※各作品の詳細ページは「詳細はこちら」ボタンをクリックするとご覧になれます。
【第11次応募作品】
1度でもいいから、また会いたい。
ところで、おじいちゃん、おばあちゃん。
お宝残したのに言い忘れたってことな〜い?
(ひっこ・千葉県・44・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
貴方の墓前で涙目で手を合わせています。
幼い娘はご機嫌で走り回り、言いました。
「パパ、死んでないで早く一緒に遊ぼうよ」
(六月真仔・宮崎県・39・女性・主人)
【第11次応募作品】
大好きな、祖父母に会いに帰省する度
満面の、しわくちゃな笑顔で迎えてくれたね
「よー来たな。婆さんコーヒー淹れてくれ」
(おしんこ・岡山県・46・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
あなたは夫であり人生の師でもありました
そんなあなたはいなくなってしまったけど
今も私を導いてくれているのを感じます
(にゃんこさん・大阪府・45・女性・夫へ・妻へ)
【第11次応募作品】
「お母さんにスマホは無理だよ」なんて言っ
てごめんなさい。今日もお線香あげながら、
母と心の中でラインでやりとりしています。
(machimachi・東京都・66・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
泳げない父も今ごろは沖を走っているかな?
機械油と汗と魚の匂いのする背中で寝てた
孫娘もこの春大学生、海の生き物の研究だ
(あたしのぷ〜・山口県・54・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
祖母の仏壇の前で紹介した初めての彼女。
大事な場所に連れてきてくれてありがとう
そう言ってくれた彼女が今の嫁さんです。
(ハム平・北海道・32・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
病院嫌いだった婆ちゃん。末期がんだったね
胃腸薬が減っていることに死後気付いたよ
もっと早く気づきたかった。ごめんね
(ハム平・北海道・32・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
神様がいじわるして ほとんど話せぬまま
二日後に旅立った父 何でも二倍のあなたの
双子達が今 泣いて笑ってまた泣いています
(キノウの娘たち・東京都・48・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
義兄が病で逝ったのは、お花見の直前。
今年も、故郷の千本の桜の花便りあり、
貴女と姪と義兄の心が出会えますように。
(如月に咲く花・広島県・60・女性・兄弟姉妹へ)
【第11次応募作品】
母さんが亡くなったのは孫の中学卒業の日。
その夜娘は「医者になる」と宣言したんだ。
11年後の今日、国家試験に合格したよ!
(さなぎペンギン・東京都・59・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
弟の厄年を勝手に引き受けやがって!二人
きりの兄弟。俺何も返してないのに。先に逝
かれて、もう一人っ子って大変なんだぞ。
(甘えん坊・兵庫県・67・男性・兄弟姉妹へ)
【第11次応募作品】
大きくて柔らかかったおばあちゃんの耳たぶ
どれだけ触っても嫌な顔せずほほ笑んでたね
今なら分かるよ。その心の大きさ・柔らかさ
(かるあまる・大阪府・37・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
秋祭りにお婆ちゃんは欠かせない存在だった
誰もがみんな、お婆ちゃんの歌を聞きたくて
今年からは雲の上から笑って聞いていてね
(雪菜・静岡県・29・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
あんたのお母さんの結婚式でも拒否したのに
そう言いながら、花束を受け取ってくれた
内弁慶なおばあちゃんの優しさ忘れないよ
(さや・愛知県・32・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
伯母ちゃんのことは心配しないでね。
そばにいる私たち姪がちゃんと見てるから。
どうか伯母ちゃんのこと見守ってあげてね。
(島根の ぽん太・島根県・48・女性・伯父へ)
【第11次応募作品】
お祖母ちゃん、たくやは何かにつけて
「あ、これおばあちゃんが好きだったよね」
を連発します。ちゃんと覚えているよ。
(島根の ぽん太・島根県・48・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
日本酒と釣りが大好きだったおじいちゃん
私の彼とそっくりだから許してくれるかな
春になったら結婚するよ 見守っていてね
(寅太郎・東京都・26・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
アルバムを開いたら怒った僕がいました
当り散らかした反抗期の僕を優しく見守り
笑っていた母さんあの頃の僕を許して下さい
(けいすけ・兵庫県・78・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
お線香から立ち上がる薄煙。子孫の私は日々
心の雲になぞらえて、この晴れやかな安心が
ご先祖様の見えぬ手のそよぎより、と合掌す
(葉子・北海道・33・女性・ご先祖様へ)
【第11次応募作品】
きっと遺伝だと思う。いや絶対に遺伝だ。
お墓の前で、こんなに賑やかなのは。
おしゃべり好きな、ばあちゃんの血だよ。
(シャルル・神奈川県・28・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
なるようになる、いつも笑ってたお母さん
目覚めたら今日の命に感謝、口癖のお父さん
私も分かる年になったよ、子供に言ってる。
(浮世っ子・愛知県・71・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
病弱な私とともに畑道を散歩した昔
あの道に咲いてた桜は枯れてしまったけれど
記憶の中では今年も綺麗に咲いています
(メランコリー平良・沖縄県・27・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
懐かしい夢の中、祖母は笑顔で手を振ると
私を朝へ見送って、遠くの方に帰っていった
祖母の笑顔の花束は、いつも私の心の中に
(豆大福・青森県・24・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
今日は彼岸の中日です。君の好きな春です。
連翹がきれいに君に届けと咲いてます。
盆にはカンナを供えてまた来ます。
(岐阜屋根の草・岐阜県・64・男性・教え子のこどもへ)
【第11次応募作品】
仏壇も神棚も無く手を合わす事も無かったー
今 こうやって 線香の筋を辿ると
感謝の言葉と詫びる言葉が多すぎる 俺、、
(青い 時代・熊本県・61・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
「何もいのちまで取られるわけじゃなし」
優しく強く支えてくれたばあちゃんの言葉
今も私に踏んばる力をくれています。
(にのさん・東京都・49・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
昭和9年の室戸台風で殉職したおじいちゃん
お仏壇に遺されたその時の腕時計
私もこの時計に恥じない時を刻んで生きます
(水色ママ・京都府・62・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
お母さん、花園での暮らしはどうですか
萎えた手足も自由になって、笑っていますか
ケータイは圏外だけど、声を聞かせて下さい
(ひなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
「目が覚めて今日の命に感謝せよ」筆で書け
言われて「変なの」そう思って書いたけれど
お父さんその深い意味が分かってきたよ。
(浮世っ子・愛知県・70・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
箱を開けると、蛙の置物がいくつも出てきた
たった一人で蛙に帰るのを願っていたんだね
おばあちゃん、ただいま、私も会いたいよ
(あやり・北海道・30・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
お父ちゃん、この間家へ来てくれたの?
「コトッ」と二回音がして気配感じたけど。
夢でも会えなくて聞きたいこと満載よ。
(こつりきく・大阪府・65・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
「泣くな」とおばあちゃんはいいましたね。
でもお線香をあげると、涙がとまりません。
この時だけは、泣くのを許してください。
(けいすけ・兵庫県・78・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
母さん手作りのパッチワークは私の妻に、
嫁に、孫にと受け継がれました。母さんは
いつも家族といっしょです。ありがとう。
(けいすけ・兵庫県・78・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
曾祖母真似て仏壇に手を合わせてた3歳児
今は仏壇の曾祖母の写真に手合わす大学生
ひいばあちゃんまんまんちゃんあーんが日課
(とりっこあ・大阪府・52・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
子供の頃、おばあちゃんがよく言ってた言葉
50歳になった今、よくわかってきた。
「おかげさんで」、って言葉の意味が。
(迷い猫・滋賀県・50・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
「醤油の量、これでええかな?」と尋ねても
多分あなたは言うよね、「だいたいでええ」
そのええ加減さが大事だと最近思います。
(にんじん・京都府・44・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
体が辛くて大変なのに「私が好きだから」と
買ってきてくれた和菓子 本当に嬉しかった
ありがとう、大好きなおばあちゃん
(chibikko・東京都・29・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
お線香あげて お元気ですかは 変ですか
でも そこから始まる 私はあのね
お母さん 私はあのね 恋人ができたの
(kyonkyon・大阪府・64・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
定年退職し実家に戻って父の墓参りをした。
お墓に線香をあげ何とか勤め上げたと報告。
後ろにいた母が私の背を見て泣きだした。
(ながれやま・東京都・60・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
お線香をあげるときはいつも困ってる時
何も答えないから自問自答できるんだね
許してね、笑ってるから大丈夫かな?
(こあら・神奈川県・54・女性・お仏壇に入っている義父母と母方の祖父母)
【第11次応募作品】
昔よく作ってくれたフレンチトーストね
この前6歳の娘に作ってあげたらさ
お父さんすごい天才!って(笑)ありがとね
(おちよばあちゃん・東京都・44・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
ばあば、会いたがってたこの子が生まれたよ
目元がばあば、あなたにそっくりです
確かに渡したから、命のバトンをこの子に
(なつみかん・兵庫県・38・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
祖父母の家を訪ねて仏壇にお線香をあげると
「がんばれ、いつもおうえんしているよ」と
ほほえむ、変わらぬ祖父母の深い愛情
(ひーちゃん・栃木県・46・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
お線香って何のためにあるのか分かったよ
それはきっと、おばあちゃんを思い出す為
ごめんね。今までお線香あげれなくて。
(風月鈴・大阪府・23・女性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
花好きのご両親様、庭の梅が咲きました。
今日は春一番が吹き、さらに嵐となり
でも沈丁花の蕾もふくらんできています。
(お魚グリーン・東京都・54・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
婆ちゃんのホットミルクを思い出す。
僕は5才。貴方は交通事故で天国へ。
無事故無違反31年僕を見守る貴方に感謝。
(Cricket・熊本県・51・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
失敗作でも「美味しい」と言ってくれたね。
今日のお昼は卵サンドとカフェオレ。どう?
返事はないけど写真の母は笑っています。
(SPれい・東京都・63・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
たまにしか会えなくて、いざ会った時は
照れて伝えたいことは何も言えなかった
手を合わせるよ もう遅いなんて言わないで
(ツバキカワ・大阪府・22・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
いつも見守っていただいてありがとう。
父が無事に退院したときのお礼、そして
これからもどうぞよろしくお願いします。
(さんちゃいるど・岐阜県・45・女性・ご先祖さま)
【第11次応募作品】
「夏は暑い、冬は寒い。やっぱり葬式は秋が
ええなあ」いつもの口癖。父は十月十四日
に九十三歳の天寿を全うした。アンコール
(よっちん・岡山県・70・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
たまの帰省。「そっちも忙しいと思うけどね
本当は、お化けも、幽霊も、きらいだけどさ
たまには、こっちにも、顔、出してよな。」
(ミツくん・滋賀県・62・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
午年なのに、人参大嫌いなお父さんため、
実家のカレーは、人参なしが定番でしたね。
結婚し、我が家のカレーは人参入りですよ。
(まやまや・東京都・33・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
お饅頭じゃなく、お線香をお土産に帰ったら
「一人前になったのう」って誉めてくれた。
お父ちゃん、今日も一人前の姿を見せるよ。
(ナムナム・兵庫県・63・女性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
孫が僕一人で寂しくはなかったですか。
ビスケットいつも有難うございました。
今日は3人のひ孫が仏壇に3枚供えます。
(下っ端役人・愛知県・52・男性・祖父へ・祖母へ)
【第11次応募作品】
どうして父は黙って死んだのか、と母の日記
父は一杯食べたけど、今は仏様にあげるだけ
何も言わないけど、一人で話してあげる、と
(Bちゃん・北海道・67・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
亡き父を最近夢の中で見かけ声をかけると
不意に父の姿を見失ってしまいそうで
いつも遠くから楽しそうな父を見守っている
(琵琶ちゃん・滋賀県・68・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
共に紡いだ三十三年、色んなコトあり過ぎて
でも、言える!貴方とだからここまで来れた
普通であるコトにしあわせ感じています。
(ぽぷり・岡山県・58・女性・夫へ・妻へ)
【第11次応募作品】
たくさんの心残りの中、あわてん坊だよ。
お義姉さんの子たちは、踏ん張っています!
実家に行っても、話しできない。寂しい??
(ぽぷり・岡山県・58・女性・お義姉さん)
【第11次応募作品】
両親に花を供え、日々の生活に感謝し
帰ろうとする足をふととめた。若年、戦争死
この人たちの青春時代は、いったいどこへ。
(琵琶ちゃん・滋賀県・68・男性・父へ・母へ)
【第11次応募作品】
いつからか思い出せなくなった幸せの流れ星
間違いなく宇宙が放つ光焦らなくても大丈夫
見えなくなる時もあるそれでも輝きつづける
(むく・神奈川県・35・女性・温子さん)