【第14次応募作品】
あなたと歩む先が別れてから、同じ年月だけ歳をとりました。まだ忘れません、その腕枕の温かさ。
〈夏の鮎・東京都・35才・男性〉からの投稿
物心ついたときには、祖父が座ればその胡坐の上に座り、祖父が寝そべれば一緒に寝そべり、寝るときは祖父の腕枕で眠りについていました。祖父が他界してから来年で一緒に過ごした年月と同じ年月だけ経ちますが、祖父に大事にしてもらった思い出だけは色褪せません。
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