【第11次応募作品】
まだ歩けたころの若い祖母
今日も四角い絵の中で笑っている
漸く会えた祖父と楽し気に
〈東里かなめ・神奈川県・43才・女性〉からの投稿
62歳と言う若さで下半身不随になった祖母。 それから亡くなるまでずっと寝たきりで過ごしていました。 伯父は寝たきりの祖母の写真ではなく若く元気だった 歩けた頃の祖母の写真を遺影に選び、祖父の遺影の隣に置きました。 ずっと「早く死にたい」と言っていた祖母。 定年退職後、すぐに亡くなった祖父と出会え、嬉しそうだなといつも思います。 尽きぬ話をあちらでしているのだろうと。
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