【第12次応募作品】
「おーちゃん」 「ついてきたらあかんよ」
大人になっても追いかけていた
待っててね。 「姉ちゃん」
〈ethuko・京都府・54才・女性〉からの投稿
小さい頃から、後追いばかりしていた。と母から聞かされていた。 けんかもよくしたけど、大好きな姉だった。 二十八年間の闘病生活を経て永眠についた。 立ち直るには、主人をはじめ多くの人に支えてもらった。そして仏壇の前に座り、「いつか逢えるよ」 と姉が言ってる気がしている。 [私、がんばったよ」って言える日を信じてお線香をあげている。
自動ページ送り