな孫娘も母ちゃんになりましたよ
逢いに行けるね、お線香の薫りに乗ってさ。

(奏ぶん・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お父さん、早くも、来年は7回忌だね。
オシャレな色のお線香、探してくるね。
最近になって、感謝と涙が溢れるよ。

(みのりんママ・兵庫県・49・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

亡き父は 普通の香りでは駄目ですね
ビールの香り 日本酒の香り 焼酎の香り
そんなお線香があれば いいのに。

(桜井 すみれ・奈良県・41・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香の紫色の香りが好きです。
生活に安心をくれます。
昔、お父さんは幸せをくれましたね。

(ひろし・神奈川県・67・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

線香の煙棚引くその先で
あの頃忙しくて話せなかった事
そっと耳打ちさせて下さい。

(飛鳥侑・福岡県・52・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

10月に生まれ 秋風の中逝った人よ
あなたの好きなホトトギスが今年も咲いたよ
たくさん咲いたのに淋しい花だね

(betty・静岡県・65・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

「線香の火はこう手でぱたぱた消すんだよ」
ね、お父さん。今年はあなたの孫と来ました
見えるかな、顎のラインがそっくりでしょ。

(藜・東京都・41・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

父さん。今年も夏野菜がたくさん採れました
私があとを継いで三年、野菜たちは今も
夏草の中をたくましく育っています。

(三河の案山子・愛知県・71・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

母が植えた水仙が咲きました
「行ってきます」と声をかけます
母と私の二人だけの会話

(ユトリ呂・群馬県・70・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

人々の幸せを祈り潔く生きる事が母との約束
人々に幸せが降り注ぎます様にと祈る日々
ご褒美は夢で会える事を 約束ですよ!

(杏っ子・岩手県・67・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お家が好きだったお父さん。
四十九日と初盆に間がないのはきっと、
天国よりも家が天国なのを知っているから。

(ショ・広島県・29・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

母さん、無煙のお線香はやめたよ。
だって、煙がないと母さんにボクの気持ちが
届かないような気がするんだ。

(なおちゃん・埼玉県・73・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

日本酒、美味しいね。
俳句、奥深いね。
お父さんに近づいてきた私、もうすぐ還暦。

(流れ雲・新潟県・58・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お母さん 一緒に過ごした時間は宝物です。
もう向き合って話すことは出来ないけれど、
いつも心に思い、願いを共に生きています。

(レモン・宮城県・49・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

氷が溶けて「カラッ」と鳴った
仏壇に線香とウイスキーロックをあげると
「ありがとう」と父がくれるメッセージです

(一句・神奈川県・66・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

生まれ変わって もしもどこかで会ったなら
多分、お父さんだと わかっちゃいるが
目配せぐらいのヒントをお願い

(華夏・東京都・59・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

ずっと忘れたふりしてたよ
あなたがいないこと。
やっとだね。お元気ですか?

(cause・大阪府・37・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お線香の煙りは天に登っていきます。
私たち家族の思いをのせて。
お父さん、ありがとう。

(ひろせ ひろし・神奈川県・67・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

老いた母の繰り言 今は懐かしい
わが娘(こ)に語る 思い出ばなし
私もいつか 娘の思い出になる

(ゆきの母・神奈川県・48・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

父さん今日も暑い一日がはじまるね。
今年も父さんの菜園に野菜が育ったよ。
これが今年最初のなすときゅうりだよ。

(数馬さん・愛知県・71・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

お義父さんようやく平安の日々ですね
昔勤めていた鉄道のこと忘れて
ゆっくりと天国でお義母さん見守ってね

(岐阜屋根の草・岐阜県・66・男性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

おとうちゃん、おかあちゃん 私ね!
親孝行するのに こんなに時間がかかると
思ってもみませんでした。

(ぽぷり・岡山県・60・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お線香を焚いてから、じいちゃんと呼ぶ
手を合わせてから、きょうの出来事を語る
煙の中に自分の生きる軸をそっと確かめる

(じゅんこ・埼玉県・61・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お父さん、私が帰省するといつも
ケーキを片手に早く帰って来てくれたね。
今日も美味しく頂きます。お供えのお菓子。

(みほ・兵庫県・33・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

満州の寒い荒野をさまよいて
父母は私をリュックで運んでくれた
感謝感謝です

(えぬごじら・埼玉県・75・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

母さんは、僕の中では生きてます
あの日は泣いたけど、精一杯、やってみる
この世のこと、一緒に笑って話せるように

(樋口盛一※樋の点:1・東京都・34・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

猫の「ゆうちゃん」がついに旅立ちました。
お父さんが世話して一番なついてたよね。
そちらでまたいっしょに暮してください。

(晴歩雨読・宮城県・59・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

仏壇でいつも父母に話す
嬉しい事も悲しい事も
父母は子どもなんだから甘えなさいと

(奈菜子・東京都・65・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

読経も戒名もいらないと言った宗教嫌い
せめてお焼香に想いを乗せるしかなかった
今もお線香が、父との唯一のアクセス法。

(インサエイ・福岡県・43・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

手をあわせれば いつも
あなたの優しい笑顔が浮かんでくる
いつも、私を守ってくれる

(結夢・長崎県・55・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

気丈にも女手ひとつで二人の子を育て上げた
墓碑銘の母と逢う 一心と捧げゆく祈りの
眼裏には今も浮かびつく貴女の紬衣姿が在り

(耳成保一・鹿児島県・57・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

線香とか仏壇とか死者を慰めるためのものは
実はみんな生きている者を慰めるためにある
だから、やっぱり死者はそこに存在いるのだ

(どらまにあ・京都府・53・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

海の見える墓が、遠くなりました
坂道を上るのに、脚を攣ったりもします
でも墓前の野点では、和めるんですよね

(野点人・大阪府・69・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

何気無い会話を一つ拾えば今日も笑顔になる
両親のおかげで今日も健やかに成長します
少し小さくなった二人への私からの愛です

(詩人の楽・岐阜県・14・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

最近は火を使わず、線香もあげないけど、
83歳のお父さんは独居でがんばってるよ。
私、またお線香をあげに帰ってこなきゃね。

(ひとり娘・岐阜県・51・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

仏壇の前で合唱する子供たちは
毎回絵のプレゼントを供えてくれる。
褒めてくれた記憶は永遠だね。

(なやな・岐阜県・49・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

入院中も家族の体調ばかり気にかけ
自分の体の回復は後回しだった父。
その生き方は誇りであり、手本。

(なやな・岐阜県・49・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

女手一つで子ども三人育ててくれた母
二人で旅行に行くと嬉しそうだったね
笑顔の可愛い優しい人だった

(清水風流・東京都・66・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

老眼でよく見えず耳も遠くなる。最後に残る
感覚はきっと味覚か嗅覚だろう。お父さん、
味わってる?珈琲のお線香ってあるんだね。

(一葉・石川県・46・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

今はね、いつでも電話できる
携帯電話っていうものがあるんだよ
母ちゃんの声が聞きたいよ

(めだか・神奈川県・61・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

仏壇に向かい線香手向けぶつぶつと、
父との遠い思い出に浸っているのだろう。
認知症の母毎日長時間語りかけている。

(にかちゃん・宮城県・75・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

今日もお父さんにそっくりな私たちです
童顔で、口下手で、不器用で、それからー
笑いじわが増えるよう、見守っていてね

(アキラの双子の娘・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

生誕100周年を迎えた父の遺影に
没後25年、変わらぬ気持ちで手を合わせ
100年分のおめでとう。ありがとう。

(ちゃお・東京都・62・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お母さん、私、49になったよ。
お母さんが体験できなかった49歳以降の
人生に、何が起こるか一緒に楽しもうね。

(文・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お袋にしてもらったことは山ほどあるが、
俺がして返した孝行が思いつかない。
年一度の墓参り。見つけて来年また来るよ。

(さいま・東京都・63・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

私の父は約20年程前に他界したのですが、
とてもたばこの好きな人でした。
たばこは父の香りです。

(のりこ・岐阜県・56・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

仏壇に手を合わすと小さな咳が聞こえたよ
ただいま、父さん
立ち昇る線香の煙が少しだけ揺れた

(のりぞう・東京都・54・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

子供の頃 食後のお茶の時間の2人の
急須の蓋の穴の位置の議論
好きじゃなかったけど 最近答えが出ました

(マリ・山形県・44・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

いつも自分のことでいっぱいの私が、
父への報告と感謝でいっぱいになれる時。
それはお線香に火をつけて手を合わせる時。

(まゆこ・兵庫県・31・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

優しいのに頑固、不器用な人だった。
握る手が温もりを失うことで伝えてくれた。
考え込んだとき、ふと父を感ずる。

(中さん・北海道・67・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

父さんと母さんがいない三十年がくるよ
俺はやられっ放し負けっ放しでボロボロさ
二人がくれたこの体だけはタフで元気だ

(満川恒朗・静岡県・57・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

毎朝、教わった通りご先祖供養しているよ。
「目には見えない世界を大切にしなさい」
母さんのこの言葉、子供たちにも伝えるね。

(ATSUKO・奈良県・63・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

輪廻転生の世界を心から願っています
今、どこから見つめているのでしょうか
再会の軌跡は、どこに描かれるのでしょうか

(ゴン・千葉県・77・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お線香の煙とタバコの煙
吸い上げられる様に昇っていく
これも立派な親孝行と信じよう

(まあちゃん・福岡県・54・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

いつも、ふるさとの幼き時代を思い出します
雪に濡れた手をそっと包んでくれた日を
再会の日を夢見つつ強く生きていきます

(ごん・千葉県・77・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

震災三ヵ月前、母が病気になり
宮城から父の位牌とともにやって来ました。
きっと父が守ってくれたんだと思います。

(まんまるねこ・神奈川県・53・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

月命日、実家に息子が電話する
きっと遺影の父さんも
耳をそば立て笑っているね

(こなお・東京都・48・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

一筋の煙がすぅっと青空に上っていく
見守られていると思うと背筋が伸びる
ご安心あれ、お嬢さんを大切にします

(難攻不落・大阪府・46・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

老運転手さんやったかも話す声に似てて
遠回りされてもだまってお釣もあげたら
笑顔やってん父さん、お香のおかげやわ

(おっちょこちょい子・大阪府・62・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

すごく悲い事があったもういない父に話す
風もないのに笑うようにお線香がゆれた
さみしいかい、元気かい、そう言ってる

(pinpon・広島県・56・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

おせんこうあげると
いつも母の香りがしてきて
おはぎの味もして心いっぱい

(おっちょこちょい子・大阪府・62・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

いつも造花で ゴメンね
お供えの餅 食べてるかな
今日は 特別、お酒だよ。

(ここのか・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

2人とも厳しく こわかった
笑顔など見たことがなかった
でも今思い浮かぶのは 2人の笑顔だけ

(マリ・山形県・44・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

今日はラベンダーの香りにしました。
私を産んでくれた特別な日だから。
おめでとう。ありがとう。

(ゆづママ・京都府・55・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

子供の頃ママに無理やり通わされた水泳教室
特技の平泳ぎで三途川を泳いで又会う日まで
ママの好きな桜の線香の香りを楽しんでいて

(有加里・宮崎県・40・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

おやじにもおふくろにも親不孝だった私。
ごめんなさいと毎日仏壇に線香を。
そちらで再会した時は存分に叱って下さい。

(むさし・愛知県・75・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

父親の写真に手を合わせる
もう誰も忘れてしまったかも知れないけれど
俺にとってはたった一人の父親だったから

(将軍・京都府・59・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

「お父さんにあげよう」
一度もお父さんに会ったことのない旦那が
今日もお供えのお饅頭を選びました

(うちだくん・山梨県・42・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

父さん、母さんの心臓が弱ってるみたい。
夢の中で花束抱えてもう一度、
ときめかせてくれないかな母さんのハート。

(まぷちゃん・東京都・58・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

盆と正月に実家へと足を運ぶ母へ会いに
不義理してごめんねと仏壇に語る
ほのかな線香の香りに母の姿思い懐かしむ

(カズ・福岡県・66・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

助手席で未熟運転中の私にしっかり
注意してくれる母の声は、今も聞こえてきて
墓前でありがとう!とお礼をいうんです

(ふじちゃん・大阪府・62・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お母さん、またフリージアの季節がくるね。
誕生日にはいつもくれたよね、嬉しかった。
これからはこの香り、私が毎年贈るからね。

(山口あい・愛知県・52・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

今日ばあばが夢に出てきた!
嬉しそうに話してたよ
夢の内容の報告、もう聞いた?

(こなお・東京都・48・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

あなたの息子はもうすっかりジジイだよ
27歳で逝ってしまったイケメンの父さんも
そっちで齢を重ねて待ってくれているよね

(紫雲山・大阪府・68・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

明け方に花枯れの墓地の夢をみた
窓辺から光差し込む朝がきて
冬晴れに揺らぐ線香両親の墓

(三河の海猿・愛知県・71・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お線香に火を灯しチーンとあいさつ
煙の向こうにあなたをみる
精いっぱい生きぬいてから会いに行きますよ

(イカこども・熊本県・40・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

名前一文字貰いましたと
花添え手向ける線香に
あやしているのか、笑う初孫

(逢坂 俊季・東京都・64・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

人括りながら横目で眺めた
駅の改札は波にうねりますが
幼い頃に見上げたあなたの背は埋もれ。

(比乃子・宮城県・28・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

いつかしら父と母の歳を越え
位牌に炎てた線香の
白い煙が、優しくなびく

(逢坂 俊季・東京都・64・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

「連れてこい」と言ってた話題の彼が、
今は毎日お線香をあげてくれてる。
お父さん、私、結婚するよ。

(幸・宮崎県・38・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

線香のにおいが嫌い父の仏壇のにおいだから
眠れない夜が続いてアロマをはじめた
眠れる香りは白檀だった

(ミッコ・大分県・44・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

「オトン元気?」なんて笑ってるかな。
普段ろくに口もきかなかったのにね。
今になって言いたいことが溢れ出てくるよ。

(友美・大阪府・37・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

77歳の母親の毎日は同じように規則正しい
毎日必ず父親の仏壇に線香をあげ話をする
仏壇はなくてはならない生きる証なんだ

(mieno・奈良県・53・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

お父さん、知っていますか?
お父さんの遺影は孫を抱いている写真です。
優しい笑顔で抱いてくれてありがとう。

(たたら・愛知県・44・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

父が亡くなり2年が過ぎた頃
たわいもない音楽を聞き初めて号泣した
ゆれる煙が曲と共に父のいる空へのぼってた

(ようこ・長野県・46・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

今時は親よりも子供の方が早いケースも珍し
くはない子供が先に行く事は親不孝だから
モーニング、グンナイコールは欠かさない

(のりこ・岐阜県・56・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

わがまま。亭主関白。自分勝手。
そんな夫が、位牌に毎日手を合わせてる。
それだけで、すべて許してあげるわ。

(しの・島根県・59・女性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

仕事で無理しすぎて倒れてしまった
お父さんの仏壇に線香を灯す
頑張らなくていんだよと声が聞こえた

(橘祐介・広島県・56・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

仏壇に手を合わせ祈っていた母の後ろ姿に
私もまた手を合わせた
私の事を祈っていた母の後ろ姿に

(エドガー・静岡県・57・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

親父の育てた梅の花見て笑った息子の顔が
そっくりだったから生まれ変わりだと思った
この子、親孝行のつもりで大事に育てるよ

(松ぼっくりん・兵庫県・54・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

日の出から日没までを農に出て
私たち四人の子供を育ててくれました
今日は新嘗祭です新米をお供えしました

(葛岡昭男・千葉県・74・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

種まきから収穫まで農一筋に
八十八回の手間隙かけての米作り
頭がさがるばかりです

(葛岡昭男・千葉県・74・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

米作り一筋の人生
太陽に看取られてそちらに旅立った生き様
あまりにも美しすぎます

(葛岡昭男・千葉県・74・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

今日は命日です
形見の山鳥の剥製が
床の間でじっと私を見ています

(昭男・千葉県・74・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

後期高齢者になりました
見守ってくれる両親のおかげです
家族を大切にして生きて行きます

(昭男・千葉県・73・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

黄泉に旅立って四五年が過ぎました
後を追う様にお母さんもそちらに行きました
今日の命日は家族で香華を手向けています

(昭男・千葉県・73・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

サンタからのカードを手書きで
慣れない誤字の英語の言葉で
贈ってくれた父は逝き

(まことちゃん・北海道・69・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

家を留守にする時仏壇に「行ってきます」。
ご先祖様とご本尊が、留守番をして下され、
家に帰宅した時にも真っ先に「ただいま」。

(琵琶ちゃん・滋賀県・70・男性・父へ・母へ)

【第15次応募作品】

テスト
テスト
テスト

(めぐみ・富山県・20・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お母さん、やっと見つけたよ。
お母さんと同じ位、俺を愛してくれる人を。
隣で一緒に手を合わせているこの人です。

(雷神青龍・岩手県・56・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お父さんの仏壇を守るように
その前で一日中まどろんでいます
可愛がってた猫のゆーちゃんは元気だよ

(晴耕雨読・宮城県・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

門限も作らず、お前が選んだ人ならと
結婚にも一切反対することなく
信じ続けてくれたお父さん、嬉しかったよ。

(じゅんグランマ・大分県・62・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

線香のかおりが遺影をなでる
そっちの暮らしはどうですか
苦笑する父が懐かしい

(ミミ・新潟県・36・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お父さん。私の花嫁姿は見えた?
かわいい孫娘も見えてる?
どんな気持ち?あなたの声が聞きたい。

(チューリップ・宮城県・38・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ちょっとしたしぐさが
父さんにそっくりだと言われ
うれしさ半分恥ずかしさ半分。

(はらは・岐阜県・49・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

通夜と葬式で200人以上が参加。
父さんの人望の厚さには
私は一生太刀打ちできないな。

(はらは・岐阜県・49・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

遺影の写真でほほえむ君も
普段の生活ではしかめっ面ばかりやった。
照れ隠しだとわかってたよ、父さん

(はらは・岐阜県・49・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつもここに座り
お経あげるていた父の姿
今 私が手を合わせています

(じゅんこ・大阪府・62・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

今日は笑っているね。
今日は悲しんでいるね。
何故でしょうか、同じ写真のはずなのに。

(まだまだまだまだ・福岡県・37・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お父さん、今、成仏していますか?
生前、すぐ怒鳴ることが多かったよね。
夢の中では、笑顔なので安心しています。

(万里子・福岡県・52・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

私の名前は、直樹。
真っすぐ伸びろという親の願いか。
ぐんぐん、生き生き、未来の大空ふり仰ぐ。

(ひたむき・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

かあちゃん、暴走老人にならないでくれ。
そろそろ運転やめてくれ。
米寿の祝いで吠えていた。百まで走ると。

(意気軒昂・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

煙の少ないお線香が流行りだけれど、
煙と香りの豊かなお線香がほしい。だって、
仏さまは煙と香りを味わってると思うから。

(天国へごちそう・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつも親父が言っていた。
星を見つめる人は、星に見つめられてる。
手を合わす時、親父も俺を見てる気がする。

(ご先祖星座・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

仏さまに願い事はしない。涙は見せない。
だって仏さまの重荷になりそうで・・・。
私は毎日、お線香と感謝だけを捧げたい。

(ひたむきの花・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

仏壇に手を合わせる姿、おもいだすよ。
おやじの背中、大きくて、まぶしかった。
気づけば俺も、手を合わせてる。

(なむなむ・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

親父!姉さんの鬱病を治してくれ!家業を継
いで50年。仕事一筋に打ち込んで、趣味と
てないが、せめて安らかな老後を頼むよ!

(たっくん・千葉県・77・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

母の涙が落ちる時間
悲しく寂しい時間
でも一人向き合い前向く時間

(あお・大阪府・23・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

線香一本 母さんの声が聞こえます
線香二本 母さんの笑顔が見えます
線香三本 僕たちを見ていてくださいね

(深山 我呆・福島県・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

本当は、「おとん」やなくて
「父さん」って呼びたかったんや、ずっと
間に合わんかった。ごめん、父さん。

(松ぼっくりん・兵庫県・54・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

急逝したお父さん。もっと話したかったよ。
だから今、線香の煙にのせていろいろ報告。
聞こえてる?まるで遠距離電話みたいだね。

(福島直子・神奈川県・58・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

庭の花々、今年も立派に咲いてくれました。
それを空の上のお父さんにも伝えたくて。
ごちそうさせてね、花の香りの線香を。

(福島直子・神奈川県・58・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お線香の香りが心地よいです
守って下さってありがとうございます
今日も力いっぱい頑張ります

(カヨカヨ・滋賀県・72・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

こんな時あなたならどうしたのかな
母の口から語られた折々の言葉で推理する
それが歩むべき道の指標になった

(峯岸メイ・大阪府・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

天国から知らせてくれたんだね。
お陰で妹はガンの早期発見だったよ!
大好きだった『藤』のお香で手を合わす。

(いちご・埼玉県・49・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

父さん、僕はもうあなたの声ですら
思い出すことができない親不孝者だけど。
掌の温もりは、今でも思い出せるのです。

(中村 木綿・東京都・37・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつも私は食べたからと言って食べていない
半分ずつでいいから母さんも食べてね
長生きしてくれなきゃ困るの僕だもの

(和ちゃん・東京都・65・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

夢の中にお父さんが出てくるたび
「なんだ生きてるじゃない」と安心します
ここじゃないけど今を生きているんだよね

(キノウ・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

あなたが天国へ旅立って一年
思い出を語るには早いけど
毎日の会話にあなたが出てきます。

(そらいろひつじ・三重県・49・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お父ちゃん、今日も一日ありがとう
目の前を立ち上る線香のけむりは
あの世とこの世をつなぐ糸電話なんだね

(ようこ・岐阜県・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつまでも悲しいのです。
悲しいままご飯を食べて、笑っています。
悲しみは、私の一部になりました。

(takako・青森県・56・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お線香の香りはお母さんを思い出します
毎晩一緒に佛陀で手を合わしたね
今はお父さんと一緒ですか。

(ちょく・奈良県・38・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

まだまだ 私 頑張り ます
出来たら 天国で 必ず
見守って ください。

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

おとうさん、おかあさん、ずいぶん経つね
年を取るごとにむしょうに話したくなる
線香をあげる間くらい声がききたいよ

(ひろ・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ふたりが住んでいた栃木の家
売ってしまいました。ごめんなさい。
二百十万でした。すみません。

(けいちゃん・東京都・68・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

姿のない今は、写真を見つめながら、
声をかけると、姿を見失ってしまいそうで、
いつも遠くから生前の容姿を浮かべながら。

(琵琶ちゃん・滋賀県・70・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

青い空にいると言ったから
夜空の星に、あなたを探しません
雲に書いたラブレター、読んでくださいね

(感王寺美智子・熊本県・57・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ゆらゆらと
ゆれるケムリを見ていると
亡き母の気持ちが伝わってくる

(美恵子・愛知県・61・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

怒られたあの日 昨日のように思い出す
実はね私 お母さんになったよ
そこから見えるかな 私の子 あなたの孫

(りつき・兵庫県・37・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつも願いを聞いてくれて、ありがとう。
今日は、嬉しい報告です。
ひ孫が、又一人増えましたよ。

(ピンクのイルカ・熊本県・66・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

母 思い
バラの香りの
お線香 焚く

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

香り 摘む
母の 姿に
涙 する

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

おかあちゃんが逝ってもう五十年
臨終の時のことしっかり覚えているよ
頬に流れた一筋の涙のこと

(若狭展望・福井県・70・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

永い間お墓参りしていないな〜
おかあちゃんおとうちゃん
必ず花と線香持って行くから

(若狭展望・福井県・70・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

守ってくれてありがとうと父に毎日報告する
安らかに眠ってねとお願いする
それをしないと一日が始まらない

(橘祐介・広島県・56・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

母のこと は
厳しさ ばかり 思い出す
それでも あなたは 立派な母親 でした

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつも手を合わせればお願い事ばかり
明日からは、がんばる言葉を
お供えします。

(ハリー・神奈川県・57・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

白檀の
お香 効きつつ
お参りす

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

今日の煮物うまかった
また来るね
お父さんとお父さんの中のお母さんに会いに

(カーネーション・群馬県・46・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

会ったはないけれど墓まいりしてます
ひ孫の蓮心と碧翔です。めんこいです。
そちらの蓮の花と空の色を愛でてますか。

(まことちゃん・北海道・69・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

近所のバアちゃんにホメられた
ハゲ方が父さんそっくりだって
もうそっちに着いたかい?オレノ髪は

(満川 恒朗・静岡県・56・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

久しぶりに帰ってきたけど
この家は何も変わらないな
守ってくれてありがとう。

(アオノセイ・東京都・33・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

故郷奄美のお母さん
蒼い山、碧い海、青い空 みんな青いから
一緒に8月踊りを踊りましたネ

(奄美鳩通信社・兵庫県・66・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ここは、お願いの場ではないのに、
いつもお願いごとばかりですね。
必ず、胸張って報告に来るようにします。

(miura-ran・千葉県・77・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

耳が遠いというだけで
あなたと話すの面倒だった
若き日の私を許してください

(ミーナ・千葉県・77・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

困った時だけお母さんに祈るのは
私の弱さですね。
大丈夫よというあなたの声が聞きたいです。

(クローバー・東京都・61・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

心配性だったお父さん、最後に約束した通り
私たちみんな元気で仲良く暮らしてます
だから安心してそっちで笑って見ていてね

(抹茶マカロン・兵庫県・51・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

位牌の前に佇むと あなたの顔が見え隠れ
今日もひと踏ん張りと 語りくる優しさが
今日もあなたに 私の心ののろし捧げます

(いしわかまる・栃木県・48・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

困った!助けてー! 
お願いが大きい時はお線香も多めの私。
まだまだ、のんびり出来ないね。お父さん。

(わかこ・群馬県・37・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

夢で見た あの橋でまた会いましょう
お父さん お母さん お花見しましょう
あの岸辺はとても綺麗だったもの

(みずね・茨城県・57・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

手を合わせると自然と伸びる背筋に
今もどこかで貴方の厳しくも温かい眼差しを
探しているのかもしれません

(蒼永玲・神奈川県・32・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

私は、わが家のいい嫁になれていますか?
義父さん、義母さん、見守っていて下さい。
もっと、一緒にいたかったです。会いたい。

(ふじさわかなえ・岡山県・51・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

勿体ないが口癖だったお母さん。私があげた
ジノリのカップ使わずに逝きましたね。
そちらでも大好きな珈琲飲んでますか?

(ヨッシー・岐阜県・66・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

父ちゃん母ちゃんは今でも生きてます。
一生懸命生きる姿を見て微笑んでいます。
これが私の両親への笑顔の供養です。

(ミッキー・埼玉県・63・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

若い父の傍らにつつましく輝いて
饅頭みたいな私を抱いている
自信にあふれた母の顔をして

(kuzuoka・千葉県・74・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

貴方の想いを想像するけれど。
一言だけでもいい。声が聴きたい。
そしたら前を向ける気がするのです。

(葉月・山口県・28・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

二人で一緒の写真がないので、
写真立てを近づけています。
お線香が煙いですか、苦笑いしていますね。

(サンドリヨン・山口県・58・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

親になって14年
ああ親父は、こんなふうに思っていたんだ
子育てしながらそんなこと考えてる、いつも

(松ぼっくりん・兵庫県・54・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつも空から
見守ってくれて
ありがとう。

(プリン・北海道・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

夢をみましょう あの日の夢を
まだ幼い頃にみた やさしい笑顔
変わらぬ瞳で あなたは微笑んでいる 

(紫蓮花・京都府・54・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

母の日の近づく5月が寂しくて嫌だった
亡き母を偲ぶ想いから生まれた日と知り
それでも、やっぱり会いたくて涙が溢れた

(トミコ・大阪府・43・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

食べる事が好きな、料理上手なお母さん。
お母さんの命のバトンを受け継いだ私。
お母さんにも食べてもらいたい料理が沢山!

(MIHO・東京都・28・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ご仏前
一輪挿しの
カーネーション

(一二三茶・滋賀県・56・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

俺の好物を知っているのは、母だけ。
今晩、一生懸命作ってくれた。
金平。この味付けは親子の味かも。

(ぼね・東京都・43・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

癌とパーキンソン病で、わずか3年の介護。
亡くなっても後悔しない介護をしたつもり。
逝ってしまうと後悔の日々。お母さんゴメン

(ゆみ・広島県・58・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

日々暮らす中、空気のように居た母
壊れていった、耐えられない葬櫃感
父の傍に旅立った、ご苦労様ありがとう。

(kazunori・東京都・63・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ええ天気やねぇ、っていつも窓越しに
つぶやいてたね、お母ちゃん。
今はお父ちゃんと、仲良く散歩してるかな?

(天宮晴美・大阪府・51・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お父さん。運動会 発表会 合格発表
いつも泣いてくれたよね。泣き虫お父さん
生まれ変わってもあなたの娘にして下さい

(ひかる・沖縄県・17・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

60年も寡婦だった母さん
写真を繰っても繰っても
笑顔がないのが寂しいよ

(かえで・神奈川県・75・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

氷は暖かい
朝早くストーブをたく母
夜遅く働く父

(栗かぼちゃ・山梨県・59・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

こんなにいい子に育ててくれてありがとう
うれしそうに言ってくれたお義父さん
反抗期の子もどうぞ見守っていてください

(JACK52・埼玉県・52・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

長生きしてくれて、ありがとう。感謝です。
生きる姿をいつも見せてくれてありがとう。
感謝する心をはぐくんでくれてありがとう。

(しろあんすきやねん・兵庫県・52・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、そちらの暮らしは慣れましたか?
私もお母さんも元気です
安心して、今日も見守っていてください

(みらい・神奈川県・41・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

今年も家庭菜園は豊作でした。
不精な俺でも美味い野菜たち。
お父さんの作った土のおかげだね!

(晴耕雨読・宮城県・58・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

まだ60歳なのに 先を急いだお父さん
「遅かれ早かれ 皆いつかは逝くんやから」
よく笑顔で話してくれたよね

(トリケラトプス・滋賀県・64・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

義母さんの尻にしかれていた義父さん。
そちらでは肩を並べているのよね、
今日も聞こえるよ「えへんっ」の咳払い。

(柴 喜代・兵庫県・67・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

父さま空から見えるでしょう
紅いもみじの手をあわせ
「ののちゃま あん」と言う孫が

(柴 喜代・兵庫県・67・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

今日も元気だよ
見守ってくれて
ありがとう

(結夢・長崎県・54・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

母さんが心配していた娘の学校
今日が卒業式ですよ
一緒に行ってくれますか

(ゆめこ・千葉県・59・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

子供が生まれ親になり
父母の苦労、実感した。
見守り励まし、そのやさしさに感謝します。

(からあげ、からげる・愛知県・48・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

誕生日もバレンタインも無しでごめん。
今日はお酒を供えたよ。
孫の大学進学みまもって!

(しらがの影・福島県・62・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

こちらにみんな連れてきたよ
あちらじゃ何年も会えないし
毎日来ますので

(はかのもりびと・埼玉県・65・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ばあばとの淡い記憶を
忘れないよう手を合わす
この子を空から見守っていて

(こなお・東京都・47・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

昨日、父さんに似てきたと言われました。
こっちも色々あるけど大丈夫。
母さんは今日も父さんの椅子で笑ってます。

(mapchan・東京都・58・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

夫とケンカし、一年ぶりに実家に。
ふと、明日が父の命日に気づく。
私をここに呼んでくれたんだね、父さん 。

(しのびぃ・広島県・54・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

「打ち手がない」そう言う私にあなたは、
「一つだけ方法がある。それは勇気だ」と。
いま、同じことを息子に伝えてる。父さん。

(やーくん・神奈川県・59・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

花には興味がなかったようだけど 
お父さんのために毎日お花を活けています
花のようなあなたの娘からですよ。

(アキラの娘・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

この年になって
お父ちゃんお母ちゃんの思いやりが
少し理解出来るようになりました

(一二三茶・滋賀県・56・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

自社株の上場
大きな夢と 社員のしあわせを願い
薫りたつ白煙の別世界

(おっちょこちょい子・大阪府・61・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

桃の節句に生んでくれてありがとう。
今年も、やさしい一対の雛を飾りました。
古雛になってもなほ愛しくてたまりません。

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さん、雪となって手紙をありがとう。
花園で自由に楽しく暮らしていますか?
また、天から手紙を落としてください。

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お線香をあげて
ご先祖さんも新年の宴へ
いっしょに一年は、はじまる

(おっちょこちょい子・大阪府・61・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

いってきます、ただいま、おやすみなさい
姿は見えないけど感じる母のぬくもり
心を込めて今日も拝む

(さよりフライ・群馬県・27・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

もっとずっと先だと思っていたよお母さん
こんなに早く線香をあげることになるなんて
線香の煙が深く目に染みるよ

(せぴあん・岡山県・40・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、お父さんが逝ってしばらくして
お母さんが認知症になりました。
お父さんの事は覚えていてほしいな。

(さちこ・愛知県・54・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

線香1本に火をつければ
笑顔で見つめてくれる
ご先祖様

(chosan・茨城県・68・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

「いい歳をして もう泣くんじゃない」
そう言って 笑ってるだろうね お父さん
でも私 ずっとお父さんの 子供なんだよ

(かおる・広島県・51・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

あの夜、なぜ携帯を切って眠ったのでしょう
あの夜、おかあさんの臨終を知らなかった
淋しかったでしょ?ほんとうにごめんなさい

(しょみん・鹿児島県・75・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

相変わらず釣り糸を垂れているのかな?
夢で逢えたけど、まだ、誘わんといてね。
母が悲しむから。

(健ちゃんパパ・大阪府・53・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

貴方の生れ変りの様に誕生した3人のひ孫
連綿と続く命の連鎖こそ
貴方が残したがっていた「生きた証」です

(蒲柳・埼玉県・62・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、お母さん、おじいちゃん、
おばあちゃん、ご先祖様、今日も素晴らしい
朝を迎えられ、心より感謝申し上げます。

(メルシー・僕・東京都・72・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母ちゃん今の私の年の頃
どんな気持ちで
毎日過ごしていましたか

(ビスケット・大阪府・62・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さんのこと、ずっと憎んでてごめんね。
大変だったんだよね、今ならわかるよ。
いつか、そっちで仲良く暮らそうね。

(まちゃぶう・青森県・54・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、そちらでもほどほどにね
私よりご先祖様に言われたほうが効くかな?
お父さんと呑みたかったな

(呑んべえの子孫・岐阜県・42・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

しわが増えたね。髪が薄くなったね。
一緒に出掛け、一緒にご飯を食べよう。
少し寂しいけど、気持ちを伝えられる間に。

(hina・東京都・31・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

じいちゃん、最期は故郷に帰りたかったよね
連れて帰ってあげられなくて、本当にごめん
今は故郷に帰って、あの景色を見てますか?

(カノマタ ヨシエ・新潟県・56・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

豚汁が大好きだった、じいちゃん
塩分が体に悪いとか、忙しいからと
少ししか作ってあげなくて、ごめんね。

(カノマタ ヨシエ・新潟県・56・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

もう天国に着いたかな?
長旅お疲れさま
また来世でも親子になろうね

(そらいろひつじ・三重県・49・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

おいしいお菓子を買ってきたよ。
もう病気を気にせずに、
好きな物を食べられるね。

(ベンジャミン・兵庫県・41・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

夢では、しょっちゅうお喋りしているよね。
あまりにも突然の別れだったから、
まだまだ話し足りないものね。

(ベンジャミン・兵庫県・41・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

バスを見るたび思い出す
軽快に運転する父の面影
大好きなコーヒー置いておきます

(ぱちょりっく・東京都・38・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

「十万億土との超遠距離恋愛」
そう言ってノロけたよな
どうだい、オヤジとの極楽の生活は?

(三郎・千葉県・67・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

片付けていってくれてありがとう
その後まもなく夫が癌宣告されました
でなければ泣いてばかりで私できなかった

(れいれい・神奈川県・63・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

誕生日やね。うるさいお口で、ケーキ食べて
今日だけは、愚痴よりケーキを供えるね。
やっぱり、親父が大好きや。

(雪花菜 (おから)・大阪府・48・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

今日は忘れずに線香あげました
こちらが見えますか
かあさんの様子も見えるといいな

(深山 我呆・福島県・59・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さん、いつも見守ってくれてありがとう
朝からお酒ばっかり飲んでるお父さんを、
たまには、やさしく叱りに来てくださいね

(春来・東京都・44・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

天国で会っても気づかないね
お父さんと同い年になっちゃったよ
今度会う時は私の手をひいてね

(冨田秀子・埼玉県・55・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

母さん、父さんが逝ったけど、一緒なの?
それとも別々の世なのかな?
時々二人で孫の顔でも見に来てね

(ぽぽぽのぽー・東京都・44・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

大切な物は何でもお仏壇の引き出しに。
通知表はいつもお線香の香り付きだったね。
お母さん、大好きな香り届いてますか?

(碧・長野県・49・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さん
にぎりしめる手はないけれど
いつも心で生きている

(ひーちゃん・愛媛県・68・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

誕生日にイチゴのショートケーキ
ロウソクはないけど お線香に心を込めるね
父さん 今年でいくつになった?

(リンゴほっぺ・秋田県・47・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

あの日のことを思うと涙が止まりません
でも先に逝ったから今のわたしがあります
母さんが長年かけて仕組んだことですか

(ピアノカフェ・兵庫県・58・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、見守ってくれてありがとう!
今日もいい日になるよう頑張ります!
だから、いつものように見ていてね。

(かっくんこ・東京都・55・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さんそっちは寂しい?
でも、もう少しだけ見守っていてね。
こっちでお母さんと笑顔で過ごしたいから。

(春日 竜・埼玉県・44・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ありがとう
ごめんなさい
そっちに行ったら、ちゃんと言うね。

(むらくも・長野県・41・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

心配性の母ちゃんは子や孫が気になって、
花の陰からのぞいているんじゃないの?
落っこちないでよ。怪我をするから。

(はるの はなこ・東京都・74・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん競馬やっていますか?
貴方の孫も最近競馬を始めました。
予想している顔は瓜二つでびっくりです

(四ひきの母・埼玉県・60・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、おはようございます。
今日も私は勉強頑張ります。
合格するよう見て居てくださいね。

(ゆめみ・福岡県・41・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

急に会えなくなって母さん毎日泣いてたよ
でもね、今は孫が産まれたから大丈夫
父さん いつも見守ってくれてありがとう

(りんごちゃんさん・群馬県・44・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ねえ 親父
毎日供える言葉で届くのは
親父からの幸せのおすそわけや

(かのん・大阪府・48・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

親父さんお袋さんろうそくとお線香は毎日
かかさず御経もあげてますそちらの世界で楽
に暮らして下さいそうすれば僕らも幸福です

(市場 晃・福岡県・68・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ご飯、ちゃんと美味しいですか?
夜、ゆっくり眠れていますか?
お母さんが笑顔なら、それだけで充分です。

(かよこ・石川県・26・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お線香は 仏様の朝、昼、晩のお食事です。
沈香味 白檀添え 花の香りのトッピング。
さぁ、お父さん 召し上がれ。

(ギロ・東京都・61・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

納骨堂。住み心地はどう?
ちょっと、狭いかなぁ。
お互い。くっついて居られていいかな。

(たかさん・愛知県・56・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ばかやろう。パカ死だ!!
お空の上には『   』は無いよ
仏さまと御一緒に反省しろ

(ほとけ様大好き・北海道・33・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

この間、元気か?って声掛けたでしょう。
心配してくれて、ありがとう。
から元気ですが、なんとかやってます。

(一二三茶・滋賀県・56・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

会いたい時はいつでも会える。
胸にしまった思い出のポケットを開けて、
今日もあなたに会いに行きます。

(団塊年寄高齢者・北海道・69・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ママお早う、そっちにはもう慣れたかな?
こちらはまだまだ慣れなくて
今日はパパのカッターのシミと格闘中。

(みのるみ・大阪府・48・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ああ、なんか話したくなったよ。
まだ行かないけどそっちはどうですか?
こんな私だけど忘れないでね。

(トミー・北海道・59・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ずっと腰が痛くてつらそうだった。
頭も痛いって言ってたね。
おじいちゃん、今は痛いとこない?

(カノマタ ヨシエ・新潟県・56・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

白いけむりにのせて
届け わが思い 私も妹も母となり、
二人で貴女の年を越えました。

(もーちゃん・神奈川県・50・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

きっちゃん、はっちゃん仲良くやってる。
上からの見守りありがとう。
皆元気にしているよ、又来るね。

(木ノ内 明・静岡県・66・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

「いい人じゃなかったけど、いい男だった」
オフクロがのろけたその男の耳掃除
極楽でもしてるのかい?

(三郎・千葉県・67・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

なぁ、こうして 手ぇ合わせとると
不思議と 気持ちが素直になるんよ。
ゆっくり話そうな、 お母ちゃん

(おーちゃn・広島県・63・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さんお母さんありがとう
元気な子供を授かったよ
生まれたら見せに来るね

(どら猫・鹿児島県・36・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

突然いなくなって、ただただ悲しくて
お父さんのニッコリ笑顔、見れなくて
でも今は沢山笑う母を見ていてね

(はる・茨城県・37・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

父の背中 亡くなって思い知る
立派な父親だった ありがとう
まだ父の背中を借りながら 我も子も育つ

(麒麟・熊本県・37・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

おやじ
もっと、もっと、話したかったよ
あの世で、呑んで、歌って、話そうよ

(愛の伝道師・山形県・66・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

おかん。ハイライトが大好きやったな。
でも、供えようとしたら嫁に止められた。
タバコは体に悪いやろ、やて。

(紫雲山・大阪府・67・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

「もう思い残すことは無いよ」それは
死にゆくための覚悟の言葉だったんだね
多分私もそう言うよ今ならわかるよお母さん

(あらたま・青森県・60・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

親父のあとを 追うように逝ったおふくろ
そんなに 離れたくなかったなんて
知らなかったと言えば それはウソになる

(神戸のターやん・兵庫県・64・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

「痛いの?」と聞くと「大丈夫だよ。」って
じいちゃん 最後まで我慢強かったね。
もう痛くない?大好きな焼酎だよ。

(ひよどり・福島県・50・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

あなたの曾孫は
よく食べよく眠り、たくさんウンチをします
あなたが孫を抱いた時の気持ちが分りました

(あらかん・埼玉県・60・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さん、先日の夢ではありがとう。
「彼と結婚しようと思う」と言ったら、
軽く「OK!」って。笑っちゃった。

(Kico・東京都・42・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

久しぶり、帰ってきたよ。
あの時、ありがとう。
今この時も、ありがとう。

(けいすけ・東京都・40・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、お母さん、元気ですか。
本当は仲が良かったんだよね。
そちらではいつも2人で笑っていてね。

(orihime・愛知県・55・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

今日は孫の
大学入試なの
合格祈っててね

(林 正史・京都府・69・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

今朝入れた
新茶の味は
どうだった

(林 正史・京都府・59・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

亡父さん、私、親孝行したかった。
今は、手を合わせることしかできない。
ごめんなさいね。そして、よろしくね。

(くま・埼玉県・44・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

微笑んでいるだけじゃダメだって!
俺はまだ叱ってほしいんだよ。
ガキの頃、悪さして平手打ちされたように。

(三郎・千葉県・67・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さん久しぶり、帰ってきたよ。
じいちゃんばあちゃんと仲良くやってる?
こちらは楽しくやってるから大丈夫だよ。

(もちちょこ・神奈川県・22・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

回忌法要無事におわってホッとしています。
坊さん曰く、二人一緒にできるのは
生前仲がよかった証しだよって…聞いてる?

(okeiman・愛知県・65・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

回忌法要無事に終わってホッとしています。
坊さん曰く、二人一緒にできるのは
生前仲がよかった証しなんだってさ。

(okeiman・愛知県・65・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

病気の時、父さんに面倒かけたね。
今は、普通に暮らせるようになりました。
父さん、本当にありがとう。

(アルト8282・埼玉県・41・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

おかあちゃん、昔私、何でか言えなかった。
けど今、毎日手を合わせ言ってます。
いっぱいありがとう、いっぱいごめんね。

(きみちゃん・愛知県・57・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

じいちゃん 私の名前忘れてしまったね
でもいいの 一番大事な人と言ってくれた
うれしかったよ

(なんてゆうか・沖縄県・61・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

おじいちゃん 雪の日に
スコップ替わりに 杖をつき
「雪透かししようか」と言ってくれましたね

(なんてゆうか・沖縄県・61・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

じいちゃん ばあちゃんにもう会えたかしら
相変わらずボケツッコミをしてますか
「元気でいてね いつまでも」

(なんてゆうか・沖縄県・61・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さんに、文句があります。
なぜ、昨日のミスを助けてくれなかったの?
お母さんのわがままは、きいているのに。

(さなえ・福岡県・56・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さん…、私また喧嘩しちゃった。
夫婦って難しいね。
そっちで応援しててね、頑張るから!

(麻美・宮城県・41・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

親父が逝ったのは二十年前の節分の寒い朝
その年は親父の大好きなお雛様飾れなかった
今年はおれの孫のお雛様飾るよ。もう春だ。

(とどちゃん・群馬県・63・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

最近になって何故だろう?
特に父さんのことを考える
父さんの年齢を越して気を使ってるのか

(のりダー・愛知県・46・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お待たせしました
俺、結婚できたよ
母ちゃんによく似てるんだ

(とよ・神奈川県・36・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お墓に雪が積もって重くないですか
落ち着いたら除雪にまいります
だから、夢に出てこなくていいからね

(百瀬 麻友・山形県・46・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さんの居る海まで
ぼくの名前が届くように
もっと有名になるからね

(やまちゃん・山梨県・36・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

何があっても
なんとか乗り越えて見せます
安心して見守るだけでいいからね。

(島根のぽん太・島根県・48・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

困ったとき
いつもあなたならどうするか
そう考えて行動します。

(島根のぽん太・島根県・48・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

さよならしてから三年がたちます。
40年以上もパパっ娘の私は、
毎日、お線香をあげて会話してるね。

(もこ・栃木県・45・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ありがとう お前はゆっくり後から来いよ 
本当は苦しくて辛かったのにね お父さん
今は解放されて ほっこり過ごせていますか

(凛・京都府・39・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お線香よりもタバコだろって
お父さんの声が聞こえるよ
大丈夫ちゃんと両方お供えするよ

(大久保さと子・埼玉県・33・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

今年もブルーベリーが実を付けたよ
バァは酸っぱそうに食べてるけど
本当はジイを思い出してるんだよ

(まつのき・愛知県・62・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ここで手を合わせるのよと教えてくれた母
あなたの自慢の息子になれたでしょうか
ここにおばあちゃんがいるんだよ

(伊勢・愛知県・31・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お義父さん、早いものです。
娘もこの春高校生になります。
笑顔で見守ってやって下さい

(まゆママ・愛知県・53・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

おかえりなさいが聴きたくて手を合わせる
ただいま 今日も寒いね 明日も頑張るね
浮かんで来るのは優しい笑顔と笑い声

(あいぼん・北海道・42・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

肺炎で三途の川を渡りかけたけど
おやじとおふくろが押し戻してくれたんだね
いつまでも世話をかけるなぁ

(みくちゃん・岡山県・75・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お義父さん、いつもお水でごめんなさい。
お盆と命日は特別に
お酒をいれておきますね。

(くまこ・神奈川県・45・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

勉強してないけれど順位を上げてください
そんなお願い 聞いちゃダメよ
お父さんは校長先生だったんだから

(にゃんこ先生・埼玉県・43・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お線香は、仏様のご飯だと
教えてくれたけれど
お父さん、そのお味はいかがでしょうか?

(にゃんこ先生・埼玉県・43・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

父さん、いつも見守ってくれてありがとう
父さんが生前、当てられなかった宝くじ
そちらからなら、遠隔操作できそうですか

(よんよん・神奈川県・62・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さんの検査結果大丈夫だったよ。
そっちに呼ばないでくれてありがとうね。
もう少し私達と一緒にいさせてね。

(NOKO・東京都・52・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母さん 私はもう
あなたより長生きしちゃってるよ
ちゃんと子育て上手くやってるかなぁ?

(カーネーション・佐賀県・44・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、煩いお母さんは元気にしてるよ。
私と、じっくり話したことがなかったね。
女三人の中で寂しかったね、ごめん。

(小径・埼玉県・66・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さんに伝えたいことが
8年間伝えられぬまま募るばかりです。
どうかこの香にのって、届きますように。

(だいだい・神奈川県・23・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、8年が経ちました。
私はもう社会人になりましたよ。
あなたの痛みが今ならわかる気がします。

(だいだい・神奈川県・23・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

小さかった私の子どもも二十歳です。
ずっと見てくれていて、知ってますよね。
これからも、ずっと、見守っててね。

(横居投企・三重県・45・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん
皆で、心配したり、おしゃべりしてる?
頑張って生きてるから、見守っててね。

(横居投企・三重県・45・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

和食しか食べなかったお義父さんは
七年経った今では、ピザも食べますよ。
びっくりでしょ?義母さん。

(春風・滋賀県・47・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

二人のお陰で、私はこの世にいます。
出会わせてくれて、ありがとう。
待っててね、会いに行くその日まで。

(岡本逢花・大阪府・46・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

最後に何を言いたかったの
夢でもいいので
もう一度声を聴きたい

(かっちゃん・和歌山県・56・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ここの景色はいつも変わらないね
相変わらずの田んぼの真ん中…
でも一番安らぐね…

(かを・沖縄県・53・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

母さん まだお迎えはいらないよ
行くことになったら
こころのケータイするからね

(ハラパン・福岡県・70・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

なぁ父ちゃん。声ってさぁ、
聞いてないと忘れちゃうんよ
夢でいいから会いにきて

(ゆずママ・埼玉県・35・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

パパさんは、どんな毎日を過ごしてますか?
チビの頃から変わらず見守ってくれている?
そんな私もパパが私のパパになった歳に…。

(ぐーさん・埼玉県・26・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

昔は線香、消えるの長くて嫌やったな
今は、皆を想う時間やからもっと長くていい
お父ちゃん、お母ちゃん、また話聞いてな

(中野かな・和歌山県・51・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

夜中にふと空を見たら
頭の真上に満月がありました
父母が見ているようでした

(桐山榮壽・東京都・60・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、そっちで元気にやってる?
お母さんがぼけちゃったけど
私頑張るからまだ連れて行かないでね

(たまこんぐ・神奈川県・52・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

俺やー、先が長くないんだとさ
病室でそう会話していたけれど
そちらから大声が聞こえそうです

(おめぐ・宮城県・45・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

最後の頃、会話は一方通行だったね。
今もそれは変わらないけれど、
思っていた以上にさみしいよ…。

(メグ・徳島県・55・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

鳶になって迎えてくれたね、お父さん
この間、お寺の屋根にとまって鳴いてたよね
15年前は小さなかたつむりだったのにね

(ともぞう・大阪府・60・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

月一度のお墓参りです
今月もお参りさせてもらえました
来月も再来月も会いに来させて下さい

(カヨカヨ・滋賀県・71・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

みんな、元気でやってるか?
うん、庭の白梅、一輪咲いたよ、お父ちゃん
お線香の煙がつなぐ、あの世とこの世

(すみねこ・神奈川県・66・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、お父さんの骨はまだ家にあるけど
でもお父さんがいるみたいであったかいよ
カゼひかない、お父さんもカゼひかないでね

(kiichigo・神奈川県・52・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お義父さん初めましてあちらでは酔って溝に
落ちていませんか?そちらに行った際には
一緒に酒を飲みましょう 僕が助けますから

(トイレでスクワット・埼玉県・45・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お義母さんの責任取ってくださるのよね?
背中をおされて今じゃ漫才夫婦のようで
口癖の許し合い支えに仲良いですよ

(トイレでスクワット・埼玉県・45・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

親父、お袋喜んでください。
女系から脱出して男の孫です。
今日は、線香大盛りにします。

(伊藤・静岡県・60・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

そっちに行ってから30年だね。
時々DVDで見かけるよ。
僕はもう60だよ、年とらなくて良いね。

(伊藤・静岡県・60・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

すすきが揺れ 私の前にとんぼがすうーっと
現れて空中に止まる 寄り添うようにして
じっと見つめる 私一人のお盆の墓参り

(なし・山形県・64・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ジイちゃん、バアちゃんに怒られてへんか?
詩吟唸って周りに迷惑かけたらあかんよ
でもまたバアちゃんと一緒になれてよかった

(moritaku・三重県・63・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お母ちゃん
よく話してくれたその世界
実際行ってどうですか

(まひる・静岡県・48・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

親父さん、あの日からもう三年になりますね
三十年前に一緒に買った土地が売れました
寝ていた土地が来年は息を吹き返します。

(なし・東京都・55・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

おかあさん妹はそこにいますか?
淋しくて悲しくてあなたのもとに旅立った
妹をどうか叱らずに抱いてやって下さいね

(白澤円城・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さん、いつも見守ってくれて有り難う。
あの時、19歳だった私に、孫ができたよ。
かわいい様子を、空の上で見てやってね。

(びんの助・兵庫県・62・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

窮屈な家で、羽伸ばせないって言ってたね
天界はどうですか
羽ばたいてますか?

(エース沢村・東京都・42・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

父さん母さん
還暦になりました
がんもどきが好きになりました

(桐山榮壽・東京都・60・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

孫は中学と高校受験の歳になりました
「じいちゃん、ばあちゃん、よろしく!」
二人は毎朝線香あげてお願いしています

(大阪のアン・大阪府・75・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

そちらの住み心地は快適でしょうね。
お二人が真っ正直に生きてきたことを、
仏さまはとっくに、ご存知のはずですもの。

(キンモクセイ・山形県・78・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

パパがね、ママのためにお花を買ったの。
立派なお花だよ。
一周忌には見に来てね。

(こむぎ・奈良県・46・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

働くのが好きだったお母さん
天国でもキャディーをしているのですか?
いつか会ったら、笑顔で迎えてね。

(秋桜・神奈川県・65・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父ちゃんお母ちゃん、今年も帰ったよ。
今どこにいるのですか?あ、線香がゆれた。
来てくれてたんだね。

(へのへのもへじい・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

姿のない今は、墓碑にお線香を供え、
過ぎ去りし記憶を取り戻しながら、
旅行先での出来事等を語りかけている。

(琵琶ちゃん・滋賀県・69・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お袋、リュウマチで歩けなかった足ですが、
思いっきり歩いたり走ったりしていますか?
色々な所へ旅をしてください。

(伊藤・静岡県・60・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

お父さんは天国ですか?地獄ですか?
お母さんは勿論、天国ですね。お父さんは?
お母さん、至急、お父さんの居る所を教えて

(奄美鳩通信社・兵庫県・66・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

ママは友達作り名人。
きっと、そっちでも人気ものでしょ?
あー、パパ妬いてるよ?

(だちょう・埼玉県・21・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

予定ない
言って十日で
力尽き

(okyonchan・東京都・51・女性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

香り残し煙のように消え往くこの時間の中で
儚くもあり愛おしくさえもある あの頃
あなたが涙し夢見た今日を精一杯生きてます

(めろさん・大阪府・30・男性・父へ・母へ)

【第13次応募作品】

母さん、手術から一年 辛かったね。
最後の三か月は 全く食事もとれなくて。
やせ細った姿みて 父さん驚いてたでしょ。

(アンの母・静岡県・59・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

下の名前で ちゃん付けで
呼ぶのは 家の中だけだよ
お母ちゃん

(ゆ太郎・愛知県・56・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いやあ世の中しんどいことばっかさと。
今日も生きて仏壇に愚痴をお供えだ
これもみーんなみんなのお陰と合掌

(満川 恒朗・静岡県・55・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父母に毎朝語る
今日も頑張るからね見守ってねと
頬濡らしながら

(奈菜子・東京都・64・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

親父 一緒に年を越そうっていたのに
先に逝っちゃったね
おかげで年末の掃除の人手が足りなかったよ

(さくらちゃん・神奈川県・39・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「行ってくるよ」「行ってらっしゃい」。
両親は毎朝の素敵な会話を残し去った。
線雲を見上げるとその声が聞こえてくる。

(のらちゃん・東京都・73・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ご両親様、俺もそっちに、お邪魔するけど
会っても、小言は、無しにしてくれないか
礼を欠くだろう、余所のことで、とやかくは

(ちゃりんど・福岡県・66・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん今どこにいますか 幸せですか
私またお父さんに逢える? 私だとわかる?
ねえお父さん まだここにいるのでしょう?

(キノウの娘・東京都・48・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

巨人ファンの親父は
ラジオを持って通勤してた
iphone見せたかったな

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「上げるも信心下げるも信心」と仏壇に唱え
にっこり舌を出しすぐおはぎを喰った母さん
南無阿弥陀仏今年からは僕が受け継ぐね

(デーブ三夢・静岡県・63・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

自分の言いたいことはとにかく言って
私の言いたいことは聞かずに逃げて
そんなとこ、今からでも治してほしいなぁ

(藤岡なおと・福岡県・25・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

昔、夕飯を作る母さんに
今日の出来事伝えたね
今は仏壇の前だけど変わらぬ習慣だね

(こなお・東京都・46・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

母ちゃんの笑い癖
うちに遺伝しとるから
来年生まれる孫にもDNA 濃いんやな

(太三郎・神奈川県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

毎日の決まり事
いつでも会える儀式から
煙のむこうにあなたを見る

(イカこども・熊本県・38・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

もう一度散歩に行きたいね母さん 寂しいね
紅葉を背にした写真は 笑顔の遺影になった
父さん亡くした頃の気持 なんだか わかる

(ナルさん・神奈川県・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

社会情勢に敏感だったお父さん
政治 大事件 報道されたら
こころの中でつぶやいて報告してるよ

(じゅんこ・大阪府・61・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

酒好きの父にならい酒を嗜む私ですが
ウィスキーはまだ大人な味です
仏壇でカンパイ!

(がちゃ・岐阜県・31・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん 話しかけても一方通行ですね。
お父さん 孫二人とも結婚しましたよ。
そちらからは見えますか 一方通行で。

(スワロフ好き代・新潟県・61・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さんが亡くなった歳になりました
父さんはあれからどう生きたかったのですか
私の中で、どうか一緒に生きてください

(哲斎・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さん、どうしていますか。
母さんが、父さん夢に出ないって・・・。
私が見たというと、羨ましがります。

(あいらぶ・福島県・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お線香の煙、天へひとすじ伸びて
お義父さんお義母さんへとつながる煙
「何も出来なくごめんなさい」と煙に乗せて

(きしょう鈴・山梨県・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

線香がゆらめく仏壇に、そっと呼びかける。
父の面影が、笑った眼差しで答えてくれる。
有難う、それだけが伝えきれない言葉です。

(祐仙淳子・大阪府・59・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「早く嫁に行け」が口癖だった亡き父へ
夫と並んで手を合わせお線香をあげると
白檀の香が父の祝福の様に心地よく思えた

(くまくま・千葉県・49・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん、香り届いてる?
みんな元気だよ。いつも見守ってくれて
ありがとう。

(さわこ・福岡県・55・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「聞えないから切るよ」
耳の遠い父の決まり文句、
天国なら届くかな「体調どう?」

(Romi・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いい夫婦の日に逝った父さん
反対されても嫁いだ私を
今では許してくれていますか

(はたれ・富山県・57・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いわし雲
彼岸に帰れぬ
ふるさとを見てきてほしい

(じゅんくう・徳島県・56・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

母亡くなり父の物忘れがひどくなった
「セミは何匹きているか」何度も聞いてくる
「自分で数えたら」といじわるするわたし

(ひろみん・沖縄県・60・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ママがいなくなって 20年
私もママになって 20年
教えてもらいたいこと山ほどあったよ。

(まろん・長野県・44・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

母さん、母さんと同じように無器用で
上手に愛を伝えられなかったわたしから
母さん、ごめんね。ありがとう。

(とものぞみ・宮崎県・57・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おふくろ、来月に墓参りに行くよ。
ゴメン、随分と遅くなっちゃったけど
やっと初孫を見せられるから。待ってて。

(手のひら・千葉県・56・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

グルメだった父、料理上手な母
私の料理をお供えしても
笑って食べて下さいね。

(369・京都府・42・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

どうしても、お父さんに素直になれなかった
今になって、もういないお父さんに
いっぱいいっぱい話し聞いてもらってるよ

(コスモス・長野県・54・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

百才まで生きてくれたお母ちゃんなのに
最後の言葉が携帯を通した聞こえないの一言
話の続きは線香の香りで送ります

(くわなけん・三重県・62・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さんのこと、見守ってあげてください。
面と向かってはなかなか言えないことも
お仏壇の父には素直に頼める

(ベンジャミン・兵庫県・40・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

線香を手に
オナラをしてしまった
ご先祖さま大笑い

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ふと見上げると青い空
いつも空から見守ってくれる母さん
私、今日も元気で頑張っています。

(さよならいつか・大阪府・57・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「おじいちゃん、これ好きだったね。」
そう言って、土産の赤福を仏壇にあげる
娘の心に、私は手を合わせました。

(アリスの主人・静岡県・65・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

10回忌を迎えても
父は母の思い出話して今でも会いたいと
羨ましい最高の背中を子供は感じている

(towarui・熊本県・41・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

仏壇の前では 何故か自然に正座になり
何故か 自然と手を合わせると無心になり
何故か 父母思い出だす匂いに心安まる

(都路 流・埼玉県・71・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

良いことも悪いことも報告は
父さんあのねと仏壇前で手を合わせ
静かなひととき幸せのとき

(お父さん大好き・岐阜県・42・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さんの旧かなづかいの料理メモ
今でも大事に活用しています
愛のスパイスが利いて、しみじみ美味しい

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

今年もお母さんから受け継いだ
睦まじい一対の雛を飾りましたよ
古雛となっても、なほ愛しさがつのります

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

武骨なお父さんが
絵日記にお母さんの似顔絵を描いて
今日の出来事を報告しています

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さん、天国は圏外ですか
そちらの花園では自由になった手足で
フラダンスを楽しんでいることと思います

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

今年も母さんの畑で作った小豆
家族みんなで赤飯を作りました
少しかたいかな、できぐあい教えてね

(泣き虫太郎・岐阜県・63・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

仏前に手をあわせると
現れる
勉強してるかと母の口癖

(村田洋・神奈川県・57・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

素直になれず深い話はほとんどしなかった
よく見るとイケメンだった父に
今では家族の話している私

(ポコ・愛知県・43・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さんの好きな「まゆ」って名前、隆之が
娘に付けました。全くの偶然にびっくり!
ひ孫は「茉由ちゃん」だよ…。

(みよみ・千葉県・61・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さん覚えてる? 弁天様に植えた桜
今年みごとに咲いて皆見に来たよ。
そちらでも花咲爺さんしているの?元気でね

(かっちゃん・千葉県・64・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

入院中の弟が、お母さんにお線香をと
仏壇に手を合わせる弟の横顔には
涙と微笑みが、お線香の煙のようにすーっと

(いしわかまる・栃木県・47・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

墓参りをする父
痩せてきたその背に
会ったことのない祖父を思う

(るい・宮崎県・32・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「言わなくていい事を口にしない人」
「言わないといけない事も口にしない人」
だからたった独りで逝ったのね、お父さん。

(さな・香川県・43・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

あの日の夜、咳き込んでいた貴女。
あの時、もう辛かったんやね。
背中、撫でてあげれば良かったよ。

(さな・香川県・43・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

今年の夏はひときわ暑かったですが
一人も欠けず三世代で
元気に墓参りに来れました。

(丘里リル・愛知県・47・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

2歳の時他界した母へ
母を知らずに育った私が三姉妹の母に
母が他界した年も越え賑やかな日々です

(三姉妹の母ちゃん・三重県・42・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おかあちゃん、顔が明るうなったね。
おとうちゃんの前に少し顔がでてるで、
やっと、仲良くやってるのかな。

(あだむっち・兵庫県・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

親孝行なかなか出来ずにパパごめん。
今は楽しくママとの暮らし喜んでくれるかな
パパの分も親孝行、もう少し時間下さいね

(やこぴょん・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「今日も一日見守ってくれてありがとう」
感謝の気持ちを好きだった香りに託して
明日もまた頑張ります

(沙羅双樹・福島県・29・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

寡黙で仕事一筋だった父ちゃん
父ちゃんの生き方、参考書です
いつも引っぱり出して愛読しています

(はっちゃん・茨城県・63・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さんお母さん何をしてるの
阿弥陀様のところにいるの
線香とローソクあげるね

(さんくんぼ・広島県・74・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

二人一緒でなかよくしてるか
おれももうよぼよぼや
たけのこうまかったわ、用意して待ってて

(酒好み・埼玉県・76・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

なぜなんでしょうね
めったに笑わない親父なんだけど
落語のCDかけるとふっと笑っているんだ

(井上用水路・東京都・45・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

一度も呼べないまま、時が過ぎ
娘と手を重ね合わせて、初めて
感じる 呼べるしあわせ

(yasuyasu・鹿児島県・42・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

手を合わせ 日々の出来事
つぶやいて報告してるよ
感想や悩みに返事欲しいよ

(じゅんこ・大阪府・61・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

終活してる姑の「ここに入るからね。」
猛暑に負けない堂々としたあなたの笑顔は
すがすがしく愛おしい

(こん・神奈川県・40・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さんのお墓は太陽の真下
お母さんも私も夏のお参りは汗びっしょり
太い煙は良く来たとほめてくれているのかな

(たんか・茨城県・52・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「大地震も大雨もお城の崩落も
何も知らんで逝って良かったな!」
お父さんは、ちゃんと見てるよ。

(momotarou・千葉県・54・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ずっと疎遠だった父に
やっと素直に言えました
「ありがとう」

(鳥子・東京都・27・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

あなたが植えた萩の花が、
今年も咲き始めました。
あなたの好きな季節が巡って来たのですね。

(キンモクセイ・山形県・77・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん、孫の就職決まったよ。
あなたに似て、決して他人を責めない
優しい孫です。見守って下さい。

(かまりん・兵庫県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

流れる涙を隠れて拭い 笑顔で振り向く母
そんな母を優しい笑顔で見つめる父の写真
もう逢えない2人を線香の香りが抱きしめる

(朔・静岡県・44・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ぽっかりと空いた心の穴だけど
父の介護をしっかりしながら
亡き母のことを偲んでいます

(ピアノカフェ・兵庫県・57・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

盂蘭盆会
母さん父さん
ほうやれほ

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

本当に早くまた会いたいんだけどさ
どうせ土産話が少ないとぶつぶつ言うんだろ
だからまだまだ頑張るよ

(のこった・神奈川県・43・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ねえ父さん。今日も子供達は元気だったよ。
寂しくても頑張ってるよ。皆で笑ってるよ。
明るく楽しく、未来に向かって行くからね。

(ユンシーサー・沖縄県・40・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

日頃の憂さを聞いてもらうと 
遺影の父の笑顔に励まされ 
ありがとうと父へ感謝しています

(どんち・兵庫県・52・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

親父。
いつもお願いごとばかりしてごめん。
これからはちゃんと親父の冥福を祈るよ。

(大野美波・埼玉県・29・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

両手が老い松の皮膚のようになるまで
私たち四人の子供を育ててくれました
毎日香を手向け合掌しています

(葛岡昭男・千葉県・72・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お線香で浄化しました
父さん母さんご先祖さま
話を聞いて下さい

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父が悪性リンパ腫の再発で入院した
始めは末期まで進んだが完治できた
今回も治るよう家族で線香をあげ祈った

(そいち・茨城県・60・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

仏壇の写真の母は若い時のままです。
母より年上になった私にほほえみまがら
幼い子を見るように優しく見つめています。

(なまず・兵庫県・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん、 素直になれなくてごめんなさい
ずっと大切に育ててくれて ありがとう
私は、お父さんの子どもで、幸せでした

(さくら・長野県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

毎朝仕事に行く前に僕が
父と姉に挨拶をして
最後に仏壇の母に一言「いってきます」

(ふじもん・京都府・24・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

墓前でお線香への火が風で消えた
手を添え何度も繰り返す夫
真剣な横顔に亡き父親への強い思慕を感じる

(薫風・神奈川県・69・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

孫が産まれた事
知らない父
天国から見守ってくださいね

(まおぴー・大分県・55・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

また、お父さんを怒ってる?
また、お母さんに困った顔してる?
苦笑しながら手を合わせてる私がいる。

(かあこ・東京都・44・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さん母さん
家に帰っても
お墓参りの匂いがするよ

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さんに見せられなかった私の家族
お母さんの孫たちの元気な写真
仏間にたくさん飾ってお祭りみたいだね

(いしわかまる・栃木県・47・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おとうさん
そちらの旅は
どうですか

(とどにいちゃん・新潟県・57・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

葛藤ばかりの母娘であったはずなのに
仏壇でチンと鳴らすと、口からはママへの
溢れる思いだけ、もう一度会いたい

(ユキママ・兵庫県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

市が合併して
名前が変わったら仏さま
迷うかも知れない

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

潮の香りが漂う港町で生まれ育った
父とは生前けんかばかりしていた
今年の盆休みにはまた潮の匂いを嗅ぎにいく

(りおんくん・愛知県・48・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さん最後の命の日までよく
戦い抜きましたねお父さんは
九年たった今でも必要としています

(towarui・熊本県・41・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

誕生日って、お母さんが世界で一番
頑張った日だから、だからお祝いするの
お母さん、私を生んでくれてありがとう

(まことちゃん・北海道・68・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

三人の娘、上からバツイチ借金苦うつ病
苦労ばっかり掛けてごめんね母さん
その魂が幸せと共にありますように

(川合佳月・埼玉県・46・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

先祖様に花と水をあげ、日々の生活を感謝し
帰る時足をふととめた。戦死、小さな墓等
青春時代は。今日もあの日と同じ青い暑い日

(琵琶ちゃん・滋賀県・69・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

母さん・父さんのお墓に花を手向ける時
産んでくれて本当に有り難うと
幸せな心で祈っています

(ヒロちゃん・神奈川県・65・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

今年も子どもたちを連れて帰って来たよ。
父さんの偉大さに気付かなかったあの頃
ありがとう。今ようやく分かってきたよ。

(みちのく思い旅・東京都・50・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

無縁仏様お参りしてから
父母の墓え
たまたまの人生仏なれば

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

雨の日に
ふとお墓も雨かと
爪など見ながら

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

遠く眼を
観るはかつてと
群がる子

(狐塚・宮城県・26・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さん母さん
親不孝を懺悔したら
お線香を頂きましたよ

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

大津波で二人の家が流されたが、全員逃れた
母は鍼灸治療師の勉夫婦と長野に避難した
卒寿過ぎたが元気です

(父よ強かった・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

帰郷時に兄弟に任せずに送迎してくれた
また、ゴルフか、と寂しそうだった
二日の休暇の一日をゴルフで潰すのか

(父恋い草・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

末子・優
貧乏だが、親娘携帯で
毎日毎日親孝行

(付け合い家族・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

花冷えに
津波で避難した長野の
母は如何ばかり

(母恋い草・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

アルバム開き父母思う
詠んだ俳句
電話向こうにうれし泣き

(一茶母・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さんの歳を越しました
母さんの歳も越すだろか
なんの孝行しないまま

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

この香り、私は好きだけど、
お父さんは苦手かも。
お母さん、聞いてみて。

(竹子デラックス・愛知県・55・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おやじ、天国はどうですか?
そちらに行こうかなと弱音吐いたら、
「まだ来るな」と叱り飛ばしてくれるかな

(向井明・千葉県・56・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

仕事人間だった父、父との記憶は少ない
でも、私が困った時は、いつも助けてくれた
いじめも乗り越えられた。お父さん有難う

(さわやん・大阪府・44・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母ちゃん、私も年をとったよ
あの頃は、父のいる仏壇が嫌だった
今、手を合わせるこの時間がとても落ち着く

(ヒメちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

材木を椅子代わりに父を待つ
無邪気な4歳の初夏
焚く香が思い出引き寄せて 父還るひととき

(さふらん・福岡県・43・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

子や孫へ溢れんばかりの愛情を注いだ父
鬱陶しく思い敬遠した時期もあったけど
遺品の手紙や日記から自愛の深さを感じます

(蒲柳・埼玉県・61・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「お母さんにスマホは無理だよ」なんて言っ
てごめんなさい。今日もお線香あげながら、
母と心の中でラインでやりとりしています。

(machimachi・東京都・66・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

泳げない父も今ごろは沖を走っているかな?
機械油と汗と魚の匂いのする背中で寝てた
孫娘もこの春大学生、海の生き物の研究だ

(あたしのぷ〜・山口県・54・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

大好きな山にも登り、
次々と友人や親戚を訪ね
まるで別れを告げに行くかのようでしたね

(ゆずレモン・福岡県・54・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

神様がいじわるして ほとんど話せぬまま
二日後に旅立った父 何でも二倍のあなたの
双子達が今 泣いて笑ってまた泣いています

(キノウの娘たち・東京都・48・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

白檀の香りがすると
あなたとその武勇伝を思い出します。
まねは出来ないけど家族を見守ってね。

(harumi・千葉県・54・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「ヒトツ軍人ハ ムニャムニャムニャア」
オヤジの最期の言葉に俺泣いたよ
そちらには戦争ないんだろ、もう安心しろ

(なおえもん・千葉県・66・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

深夜、オフクロの笑い声
ギョッとして仏間に行ってみたら
声の出処は箪笥の中だったよ

(なおえもん・千葉県・66・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

ぼくらの介護に、満足してくれたよね
すると、「最後の言葉なかったわ」の声
そうか、まだ生きるつもりでいてたんだ

(マルサン・大阪府・67・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

仏前の父の携帯に妹から時々メールが届く
「おやすみ」「49段登った?」
「年が明けたよ」「おやすみなさい」

(希禾・岩手県・46・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

遅くなってごめん
やっとお墓を建てられました
安らかにね、お父さん

(晴歩雨読・宮城県・57・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

六年前へ
住所なき手紙を送りたい
そうすれば天国の親父へ届くから

(masa・千葉県・55・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母さんが亡くなったのは孫の中学卒業の日。
その夜娘は「医者になる」と宣言したんだ。
11年後の今日、国家試験に合格したよ!

(さなぎペンギン・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

野菜を抱え、くしゃくしゃの笑顔だった。
「お前に食わせるの」といってたと父さ
んもくしゃくしゃだ。会いたいよ母さんに。

(末っ子・兵庫県・67・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

誰かの心ないひと言や理不尽さに傷ついた時
お母さん、あなたのことばを思い出します
「お天道さまが見ている」

(ヒーコ・栃木県・63・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

一目でいいから、見せたかったな。
父さんの欲しかった男の子だったよ。
空から見てるよね、あなたにそっくりな孫。

(かりん・埼玉県・53・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父ちゃんお母ちゃんごめんねっ
大事な孫、病気にしちゃって
私、頑張るから

(ベア・千葉県・58・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

あなたたちが健康に幸せに生きていた時間は
こんなにも短かったのかと気づきました
短い時間の中で、一生分の愛をありがとう

(さや・愛知県・32・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

人生の岐路に立つとき
いつもあなたを思います
私の指針はあなたです

(さや・愛知県・32・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

いつかお前と一緒にお酒を飲む事が、夢。
そう言ってくれた、父。
お線香の煙を肴に、乾杯。

(青月・神奈川県・25・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

あなたが涙したと母から聞いた言葉
同じ仕事であなたの顔に泥を塗らない約束
守り通して定年を迎えました

(ホワイトホース・千葉県・65・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さんの残してくれたお店を
私なりに精いっぱいやっています。
どうか、見守っていてね。

(島根の ぽん太・島根県・48・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さん、お父さんの孫は
お父さんの跡を継いで
農家を継ぐんだって。よかったね。

(島根の ぽん太・島根県・48・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

私が選んだ仕事を快く思ってなかった父
それなのに引き出しからは掲載誌
お互いもっと素直になれたらよかったのにね

(おたおた・岐阜県・43・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

釣りを教えてくれたお義父さん
正直楽しさが分からずお付き合いしてました
今は毎週 竿を持つたび後悔と感謝です

(ひろし・長野県・44・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

残すものが何もなくて申し訳ない
あなた達はちゃんと残してくれました
礼儀正しさと生きる姿勢を

(はなは・岐阜県・47・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「たいしたもんや」って、私のすること
いつもほめてくれたけど、本当は
弱音吐かなかった父の方が、たいしたもんや

(夢糸・奈良県・44・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

じいちゃん
わたしも 逝く時は
一人だよ

(ナメキ・千葉県・59・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

私が親になりました。
伝えたい、話したいことがだんだん増えて
年々長電話になってきたね〜。

(めろこ・石川県・28・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

アルバムを開いたら怒った僕がいました
当り散らかした反抗期の僕を優しく見守り
笑っていた母さんあの頃の僕を許して下さい

(けいすけ・兵庫県・78・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お母さんからもらったオパールのブローチは
今花嫁姿のあなたの孫の胸に輝いています
見てやってください そしてありがとう

(はつみ・兵庫県・75・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

何一つ遺すことなく逝った母
鏡を見ればその中に唯一あなたが残した物
私の中にあなたの面影 ありがとう

(nora・福岡県・54・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お前が嫌いだと何度母に言われたことか
香の向こうに隠されていた封筒ひとつ
お前へと書かれた中に指輪がひとつ

(nora・福岡県・54・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

実家でお線香をあげる時にはなぜか、
いつもよりずっとお父さんが近くに感じるよ
そして、いつも少し泣いちゃうんだ

(まろん・長野県・48・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

生前に受けた恩義に報いたいとの
母さんの遺言を守り研究用に献体したが
世間一般の葬儀をする事なく御免ね

(takachann・千葉県・74・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

なるようになる、いつも笑ってたお母さん
目覚めたら今日の命に感謝、口癖のお父さん
私も分かる年になったよ、子供に言ってる。

(浮世っ子・愛知県・71・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さん見守っていてくれてありがとう
空から見えますか?孫たちは元気です。
でも…、やっぱり寂しいです

(きーきー・北海道・35・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母さん、久しぶりでごめんね。
あれ、泣いてるのか? え、煙たいって・・
そうだよね、一束は多いよね。ごめんね。

(いさいさ・大阪府・56・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お母さん、
私は未来永劫
あなたと生きるネ。

(玲子・福岡県・61・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

いい匂いが好きだった母さんに
いい匂いのお線香を選んだよ
いい匂いの桜団子と一緒にね

(サクラ・千葉県・56・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さん、天国で元気にしていますか?
お父さんの期待には応えられなかったけど
天国へ行ったら肩を揉んで親孝行します

(こころ・千葉県・56・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お線香をあげる時、未だ目頭が熱くなる。
楽しく語らえるのは、まだ先そうです。
逝ってしまったのが急すぎたから。

(コウ・東京都・22・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父さん元気ですか
父さんは53歳、ガンで死にましたね
私は50歳になりました 正直、怖いです

(bry94h65・石川県・50・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母も祖母も手を合わせ
くゆらした祈りを
いま私がしている

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お義母さん、そちらはもう慣れましたか?
嫁は、なかなかです。不器用さを再確認!
でもね!貴方の息子と幸せ生活してるよ!

(ぽぷり・岡山県・58・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父ちゃん、お母ちゃん、ただいま。
もうお墓でしか会うこと出来なくなったね。
遠くても年に一度は足を運ぶからね。

(パンコウ・静岡県・48・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さんの口癖「なるようにしかならん」
なるようにしかならん事、幾つも越えて
お父さん、私、生まれて来てよかった

(雨月・広島県・55・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

毎日父に 外出先を 報告
春のお彼岸一緒にお寺に行こう
父と2人で父に合掌おかしいね

(あしゅらの母・北海道・47・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父のしたこと 全部してみたい
父が行った所 全部行きたい
父が行きたかった所 代わりに行きたい

(一進丸・山形県・42・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

こわいだけの父を思いだそうとすると
周囲に上機嫌で接していた姿が浮かぶ
だからあんなに人が寄ってきたんですね

(一進丸・山形県・42・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お線香の煙届きますように
いつも見守ってくれるお礼と
供養になりますようにと祈る

(一進丸・山形県・42・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

仏壇も神棚も無く手を合わす事も無かったー
今 こうやって 線香の筋を辿ると
感謝の言葉と詫びる言葉が多すぎる 俺、、

(青い 時代・熊本県・61・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

親不孝でごめんねと
ずっと繰り返してきたけれど
やっぱりありがとうが一番言いたいよ

(こなお・東京都・46・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

介護ホーム入所初日の朝
黙ってホームのドアを開けた母さん
黙って天国へ旅立った母さん、ゴメン!

(親不孝息子・福岡県・69・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

優しかった 大好きな お父ちゃん
傍に 居ないことに 慣れるのに 
何と 10年 かかったよ

(マコさん・愛知県・66・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

よい歳をした大人だけど時々淋しいよ
教えて欲しいことがまだまだ沢山あるよ
でもね。私は強いよ。四人の子の母だから

(さいとう・兵庫県・44・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お母さん、いつもお供え忘れてごめん。
さっき大好きなホットケーキ作ったから
写真の前に置いておくね。

(どんさん・東京都・37・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

おかあちゃん
ごぶさたばかりで
すいません

(たき・和歌山県・37・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

最近よく思い出すんだ
親父が今の俺と同じ歳だった頃のこと
似てきたぞ、価値観、歩き方、それに薄毛も

(松ぼっくりん・兵庫県・52・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

ご無沙汰ばかりですみません。
どうぞ心配しないで下さいね。
お蔭であなたの年を越えても私は元気です。

(金木犀・神奈川県・55・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

遺影は相撲を観に行った時の写真。
父の遺言通り、優勝旗の前で笑ってる顔。
お線香の香りが立ち込める中で。

(キヨちゃん・宮崎県・56・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

さっさと成仏しないで
私たち家族を
いつまでも見守ってくださいね。

(竹子デラックス・愛知県・55・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

毎年渡したお年玉、手をつけずに残ってた。
1月1日はお線香の煙とともにお年玉。
大好きだったコーヒーの香りが広がった。

(soh・広島県・32・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

元気しているか
よろしく頼む
元気で行ってくる

(健市・小黒・新潟県・65・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

あの頃、父は大人だと思っていた。
高校生だった私と弟も45歳を過ぎ、
父が年下になる日がくるなんて。

(ふみこ・長野県・47・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

一人娘を遠くへ嫁がせてくれたお父さん
親への恩は社会に返せと、言ってたけど
自分サイズのボランティアを見つけました

(ひなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お母さん、花園での暮らしはどうですか
萎えた手足も自由になって、笑っていますか
ケータイは圏外だけど、声を聞かせて下さい

(ひなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

子供たちを、そして孫たちをお守り下さい。
特に身体的障害を持つ春孝が
健やかに育ちますように。

(ミーナ721・千葉県・75・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「それで ええんじゃ」
そう言ってくれている気がして
父の遺影を じっと見る

(抹茶プリン・岡山県・47・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

結婚式も、孫の顔も見せられなかった
一度でいいから目の前で呼びたかった
「お義母さん」

(文月 降・兵庫県・36・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父さんが逝って23年
心の中で何千回、「大好き」って言ったかな
生前一度も言えなかったから。ごめんね

(雨月・広島県・55・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父さんの年齢に追い付きます
順番は間違っていないけどせっかちすぎるよ
僕は長生きするから気長に待っていてよ

(ジョン・宮城県・45・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

おかあちゃん、向こうではどうや
もうお父ちゃんと一緒になったらあかんで
何度も言うけど、また苦労するで

(香こう息子・兵庫県・69・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

麓から富士登山をしたことを伝えたら、
もう80年も前に登ったよ、おてんばだ、
山頂には満天の星が輝いていたね。

(親子鷹・埼玉県・68・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

入院中の母をを見舞ったら、
飛び切りの笑顔、と看護師さん。
もっと早く来ればよかった。

(親子鷹・埼玉県・68・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

いつもニコニコだった父
怒られた思い出がない
凄いことだよ、なかなか真似ができない。

(親子鷹・埼玉県・68・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さん、その昔、駅弁のふたについた
ご飯粒から先に食べていたね、もったいない
もったいないと。今は真似てるよ。

(親子鷹・埼玉県・68・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「目が覚めて今日の命に感謝せよ」筆で書け
言われて「変なの」そう思って書いたけれど
お父さんその深い意味が分かってきたよ。

(浮世っ子・愛知県・70・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さん お母さん ボクしんどいよ
思春期の子供をどうすれば守れるんだろ
そうか ご先祖様に手を合わせるんだね

(マリーちゃん・奈良県・75・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

なにもできない父を残して
突然逝った母さん
夢の中ではいつも笑顔、解放された?

(やもめのあっくん・北海道・57・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父ちゃん、この間家へ来てくれたの?
「コトッ」と二回音がして気配感じたけど。
夢でも会えなくて聞きたいこと満載よ。

(こつりきく・大阪府・65・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

末期で逝ったパパが教えてくれたんだよね
検診に行って見つかった早期のがん
私、今 元気でいるよ

(まーさ・福岡県・45・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母さん手作りのパッチワークは私の妻に、
嫁に、孫にと受け継がれました。母さんは
いつも家族といっしょです。ありがとう。

(けいすけ・兵庫県・78・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

寒い日が続くと母さんの指を思い出します。
ひび割れた指で料理を作っていた母さんを。
天国は寒くないですか。心配です。

(けいすけ・兵庫県・78・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

無口で頑固な父親だった。
子供と仏壇に手を合わせ目を閉じる。
元気です。感謝の気持ちで生きています

(みゆき・岐阜県・41・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母さんの、生きた証が今の私です。
精一杯、感謝して生きていきます。
この想いを我が子達につなげる為に。

(ななはち・静岡県・47・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

ゾンビでいいからママに会いたい
ママのおかげで今日がある
本当にありがとう

(たれこあら・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父のネクタイをして飲み会へ行った夫
「酒の席、好きだったもんなぁ」って
お父さん、美味しく飲みましたか?

(ぷー・長野県・47・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父が亡くなり、はや七年。
毎日、仏壇に手を合わせています。
お父さん、ありがとう。

(やすよ・大阪府・46・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お線香あげて お元気ですかは 変ですか
でも そこから始まる 私はあのね
お母さん 私はあのね 恋人ができたの

(kyonkyon・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

定年退職し実家に戻って父の墓参りをした。
お墓に線香をあげ何とか勤め上げたと報告。
後ろにいた母が私の背を見て泣きだした。

(ながれやま・東京都・60・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お線香をあげてつながる
携帯電話の無い天国の父と母に
「見えますか?庭の桜が満開ですよ」

(パーフェクトおばさん・沖縄県・60・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

ああちゃん、来たよ。
大丈夫?、父ちゃん居(お)らす?。
また、来るね。

(山崎爾子・福岡県・72・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

全盲だったあなたの背中から
「生きる」ということの
本当の意味を教わりました

(ちゃお・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

あなたの持つ大きな愛になることが
私の希望です
大切なことに気付かせてくれてありがとう

(maki・北海道・41・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父さんの年齢を追い越しました
年下の父さんはおかしいから
次に会う時はおじいちゃんになって下さい

(ジョン・宮城県・45・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

何年経っても、やっぱり父に会いたくて
もう一度話すことができたら・・・と。
手を合わせ、想いを寄せる お線香

(さっちゃん・東京都・52・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

久しぶりに会った弟の老いた顔が
父さんにそっくりで声まで似ていて
腹違いでも弟を残してくれてありがと

(まるねこ・千葉県・58・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

今は額にお日様くっつけて生きていこう
今は泥にまみれてどんな場所でも笑って
もうすぐ ぬくうなったら父の長靴を履いて

(ふじてん・山口県・54・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

ありがとうしか言えなくてごめんね
毎日会っていた父がふと居なくなり
素敵な彼女に出会えたよ

(ヒロ・群馬県・31・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お母さん 私も お母さんになったんだよ
結婚式 孫の顔 みせたかったけど
笑顔も 涙も きっと空からみてるよね

(ちこママ・岐阜県・31・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「お水を供えればいいのよ」と友達
でも朝一番はすする様に飲むお茶だったから
熱い熱いお茶です、お父さん

(みやび姫・神奈川県・66・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

仏壇の奥から出てきた古いほこりと数珠袋
昔見た母の後姿を想いだす
今ならわかる、数珠袋のしみのあと

(菊姫・北海道・55・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

潮の香に亡き父想い手を合わせ
また孫連れてきたと紹介し
大きくなったなと微笑む顔見れり

(らいおんくん・愛知県・47・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

みんな元気だよ
いつも見守ってくれてありがとう
こんな報告ができるのが、なにより幸せです

(ユトリ呂・群馬県・68・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

天国のお父さん宛ての手紙を命日の今日
燃やしましたから、煙が届いたら
確認してください

(葛岡昭男・千葉県・71・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

私の一番上の姉は、3歳で亡くなって
私にそっくりだったと聞いていました。
お母さん、ちゃあちゃんに会えましたか?

(まり・青森県・48・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母は毎日夢で元気な父と再会し
私は毎日夢で再会したかったけど
ある日の父は好きだった園芸で黙々汗してた

(たんか・茨城県・51・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「父さんを越える!」と
病室で言ったあの言葉、今も忘れてないよ。
きっと出来るよ。父さんの息子だもの。

(あお・愛媛県・33・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

花好きのご両親様、庭の梅が咲きました。
今日は春一番が吹き、さらに嵐となり
でも沈丁花の蕾もふくらんできています。

(お魚グリーン・東京都・54・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

報告と称して、いつも愚痴ばかり。
父ちゃんごめん。今日から私は、強くなる。
だからたまには、夢の中で一緒に飲もうよ!

(へたろう・香川県・50・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

失敗作でも「美味しい」と言ってくれたね。
今日のお昼は卵サンドとカフェオレ。どう?
返事はないけど写真の母は笑っています。

(SPれい・東京都・63・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父が最後の時を過ごす中
旅立ちのときに会いたいのは私だと
泣きながら言ったこと後に母から聞きました

(kiki・千葉県・40・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

物心付いた時は逝ってしまっていたとうさん
そのうち会いに行くからね
そして言うよ、ありがとう、愛してる!

(ゆめうつつ・島根県・57・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お袋、俺も一首ひねってみたから詠んでくれ
人知れず詠み遺してあり母の短歌
生きて在りしを痩せしノートに

(みくちゃん・岡山県・75・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

つらいとき、悲しいとき、さみしいとき
亡き母を思い、線香をたき手をあわせると
現生と他界がつながり心やすらぐ

(fukku・宮城県・66・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

天国は住みやすいですか
たまには下界にきて、親子で飲もうよ
うまい酒をよおいしておくから

(昔のおじさん・岐阜県・68・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お線香を持ったこの手とあの頃の
母の手を重ねなつかしむ
ポロリと出るのは母への感謝

(江井島ママ・兵庫県・35・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

空の星
空の雲みて
母想う

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「宝くじが当たりますように」
「健康で過ごせますように」
天国に行ってからもお父さんは忙しいね

(うちだくん・山梨県・40・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「夏は暑い、冬は寒い。やっぱり葬式は秋が
ええなあ」いつもの口癖。父は十月十四日
に九十三歳の天寿を全うした。アンコール

(よっちん・岡山県・70・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

言えなかったのかな、言わなかったのかな
父の本当の気持ちが知りたくて
きょうも写真と向かい合う

(夢糸・奈良県・44・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さんと同じ年齢になり、2人目の子供が
産まれたよ。可愛くて愛おしくて幸せです。
私もそんな風に思われていたんだね。

(かなえ・愛知県・31・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

実は私ね蟹江敬三さんのファンだったの。
シャイなとこ父さんそっくりでしょ。
そちらで会えたらサインもらっておいてね。

(しずか・東京都・66・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

年月が経つほど、感じます。
「居ない」とは「居た」ということの証明。
数々の思い出が、今日も私を支えています。

(なつかし屋・三重県・45・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

今ごろ父は三途の川を渡りきったはずなのに
来る日も来る日も電話がかかって来ない
こうして毎朝お線香あげているのに

(ふじてん・山口県・54・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

たまの帰省。「そっちも忙しいと思うけどね
本当は、お化けも、幽霊も、きらいだけどさ
たまには、こっちにも、顔、出してよな。」

(ミツくん・滋賀県・62・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

『お母さん、ただいま』って
今でも言えることが嬉しい
また、会いに来るからね

(お茶・神奈川県・32・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

磨り減った靴底が
営業マンの父の勲章だった
それを受け継いだ俺は今 誇りに思う

(ゴーリキ・大阪府・24・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

午年なのに、人参大嫌いなお父さんため、
実家のカレーは、人参なしが定番でしたね。
結婚し、我が家のカレーは人参入りですよ。

(まやまや・東京都・33・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お饅頭じゃなく、お線香をお土産に帰ったら
「一人前になったのう」って誉めてくれた。
お父ちゃん、今日も一人前の姿を見せるよ。

(ナムナム・兵庫県・63・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

人に後ろ指をさされるようなことはするな
曲がったことが嫌いなあなたらしい言葉
今も、忘れてはいません

(ちゃお・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お父さんの形見の黒紋付を着せてと母の遺言
約束どうり次男に成人式に着せました
天国の2人にお線香の写メで送ったよ

(娘の目・石川県・51・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

「大丈夫、あんたはいい娘だから。」
その一言に 救われたよ
ありがとう ママ

(高橋聖子・東京都・37・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

ここにお母さんがいてくれたらって
そう思うたびに、あなたは微笑む
私を今でも満たしてくれるのね

(希果・大阪府・21・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母さん父さん
僕は歳男で米寿になりました
母さん父さん

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

誕生日って、お母さんが世界で一番
頑張った日だから、だからお祝いするの
お母さん 私を生んでくれてありがとう

(まことちゃん・北海道・37・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

どうして父は黙って死んだのか、と母の日記
父は一杯食べたけど、今は仏様にあげるだけ
何も言わないけど、一人で話してあげる、と

(Bちゃん・北海道・67・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

3周忌も過ぎた頃、出てきた父の病床の動画
田舎に送ると電話のベル、きっと母だ
受話器を取る瞬間 あのお線香の香りがした

(かきP・東京都・46・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

故郷便、いつも いつも「ありがとう」
中には、愛がぎっしり詰まってる!
手を合わせ、頂く食事に目が潤む。

(ぽぷり・岡山県・58・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

あなたが逝ってから五年が経ちます
日々の淋しさは薄れましたが
それでもまた会いたいです、お父さん

(倫佳・埼玉県・31・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

男の子が欲しかった父
孫は男二人でしたよ
父と釣りをしてる息子たちの姿見たかったよ

(のんたん・愛知県・42・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

亡父さん、お墓が決まり、一安心ですね。
お母さん、お墓参りが日課になったって!
どうぞ、これからも私たちを見守ってね。

(竹の子・埼玉県・40・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

亡き父を最近夢の中で見かけ声をかけると
不意に父の姿を見失ってしまいそうで
いつも遠くから楽しそうな父を見守っている

(琵琶ちゃん・滋賀県・68・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

あなたの笑顔を忘れかけた頃に
あなたとそっくりの娘が生まれた。
この命を愛とともに紡ぎでいくよ。

(ぴよぴよこ・大阪府・36・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

若死にした母へ「お母さん!良い時代に
産んでくれてありがとう。」
「センター」という保育園に通ってます。

(富士峰子・東京都・81・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

バスの後ろに
父と同じ癖の人が
涙で振り返れず

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

雲は行き
時は流れて
想い出のこる

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

天国ってどんな感じ?元気?
俺は元気、父ちゃんも宏治も元気だよ!
真の有り難うを教えてくれてありがとうね!

(マサ・埼玉県・39・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

両親に花を供え、日々の生活に感謝し
帰ろうとする足をふととめた。若年、戦争死
この人たちの青春時代は、いったいどこへ。

(琵琶ちゃん・滋賀県・68・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母さんよりも
歳をとったよ
30年かかって

(チョウピン・栃木県・66・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

血縁の薄い運だと知ってるけれど
周りに恵まれ頑張ってるよ
私の活躍見ていてね

(岡村 まな子・茨城県・52・女性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

父なら、喘息の母には
煙の少ない線香を使え
と、きっと言うだろう。

(いわし・岡山県・40・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

お袋、良いお線香を買ってきたよ
命日だもん墓石も綺麗に拭いてあげる
綺麗好きだったからな お袋は

(コスモス・千葉県・56・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

今年もあと少し
僕は生きています
母さんの思い出と

(桐山榮壽・東京都・58・男性・父へ・母へ)

【第11次応募作品】

母さん父さん
初雪です
けんちん汁供えますね

(桐山榮壽・東京都・58・男性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

少しずつ、口数が減り
ある日、逝ったのは
悲しみを和らげるためだったのか

(masa・千葉県・54・男性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

お線香に火を灯すとき
私の心がゆるりとほどけ
一番素直になれる

(FUU・東京都・35・女性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

神さま仏さま
苦労して逝った父母を
来世でお守り下さい

(桐山榮壽・東京都・58・男性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

懺悔して
父母の歳
追いこせり

(桐山榮壽・東京都・58・男性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

お義父さん、義母さんを迎えに来て、
終末には一緒に天国へ行かれるのですね。
虹の橋であの子も待っていてくれますね。

(うおのん・大阪府・52・女性・父へ・母へ)

【第10次応募作品】

今年もまたスズランが咲きました。
スズランは父と母があの世からの招待状。
天国の空の雲も映してるかのように。

(岐阜屋根の草・岐阜県・63・男性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

天国の父さん母さん元気ですか?
私は大きな病気もせずがんばってます。
丈夫な体をありがとう

(ちゃちゃ・埼玉県・73・女性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

いつも輝いている
いつも感謝している
いつもありがとう

(スッチー・岩手県・32・男性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

ねぇ いい香りだね 春だよ ほら 桜
孫からのメッセージが こんなに温かくて
あなたの満面の笑顔 あの嬉しい日

(ちひろ・新潟県・55・女性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

いまお線香をあげたのは春哉です。
あなたにとってはひ孫になりますね。
もう中学三年生、いい子に育ちましたよ。

(春爺・静岡県・73・男性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

脳腫瘍で不幸にも早死にしたお母さん、
故郷のお墓には殆んど行けなかったけれど、
僕も病気にかかったよ。また会えるよね。

(澄海・愛知県・46・男性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

わたしの頬を叩いた大きな手
一度も抱きしめられなかった
あなたの心を今、抱きます。

(ユズリ・埼玉県・36・女性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

お袋よ、難病と骨折で長年動けなかったのに
すっかり元気そうに若返って、本当に驚いた
そちらは苦痛が無い様で、嬉び目が覚めたよ

(あんちゃん・埼玉県・57・男性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

「母さんを頼む」
そう言い残して逝った親父、安心してくれ
約束は何とか守れているよ

(流星・千葉県・55・男性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

お母ちゃん、頑張ったね!
勝気なお母ちゃん、病気には勝てなかった。
ゆっくり休んで。天国から見守ってね。

(キャサリン・東京都・56・女性・父へ・母へ)

【第9次応募作品】

おはよう。行ってきます。
私は生きてます。心から感謝してます。
ありがとう、それを築かせてくれました。

(るん・神奈川県・25・女性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

母さんの夢を見ました
夢の中でも困らせて
ごめんね母さん

(キリヤージュ・東京都・57・男性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

お父さんこの頃のお母さんの報告です
一人はさみしいと言っては叱られてますよ
やっぱり喧嘩しても好きだったんですね

(ゆめいろ・京都府・70・女性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

いま お線香をあげたのは
あなたがたのひ孫です
鼻の低いところが似てるでしょ

(春爺・静岡県・72・男性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

君が綺麗な煙に変わると
空はいつもより淋しくて
また会おうねと火を灯すんだ

(ツチノコ・埼玉県・27・男性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

線香の
くゆる風情が
母らしい

(桐山榮壽・東京都・57・男性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

朝顔のように 素敵な笑顔で おはよう
太陽のように 明るい気持ちで こんにちは
明日も元気にと おやすみと 心を込めて

(地理屋さん・大阪府・31・男性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

自分が嫌になることたくさんあるよ
でも、貴方たちの愛で育った事は自慢なんだ
だからさ、胸張って生きるよ。みていてね

(mori・東京都・22・女性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

お父さん!!私結婚したよ。
父と2人でお酒酌み交わしたことなかったね
一杯話そう。愚痴一杯聞いてね。

(さわやん・大阪府・42・女性・父へ・母へ)

【第8次応募作品】

今年も見事な桜が咲きました。そしてまた
墓参りの季節が巡ってきました。今年も
会いに行きます。母の日と父の日に。

(集散人・岐阜県・62・男性・父へ・母へ)

【第7次応募作品】

お線香の香りで
心の涙をそーっと 包んでくれる
ありがとね、おとうちゃん

(百日草・愛知県・39・女性・父へ・母へ)

【第7次応募作品】

還暦は三度目の成人式だと思いませんか。
もう3回目の2歳児になりましたよ。
今は亡き父母の墓前に報告にします。

(しゅうさんじん・岐阜県・62・男性・父へ・母へ)

【第6次応募作品】

いつもそばにいるから言えるって思ってた。
いつかじゃ、言いそびれてしまいそうだから
今、ここで…「ありがとう」

(Kumu・千葉県・42・男性・父へ・母へ)

【第6次応募作品】

若くして逝ってしまった父
触れ合えた時間は少なかったけれど
箸の持ち方は教えられた通りにできているよ

(白垣美里・秋田県・17・男性・父へ・母へ)

【第6次応募作品】

あのころの父さんの辛さ
今なら少しは分かる気がします
もう遅いけどツレナイ娘でごめんなさい

(かぐや姫・茨城県・57・女性・父へ・母へ)

【第6次応募作品】

今年の下田歌子賞短歌部門で入選しました。
母のことを三十一文字で表現しました。
父はどう思っているのか心配です。

(集散人・岐阜県・62・男性・父へ・母へ)

【第5次応募作品】

ことしは父の新盆でしたが母も一緒でしたか
取り壊される実家の様子を眼に焼き付けてね
あの世に戻るときはいい土産話になったかな

(しゅうさんじん・岐阜県・62・男性・父へ・母へ)

【第4次応募作品】

梅雨曇の隙間から
思いがけない夏の空
何故だか貴女の事を思い出した帰宅道

(茶葉 立哉・静岡県・43・男性・父へ・母へ)

【第4次応募作品】

母ちゃん、俺、親孝行できずにごめんな。
今なら照れも無く、母ちゃんと腕を組んで
温泉旅行なんかできたのにね。

(てるちゃん・栃木県・50・男性・父へ・母へ)

【第4次応募作品】

もっとしてあげられた事 あったかな?
笑う父の遺影に 月日を思い浮かべては
自分の 心をなぐさめる

(下川晴美・神奈川県・49・女性・父へ・母へ)

【第4次応募作品】

空の上になんていないよね
呼んだらいつだって近くにいて
笑ってる気がするよ お父ちゃん

(みずたまり・茨城県・47・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

このかおり  
あなたがそばに
いる気がします

(まみ・神奈川県・50・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

主を亡くした庭の桜の木が
今年も涙の花を散らしているよ
ちゃんと、分かるんだね、お父ちゃん。

(てるちゃん・栃木県・50・男性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

お線香の煙が
外へと出てゆく
お客様でもいらしたろうか

(桐山榮壽・東京都・56・男性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

父さんの
好きな草餅
召し上がれ

(ゆずちゃん・兵庫県・54・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

今日は父さんの四十九日ですね。
先に逝ってしまった母さんに会えましたか。
納骨はもう間近だから、仲良くしてね。

(しゅうさんじん・岐阜県・61・男性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

あなたがしっかりしなさい。
病床のお母さんからの言葉
今では私を支えてくれる心の御守り。

(ひろ・宮城県・45・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

おかあさんの介護をしていた頃は支えてると
思い上がっていたけれどホントは私が
支えてもらっていたんだと今思います。

(さくら咲・長崎県・29・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

お母さんの美味しいご飯と、優しいまなざし
私もそんなお母さんになれるかな
お母さん、また、料理のつくり方、教えてね

(カンシャ・岐阜県・14・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

空席から、初孫の花嫁姿を見ていましたね
初めての曾孫は「15の春」を向かえますよ
高い席で 私や孫と見間違えていませんか?

(春よ来い・北海道・62・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

あの山は今も立ち入り禁止のままだけど
この夏も きっといっぱいいるのでしょうね
あなたの教えてくれたあの木には

(ひぐらし・神奈川県・53・男性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

初めての孫は怖くて抱けなかった
2人目は流石に慣れてすぐ抱き上げた
大きくなった孫を抱きしめて欲しかった

(ひめじろう・兵庫県・42・男性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

なんでそんなに早くいなくなってしまったの
もっといっしょにいたかったよ
だからこれからはここでお話ししようね

(絆乃・鳥取県・17・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

長い間の闘病生活ご苦労様でした。
でも、曾孫の顔を見ることができたね。
先に逝った母さんに土産話にしてあげて。

(集散人・岐阜県・61・男性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

私は母が大好きだった
約束を守った私たちに
「ありがとう」って、最後まで

(ゆいゆい・宮城県・59・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

真っ黒に焼いた分厚いパンのサンドイッチ
なんでこんな弁当なん? 隠して食べた
あれは一生懸命のハイカラ弁当やったんやね

(感者・兵庫県・56・男性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

走り寄りあなたの背中にまわす手に
残し微かな温もりは
生涯生きる形見なり。

(二代目風笛子・福岡県・49・男性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

腹がたったり悲しい時、写真の母を
見上げれば、私の心と同じ顔、ごめんなさい
み仏さまは、心を写す鏡かな

(元子・兵庫県・69・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

この椰子が、吾が身支えしガダル島。戦地で
書いたこの一節。戦争は二度としてはいけな
い。生きて帰ってくれて有難う、お父さん

(もとこ・兵庫県・69・女性・父へ・母へ)

【第3次応募作品】

『親孝行したい時に親は無し』
初めて分かったよ。
ごめんね。お父ちゃん

(ひろくんママ・埼玉県・58・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

オヤジの存在感は
父にならないとわからないね。息子に
おじいちゃんの話をたくさんするよ

(JJ・東京都・42・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

おやじ
見せたかったな
初孫を

(JJ・東京都・42・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

二度目の発作は相当きつかったろうに
あんな穏やかな顔して旅立っていった父さん
遺された家族には何よりの財産だったよ

(anything・東京都・50・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

父さん、都会の景色が好きだったよね
今、母さんは慣れない東京でひとり暮らし
幸せになれるよう見守ってくれ。

(CM・東京都・50・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

帰省のたびに、結婚しろって言っていた親父
50になっても、してません。
ぼちぼち幸せです。泣かないでくれよ。

(CM・東京都・50・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

雪で電車が不通
迎えに来てくれた
立ち寄った食堂は思いやり

(トミー・東京都・55・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

春がくると思い出す
旅立ちの朝の
かあちゃんの号泣

(take take・神奈川県・52・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

小さい頃、父母が喧嘩すると、いつも母と
家を出て行こうとした俺。ご免。勝手だけど
こうして残った2人を見守っててね。

(MASA・千葉県・52・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

おかあさん、
あの日僕の約束が届いたのかわからないけど
今も、これからもあなたの宝物を守ります。

(ちゃっこ・千葉県・47・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

お父さんの会社が倒産した時、
オレの進学はどうなるんだって僕は言った。
自分勝手だった僕が、今でも恥ずかしい。

(よっちゃん・新潟県・53・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

手を合わせ心の中に言葉さがして清々しい
「約束ごめん いつも母さんをありがとう」
立ち上る白い香りがゆるりと揺れた・・・

(芳山 登・三重県・50・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

母さんに会いたい、って言ってたけど
天国で仲良くしていますか?
のろけ話も聞かせてください

(散歩・千葉県・61・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

お母さんの名前は フジヨ
名前の通り 藤の花が好きでしたね
お母さんはいつも 藤色の微笑み

(散歩・千葉県・61・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

息子を注意する言葉が
かつて母に言われた言葉だと知る
こういう思いだったんだ? ありがとう

(雨の国・東京都・36・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

父が旅立ってから父を思う事が増えました
ふとしたことで
あなたの教えが心に浮かんでくるのです。

(水紀・千葉県・41・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

お父さん、雲の上で元気にしてる?
真っ青な空に浮かぶ白い雲に
タバコをふかすお父さんの横顔が重なるよ。

(アールグレイ・佐賀県・51・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

娘よりもお母さんが大好きだったお父さん
お母さんいつも素っ気なくしてたけど
毎日枕の下にはお父さんの写真があるんだよ

(咲・福岡県・20・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

お料理の腕が上達して
お母さんの味を作れるようになりました
この味と一緒に、明日お嫁にいきます

(りさこ・熊本県・26・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

お父さんが天国へ旅に出てもう1年、
お父さんを癒してくれた介護師に胸打たれ
今私も介護師目指して歩きだしたよ

(ぺえすけ・奈良県・38・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

子どもたち3人ともみんな
おばあちゃんが大好きだった
離れている子どもたちを見守ってくださいね

(南天・佐賀県・57・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

どの香り
喜んでくれるか
選ぶ楽しみ

(南天・佐賀県・57・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

安心して下さい。会社も従業員さんも
無事、新たな道を歩んでいます。
この世の事は、この世で終わりましたよ。

(竹の子・埼玉県・40・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

辛い時には、日に幾度も
線香をあげて、話を聞いてもらってるけど
まだまだ離れられなくて,母さんごめんね

(tomo・新潟県・50・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

今だから言えるのかな
父と話した携帯で吐息は感じないけど、
父と直接話した時の吐息は今も思い出せます

(ファイブ・広島県・48・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

シャカ シャカ トン ト、トン
母さんの規則正しい朝の音
真似して 台所に立ってます

(水無月ようこ・栃木県・66・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

来年早々
四人目の孫が産まれるよ
遺影の父ちゃんに爺ちゃんが報告

(春爺・静岡県・70・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

あなたがいなくなってから
困っていると必ず現れて助けてくれた子
あなたの代わりをしてくれました。

(トミー・福岡県・63・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

ねぇ とうさん
約束通り
お嫁には行ってないよ。

(ひろの・大阪府・53・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

夏休み 行商の帰り道
自分は食べないで一本だけ買ってくれた
あのときのキャンデー 冷たかった

(春爺・静岡県・70・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

母さん生前はごめん。
いろいろ苦労を掛けたね。
今は心から成仏を祈っているよ。

(騎手・茨城県・74・男性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

聞けば即答だったよね、おとうちゃん。
どんなに難しい漢字でもさ。
今は携帯メールで検索してるよ。お父ちゃん

(にゃんこまま・大阪府・63・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

お父さん。お母さんと暮らしています。
認知症も進んで難しいことも多いけど、
優しさは昔のまま。大丈夫。安心してね。

(吹田の玲子・大阪府・52・女性・父へ・母へ)

【第2次応募作品】

はじめて明治村に招待しましたね。 
次は昭和村に案内する予定です。
でも大正生まれだから大正村がいいかも。

(岐阜の集散人・岐阜県・61・男性・へ・母へ)

【第1次応募作品】

ママったらまた友達と温泉旅行だってェ
でもたまにはパパと差し向かいっていいよね
実は パパに紹介したい人 いるんだ。。。

(・東京都・29・女性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

お義父さんは僕の味方ですよね?
勝手に1人で怒って実家に戻っちゃうなんて
・・・いえ、反省してます。仲良くやります

(・埼玉県・36・男性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

お湯割りは、焼酎がお湯より後とこだわった
あの頃は、どうでも良かったけれど
親父のつくったお湯割りが一番旨かった

(・千葉県・35・男性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

親子ってこうも似るものなのかなー
でも、身長は父さんより高いけど
あの逞しい背中、いまだに負けてます

(・東京都・27・男性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

「泣いたらあかん」とお父ちゃん
「泣くやったら 泣いたらええ」とお母ん
強さと優しさ、二人の様になりたいな 感謝

(・大阪府・42・男性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

母ちゃん、誕生日おめでとう。
お花もケーキもないっちゃけど。
今日は線香いつもより多めに供えとくけんね

(・福岡県・45・男性・父へ・母へ)

【第1次応募作品】

小学4年の時からお風呂は別だった
中学からは洗濯も別だった でも
お父さんとの綺麗な思い出はいっぱいあるよ

(・静岡県・28・女性・父へ・母へ)

【第16次応募作品】

せっかくのお線香を煙たいだなんてねえ。
遠く旅立っても相変わらずのわがまま。
何だかまだそこにいるような気がするよ。

(shi_shi・神奈川県・44・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いつも見守ってくれて、ありがとう。
私は病気になっちゃったけど、大丈夫。
もう少し待ってて。そして応援してね。

(円勝寺璋子・東京都・53・女性・父へ・母へ)

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