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【第22次応募作品】
行儀良く、遺影に納まる父を見て
「お父さん、そんな人じゃ無いでしょう」と
やんちゃな父に煙草と甘納豆を供える。
(とも吉・茨城県・50・女性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
今度のお盆、宝籤あたるといいね。朝ドラで
言ってたよ。一泊二日のこの世行きが当たる
んだって。いいお線香用意して待ってるね。
(shinchan・大阪府・83・男性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
お母さんの認知症が進まないように
お父さんが見守ってあげてください
あの世で知らん顔されたら困るでしょ?
(島根のぽん太・島根県・51・女性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
母に聞く、俺は孝行息子だったかと
遺影に上げた白いカーネーション
ほのかに香り、かすかにゆれた。
(蒲原 久博・茨城県・71・男性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
私はお墓に霊がいるとは思わない。
空の星に父が住んでいるとは思わない。
ただあいたくて、手を合わせ、空に願った。
(ほーむ・京都府・34・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
孫の指の形、オフクロとそっくりなんだ。
短くて不細工だけれど、ピアノは上手だよ。
『エリーゼのために』、 聞こえる?
(三郎・千葉県・68・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
父が死んだ。7歳の頃だった。それから母は
いつも僕を守ってくれた。でも今日からは。
そう誓って仏壇に向かう20歳の誕生日。
(末角雄大・東京都・19・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
お店に、色んな香りのお線香がありました。
お父さんはどんな香りが好きですか?
聞かせてください。夢の中でも、いいので。
(ちくわぶ・千葉県・38・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
お線香の順番めぐって兄弟喧嘩しながらも
掌を合わせる 父の遺した可愛い孫たちの手
私の見せたかったもの
(チャコ・東京都・41・女性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
帰省するたび仏壇に手紙を供えてくれる。
共に過ごした記憶は四歳までしかなくても、
孫の心の中にお父さんは生きているよ。
(ベンジャミン・兵庫県・41・女性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
今、そうそうって相槌うってるよね
さっき、がんばれって叫んだよね
お父さんは、見えない私の応援団長
(そらとぶ子・愛知県・56・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
お父さんが生きていた頃よりも、
毎日お仏壇で手を合わせている今のほうが
沢山話をしているかもしれないね
(明子・徳島県・41・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
泣き虫な私にも子どもが生まれました
お父さんから名前を一文字もらったよ
お父さんみたいに強い子になりますように
(小林はる・東京都・26・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
親孝行せな化けて出るぞ、が口癖だった父
13回忌を迎えた今も出てこないってことは
私は親孝行な娘だったってことかな?
(孝行娘・岐阜県・65・女性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
お父さん。この春私は、結婚しました。
苗字が変わっても、どんなに月日が経っても
これからもずっとあなたの娘でいさせてね。
(ゆきな・愛知県・27・女性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
母さん、向こうで孫娘に会えましたか?
娘は一足先に天国へ旅立ちましたが、
貴方より先輩です、色々教わって下さいね。
(そら・埼玉県・66・女性・父へ・母へ)
【第10次応募作品】
手紙送っても父からの返事来なかったけど
遺品から出てきた私の手紙の裏に
「頑張っている様子嬉しく思います」
(すず・神奈川県・45・女性・父へ・母へ)
【第10次応募作品】
コワ顔の父さん よく席を譲ってていたね。
私も席を譲れる人間になれました。
亡き父似とよく言われるよ。
(さわやん・大阪府・43・女性・父へ・母へ)
【第10次応募作品】
娘の高校合格見てすぐに向こうに行ったね
お母さん…あれから三年、無事卒業したよ
次は夢への第一歩だよ!見守ってあげてね
(よーたん・神奈川県・46・女性・父へ・母へ)
【第10次応募作品】
すっくと立った線香のようなあなたの背中を
海老のようにまるまる母の隣で思い出す
ふわりと心の真ん中にに切ない明かりが灯る
(雪葉千狸・愛知県・24・女性・父へ・母へ)
【第9次応募作品】
線香の煙にのせて、いつもありがとうと呟く
ご飯の臭いに誘われて子供たちが起きてくる
炊きたて、一緒に食べませんか
(雪葉千狸・愛知県・24・女性・父へ・母へ)
【第9次応募作品】
北海道に今年も雪が舞う季節になりました。
来春までお会いできませんが待っててね。
墓所には桜の芽吹きが見える頃行きます。
(岐阜の屋根の草・岐阜県・63・男性・父へ・母へ)
【第8次応募作品】
もうすっかり声は忘れちゃったのに
お父さんの笑顔は目に焼き付いたままだよ
どんな声だったか思い出させてよ
(ohana・岐阜県・32・女性・父へ・母へ)
【第8次応募作品】
次の世も家族になろうと約束したね
でも次は私が母になり、あなたを守りたい
ママありがとう、まだしばらく見守っててね
(しょしょしょ・埼玉県・43・女性・父へ・母へ)
【第7次応募作品】
お義母さん。私も貴女の年を超えました。
天国に行ったら、たまには喧嘩しましょうね
私も、少しは強くなりましたよ。
(曼珠沙華・愛知県・63・女性・父へ・母へ)
【第7次応募作品】
今年も命日には、酒と煙草と
親父の好きな良い香りの線香を持って
会いに行くよ。聞いて欲しい話もあるんだ。
(しげのり・千葉県・54・男性・父へ・母へ)
【第6次応募作品】
父さんの枕元で悔し泣きしてたあの子が
いま自分の道を見つけて踏み出したよ
ありがとう 父さんが導いてくれたんだね
(馬鹿親・東京都・51・男性・父へ・母へ)
【第5次応募作品】
亡き父へ 携帯買ってね 話したい
亡き父へ 結婚しました 見てくれた
亡き義父へ 大事にします わが義母を
(さわやん・大阪府・41・女性・父へ・母へ)
【第5次応募作品】
母さんは、春が大好きだったね。
だから、墓地をこの場所に選んだんだ。
来年、その訳が分かるよ。桜の咲く季節に。
(八重桜・千葉県・53・男性・父へ・母へ)
【第4次応募作品】
あなたに似てるといわれるのは嫌でした。
お母さんみたいにブスじゃないなんて、
ゴメンネ。 今はそっくりで嬉しいヨ。
(くまもんのママ・兵庫県・59・女性・父へ・母へ)
【第3次応募作品】
お義父さんの命日に息子が生まれました
お会いした事はないけれど息子の笑顔の中に
いつもお義父さんの愛を感じています
(ぼくのママ・大阪府・31・女性・父へ・母へ)
【第3次応募作品】
早くあいつと結婚しろと言ってくれてたのに
花嫁姿も孫の顔も見せれなかったね
お父さん、二人目産まれたよ
(ふうこ・福岡県・36・女性・父へ・母へ)
【第3次応募作品】
ごめんね、ごめんねばかりの七日間
ありがとう、ありがとうだらけの四十九日
あなたの子供で本当に嬉しかった、ず〜と
(さんた・静岡県・60・男性・父へ・母へ)
【第2次応募作品】
38歳。あまりに早く逝ってしまった父さん
38歳。私は念願の母親になったよ
目が似てるよ、私と同い年のおじいちゃん
(えちぇ・北海道・39・女性・父へ・母へ)
【第2次応募作品】
心が音を立てて折れてしまったあの日も
お母さんのその温かい手が添え木になって
もっと強く太い幹の私になれたよ
(とんころもち・福岡県・39・女性・父へ・母へ)
【第1次応募作品】
仮病を使う僕に よくクジで決めさせたよね
「休み」を引くと急に学校に行く気になった
あれって母さんの魔法だったんだろ?
(・千葉県・50・男性・父へ・母へ)
【第1次応募作品】
父さんの大事にしてた盆栽、壊したのは
犬のペーじゃなく、僕が投げたボールでした
とっくに知ってると思うけど一応、ごめん!
(・福島県・59・男性・父へ・母へ)
【第1次応募作品】
私のだけ いつも同じお弁当
友達に見られないように 隠して食べてた
母さんごめん 本当はすごく美味しかったよ
(・新潟県・40・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
真面目にていねいに生きる姿 ありがとう
思い出す あの頃のあなた ねえ、お父さん
今、私、これでいいかな ねえ、お母さん
(クマだもん・熊本県・54・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
いつも、ありがとう。何にもいわないけど、
顔見てたらわかる。だから、もう、ちょっと
頑張るから、見てて。そう、見ててね。
(ママぶー・大阪府・64・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
母上、私もようやく結婚できました!
母上の存命の間に妻を紹介したかった…
妻と父上を母上に対しての分も大切にします
(瑠珂(るか)・愛知県・57・男性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
そっと線香に火をつけ、母の遺影を見る。
あなたの得意だった、博多煮のレシピを、
聞いとけばよかったと、悔やむ悔やむ、
(tsune・福岡県・66・男性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
香をたき、両手をあわせて、おはようさん
今日も一日が始まるよ 聞こえてきたよ
頑張ってね 写真の母のやさしい言葉
(こくやのひでさん・福島県・69・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
お父様、貴方が亡くなって1年になります。
死に目にも会えず、まだ実感がわきません。
本当は素直にもっと貴方と話がしたかった。
(白銀の月・東京都・41・男性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
父さんの事考えてたら今日は誕生日。
夢をみたの、好きな小軍鶏の世話をしてた。
線香あげ、見守ってねと祈る祝生誕95才。
(あらたえ・徳島県・65・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
知らなかった そんなに喜んでいたなんて
今わかった 強面のあなたの本当の気持ち
ありがとう 香りに抱かれ 息づく父の愛
(お父やん・東京都・55・女性・父へ・母へ)
【第23次応募作品】
子供達も成長し、世の中いい話も少なくて
報告すること見せたい写真もすっかりない今
いろいろ落ち着き穏やかに暮らせて幸せだよ
(詠霧與夢(よんよん)・新潟県・54・女性・父へ・母へ)
【第22次応募作品】
いつも見守ってくれてありがとう、お父さん
そちらで自慢の娘、孫になれるように
いいことがあったら手を合わせて報告するね
(お父さん大好き・岐阜県・47・女性・父へ・母へ)
【第22次応募作品】
ジャスミンと私を呼んだお父さん
反抗ばかりしていたあの頃のあなたの年に
自分がなりました。今とても逢いたいです。
(のりまきあられ・福岡県・58・女性・父へ・母へ)
【第22次応募作品】
\"ありがとう\" \"ごめんね\"
照れくさくてあまり言えてない…そして…
一番たくさん言いたい \"お母さん大好き\"
(紫陽花・栃木県・56・女性・父へ・母へ)
【第21次応募作品】
お父さんがいない春も、もう6年目。
うきうきはしないけど、心が穏やかになる。
そんな、お父さんのような今が好きです。
(朗さんの娘・東京都・53・女性・父へ・母へ)
【第21次応募作品】
お父さんが亡くなって20年になりますね。
お母さんが先月そちらに旅立ちました。
どうぞ夫婦仲良く暮らしてください。
(友心(ゆうしん)・東京都・56・男性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
母さん、長女の美帆が会いにきましたよ
4年前の今日、9月29日に旅たちましたね
母さんのいっぱいの愛を心に抱いています
(雨紫陽花・東京都・75・女性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
お母さん、ついに主夫デビューしました。
家事って重い仕事だって分かってきました。
お母さんや妻の苦労に頭が下がります。
(夢追い人・千葉県・68・男性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
仏様にとってのごちそうは香りなんだって。
松茸ご飯、豆ごはん、さんまにうなぎに
フライドチキン。明日は何を供えようかな?
(うらら・神奈川県・61・女性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
並んでる、位牌の戒名、1文字目は共に道。
残された家族が迷わぬよう、天国から二人で
良き道に導いてくれているんだね。感謝!
( うらら・神奈川県・61・女性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
そちらでも盆栽作りは忙しいですか。
おやじのサツキは夕暮れに玄関を照らすよ。
「おかえり」って言ってくれているんだね。
(ひでさき・茨城県・73・男性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
コロナの影響で みんなを呼べなくてご免ね
平成2年建立のお墓も 今 令和2年
お父さん もう一度 33回忌を目指そうよ
(ベーちゃん・静岡県・62・男性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
お父さんが亡くなって20年になりますね
子どもたちも立派に社会人になりました
お父さんが可愛がってくれたおかげです
(大乗沢 友心・東京都・55・男性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
お父さんにはセータが最初で最後の贈り物
お母さんにピンク色のカーディガンの贈り物
可愛くて若返りました。天国で間違わないで
(奄美鳩・兵庫県・69・男性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
父さんも母さんも早く亡くなって良かったよ
この世は大変だよ。コロナウイルスのせいで
今は、お葬式のお別れも出来ないんだよ。
(しんさく・大阪府・83・男性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
あの世でも迷子札要るのかな。だったらすぐ
用意してあげるよ。昔使ってる奴、まだ大事
にとってあるから。あの世の住所教えて。
(しんさく・大阪府・83・男性・父へ・母へ)
【第20次応募作品】
やりたいことをやらせてくれてありがとう!
夫婦喧嘩を見せないでくれてありがとう!
両親のような夫婦になれなくてごめんね!
(ぴんきら・東京都・51・女性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
一人で大きくなったねと言われたけど、
お母さんが友達となった写真を見ながら
今も、時々問いかけ相談しています。
(おもちのぷーさん・京都府・67・女性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
タマ助はいつも自宅でかくれんぼ
仏壇に向かう私を見つけては現れ、大好きな
父の遺影と線香の煙を見つめて鳴くのです。
(ビーフカリー・京都府・52・男性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
お母さん お父さんと一緒にいますか、
私は空を見上げ 仏壇の二人に語ります。
いつも守っているよ。それだけが支えです。
(ひ〜子ちゃん・愛媛県・71・女性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
初めて会社の商品がテレビに紹介されて
写真の父母は、びっくり大笑いしてるよう
生きてるうちに一緒に見れてたらと思った
(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
キーッチャンチャン! キーッチャンチャン
結城紬を織るはたの音で夢から醒めました
お母さん 今でもそちらで紬を織ってるの?
(コッコ・東京都・74・女性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
春にはぼた餅、秋にはおはぎを、手作りして
くれましたね。本当に美味しかったです。
又、旨いもの談義したいですね。
(misanet・三重県・72・女性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
「お袋、僕に初孫ができたよ。別嬪だ」。
仏前に報告したら、一瞬母が笑ったような。
「○○バカは私譲りだ。血は争えないね」。
(ひろかこ・大阪府・62・男性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
「私の子供でごめんね」って言った時、
なんで「そうだね」なんて言ったんだろう
金木犀が香ると、苦しくて息が出来ないの
(みつばち・神奈川県・60・女性・父へ・母へ)
【第19次応募作品】
「三回忌にはいなかったね」と寂しげな母。
「ガンになってしまって。」という私に母は
「自分の事を優先してね。」と優しく笑う。
(Aちゃん・東京都・52・男性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
母さん、ただいま。今朝、成田に着いた。
初盆だね。お盆の間、一緒にいられるよ。
線香の匂い、いつのまにか好きになったよ。
(麦わら帽子・群馬県・61・男性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
父さん、あの子たちも中学生になったよ。
反抗期で大変だけど、父さん残した写真には
優しい顔のあの子たち、ずっと見守ってね。
(けいけいこ・東京都・45・女性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
ふるさとへ向かう足遠のき、墓参しがたく
遺影に伽羅焚き、「ありがとう」とつぶやく
コーヒーを飲む不肖の娘は、父の行年となる
(モモンガ・福島県・66・女性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
いつも見守っていてくれて、ありがとう。
晴れの日は笑ったり、雨の日は泣いたり、
会えなくても心では繋がっているのかな?
(ぶんぞう・埼玉県・40・男性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
この世に生きる時間を与えてくれた、あなた
この世で生きる意味を教えてくれた、あなた
あなたに、いま、ありがとうの心を贈ります
(はりねずみ・福岡県・63・男性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
お母さんが天国に行ってからあなたの事を
随筆や小説に書き、俳句などに詠みましたが
まだ語りつくせない事が沢山ありすぎます
(赤子沢・岩手県・48・女性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
ご無沙汰続きの兄が突然、肩をたたき現れた
ミラクルなことがおこるとほんま嬉しくて
匂ってるおばあちゃんの線香の香りは、好き
(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
おぉーい!の声でふりかえると笑顔が見えて
階段の手すりが揺れで落ち放心状態になった
こわいわーとお線香をあげると救われた
(はなちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)
【第18次応募作品】
私の子供たちは じいちゃんを知らない
でも 周りにいた沢山の人達が教えてくれる
今ではすっかりじいちゃんに詳しくなったよ
(まちゃなママ・愛知県・46・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
今日も一日何とか無事に終えました。
今日も関わってくれた人に感謝します。
そしておふくろに報告します。ありがとう。
(Q旅Qおやじ・大阪府・64・男性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
母さんが死んで、もうすぐ五年。
姿形はないけれど、心の中に、いつもいる。
心の母さんが笑顔であるよう、頑張るね。
(樋口盛一 ※樋:一点・東京都・35・男性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
あの地震を知らない母さんは妹たちをおいて
位牌と忘れ形見の犬を抱え家から飛び出た
僕の事きっとそっちで怒っているでしょう。
(T.黒胡椒・茨城県・37・男性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
私も50に手が届く歳になりました。
家庭と職場の重圧をひしひし感じています
両親からの、愛情に改めて感謝します?
(饂飩県団扇市民間・香川県・48・男性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
命日がバレンタインとは、じいちゃんらしい
お線香とチョコレートを、お供えするから
ばあちゃんのお迎えはゆっくりね。
(あわっこよめ・徳島県・60・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
結婚できますように。祈らなくなったよね。
今じゃ、もっぱらお母さんの回復祈願。
確実に月日は流れていってるね、お父さん。
(忘れな草・大阪府・45・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
原爆が落ちなければ、広島の父さんは
東京に出て母さんと出会わなかったよね
そう思うたび、私のいのちの重さを感じるよ
(ネイビーグレイ・神奈川県・54・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
お線香に火を、すると、風がいじわるする
妻が手をかざしてくれて、やっと火がつく
仲がいいって?いやいやいつも喧嘩ばっかり
(城太郎・兵庫県・75・男性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
父さん、今朝早く母さんは出発しました。
知ってのとおり、母さんは方向音痴です。
三途の川の渡し場まで、迎えに来て下さい。
(よっちん・岡山県・73・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
お母さん、口を開けば涙が止まらなくて。
2年目。写真を見るのが辛くて隠したけど、
3年目は、笑顔で話せるようになったよ!
(さとみん・北海道・44・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
『会いたいよ』掌合わせて呟けば『いやいや
こちらは039。ママさん頼む』と父の声。
弱音撃沈、これからは老朗快娯で親孝行。
(BigMama・東京都・59・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
『チンしてね、レンジじゃなくてお仏壇』
父の名言引き継がれ、曽孫2人の合言葉。
ゆらり揺れてる線香の煙の向こうで父笑う。
(BigMama・東京都・59・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
『会いたいよ』掌合わせて呟けば『いやいや
こちらは039。ママさん頼む』と父の声。
老老介護の親孝行。弱音撃沈、感謝する。
(BigMama・東京都・59・女性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
自炊を始めてもう20年くらい経つかな。
今じゃカレーは母さんより美味いと思うよ。
いつかそっちに行った時に食べ比べしよう。
(アマホシ・広島県・48・男性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
皺くちゃになって笑うかあさんを思い出す
俺が皺くちゃになって笑うと子供等は笑う
かあさんの笑顔を見たとき楽しかったよ
(とんがらし・千葉県・77・男性・父へ・母へ)
【第17次応募作品】
お父さんきっと今もタバコが大好きだと思い
ます。少し違う香ですがお線香の香に包ま
れて気分良く暮らしていると思います
(kichi9chan・岐阜県・57・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
飾らぬ生き方のよい手本を見せてくれたね
素直な、心からの感謝の気持ちを贈るよ
好きだった、さわやかな白檀の香りに乗せて
(うさぎさん・和歌山県・62・男性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
母さん、私も姑になりました。貴女のように
賢く出来ませんが、新しい家族と共に、心
穏やかに、日々送れますように努力します。
(コスモス・三重県・71・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
今夏は、日本中が記録的な猛暑日の連続。
今は、秋の花々がきれいに咲き揃いました。
古里の田圃の畦に、彼岸花が実に美事です。
(道草・京都府・80・男性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
お線香をあげる度にもういないんだと思う。
初めての妊娠を喜び、体を気づかってくれた
義母からの最後のメールは消せない宝物
(こでまり・大阪府・38・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
こちらは今、煙草に厳しくなっています。
そちらは自由だと思いますが、ひとつだけ。
マナーを守って、皆に好かれて下さいね。
(アキラの娘・東京都・50・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
突然二人で舞い降りた、団地のベランダ。
手の温もりも笑顔もあの頃のまま。そんな
心地よい夢のお礼に、白くて細い煙よ香れ。
(ちぁお・東京都・53・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
いつもは、いい娘じゃなくてごめんなさい…
だけど、これからはありがとうにするね。
お線香の優しい香りで、そう思いました。
(あきこ・岡山県・49・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
お父さん、お母さんが少し元気になりました
一人で寝れるようにもなったのよ
私が困らない様お父さんがそうしてくれた?
(中西 柴穂子・岡山県・65・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
今年、私はお母さんと同い年になります。
もっと長生きして欲しかった。歳は超えても
優しく偉大なお母さんは超えられません。
(イナバウアーの白兎・千葉県・66・男性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
お線香をたくから、お父さんを思い出す。
お父さんを思い出すから、お線香をたく。
好きだから、仏壇のお父さんと話をする。
(スワロフ好き代・新潟県・63・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
母ちゃん、最期の言葉は孫娘の名前だったね
わんぱくな孫娘も母ちゃんになりましたよ
逢いに行けるね、お線香の薫りに乗ってさ。
(奏ぶん・東京都・51・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
「線香の火はこう手でぱたぱた消すんだよ」
ね、お父さん。今年はあなたの孫と来ました
見えるかな、顎のラインがそっくりでしょ。
(藜・東京都・41・女性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
父さん。今年も夏野菜がたくさん採れました
私があとを継いで三年、野菜たちは今も
夏草の中をたくましく育っています。
(三河の案山子・愛知県・71・男性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
お母さん 一緒に過ごした時間は宝物です。
もう向き合って話すことは出来ないけれど、
いつも心に思い、願いを共に生きています。
(レモン・宮城県・49・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
母さんは、僕の中では生きてます
あの日は泣いたけど、精一杯、やってみる
この世のこと、一緒に笑って話せるように
(樋口盛一※樋の点:1・東京都・34・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
猫の「ゆうちゃん」がついに旅立ちました。
お父さんが世話して一番なついてたよね。
そちらでまたいっしょに暮してください。
(晴歩雨読・宮城県・59・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
読経も戒名もいらないと言った宗教嫌い
せめてお焼香に想いを乗せるしかなかった
今もお線香が、父との唯一のアクセス法。
(インサエイ・福岡県・43・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
気丈にも女手ひとつで二人の子を育て上げた
墓碑銘の母と逢う 一心と捧げゆく祈りの
眼裏には今も浮かびつく貴女の紬衣姿が在り
(耳成保一・鹿児島県・57・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
線香とか仏壇とか死者を慰めるためのものは
実はみんな生きている者を慰めるためにある
だから、やっぱり死者はそこに存在いるのだ
(どらまにあ・京都府・53・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
何気無い会話を一つ拾えば今日も笑顔になる
両親のおかげで今日も健やかに成長します
少し小さくなった二人への私からの愛です
(詩人の楽・岐阜県・14・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
最近は火を使わず、線香もあげないけど、
83歳のお父さんは独居でがんばってるよ。
私、またお線香をあげに帰ってこなきゃね。
(ひとり娘・岐阜県・51・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
老眼でよく見えず耳も遠くなる。最後に残る
感覚はきっと味覚か嗅覚だろう。お父さん、
味わってる?珈琲のお線香ってあるんだね。
(一葉・石川県・46・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
今日もお父さんにそっくりな私たちです
童顔で、口下手で、不器用で、それからー
笑いじわが増えるよう、見守っていてね
(アキラの双子の娘・東京都・50・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
毎朝、教わった通りご先祖供養しているよ。
「目には見えない世界を大切にしなさい」
母さんのこの言葉、子供たちにも伝えるね。
(ATSUKO・奈良県・63・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
老運転手さんやったかも話す声に似てて
遠回りされてもだまってお釣もあげたら
笑顔やってん父さん、お香のおかげやわ
(おっちょこちょい子・大阪府・62・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
すごく悲い事があったもういない父に話す
風もないのに笑うようにお線香がゆれた
さみしいかい、元気かい、そう言ってる
(pinpon・広島県・56・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
子供の頃ママに無理やり通わされた水泳教室
特技の平泳ぎで三途川を泳いで又会う日まで
ママの好きな桜の線香の香りを楽しんでいて
(有加里・宮崎県・40・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
お母さん、またフリージアの季節がくるね。
誕生日にはいつもくれたよね、嬉しかった。
これからはこの香り、私が毎年贈るからね。
(山口あい・愛知県・52・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
77歳の母親の毎日は同じように規則正しい
毎日必ず父親の仏壇に線香をあげ話をする
仏壇はなくてはならない生きる証なんだ
(mieno・奈良県・53・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
今時は親よりも子供の方が早いケースも珍し
くはない子供が先に行く事は親不孝だから
モーニング、グンナイコールは欠かさない
(のりこ・岐阜県・56・女性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
親父の育てた梅の花見て笑った息子の顔が
そっくりだったから生まれ変わりだと思った
この子、親孝行のつもりで大事に育てるよ
(松ぼっくりん・兵庫県・54・男性・父へ・母へ)
【第15次応募作品】
家を留守にする時仏壇に「行ってきます」。
ご先祖様とご本尊が、留守番をして下され、
家に帰宅した時にも真っ先に「ただいま」。
(琵琶ちゃん・滋賀県・70・男性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
煙の少ないお線香が流行りだけれど、
煙と香りの豊かなお線香がほしい。だって、
仏さまは煙と香りを味わってると思うから。
(天国へごちそう・東京都・47・男性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
仏さまに願い事はしない。涙は見せない。
だって仏さまの重荷になりそうで・・・。
私は毎日、お線香と感謝だけを捧げたい。
(ひたむきの花・東京都・47・男性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
親父!姉さんの鬱病を治してくれ!家業を継
いで50年。仕事一筋に打ち込んで、趣味と
てないが、せめて安らかな老後を頼むよ!
(たっくん・千葉県・77・男性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
急逝したお父さん。もっと話したかったよ。
だから今、線香の煙にのせていろいろ報告。
聞こえてる?まるで遠距離電話みたいだね。
(福島直子・神奈川県・58・女性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
庭の花々、今年も立派に咲いてくれました。
それを空の上のお父さんにも伝えたくて。
ごちそうさせてね、花の香りの線香を。
(福島直子・神奈川県・58・女性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
姿のない今は、写真を見つめながら、
声をかけると、姿を見失ってしまいそうで、
いつも遠くから生前の容姿を浮かべながら。
(琵琶ちゃん・滋賀県・70・男性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
心配性だったお父さん、最後に約束した通り
私たちみんな元気で仲良く暮らしてます
だから安心してそっちで笑って見ていてね
(抹茶マカロン・兵庫県・51・女性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
位牌の前に佇むと あなたの顔が見え隠れ
今日もひと踏ん張りと 語りくる優しさが
今日もあなたに 私の心ののろし捧げます
(いしわかまる・栃木県・48・男性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
私は、わが家のいい嫁になれていますか?
義父さん、義母さん、見守っていて下さい。
もっと、一緒にいたかったです。会いたい。
(ふじさわかなえ・岡山県・51・女性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
食べる事が好きな、料理上手なお母さん。
お母さんの命のバトンを受け継いだ私。
お母さんにも食べてもらいたい料理が沢山!
(MIHO・東京都・28・女性・父へ・母へ)
【第14次応募作品】
癌とパーキンソン病で、わずか3年の介護。
亡くなっても後悔しない介護をしたつもり。
逝ってしまうと後悔の日々。お母さんゴメン
(ゆみ・広島県・58・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
こんなにいい子に育ててくれてありがとう
うれしそうに言ってくれたお義父さん
反抗期の子もどうぞ見守っていてください
(JACK52・埼玉県・52・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
長生きしてくれて、ありがとう。感謝です。
生きる姿をいつも見せてくれてありがとう。
感謝する心をはぐくんでくれてありがとう。
(しろあんすきやねん・兵庫県・52・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
「打ち手がない」そう言う私にあなたは、
「一つだけ方法がある。それは勇気だ」と。
いま、同じことを息子に伝えてる。父さん。
(やーくん・神奈川県・59・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
あの夜、なぜ携帯を切って眠ったのでしょう
あの夜、おかあさんの臨終を知らなかった
淋しかったでしょ?ほんとうにごめんなさい
(しょみん・鹿児島県・75・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
お父さん、お母さん、おじいちゃん、
おばあちゃん、ご先祖様、今日も素晴らしい
朝を迎えられ、心より感謝申し上げます。
(メルシー・僕・東京都・72・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
じいちゃん、最期は故郷に帰りたかったよね
連れて帰ってあげられなくて、本当にごめん
今は故郷に帰って、あの景色を見てますか?
(カノマタ ヨシエ・新潟県・56・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
誕生日やね。うるさいお口で、ケーキ食べて
今日だけは、愚痴よりケーキを供えるね。
やっぱり、親父が大好きや。
(雪花菜 (おから)・大阪府・48・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
あの日のことを思うと涙が止まりません
でも先に逝ったから今のわたしがあります
母さんが長年かけて仕組んだことですか
(ピアノカフェ・兵庫県・58・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
心配性の母ちゃんは子や孫が気になって、
花の陰からのぞいているんじゃないの?
落っこちないでよ。怪我をするから。
(はるの はなこ・東京都・74・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
急に会えなくなって母さん毎日泣いてたよ
でもね、今は孫が産まれたから大丈夫
父さん いつも見守ってくれてありがとう
(りんごちゃんさん・群馬県・44・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
親父さんお袋さんろうそくとお線香は毎日
かかさず御経もあげてますそちらの世界で楽
に暮らして下さいそうすれば僕らも幸福です
(市場 晃・福岡県・68・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
親父のあとを 追うように逝ったおふくろ
そんなに 離れたくなかったなんて
知らなかったと言えば それはウソになる
(神戸のターやん・兵庫県・64・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
回忌法要無事におわってホッとしています。
坊さん曰く、二人一緒にできるのは
生前仲がよかった証しだよって…聞いてる?
(okeiman・愛知県・65・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
おかあちゃん、昔私、何でか言えなかった。
けど今、毎日手を合わせ言ってます。
いっぱいありがとう、いっぱいごめんね。
(きみちゃん・愛知県・57・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
親父が逝ったのは二十年前の節分の寒い朝
その年は親父の大好きなお雛様飾れなかった
今年はおれの孫のお雛様飾るよ。もう春だ。
(とどちゃん・群馬県・63・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
父さん、いつも見守ってくれてありがとう
父さんが生前、当てられなかった宝くじ
そちらからなら、遠隔操作できそうですか
(よんよん・神奈川県・62・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
パパさんは、どんな毎日を過ごしてますか?
チビの頃から変わらず見守ってくれている?
そんな私もパパが私のパパになった歳に…。
(ぐーさん・埼玉県・26・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
昔は線香、消えるの長くて嫌やったな
今は、皆を想う時間やからもっと長くていい
お父ちゃん、お母ちゃん、また話聞いてな
(中野かな・和歌山県・51・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
お父さん、お父さんの骨はまだ家にあるけど
でもお父さんがいるみたいであったかいよ
カゼひかない、お父さんもカゼひかないでね
(kiichigo・神奈川県・52・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
お義父さん初めましてあちらでは酔って溝に
落ちていませんか?そちらに行った際には
一緒に酒を飲みましょう 僕が助けますから
(トイレでスクワット・埼玉県・45・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
お義母さんの責任取ってくださるのよね?
背中をおされて今じゃ漫才夫婦のようで
口癖の許し合い支えに仲良いですよ
(トイレでスクワット・埼玉県・45・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
ジイちゃん、バアちゃんに怒られてへんか?
詩吟唸って周りに迷惑かけたらあかんよ
でもまたバアちゃんと一緒になれてよかった
(moritaku・三重県・63・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
お父さん、いつも見守ってくれて有り難う。
あの時、19歳だった私に、孫ができたよ。
かわいい様子を、空の上で見てやってね。
(びんの助・兵庫県・62・女性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
そちらの住み心地は快適でしょうね。
お二人が真っ正直に生きてきたことを、
仏さまはとっくに、ご存知のはずですもの。
(キンモクセイ・山形県・78・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
お父さんは天国ですか?地獄ですか?
お母さんは勿論、天国ですね。お父さんは?
お母さん、至急、お父さんの居る所を教えて
(奄美鳩通信社・兵庫県・66・男性・父へ・母へ)
【第13次応募作品】
香り残し煙のように消え往くこの時間の中で
儚くもあり愛おしくさえもある あの頃
あなたが涙し夢見た今日を精一杯生きてます
(めろさん・大阪府・30・男性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
「行ってくるよ」「行ってらっしゃい」。
両親は毎朝の素敵な会話を残し去った。
線雲を見上げるとその声が聞こえてくる。
(のらちゃん・東京都・73・男性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
ご両親様、俺もそっちに、お邪魔するけど
会っても、小言は、無しにしてくれないか
礼を欠くだろう、余所のことで、とやかくは
(ちゃりんど・福岡県・66・男性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
お父さん今どこにいますか 幸せですか
私またお父さんに逢える? 私だとわかる?
ねえお父さん まだここにいるのでしょう?
(キノウの娘・東京都・48・女性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
「上げるも信心下げるも信心」と仏壇に唱え
にっこり舌を出しすぐおはぎを喰った母さん
南無阿弥陀仏今年からは僕が受け継ぐね
(デーブ三夢・静岡県・63・男性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
もう一度散歩に行きたいね母さん 寂しいね
紅葉を背にした写真は 笑顔の遺影になった
父さん亡くした頃の気持 なんだか わかる
(ナルさん・神奈川県・67・男性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
お父さん 話しかけても一方通行ですね。
お父さん 孫二人とも結婚しましたよ。
そちらからは見えますか 一方通行で。
(スワロフ好き代・新潟県・61・女性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
線香がゆらめく仏壇に、そっと呼びかける。
父の面影が、笑った眼差しで答えてくれる。
有難う、それだけが伝えきれない言葉です。
(祐仙淳子・大阪府・59・女性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
親孝行なかなか出来ずにパパごめん。
今は楽しくママとの暮らし喜んでくれるかな
パパの分も親孝行、もう少し時間下さいね
(やこぴょん・東京都・49・女性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
ねえ父さん。今日も子供達は元気だったよ。
寂しくても頑張ってるよ。皆で笑ってるよ。
明るく楽しく、未来に向かって行くからね。
(ユンシーサー・沖縄県・40・女性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
先祖様に花と水をあげ、日々の生活を感謝し
帰る時足をふととめた。戦死、小さな墓等
青春時代は。今日もあの日と同じ青い暑い日
(琵琶ちゃん・滋賀県・69・男性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
今年も子どもたちを連れて帰って来たよ。
父さんの偉大さに気付かなかったあの頃
ありがとう。今ようやく分かってきたよ。
(みちのく思い旅・東京都・50・男性・父へ・母へ)
【第12次応募作品】
仕事人間だった父、父との記憶は少ない
でも、私が困った時は、いつも助けてくれた
いじめも乗り越えられた。お父さん有難う
(さわやん・大阪府・44・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
「お母さんにスマホは無理だよ」なんて言っ
てごめんなさい。今日もお線香あげながら、
母と心の中でラインでやりとりしています。
(machimachi・東京都・66・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
泳げない父も今ごろは沖を走っているかな?
機械油と汗と魚の匂いのする背中で寝てた
孫娘もこの春大学生、海の生き物の研究だ
(あたしのぷ〜・山口県・54・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
神様がいじわるして ほとんど話せぬまま
二日後に旅立った父 何でも二倍のあなたの
双子達が今 泣いて笑ってまた泣いています
(キノウの娘たち・東京都・48・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
母さんが亡くなったのは孫の中学卒業の日。
その夜娘は「医者になる」と宣言したんだ。
11年後の今日、国家試験に合格したよ!
(さなぎペンギン・東京都・59・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
アルバムを開いたら怒った僕がいました
当り散らかした反抗期の僕を優しく見守り
笑っていた母さんあの頃の僕を許して下さい
(けいすけ・兵庫県・78・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
なるようになる、いつも笑ってたお母さん
目覚めたら今日の命に感謝、口癖のお父さん
私も分かる年になったよ、子供に言ってる。
(浮世っ子・愛知県・71・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
仏壇も神棚も無く手を合わす事も無かったー
今 こうやって 線香の筋を辿ると
感謝の言葉と詫びる言葉が多すぎる 俺、、
(青い 時代・熊本県・61・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
お母さん、花園での暮らしはどうですか
萎えた手足も自由になって、笑っていますか
ケータイは圏外だけど、声を聞かせて下さい
(ひなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
「目が覚めて今日の命に感謝せよ」筆で書け
言われて「変なの」そう思って書いたけれど
お父さんその深い意味が分かってきたよ。
(浮世っ子・愛知県・70・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
お父ちゃん、この間家へ来てくれたの?
「コトッ」と二回音がして気配感じたけど。
夢でも会えなくて聞きたいこと満載よ。
(こつりきく・大阪府・65・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
母さん手作りのパッチワークは私の妻に、
嫁に、孫にと受け継がれました。母さんは
いつも家族といっしょです。ありがとう。
(けいすけ・兵庫県・78・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
お線香あげて お元気ですかは 変ですか
でも そこから始まる 私はあのね
お母さん 私はあのね 恋人ができたの
(kyonkyon・大阪府・64・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
定年退職し実家に戻って父の墓参りをした。
お墓に線香をあげ何とか勤め上げたと報告。
後ろにいた母が私の背を見て泣きだした。
(ながれやま・東京都・60・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
花好きのご両親様、庭の梅が咲きました。
今日は春一番が吹き、さらに嵐となり
でも沈丁花の蕾もふくらんできています。
(お魚グリーン・東京都・54・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
失敗作でも「美味しい」と言ってくれたね。
今日のお昼は卵サンドとカフェオレ。どう?
返事はないけど写真の母は笑っています。
(SPれい・東京都・63・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
「夏は暑い、冬は寒い。やっぱり葬式は秋が
ええなあ」いつもの口癖。父は十月十四日
に九十三歳の天寿を全うした。アンコール
(よっちん・岡山県・70・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
たまの帰省。「そっちも忙しいと思うけどね
本当は、お化けも、幽霊も、きらいだけどさ
たまには、こっちにも、顔、出してよな。」
(ミツくん・滋賀県・62・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
午年なのに、人参大嫌いなお父さんため、
実家のカレーは、人参なしが定番でしたね。
結婚し、我が家のカレーは人参入りですよ。
(まやまや・東京都・33・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
お饅頭じゃなく、お線香をお土産に帰ったら
「一人前になったのう」って誉めてくれた。
お父ちゃん、今日も一人前の姿を見せるよ。
(ナムナム・兵庫県・63・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
どうして父は黙って死んだのか、と母の日記
父は一杯食べたけど、今は仏様にあげるだけ
何も言わないけど、一人で話してあげる、と
(Bちゃん・北海道・67・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
亡き父を最近夢の中で見かけ声をかけると
不意に父の姿を見失ってしまいそうで
いつも遠くから楽しそうな父を見守っている
(琵琶ちゃん・滋賀県・68・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
両親に花を供え、日々の生活に感謝し
帰ろうとする足をふととめた。若年、戦争死
この人たちの青春時代は、いったいどこへ。
(琵琶ちゃん・滋賀県・68・男性・父へ・母へ)
【第9次応募作品】
お袋よ、難病と骨折で長年動けなかったのに
すっかり元気そうに若返って、本当に驚いた
そちらは苦痛が無い様で、嬉び目が覚めたよ
(あんちゃん・埼玉県・57・男性・父へ・母へ)
【第8次応募作品】
朝顔のように 素敵な笑顔で おはよう
太陽のように 明るい気持ちで こんにちは
明日も元気にと おやすみと 心を込めて
(地理屋さん・大阪府・31・男性・父へ・母へ)
【第5次応募作品】
ことしは父の新盆でしたが母も一緒でしたか
取り壊される実家の様子を眼に焼き付けてね
あの世に戻るときはいい土産話になったかな
(しゅうさんじん・岐阜県・62・男性・父へ・母へ)
【第3次応募作品】
空席から、初孫の花嫁姿を見ていましたね
初めての曾孫は「15の春」を向かえますよ
高い席で 私や孫と見間違えていませんか?
(春よ来い・北海道・62・女性・父へ・母へ)
【第3次応募作品】
この椰子が、吾が身支えしガダル島。戦地で
書いたこの一節。戦争は二度としてはいけな
い。生きて帰ってくれて有難う、お父さん
(もとこ・兵庫県・69・女性・父へ・母へ)
【第2次応募作品】
二度目の発作は相当きつかったろうに
あんな穏やかな顔して旅立っていった父さん
遺された家族には何よりの財産だったよ
(anything・東京都・50・男性・父へ・母へ)
【第2次応募作品】
手を合わせ心の中に言葉さがして清々しい
「約束ごめん いつも母さんをありがとう」
立ち上る白い香りがゆるりと揺れた・・・
(芳山 登・三重県・50・男性・父へ・母へ)
【第16次応募作品】
せっかくのお線香を煙たいだなんてねえ。
遠く旅立っても相変わらずのわがまま。
何だかまだそこにいるような気がするよ。
(shi_shi・神奈川県・44・男性・父へ・母へ)