やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。 *作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


応募作品

※各作品の詳細ページは「詳細はこちら」ボタンをクリックするとご覧になれます。

【第12次応募作品】

お腹の中で亡くなってしまったあなただけど
亡きお義父さんと一緒にいて
見守ってくれているのを感じています

(みさみさ・熊本県・45・女性・子どもへ)

【第12次応募作品】

昌子よ。お前が逝ってもう八年が過ぎた。
今日は七日正月だ。また七草粥を作ったぞ。
どうだ、美味いだろう。お代わりもあるぞ。

(岡山凡夫・岡山県・83・男性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

「なんかあったら連絡せえよ。」
地元を離れる私への合言葉
今はそこから見守ってくれてるかな。

(恵美・京都府・36・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん。この春私は、結婚しました。
苗字が変わっても、どんなに月日が経っても
これからもずっとあなたの娘でいさせてね。

(ゆきな・愛知県・27・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

昭和三十一年二月四日生まれの弟よ
昭和三十一年二月六日に死んだ弟よ
共に酒を飲み 話をしたかった

(風堂・愛知県・64・男性・兄弟姉妹へ)

【第12次応募作品】

母さん、向こうで孫娘に会えましたか?
娘は一足先に天国へ旅立ちましたが、
貴方より先輩です、色々教わって下さいね。

(そら・埼玉県・66・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

爺ちゃんが大好きだった、7歳の孫は
遊びに来ると、うがい、手洗い、お仏壇へ
小さな手を合わせ、何をお話ししているの。

(のんの・京都府・74・女性・夫へ)

【第12次応募作品】

下の名前で ちゃん付けで
呼ぶのは 家の中だけだよ
お母ちゃん

(ゆ太郎・愛知県・56・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いつまで経っても
「ウン」とばかり言って「ハイ」と言えない
下の子が手放せないね

(ゆ太郎・愛知県・56・男性・子どもへ)

【第12次応募作品】

ありがとう
そのまま言えず
ただ「はい」と

(ゆ太郎・愛知県・56・男性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

学校行けずうちひしがれた
言ってくれた「好きなものを見つけるんだ」
見つけたよ、おじいちゃん

(しずくいし・神奈川県・25・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

いやあ世の中しんどいことばっかさと。
今日も生きて仏壇に愚痴をお供えだ
これもみーんなみんなのお陰と合掌

(満川 恒朗・静岡県・55・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃんの抱っこはあったかいにおい
私に会いに来て。 膝をこさえて火を灯す
あなたを想いあの日と同じ香りのお線香に

(eko・千葉県・53・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

お裁縫が上手だったお祖母ちゃん
運針の他にも、もっと習いたかったな
今はリフォームが流行っているのよ

(はなもも・東京都・42・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

父母に毎朝語る
今日も頑張るからね見守ってねと
頬濡らしながら

(奈菜子・東京都・64・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

義母が生前好きだった、
私の手作りちらし寿司、仏壇に供え、
「お味はいかがですか?」と聞いてみる。

(こじゅんちゃん・徳島県・67・女性・義母へ)

【第12次応募作品】

お父さん 誕生日おめでとう
何も言ってくれないのは分かってるけど
唄っていい?ハッピーバースディ せーの

(さくらこ・神奈川県・66・女性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

親父 一緒に年を越そうっていたのに
先に逝っちゃったね
おかげで年末の掃除の人手が足りなかったよ

(さくらちゃん・神奈川県・39・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「行ってくるよ」「行ってらっしゃい」。
両親は毎朝の素敵な会話を残し去った。
線雲を見上げるとその声が聞こえてくる。

(のらちゃん・東京都・73・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ご両親様、俺もそっちに、お邪魔するけど
会っても、小言は、無しにしてくれないか
礼を欠くだろう、余所のことで、とやかくは

(ちゃりんど・福岡県・66・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ばあちゃんはこの花が好きだったんだよ
静かに語る祖父
仏壇には絶えずトルコキキョウが咲く

(藤・群馬県・29・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

手を合わせて名前を呼ぶとロウソクが揺れる
「おじいちゃん、そこにいるの?」
いるよ、とふわり風が吹いて 涙が出た

(まみん・東京都・27・女性・曽祖父へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃん、あなたの月命日のたび
僕はあなたの両の掌に頬を包まれます
たゆたうお線香の煙に焚き染められながら

(まあまあ・神奈川県・53・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

お父さん今どこにいますか 幸せですか
私またお父さんに逢える? 私だとわかる?
ねえお父さん まだここにいるのでしょう?

(キノウの娘・東京都・48・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

若い頃、どうにも苦手だったお線香
いつのまにやら 平気になって、 今は
毎日拝んだお仏壇にあげたいと思うのです

(こるり・熊本県・57・女性・亡き父へ)

【第12次応募作品】

ごめんね、あの時守れなくて
ごめんね、今すぐ会いに行けないで
ごめんね、会えたらきっと泣いてしまって

(藤岡なおと・福岡県・25・男性・愛犬)

【第12次応募作品】

運動会は何を着ていくの?
「おじいちゃんに久しぶりに会えたよ」って
毎日孫をよろしくと頼んでくれていた母

(大津留ぐみ・北海道・43・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

巨人ファンの親父は
ラジオを持って通勤してた
iphone見せたかったな

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

あなたの手のぬくもりが、今も残る
娘のように愛してくれた
大好きなおばさん

(結夢・長崎県・53・女性・おば)

【第12次応募作品】

「上げるも信心下げるも信心」と仏壇に唱え
にっこり舌を出しすぐおはぎを喰った母さん
南無阿弥陀仏今年からは僕が受け継ぐね

(デーブ三夢・静岡県・63・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

まんまんちゃんって何?
先祖って大事なの?
訊かれた祖母や母は今、仏壇の中にいる。

(オウンゴール・大阪府・63・男性・親族へ)

【第12次応募作品】

デイサービスの連絡帳に
「ありがとう」が綴られているのに
なぜ妻に、その言葉が云えなかったの?

(感謝子・大阪府・68・男性・母へ)

【第12次応募作品】

自分の言いたいことはとにかく言って
私の言いたいことは聞かずに逃げて
そんなとこ、今からでも治してほしいなぁ

(藤岡なおと・福岡県・25・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

昔、夕飯を作る母さんに
今日の出来事伝えたね
今は仏壇の前だけど変わらぬ習慣だね

(こなお・東京都・46・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

団欒時、泣いて駄々をこねた姪っ子が
おじいちゃんに聞いてもらってくると仏壇へ
りんを鳴らし祖父を呼ぶ

(サユリ・千葉県・36・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

弘、貴方が残した3人の息子達
立派な大人になりました。
誰よりも立派な男に私は愛されゴメン幸せ

(太三郎・神奈川県・53・女性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

母ちゃんの笑い癖
うちに遺伝しとるから
来年生まれる孫にもDNA 濃いんやな

(太三郎・神奈川県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

毎日の決まり事
いつでも会える儀式から
煙のむこうにあなたを見る

(イカこども・熊本県・38・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

もう一度散歩に行きたいね母さん 寂しいね
紅葉を背にした写真は 笑顔の遺影になった
父さん亡くした頃の気持 なんだか わかる

(ナルさん・神奈川県・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

社会情勢に敏感だったお父さん
政治 大事件 報道されたら
こころの中でつぶやいて報告してるよ

(じゅんこ・大阪府・61・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いつも夢の中で一杯遊んでもらっているよ
仏壇のお水を交換するのは私の仕事
生きているおばあちゃんに会いたかったな

(きんちゃん・富山県・10・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

継続は力なり日々の地道な
ほんの僅かな小さな進歩から
真の創造が生まれる

(奄美鳩通信社・兵庫県・65・男性・自分自身)

【第12次応募作品】

人の偉さは地位ではない
地道な努力によって社会に
どれだけ貢献したかで価値が定まる

(奄美鳩通信社・兵庫県・65・男性・自分自身)

【第12次応募作品】

継続は力なり一つの事を続けてこそ
人生は充実し
人間が大きく成長ものである

(奄美鳩通信社・兵庫県・65・男性・子どもへ)

【第12次応募作品】

酒好きの父にならい酒を嗜む私ですが
ウィスキーはまだ大人な味です
仏壇でカンパイ!

(がちゃ・岐阜県・31・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん 話しかけても一方通行ですね。
お父さん 孫二人とも結婚しましたよ。
そちらからは見えますか 一方通行で。

(スワロフ好き代・新潟県・61・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

澄みきった 空に浮かぶ丸い雲
あなたの笑顔を描き添えて
心にうつす また会えたね

(かるた名人・大阪府・33・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃん覚えてる?最後の会話
私は覚えているよ30年経った今でも
鰻一緒に食べようねって

(うーき・埼玉県・43・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

会社で、親切な人だねと言われた。
親切な君に、その親切が全部
返るところを、いつもそばで見てるから。

(どらまにあ・京都府・52・男性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

生前お父さんと疎遠だったお兄ちゃん
お父さんが高齢になるととても優しくなった
三度目の秋お兄ちゃんを頭に又会いに行くね

(たんか・茨城県・52・女性・父親へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃん、あのね私看護師になったよ
おばあちゃん、あのね私結婚したよ
おばあちゃん、あのね私頑張るからね!

(あかりんご・宮崎県・33・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

稲穂が頭を垂れる頃君はどうしてる?
退院してると思う。てるてる坊主に
君の入院日数分の願いをこめて

(岐阜屋根の草・岐阜県・65・男性・友へ)

【第12次応募作品】

なんでお線香あげるの?
その幼いはてなは天国のじいちゃんを想う
毎日の中で分かってきたよ

(かい・宮崎県・21・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

早く逝った両親の仏前を姉が拝んでいる
難病患者の私の無事を両親に頼んでいるのだ
三姉妹の長女の姉は、我が家のトト姉ちゃん

(たちつぼすみれ・山梨県・69・女性・兄弟姉妹へ)

【第12次応募作品】

父さんが亡くなった歳になりました
父さんはあれからどう生きたかったのですか
私の中で、どうか一緒に生きてください

(哲斎・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さん、どうしていますか。
母さんが、父さん夢に出ないって・・・。
私が見たというと、羨ましがります。

(あいらぶ・福島県・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

手を合わせ
早口で願い事ばかり
ごめんなさい

(冬のひまわり・石川県・63・女性・ご先祖様)

【第12次応募作品】

ガンはとうとう君の命を奪い去った
僕がついに君の戦いを正視できぬうちに
悔いが消えることはないだろう

(野人・福岡県・75・男性・友へ)

【第12次応募作品】

「ちゃんとわかっているよ」
手を合わせ祖父想う
それだけで通い合える

(yukaru・千葉県・29・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

また、飲みにいこうねって
会うたびにいってたね
まさかあえなくなるなんておもわないからさ

(ぽんた・愛知県・53・男性・後悔)

【第12次応募作品】

一年に一度、私たちが集まる日
社会人になっても変わらない、お前の部屋
今年は報告があるんだ、結婚したよ、私。

(みずぽん・東京都・25・女性・友へ)

【第12次応募作品】

お線香の煙、天へひとすじ伸びて
お義父さんお義母さんへとつながる煙
「何も出来なくごめんなさい」と煙に乗せて

(きしょう鈴・山梨県・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

生きていることの楽しさを
墓前で両手を合わせながら
わかってほしい親心

(なやな・岐阜県・48・男性・子どもへ)

【第12次応募作品】

厳しさと優しさが同居した先生
私の憧れであり理想です。
どこまで追いつけるかな

(なやな・岐阜県・48・男性・その他)

【第12次応募作品】

天国でもバイクを走らせてるかい
心地よい爆音がときおり
カミナリとともに聞こえるよ

(なやな・岐阜県・48・男性・友へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃんと過ごした社宅は
更地の後に花壇ができて
やさしい風を吹かせています。

(なやな・岐阜県・48・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

仕事の基本、遊びも酒も教わりました。
まだまだ色々教わりたかったけど、
私はもうしばらくこちらにいさせてネ。

(岳歩・千葉県・55・男性・社長へ)

【第12次応募作品】

じいちゃんのとこ行くよとせっせと坂を上り
来ましたよと線香をあげている姿を思い出す
今日は私がおばあちゃんに会いに来たよ。

(Puku・神奈川県・30・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

お母さんが紫の花が好きと言ってたから
ききょう、りんどう、スターチスを供えて
声を聞いています

(紫の君・神奈川県・66・女性・母へ)

【第12次応募作品】

3回に1回、尺八から音が出て
どうだ!と仏壇を振り返れば
「へったくそ」と、じいちゃん笑ってた

(かなかな・神奈川県・40・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

仏壇に親と並びて向かう孫
虚空の一点見つめ不可思議に
教えぬ祖母の名呼びて手を合わすとは

(夢半ば・東京都・66・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

線香がゆらめく仏壇に、そっと呼びかける。
父の面影が、笑った眼差しで答えてくれる。
有難う、それだけが伝えきれない言葉です。

(祐仙淳子・大阪府・59・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「早く嫁に行け」が口癖だった亡き父へ
夫と並んで手を合わせお線香をあげると
白檀の香が父の祝福の様に心地よく思えた

(くまくま・千葉県・49・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

バンド仲間でドラム担当だった君
何に苦しんだかくらい、言ってほしかった
今も耳に残るのは、君の刻む正確なリズム

(うさまる・神奈川県・30・女性・友へ)

【第12次応募作品】

お父さん、香り届いてる?
みんな元気だよ。いつも見守ってくれて
ありがとう。

(さわこ・福岡県・55・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ネクタイを 
結べる妻と
結ぶ縁

(ピアノカフェ・兵庫県・58・男性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

見出しには今日も胸騒ぎの文字が躍るね
じいちゃん、
さすかいねぇの声聞かせてよ

(さざんか・山形県・27・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

「聞えないから切るよ」
耳の遠い父の決まり文句、
天国なら届くかな「体調どう?」

(Romi・栃木県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いい夫婦の日に逝った父さん
反対されても嫁いだ私を
今では許してくれていますか

(はたれ・富山県・57・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いわし雲
彼岸に帰れぬ
ふるさとを見てきてほしい

(じゅんくう・徳島県・56・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

もうそんなに悩まなくていい
あなたの悩みの半分を
わたしが請け負いますから

(かみん・石川県・73・男性・頑張ろう)

【第12次応募作品】

10人の孫の中で私を一番愛してくれた祖母
その頃よく、身近の出来事を話しかけてきた
今は私が仏壇の祖母に一番話しかけている

(きこ・東京都・53・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

立派に生きた人でなければ
立派に死ぬことはできない
だれにも死ぬ意味はありません

(かみん・石川県・73・男性・死なないで)

【第12次応募作品】

ありがとねと、か細い手で握りしめた義母。
明朝、百三才で永眠した。その手の温もりと
思い出を胸に、毎日仏壇に手を合わせてます

(叶多・千葉県・64・女性・義理の母へ)

【第12次応募作品】

一人住まいをしたいと出て行った娘が、
今年のお墓参りには、
一緒に行こうと自ら帰ってきました。

(アリスの主人・静岡県・65・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

どんなに辛いときでも
どんなに悲しくても
空は私の顔を上げさせてくれる

(サンタさん・大阪府・26・女性・未来へ)

【第12次応募作品】

婆ちゃんは早くそっちに行きたいみたいだよ
でも、もう少しだけ待っていて
今は毎日が楽しそうだから

(佐藤 環・岐阜県・14・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

お線香をあげるとき
私はいつも子どもに戻るんだ
「お兄ちゃん、あなたに甥っ子ができたよ」

(ゆい・島根県・28・女性・兄弟姉妹へ)

【第12次応募作品】

母亡くなり父の物忘れがひどくなった
「セミは何匹きているか」何度も聞いてくる
「自分で数えたら」といじわるするわたし

(ひろみん・沖縄県・60・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

線香の匂いで思い出すお婆ちゃんの家
お泊まりの日は仏壇の前で寝ていたね
凄く怖かったのに今は幽霊でも会いたい

(村上夢々・大阪府・42・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

ママがいなくなって 20年
私もママになって 20年
教えてもらいたいこと山ほどあったよ。

(まろん・長野県・44・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

入院中、いつも2人でコーヒー飲んだね
あなたはブラック、私はカフェオレ
買って来たよ。今日はとことん語ろうよ

(みにぃ11・神奈川県・39・女性・友へ)

【第12次応募作品】

母さん、母さんと同じように無器用で
上手に愛を伝えられなかったわたしから
母さん、ごめんね。ありがとう。

(とものぞみ・宮崎県・57・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おふくろ、来月に墓参りに行くよ。
ゴメン、随分と遅くなっちゃったけど
やっと初孫を見せられるから。待ってて。

(手のひら・千葉県・56・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

グルメだった父、料理上手な母
私の料理をお供えしても
笑って食べて下さいね。

(369・京都府・42・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ゆるやかにふくらみかけた孫の胸
あなたにも見せてやりたかった
たしかにあなたの孫は成長しています

(どてら・大阪府・49・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

弁当うまい!とよくメールをくれたあなたに
今日も一品供えます
行ってきます、仕事頑張ってくるね

(うさぎ母ちゃん・静岡県・42・女性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

どうしても、お父さんに素直になれなかった
今になって、もういないお父さんに
いっぱいいっぱい話し聞いてもらってるよ

(コスモス・長野県・54・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

百才まで生きてくれたお母ちゃんなのに
最後の言葉が携帯を通した聞こえないの一言
話の続きは線香の香りで送ります

(くわなけん・三重県・62・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さんのこと、見守ってあげてください。
面と向かってはなかなか言えないことも
お仏壇の父には素直に頼める

(ベンジャミン・兵庫県・40・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

辛くなったら 座ってる
母さん父さん 爺ちゃん婆ちゃん みーんな
私を 見守っていると 感じる場所が ここ

(うん うん・熊本県・62・女性・ただただ ありがとう  )

【第12次応募作品】

線香を手に
オナラをしてしまった
ご先祖さま大笑い

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

喜びのときも悲しみのときも
私たち家族は微かな香りの中で
癒やされ励まされていた

(六山人・静岡県・56・男性・家族へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃん、久しぶり
お線香をあげると、煙が私の方によってきた
元気か?と声をかけてくれたんだね

(よこちゃん・愛知県・48・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

ふと見上げると青い空
いつも空から見守ってくれる母さん
私、今日も元気で頑張っています。

(さよならいつか・大阪府・57・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

毎朝、仏壇の夫におはようを言う祖母。
けれど夜、おやすみは言わない。その理由は
「だってこの後、夢で会えるからね!」

(葡萄桃子・岡山県・25・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

「おじいちゃん、これ好きだったね。」
そう言って、土産の赤福を仏壇にあげる
娘の心に、私は手を合わせました。

(アリスの主人・静岡県・65・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

10回忌を迎えても
父は母の思い出話して今でも会いたいと
羨ましい最高の背中を子供は感じている

(towarui・熊本県・41・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おじいちゃん、おばあちゃん、今日もまた
二人の写真がくっつくように移動されてる。
犯人はあなたの息子だよ。

(ポコ太郎・香川県・28・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

もう17回忌だなんて本当に早いね
娘の明日香は20歳になったよ
じいちゃんの写真見て「イケメン」だって

(がづごん・山口県・49・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

仏壇の前では 何故か自然に正座になり
何故か 自然と手を合わせると無心になり
何故か 父母思い出だす匂いに心安まる

(都路 流・埼玉県・71・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

良いことも悪いことも報告は
父さんあのねと仏壇前で手を合わせ
静かなひととき幸せのとき

(お父さん大好き・岐阜県・42・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

私があなたの身長を超えてしまってからも
帰省の度に背を比べ、悔しがっていましたね
今でも、成長し続けています。身長以外も。

(にんぐ・東京都・24・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

お母さんが亡くなってもう5年
結婚しない私をずっと心配していたね
結婚したよ、安心してね。

(さる・栃木県・42・女性・亡き母)

【第12次応募作品】

双子だったと知った時、本当の家族と会えた
スピリチュアルで、繋がっている
どんな偏見・差別だって、へっちゃら

(ぐっちょ・愛知県・34・女性・兄弟姉妹へ)

【第12次応募作品】

涙目で
あなた見つめる
満面の笑み

(bunta・兵庫県・41・女性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

陽気で、楽しくて、会うたびハグしてくれて
写真家で、冒険家で、イラストレーター
真の姿は洗濯屋さん。私の心の師匠です。

(くももくもく・東京都・54・女性・親族へ)

【第12次応募作品】

ガンと申告されてから1年後にさよなら
向き合えず弱ってく大好きなおじいちゃん
最後まで受け入れられずごめんなさい。

(マイ・福島県・26・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

お母さんの旧かなづかいの料理メモ
今でも大事に活用しています
愛のスパイスが利いて、しみじみ美味しい

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

今年もお母さんから受け継いだ
睦まじい一対の雛を飾りましたよ
古雛となっても、なほ愛しさがつのります

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

武骨なお父さんが
絵日記にお母さんの似顔絵を描いて
今日の出来事を報告しています

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さん、天国は圏外ですか
そちらの花園では自由になった手足で
フラダンスを楽しんでいることと思います

(きなこ・神奈川県・65・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ただいまと、昔と変わらぬ言の葉を
花と、香と、菓子を添え
想いを込めて、声無く送る

(零・山形県・41・女性・鬼籍の方へ)

【第12次応募作品】

世の中は善い人と悪い人がいっぱいいますが
善い人に会うと素敵だなと思うので
私は善い人になるよ、おばあちゃん

(猫乃みぃ助・奈良県・35・女性・祖母へ)

【第12次応募作品】

おじいちゃんの人生が格好よかったこと
最後の皆さんへの姿勢でわかりました。
私と一緒に生きてくれてありがとう。

(じゅんこ・北海道・34・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

今年も母さんの畑で作った小豆
家族みんなで赤飯を作りました
少しかたいかな、できぐあい教えてね

(泣き虫太郎・岐阜県・63・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

親類が集まった時、朝が早い爺ちゃんと
私のために朝、ご飯をよそってくれてたから
今度はは私が婆ちゃんの前にご飯をよそうね

(団長・福島県・17・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

仏前に手をあわせると
現れる
勉強してるかと母の口癖

(村田洋・神奈川県・57・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

死んだら化けては出ないと言っていた祖母
でもたまに線香の香りが部屋にすると
遊びに来てると感じるよ

(月魄・青森県・33・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

毎日、ご先祖様と縁ある方々に、
生まれ、生きてることに感謝して、
お線香を焚いています。

(音葉風美・東京都・47・女性・先祖、縁ある方々)

【第12次応募作品】

結婚したよ、こども生まれたよ。
ばあちゃんの遺影からは
いつもほほえみがかえってくる。

(双子の母・福岡県・33・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

素直になれず深い話はほとんどしなかった
よく見るとイケメンだった父に
今では家族の話している私

(ポコ・愛知県・43・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母さんの好きな「まゆ」って名前、隆之が
娘に付けました。全くの偶然にびっくり!
ひ孫は「茉由ちゃん」だよ…。

(みよみ・千葉県・61・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さん覚えてる? 弁天様に植えた桜
今年みごとに咲いて皆見に来たよ。
そちらでも花咲爺さんしているの?元気でね

(かっちゃん・千葉県・64・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

微笑む二人がみています
元気だった?大丈夫?
「うん」思わず声が出て、 挨拶交わす

(琴音・長崎県・57・女性・父へ・妹へ)

【第12次応募作品】

入院中の弟が、お母さんにお線香をと
仏壇に手を合わせる弟の横顔には
涙と微笑みが、お線香の煙のようにすーっと

(いしわかまる・栃木県・47・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

墓参りをする父
痩せてきたその背に
会ったことのない祖父を思う

(るい・宮崎県・32・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

拾った時から、私が全てをお世話したね。
貴女は私の最初の娘。
また、一緒に散歩して夕日を眺めようね。

(さな・香川県・43・女性・ペット)

【第12次応募作品】

「言わなくていい事を口にしない人」
「言わないといけない事も口にしない人」
だからたった独りで逝ったのね、お父さん。

(さな・香川県・43・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

あの日の夜、咳き込んでいた貴女。
あの時、もう辛かったんやね。
背中、撫でてあげれば良かったよ。

(さな・香川県・43・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

あなたのことを、自慢に思うよ
ご飯食べて、顔を上げて行ってきなさいと
毎日毎日言ってくれて、ありがとう

(イツキトコ・埼玉県・29・女性・曾祖母)

【第12次応募作品】

定年を迎えた父が、亡き祖父と語らう時間
男同士の話をしているのだろうか
私達の倖せを願ってくれているのだろうか

(ドルフィン・東京都・28・女性・その他)

【第12次応募作品】

ばあちゃん、じいちゃん、待たせたね。
見たがってた孫がほら
今ここでナムナムしてるよ。

(まじぽん・愛知県・48・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

今年の夏はひときわ暑かったですが
一人も欠けず三世代で
元気に墓参りに来れました。

(丘里リル・愛知県・47・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

2歳の時他界した母へ
母を知らずに育った私が三姉妹の母に
母が他界した年も越え賑やかな日々です

(三姉妹の母ちゃん・三重県・42・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おかあちゃん、顔が明るうなったね。
おとうちゃんの前に少し顔がでてるで、
やっと、仲良くやってるのかな。

(あだむっち・兵庫県・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

旅だってからもうすぐ20年
でもたまに夢に出てきて
僕をしかってくれるありがたさ

(かさいいざかや・静岡県・54・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

親孝行なかなか出来ずにパパごめん。
今は楽しくママとの暮らし喜んでくれるかな
パパの分も親孝行、もう少し時間下さいね

(やこぴょん・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「今日も元気だよ、ありがとね」
心配性のおじいちゃんに一緒に感謝を込めて
香りと語る、大切なひととき

(沙羅双樹・福島県・29・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

「今日も一日見守ってくれてありがとう」
感謝の気持ちを好きだった香りに託して
明日もまた頑張ります

(沙羅双樹・福島県・29・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

寡黙で仕事一筋だった父ちゃん
父ちゃんの生き方、参考書です
いつも引っぱり出して愛読しています

(はっちゃん・茨城県・63・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

住み慣れた実家を出て仕事人間になった私。
帰省を待っていた様に、天に召された祖母。
貴女を思い出す事もなかった私を許してね。

(マル・佐賀県・40・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

朝、ストーブの火であたためてくれていた、
学校へついても温かかった私のうわぐつ。
おばあちゃんを思い出す冬がくるよ。

(こまま・栃木県・42・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

墓前にて
紅葉手重ねる
爺の目に

(星降る渚にて ・東京都・70・男性・親族へ)

【第12次応募作品】

お父さんお母さん何をしてるの
阿弥陀様のところにいるの
線香とローソクあげるね

(さんくんぼ・広島県・74・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

素粒子物理学が、あなたの存在を証明する。
あの日、天に登った煙。今、立ち登る煙。
あなたは素粒子となり、ここにいる。

(ちんぴら・静岡県・47・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

二人一緒でなかよくしてるか
おれももうよぼよぼや
たけのこうまかったわ、用意して待ってて

(酒好み・埼玉県・76・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

なぜなんでしょうね
めったに笑わない親父なんだけど
落語のCDかけるとふっと笑っているんだ

(井上用水路・東京都・45・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

一度も呼べないまま、時が過ぎ
娘と手を重ね合わせて、初めて
感じる 呼べるしあわせ

(yasuyasu・鹿児島県・42・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

君と約束ゲンマンした函館の夜景を見る旅。
飛行機で先に行って待ってるからな。
天国宅を留守にして、すぐに飛んで来いよ。

(おくちゃん・東京都・72・男性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

手を合わせ 日々の出来事
つぶやいて報告してるよ
感想や悩みに返事欲しいよ

(じゅんこ・大阪府・61・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

去年まで、病院で過ごすばぁちゃんに
笑顔になってほしくて笑って側に居た。
今になって、泣き顔も見せれる様になった。

(ゆきんこさん。・宮崎県・23・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

逢ったことも見たこともない
でも私の大切な人を産み育ててくれたことが
嬉しくて愛しくて手をあわせます

(てんもんたまご・東京都・26・女性・恋人の母)

【第12次応募作品】

終活してる姑の「ここに入るからね。」
猛暑に負けない堂々としたあなたの笑顔は
すがすがしく愛おしい

(こん・神奈川県・40・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

瞼を閉じれば、貴方の思い出が、いつも私に
「どうすべきか?」を指南してくれる。
貴方との思い出は、私の大事な宝物です。

(ターグ・京都府・60・男性・親族へ)

【第12次応募作品】

お父さんのお墓は太陽の真下
お母さんも私も夏のお参りは汗びっしょり
太い煙は良く来たとほめてくれているのかな

(たんか・茨城県・52・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

財産管理ちゃんとしないから
子供たちがもめることになるんだよ
自分はおじいちゃんみたいにはならないよ

(いーさん・宮城県・33・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

君の伝えたかったこと今も考えています
事故前日の君の電話
取れていたらわかったのに

(ぴ〜ちやん・大阪府・39・女性・教え子へ)

【第12次応募作品】

「大地震も大雨もお城の崩落も
何も知らんで逝って良かったな!」
お父さんは、ちゃんと見てるよ。

(momotarou・千葉県・54・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

線香の煙を目で追った。
その先にあなたがいればと
いつも願う。

(雪村あかり・滋賀県・23・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

ずっと疎遠だった父に
やっと素直に言えました
「ありがとう」

(鳥子・東京都・27・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

あなたが植えた萩の花が、
今年も咲き始めました。
あなたの好きな季節が巡って来たのですね。

(キンモクセイ・山形県・77・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん、孫の就職決まったよ。
あなたに似て、決して他人を責めない
優しい孫です。見守って下さい。

(かまりん・兵庫県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

小さな頃から父は私にその人の話をした
毎年その人のいるお墓へ父と手を合わせる
私も私の中のその人と話す 暑いですねと

(さっちゃん・埼玉県・25・女性・父の従兄弟へ)

【第12次応募作品】

流れる涙を隠れて拭い 笑顔で振り向く母
そんな母を優しい笑顔で見つめる父の写真
もう逢えない2人を線香の香りが抱きしめる

(朔・静岡県・44・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ぽっかりと空いた心の穴だけど
父の介護をしっかりしながら
亡き母のことを偲んでいます

(ピアノカフェ・兵庫県・57・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

盂蘭盆会
母さん父さん
ほうやれほ

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

また来るね
お盆お彼岸
命日と

(かかちゃん・埼玉県・40・女性・お墓で眠る父と、父の祖母へ)

【第12次応募作品】

本当に早くまた会いたいんだけどさ
どうせ土産話が少ないとぶつぶつ言うんだろ
だからまだまだ頑張るよ

(のこった・神奈川県・43・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ねえ父さん。今日も子供達は元気だったよ。
寂しくても頑張ってるよ。皆で笑ってるよ。
明るく楽しく、未来に向かって行くからね。

(ユンシーサー・沖縄県・40・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

毎日手向ける三本のお線香
川の字となって天国のあなたに向かう煙は
わたしと二人の娘の思い

(ハイジ・岐阜県・40・女性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

おじいさんの後頭部のかたちと
その控えめな気性をゆずりうけ
人生をせいいっぱい生きています

(宇野 ゾラ・岐阜県・49・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

線香の香りに目を伏せる
今でも鮮明な誠実で優しい祖父の姿
あなたのようになりたいと目を開けた

(ましゃしゃ・福井県・19・女性・亡き祖父へ)

【第12次応募作品】

ばあちゃんは私のことを仏壇に話す
でも、じいちゃんは優しく聞くばかり
女二人に見つめられ恥ずかしそうに照れ笑い

(弓波・大阪府・14・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

日頃の憂さを聞いてもらうと 
遺影の父の笑顔に励まされ 
ありがとうと父へ感謝しています

(どんち・兵庫県・52・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

仏壇の前で「おじいちゃんはね」と母が語り
知らない記憶はどんどん鮮やかになり
見守っているおじいちゃんは今日も笑顔です

(麦わら・岩手県・25・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

雄弁だったあなたが
安らかな顔で旅立ちました
存分に皆さんとジャズの話をして下さい

(コットン・大阪府・32・男性・その他)

【第12次応募作品】

寝る前のじいちゃんとのオヤスミの握手
いっぱい働いた手、でもすごく優しい手
ずっと覚えてるからね

(姫子・北海道・45・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

親父。
いつもお願いごとばかりしてごめん。
これからはちゃんと親父の冥福を祈るよ。

(大野美波・埼玉県・29・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

天国で二人で一緒に過ごしてますか?
私は元気に生きてます。
届け思い、線香の香りに乗って。

(静原舞香・東京都・29・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

幾つ年を重ねても
思い出した瞬間に涙が滲むのは
あなたが今も大切な人だから

(キョン・秋田県・40・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

両手が老い松の皮膚のようになるまで
私たち四人の子供を育ててくれました
毎日香を手向け合掌しています

(葛岡昭男・千葉県・72・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お線香で浄化しました
父さん母さんご先祖さま
話を聞いて下さい

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

遊びにきたよ
最近やっと、お墓を建てたんだ。
やっと気持ちに慣れたんだ。

(佐橋 小太郎・岐阜県・43・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

初めてのネクタイ、結び方を教えてくれた。
母と二人暮しをいつも気にかけてくれた。
爺ちゃんの知らない、ひ孫を連れていくよ。

(しゅう・東京都・33・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

父が悪性リンパ腫の再発で入院した
始めは末期まで進んだが完治できた
今回も治るよう家族で線香をあげ祈った

(そいち・茨城県・60・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

仏壇の写真の母は若い時のままです。
母より年上になった私にほほえみまがら
幼い子を見るように優しく見つめています。

(なまず・兵庫県・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

心を澄ませば蘇るよ
あの頃語ってくれた
ちょっと訛りのある極上のストーリー

(こなお・東京都・46・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

朝には活力をもらい
夜には安らぎをもらう
心に語るつかの間のとき

(こなお・東京都・46・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

旬のものが手に入り
いの一番に供えたら
合わせ鏡のように手を合わせてるかも

(こなお・東京都・46・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

お父さん、 素直になれなくてごめんなさい
ずっと大切に育ててくれて ありがとう
私は、お父さんの子どもで、幸せでした

(さくら・長野県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

漂う線香のけむりで
穏やかで共に過ごした幸せな時間が
心に舞い戻る

(かねこやよい・神奈川県・51・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

毎朝仕事に行く前に僕が
父と姉に挨拶をして
最後に仏壇の母に一言「いってきます」

(ふじもん・京都府・24・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

あなたの匂い
昔はたばこ
今はお線香の匂いどちらも好きです

(茶茶・大分県・63・女性・夫へ・妻へ)

【第12次応募作品】

おじいちゃんちゃんと看取れなくてごめんね
今でもおじいちゃんが読んだ俳句
思い出して笑っているよ

(ミカリン・群馬県・32・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

ポケモンGoの世界は仮想の
ピカチュウはゲットできるかもしれませんが
顔を上げて人の心をゲットしてください

(まことちゃん・北海道・68・男性・悩めると君へ)

【第12次応募作品】

墓前でお線香への火が風で消えた
手を添え何度も繰り返す夫
真剣な横顔に亡き父親への強い思慕を感じる

(薫風・神奈川県・69・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いなくなってからもう2年半ですね。
その間に出産をして男の子の孫が増えました
見せられなく残念です。空から見守ってね。

(かっかの孫・埼玉県・30・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

孫が産まれた事
知らない父
天国から見守ってくださいね

(まおぴー・大分県・55・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

辛い時しか来なくてごめん
ぺたんと座り「会いたいよ」って泣く私
風に舞う線香の煙と祖父母の愛に包まれて

(小雪・栃木県・49・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

また、お父さんを怒ってる?
また、お母さんに困った顔してる?
苦笑しながら手を合わせてる私がいる。

(かあこ・東京都・44・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

面と向かってありがとうを言えなかった
今は仏壇に向かう度に
お父さんにありがとうを言ってるよ

(ラナ・千葉県・50・女性・亡き父へ)

【第12次応募作品】

お花を供えて、線香に火を灯し
目を閉じて、手を合わせて
今日も貴方を思います

(あいちゃん・神奈川県・17・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

いつもにこにこしていたおばあちゃん
いつもおーいと呼んでいたおじいちゃん
今は二人 ずっと隣にいますか?

(ゆうゆうママ・山形県・41・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

父さん母さん
家に帰っても
お墓参りの匂いがするよ

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

辛くなったら写真に語りかける
「お前の分まで頑張れてるかな?」
聞こえてくる「俺の分もありがとう。」

(北龍・北海道・17・男性・兄弟姉妹へ)

【第12次応募作品】

お母さんに見せられなかった私の家族
お母さんの孫たちの元気な写真
仏間にたくさん飾ってお祭りみたいだね

(いしわかまる・栃木県・47・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

母さん、あの世では元気ですか
元気な頃の母さんを
手を合わせて、思い浮かべています

(ユトリ呂・群馬県・68・男性・母へ)

【第12次応募作品】

おとうさん
そちらの旅は
どうですか

(とどにいちゃん・新潟県・57・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

葛藤ばかりの母娘であったはずなのに
仏壇でチンと鳴らすと、口からはママへの
溢れる思いだけ、もう一度会いたい

(ユキママ・兵庫県・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

ぽっと来て
また
帰っていくのですね

(ゆーりす・奈良県・14・女性・親族へ)

【第12次応募作品】

市が合併して
名前が変わったら仏さま
迷うかも知れない

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

潮の香りが漂う港町で生まれ育った
父とは生前けんかばかりしていた
今年の盆休みにはまた潮の匂いを嗅ぎにいく

(りおんくん・愛知県・48・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お墓のお骨を見て「死」を知りました。
二度と会えないと泣き叫んで拝んだ夏の日。
永遠ではないから一日を必死に生きるよ。

(つきなみ・福井県・26・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

孫に買ってくれたピアノたちは
今もそれぞれの音を奏でているよ
そちらでは多重奏が聴こえるかな

(かいわれロンドン・熊本県・35・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

お母さん最後の命の日までよく
戦い抜きましたねお父さんは
九年たった今でも必要としています

(towarui・熊本県・41・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

『よく来たね』いつも言ってくれた祖母
手を合わせるとその姿と声がよみがえる
栗を剥いてくれた、あの丸い親指も

(おはなちゃん・埼玉県・46・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

誕生日って、お母さんが世界で一番
頑張った日だから、だからお祝いするの
お母さん、私を生んでくれてありがとう

(まことちゃん・北海道・68・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

三人の娘、上からバツイチ借金苦うつ病
苦労ばっかり掛けてごめんね母さん
その魂が幸せと共にありますように

(川合佳月・埼玉県・46・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

先祖様に花と水をあげ、日々の生活を感謝し
帰る時足をふととめた。戦死、小さな墓等
青春時代は。今日もあの日と同じ青い暑い日

(琵琶ちゃん・滋賀県・69・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

母さん・父さんのお墓に花を手向ける時
産んでくれて本当に有り難うと
幸せな心で祈っています

(ヒロちゃん・神奈川県・65・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お父さん 死ぬ前いびきがひどく
おもらしするので、夜中に何度もトイレ
病院が受け入れてくれて本当によかった

(うさぎちゃんよ・岡山県・52・女性・)

【第12次応募作品】

ありがとう。お疲れさま。
よく、父と母を産んでくれました。
いつか、また。

(ぐっちょ・愛知県・34・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

今年も子どもたちを連れて帰って来たよ。
父さんの偉大さに気付かなかったあの頃
ありがとう。今ようやく分かってきたよ。

(みちのく思い旅・東京都・50・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

梅雨に咲くはな
お彼岸に咲くはな
定めが少し分かりました

(桐山榮壽・東京都・59・男性・仏さま)

【第12次応募作品】

仏壇にエナジードリンク
そして般若心経
うちの仏様たちは最強だ

(桐山榮壽・東京都・59・男性・ご先祖様へ)

【第12次応募作品】

無縁仏様お参りしてから
父母の墓え
たまたまの人生仏なれば

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

雨の日に
ふとお墓も雨かと
爪など見ながら

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

遠く眼を
観るはかつてと
群がる子

(狐塚・宮城県・26・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さん母さん
親不孝を懺悔したら
お線香を頂きましたよ

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

観覧車いつか乗りたいって言ってたよね
身体治して二人で乗って欲しかったよ
愛はお金なんかじゃ買えないでしょう?

(そらごとつむぎ・宮城県・28・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

関さん 私のこともう忘れちゃった?
私のことなんて もうどうでもいいの?
私は関さんのこと 一生忘れないよ

(高橋聖子・東京都・37・女性・元彼へ)

【第12次応募作品】

全部私が悪かった
君に伝えたい言葉は2つだけ
「ごめんなさい」と「ありがとう」

(高橋聖子・東京都・37・女性・友へ)

【第12次応募作品】

ねえ直君 私はまだ
いまだに直君だけなんだよ
好きです 会いたい

(高橋聖子・東京都・37・女性・元彼)

【第12次応募作品】

楓ちゃん 大好き
楓ちゃんが 唯一の友達だよ
お互いに病気を治して又遊ぼうね

(高橋聖子・東京都・37・女性・友へ)

【第12次応募作品】

楓ちゃん 大好き
楓ちゃんが 唯一の友達だよ
私の結婚式のスピーチよろしくね

(高橋聖子・東京都・37・女性・友へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃん ごめんなさい
私 全然いい孫じゃなかったよね
もう大丈夫だから ずっと見守っていてね

(高橋聖子・東京都・37・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

おじちゃん 天国で元気にやっていますか
おばちゃんのことはまかせてね
ちゃんと面倒みるからね

(高橋聖子・東京都・37・女性・その他)

【第12次応募作品】

おばあちゃん ごめんなさい
私 いい孫じゃなかったよね
もう大丈夫だから ちゃんとするから

(高橋聖子・東京都・37・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

大津波で二人の家が流されたが、全員逃れた
母は鍼灸治療師の勉夫婦と長野に避難した
卒寿過ぎたが元気です

(父よ強かった・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃん ごめんなさい
私 いい孫じゃなかったよね
これからは ちゃんとするからね

(高橋聖子・東京都・37・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

無愛想な英語の先生だったけど
初めての本を贈った時に
君の大津波と家族を隅々まで詠み感動したと

(出来損ない・東京都・67・男性・先生)

【第12次応募作品】

町で海に一番近い
母実家横の波切地蔵
今でも線香が絶えません

(港町東十三番地・東京都・67・男性・その他)

【第12次応募作品】

貯めた金で商店の基礎造りしたツメさん
伯父さんが作った座像は
三女真理恵が毎日掃除してます

(オネショ坊主・東京都・67・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

帰郷時に兄弟に任せずに送迎してくれた
また、ゴルフか、と寂しそうだった
二日の休暇の一日をゴルフで潰すのか

(父恋い草・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

同級仲間の飲み会で
三杯目に手を出すと取り上げた強い君
糖尿の心筋梗塞で先に逝くなんて

(真友悼む・東京都・67・男性・友へ)

【第12次応募作品】

宇宙飛行士の訓練中だった君
秋の異常に寒い日に
東京北部の川でカヌーが沈して帰らぬ人に

(秀才同期生・東京都・67・男性・友へ)

【第12次応募作品】

小さい浜の危険を察した君
市会議員としての責任感から
自転車で避難呼びかけ津波に流された

(吊るし雛・東京都・67・男性・友へ)

【第12次応募作品】

末子・優
貧乏だが、親娘携帯で
毎日毎日親孝行

(付け合い家族・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

花冷えに
津波で避難した長野の
母は如何ばかり

(母恋い草・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

アルバム開き父母思う
詠んだ俳句
電話向こうにうれし泣き

(一茶母・東京都・67・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

父さんの歳を越しました
母さんの歳も越すだろか
なんの孝行しないまま

(桐山榮壽・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

いつも怒ってばかりでごめんね。
出来るだけココロに余裕をもって
これからは優しいお母さんを目指すね。

(ママれもん・福島県・43・女性・子どもへ)

【第12次応募作品】

この香り、私は好きだけど、
お父さんは苦手かも。
お母さん、聞いてみて。

(竹子デラックス・愛知県・55・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

手桶さげ
香とながめる
桜かな

(あきこ・東京都・69・女性・子どもへ)

【第12次応募作品】

「おーちゃん」 「ついてきたらあかんよ」
大人になっても追いかけていた
待っててね。 「姉ちゃん」

(ethuko・京都府・54・女性・兄弟姉妹へ)

【第12次応募作品】

おやじ、天国はどうですか?
そちらに行こうかなと弱音吐いたら、
「まだ来るな」と叱り飛ばしてくれるかな

(向井明・千葉県・56・男性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

おばあちゃん、
ずっと見たいって言ってた花嫁姿見ても
おじいちゃんの元へはまだだからね

(キナコ・大阪府・29・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

じいちゃんの口癖 「いいんだ いいんだ」
お墓の前で口ずさむ もうこの目には
見えないけれど 言葉の中で生きている

(居間正三・群馬県・23・男性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

1つまた1つと消えていく。
小さな命が消えていく。
もう時期、僕も消えていく。

(響・岡山県・14・男性・今は無き命へ)

【第12次応募作品】

今日空から雨が降ってきたでも血に変わった
今日空から命が降ってきたでもすぐ消えた
今日空に大きな穴が空いた心の穴が

(響・岡山県・14・男性・)

【第12次応募作品】

仕事人間だった父、父との記憶は少ない
でも、私が困った時は、いつも助けてくれた
いじめも乗り越えられた。お父さん有難う

(さわやん・大阪府・44・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

お母ちゃん、私も年をとったよ
あの頃は、父のいる仏壇が嫌だった
今、手を合わせるこの時間がとても落ち着く

(ヒメちゃん・大阪府・64・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

僕がお母さんの田舎の近くで産まれたとき
可愛がってくれたひいばあちゃん
教えて貰った優しさ。大切にします。

(かまちゃん・兵庫県・21・男性・親族へ)

【第12次応募作品】

いつまでも
「ウン」と言う子を
手放せず

(ゆ太郎・愛知県・56・男性・子どもへ)

【第12次応募作品】

貴方の孫は、私の妻。
貴方が旅立った日、彼女を抱きしめました。
来月貴方のひ孫が生まれます。力を下さい。

(Fumiki・東京都・40・男性・義祖母)

【第12次応募作品】

いつも見守ってくれて、ありがとう。
私は病気になっちゃったけど、大丈夫。
もう少し待ってて。そして応援してね。

(円勝寺璋子・東京都・53・女性・父へ・母へ)

【第12次応募作品】

「私も頑張るから。じいちゃんも頑張らい」
電話の後、点滴だけで、二か月も頑張った。
そんなじいちゃんは、今も私の自慢です。

(みくも・千葉県・25・女性・祖父へ・祖母へ)

【第12次応募作品】

君と離れて初めての夏だね
そこから見える?私少し強くなったよ?
もう泣かないよ。君に近づきたいから。

(ゆき・愛知県・32・女性・愛猫 武蔵)

【第12次応募作品】

またお会いできるのを楽しみにしています
それが最後に交わした言葉になったから
またお会いできるような気がしています

(おたおた・岐阜県・43・女性・先生へ)

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