【第12次応募作品】
ありがとねと、か細い手で握りしめた義母。
明朝、百三才で永眠した。その手の温もりと
思い出を胸に、毎日仏壇に手を合わせてます
〈叶多・千葉県・64才・女性〉からの投稿
この夏、103才になる義母(主人の母)が骨折により入院しておりました。私は長年仲良しだった義母に毎日会いに行き、昔の思い出話や、頭や手を撫でたりしておりましたが、先日亡くなった日の前日に、私の手を握りしめて、何度もありがとうと言いました。その義母の手のぬくもりと、沢山の思い出とともに、綺麗な祭壇に毎日、お線香をあげてお経を唱えております。
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