やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。 *作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


応募作品

※各作品の詳細ページは「詳細はこちら」ボタンをクリックするとご覧になれます。

【第14次応募作品】

帰省するたび仏壇に手紙を供えてくれる。
共に過ごした記憶は四歳までしかなくても、
孫の心の中にお父さんは生きているよ。

(ベンジャミン・兵庫県・41・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

八百万のご先祖さま
トップランナーが誕生しました。
初孫へ声援をよろしくお願いいたします。

(ねこばあば・神奈川県・67・女性・初代から両親までの全ご先祖様)

【第14次応募作品】

今日もたくさん話せました。
でも、やっぱり1本の時間じゃ短いです。
もう1本、お線香をあげてもいいですか。

(もと吉・大阪府・35・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

今、そうそうって相槌うってるよね
さっき、がんばれって叫んだよね
お父さんは、見えない私の応援団長

(そらとぶ子・愛知県・56・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

春に出会い 秋に亡くなったあなた
「毎年花見をしよう」 と言ってくれました
あなたのお墓は 今年も桜が綺麗ですよ

(ハムハム・兵庫県・19・女性・恋人へ)

【第14次応募作品】

あなたの珠玉なプレゼント
あなたに似ている娘
三人で話しているようなキラキラな日々

(ソルト・東京都・67・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

大好きな親友のお母さん
私は娘さんの友人だけど
お母さんみたいな人でありたいです

(うさまる・東京都・31・女性・その他)

【第14次応募作品】

君たちの名前をつい呼んでしまう。
もういないことは分かっているけれど、
大好きだからしかたないよね。

(功刀攸・沖縄県・24・女性・飼い猫へ)

【第14次応募作品】

会いたいと星に願うのも
雨の夜には、できません。
だから毎日、ここから祈りを送ります。

(高田蕨・東京都・30・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

お母さん、やっと見つけたよ。
お母さんと同じ位、俺を愛してくれる人を。
隣で一緒に手を合わせているこの人です。

(雷神青龍・岩手県・56・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

まだ帰ってこないんだよ
仏壇の写真を覗き
案ずるあなたは94才

(じゃいこ・東京都・60・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

ふんわりと鼻をくすぐる香り、溜め息。
どんなに息を漏らしても、遠い。
けれど、心の奥ではずっと笑っているね。

(狭間 暁・京都府・28・女性・昔憧れた作詞家へ)

【第14次応募作品】

あなたの笑顔をみて
また笑える日が来るなんて
笑顔にさせるの、得意だもんね。

(流太郎・東京都・21・男性・恋人へ)

【第14次応募作品】

お父さんの仏壇を守るように
その前で一日中まどろんでいます
可愛がってた猫のゆーちゃんは元気だよ

(晴耕雨読・宮城県・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

塾から家の迎え
行きは面倒だけど
帰りは貴重な親子の時間

(オヤバーカ・新潟県・45・男性・子どもへ)

【第14次応募作品】

門限も作らず、お前が選んだ人ならと
結婚にも一切反対することなく
信じ続けてくれたお父さん、嬉しかったよ。

(じゅんグランマ・大分県・62・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

頑固で怒ると怖いおじいちゃん
苦手で避けたりして、口にしなかったけど
ずっとずっと、大好きです

(むい・東京都・20・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

頑固で怖い心配性のおじいちゃん
私達はそれなりに頑張っていますから
出てきたら怖いけど、会いたいです。

(むい・東京都・20・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

泣き顔はもう見たくないよね
私はきっと頑張れるから
どうか、涙する私を叱ってください

(むい・東京都・20・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

アガパンサスの咲く頃に、毎年
我が家を訪れてくれたばあちゃんが
帰った後の、サロンパスの匂い懐かしい。

(じゅんグランマ・大分県・62・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

線香の煙のむこうに
やさしい祖母のえがおが見える
思いを手向けたい

(あたたかな気持ち・香川県・36・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

お義父さん、叱って下さい。あなたの息子。
そうじゃないと家出しますよ。私。
もちろん、その時は貴方のお位牌と一緒に。

(しのぶ・島根県・59・女性・義父)

【第14次応募作品】

じいちゃん、ばあちゃんにはもう会えた?
10年寝たきりだったから歩けるか心配です
36年振りの笑顔を早く見つけてあげてね

(えとあ・福井県・48・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

線香のかおりが遺影をなでる
そっちの暮らしはどうですか
苦笑する父が懐かしい

(ミミ・新潟県・36・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お父さん。私の花嫁姿は見えた?
かわいい孫娘も見えてる?
どんな気持ち?あなたの声が聞きたい。

(チューリップ・宮城県・38・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ちょっとしたしぐさが
父さんにそっくりだと言われ
うれしさ半分恥ずかしさ半分。

(はらは・岐阜県・49・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

通夜と葬式で200人以上が参加。
父さんの人望の厚さには
私は一生太刀打ちできないな。

(はらは・岐阜県・49・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

遺影の写真でほほえむ君も
普段の生活ではしかめっ面ばかりやった。
照れ隠しだとわかってたよ、父さん

(はらは・岐阜県・49・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

「空に吸われし十五の心」
啄木のこのフレーズが大好きだ。
幾つになっても、吸われし心でいたい。

(四十七の心・東京都・47・男性・)

【第14次応募作品】

神社の清掃をはじめて11年になる。
掃いたそばから舞い散る冬の枯葉。
空しいけれど黙々と掃く、人生のように。

(落葉しぐれ・東京都・47・男性・春夏秋冬)

【第14次応募作品】

風が吹くたび形を変える
白い雲のやわらかさ、美しさ。
もっと自然に生きてみようか。

(風の道 雲の旅・東京都・47・男性・自分へ)

【第14次応募作品】

光を描くには影を描くと画家はいう。
悩むことも泣くことも、人生を豊かにする。
影が深い人ほど、つよい光を放ってる。

(泣き虫・東京都・47・男性・光と影)

【第14次応募作品】

ご飯を食べるとき、いつも合掌する。
「いただきます」は「南無南無」なのか。
きょうも生かされて、生きてるわたし。

(感謝めし・東京都・47・男性・いのち)

【第14次応募作品】

言葉にもマイブームがある。
最近わたしが好きな言葉は、
先人、つながり、悠久、ありがとう。

(あゆむ・東京都・47・男性・言の葉)

【第14次応募作品】

過去を嘆き、未来を不安がり、
みんな「今」を生きていない気がする。
今が光れば、きっと過去も未来も輝くよ。

(今一番・東京都・47・男性・豊かな時間)

【第14次応募作品】

神社仏閣は、感謝をするところ。
でも、一円玉でいっぱいお願いする人間。
ああ人間って、なんて愚かで可愛いの。

(一円玉・東京都・47・男性・合掌)

【第14次応募作品】

一歩一歩とあんよの練習
思い出は少ないけれど
覚えているよ、じいじの大きな手

(いちじく・福岡県・23・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

深く根を張り、枝を広げる大きな樹よ。
根っこはご先祖、幹は両親、枝は私かな。
ごめんなさい、私はまだまだ三分咲き。

(遅咲き・東京都・47・男性・ご先祖さまへ)

【第14次応募作品】

そちらでおじいちゃんと喧嘩をしてますか?
本当は仲良しだったね。私もそうなりたいな
でもお互い、喧嘩はほどほどにね。

(いしゆ・千葉県・47・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

起きて半畳、寝て一畳、
飯を食っても二合半と、母はよく言ってた。
美味しい物より、美味しく味わう感謝の心。

(気休め太郎・東京都・47・男性・美味しく味わう)

【第14次応募作品】

百年後、みんな死んでいるのに、
なんで人は憎み合うの?争うの?
百年後は私もお墓の中。仲良く生きたいな。

(みんな和になれ・東京都・47・男性・百年後)

【第14次応募作品】

おばあさんと孫が陽だまりの中を歩いてる。
鳥居の前で、二人はふと足をとめた。
祈る姿は、なんて美しくまぶしいのだろう。

(なにげない景色・東京都・47・男性・見えない風)

【第14次応募作品】

天国と地獄は、この世にあるよ。
この世の生き方が、あの世の世界。
無器用でいい。清らかに私は生きたい。

(夢清流・東京都・47・男性・真善美)

【第14次応募作品】

お墓が無くて 海に委ねた お姉ちゃん
砂浜で お線香を一本づつ焚いて
夕日の沈むまで 一緒だよ

(びゃくだん・熊本県・63・女性・兄弟姉妹へ)

【第14次応募作品】

80歳過ぎてしまったあなた
お願いだから 
ポチと私の 暮らしにしないでね

(ポチママ・熊本県・63・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

いつもここに座り
お経あげるていた父の姿
今 私が手を合わせています

(じゅんこ・大阪府・62・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

今日は笑っているね。
今日は悲しんでいるね。
何故でしょうか、同じ写真のはずなのに。

(まだまだまだまだ・福岡県・37・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お父さん、今、成仏していますか?
生前、すぐ怒鳴ることが多かったよね。
夢の中では、笑顔なので安心しています。

(万里子・福岡県・52・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

この匂い、この煙が思い出させてくれる。
同じ匂いと同じ煙がデジャブのように。
前は一緒にお線香たいたね、おばあちゃん。

(りんごちゃん・兵庫県・52・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

あなたと歩む先が別れてから、
同じ年月だけ歳をとりました。
まだ忘れません、その腕枕の温かさ。

(夏の鮎・東京都・35・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

やさしい時間って何だろう?
厳しい人の情愛、嵐のあとの虹。
悲しい苦しいは、やさしさを宿している。

(向い風・東京都・47・男性・やさしい時間)

【第14次応募作品】

山の木の葉のひとしずく。
集って川となり、地をうるおし、輝く海へ。
人の命は水の旅。大地・海・空を巡ってる。

(いのちきらら・東京都・47・男性・悠久のいのち)

【第14次応募作品】

まんまる、ふかふか、猫まくら。
あったかいお腹に顔をうずめると、
花の香りがした。雪解け水の音が聴こえた。

(春風・東京都・47・男性・いのちの喜び)

【第14次応募作品】

私の名前は、直樹。
真っすぐ伸びろという親の願いか。
ぐんぐん、生き生き、未来の大空ふり仰ぐ。

(ひたむき・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

かあちゃん、暴走老人にならないでくれ。
そろそろ運転やめてくれ。
米寿の祝いで吠えていた。百まで走ると。

(意気軒昂・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

煙の少ないお線香が流行りだけれど、
煙と香りの豊かなお線香がほしい。だって、
仏さまは煙と香りを味わってると思うから。

(天国へごちそう・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつも親父が言っていた。
星を見つめる人は、星に見つめられてる。
手を合わす時、親父も俺を見てる気がする。

(ご先祖星座・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

仏さまに願い事はしない。涙は見せない。
だって仏さまの重荷になりそうで・・・。
私は毎日、お線香と感謝だけを捧げたい。

(ひたむきの花・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

仏壇に手を合わせる姿、おもいだすよ。
おやじの背中、大きくて、まぶしかった。
気づけば俺も、手を合わせてる。

(なむなむ・東京都・47・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

親父!姉さんの鬱病を治してくれ!家業を継
いで50年。仕事一筋に打ち込んで、趣味と
てないが、せめて安らかな老後を頼むよ!

(たっくん・千葉県・77・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

時々、夢に出てきてくれる。
私のことを心配しているんだね。
そろそろ大丈夫。一人で生きていけそうだ。

(あきらモール・東京都・58・男性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

ふとした時に思い出すのです
あの日に連絡しておけばよかったと・・・
またいつかそちらの世界で遊びましょう

(ぷれーりー777・東京都・49・女性・友へ)

【第14次応募作品】

母の涙が落ちる時間
悲しく寂しい時間
でも一人向き合い前向く時間

(あお・大阪府・23・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

線香一本 母さんの声が聞こえます
線香二本 母さんの笑顔が見えます
線香三本 僕たちを見ていてくださいね

(深山 我呆・福島県・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

思い出は、記憶を描き直すことなんだね。
きっと、その時々で少しずつ違っている。
まるで思い出すわたしに寄り添うように。

(もりちえ・福岡県・43・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

初給料
まずは祖父母に
御報告

(三日坊主です・福岡県・66・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

一筋の煙の向こうであなたは笑っています。
私もつい笑顔になります。
さて、今日は何を話しましょうか。

(なこなこ・京都府・35・女性・恋人へ)

【第14次応募作品】

あなたの「おい」に「はい」でとび起き
今日も目がまわりそうな一日のスタート
あなたの魂と一緒だから頑張れるわ

(H.Y.・静岡県・77・女性・あなた)

【第14次応募作品】

本当は、「おとん」やなくて
「父さん」って呼びたかったんや、ずっと
間に合わんかった。ごめん、父さん。

(松ぼっくりん・兵庫県・54・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

急逝したお父さん。もっと話したかったよ。
だから今、線香の煙にのせていろいろ報告。
聞こえてる?まるで遠距離電話みたいだね。

(福島直子・神奈川県・58・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

庭の花々、今年も立派に咲いてくれました。
それを空の上のお父さんにも伝えたくて。
ごちそうさせてね、花の香りの線香を。

(福島直子・神奈川県・58・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お線香の香りが心地よいです
守って下さってありがとうございます
今日も力いっぱい頑張ります

(カヨカヨ・滋賀県・72・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

元気ですか。
空は青いですか。
同じ青い空を見つめられたら幸せだなあ。

(なっちゃん・石川県・30・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

1本のお線香が燃え尽きる間、
貴女の顔がくっきり浮かびます。
貴女との心と心のふれあいの一時です。

(たいらく・高知県・57・男性・友へ)

【第14次応募作品】

生涯独身だった千代おばちゃん、
お世話してくれたお礼に差し上げたお金
使わず残してた、使って欲しかった。

(たいらく・高知県・57・男性・親族へ)

【第14次応募作品】

ここでなら いつでも会えるんですね
また来てもいいですか
いっぱい話しかけてもいいですか

(トリケラトプス・滋賀県・65・男性・多くの人へ)

【第14次応募作品】

この世に生まれた時、父と母を知りました
大きくなると祖父母を知りたくなりました
今ではお遍路の線香花で「世」を学びました

(ロード88・香川県・39・女性・ご先祖様へ)

【第14次応募作品】

これも同情票のひとつだろうか
君の人徳のお陰だろう
いつの間にやら僕は良き夫だったとさ

(天王谷 一・徳島県・61・男性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

お前らまだ結婚しないのか?
夢の中で言われても困るのです。
私たち各々家庭を持っています、ごめんね。

(おかげ・静岡県・44・女性・友人の父へ)

【第14次応募作品】

こんな時あなたならどうしたのかな
母の口から語られた折々の言葉で推理する
それが歩むべき道の指標になった

(峯岸メイ・大阪府・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

天国から知らせてくれたんだね。
お陰で妹はガンの早期発見だったよ!
大好きだった『藤』のお香で手を合わす。

(いちご・埼玉県・49・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

あの日嘘だと信じて向かった。いなかった
いくら泣いても目を開いて笑ってはくれない
あの夏言えなかったごめんなさい 言いたい

(杉さん・大阪府・15・女性・おじさんへ)

【第14次応募作品】

父さん、僕はもうあなたの声ですら
思い出すことができない親不孝者だけど。
掌の温もりは、今でも思い出せるのです。

(中村 木綿・東京都・37・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつも私は食べたからと言って食べていない
半分ずつでいいから母さんも食べてね
長生きしてくれなきゃ困るの僕だもの

(和ちゃん・東京都・65・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

自分一人で生きてきたなんて、
違うと気づいたあの日から、
いつも只々感謝です。

(まあたん・北海道・37・女性・ご先祖様へ)

【第14次応募作品】

結婚したその日、非日常の日々が始まった。
それがいつしか、僕の日常になっていった。
次の非日常が来ることが、かなり怖い。

(どらまにあ・京都府・53・男性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

ぼくも育った築80年のリフォームは
これからを生きる家に変わりました
でも、茶室と庭だけは残してますからね

(三代目・大阪府・69・男性・祖母・母)

【第14次応募作品】

私とそっくりな おでこのカタチ。
笑った顔が 見たかったなぁ。
ありがとう 大好きだよ。ずーっと。

(tanokaka・京都府・48・女性・子どもへ)

【第14次応募作品】

夢の中にお父さんが出てくるたび
「なんだ生きてるじゃない」と安心します
ここじゃないけど今を生きているんだよね

(キノウ・東京都・49・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

マッチを擦ってあなたとお話するんです。
「好きよ」と息吹きかけると、
揺れて応えるあなたが愛おしい。

(ユーミン・愛媛県・58・女性・恋人へ)

【第14次応募作品】

もう母さんだけでいい。
残してくれた伝言がとても嬉しかった。
そんなあなたにもう一度恋をしました。

(NAO・北海道・53・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

あなたが天国へ旅立って一年
思い出を語るには早いけど
毎日の会話にあなたが出てきます。

(そらいろひつじ・三重県・49・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

あなたの こと
泣く よりも 今は
馴染むの 待とう そう思う

(ネムリスト・東京都・50・女性・恋人へ)

【第14次応募作品】

若気のいたりでした。
反省しても 足りません。
こんな嫁でも 守ってくれてありがとう。

(風子・静岡県・61・女性・義母)

【第14次応募作品】

いつでも近くに感じているよ
あなたのぬくもりが伝わってくるね
やっぱり顔見て話したい

(さとちゃん・青森県・39・女性・恋人へ)

【第14次応募作品】

今日供えた花
おばあちゃんの笑顔とだぶります
一日でも長くもつよう大切にするね

(こなお・東京都・47・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

いつも明るく笑ってるね
あれから子供たちも大人になって
私は老けたし腰も痛いよ。

(夏 夢子・東京都・51・女性・友へ)

【第14次応募作品】

お父ちゃん、今日も一日ありがとう
目の前を立ち上る線香のけむりは
あの世とこの世をつなぐ糸電話なんだね

(ようこ・岐阜県・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつまでも悲しいのです。
悲しいままご飯を食べて、笑っています。
悲しみは、私の一部になりました。

(takako・青森県・56・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

レンズ、私のカメラとぴったり合ったよ。
仕事中、そばにいてくれる気がしてる。
これからも私に力、貸してね。

(なー・大分県・32・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

同じ人に二度恋していいですか。
人生が二度あったとしても
僕は失恋してもあきらめせん

(岐阜屋根の草・岐阜県・66・男性・恋人へ)

【第14次応募作品】

あなたのいる場所へ連れて行って欲しいけど
まだまだ長生きするしかないなぁ
いつか会えるその日、そしたら褒めてね

(かりんまこと・秋田県・41・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

お線香の香りはお母さんを思い出します
毎晩一緒に佛陀で手を合わしたね
今はお父さんと一緒ですか。

(ちょく・奈良県・38・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

まだまだ 私 頑張り ます
出来たら 天国で 必ず
見守って ください。

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

心から 幸せの おすそ分け
したいと 思い
小さな 花を あなたに 添えます

(ネムリスト・東京都・50・女性・友へ)

【第14次応募作品】

生きているのがつらいです
一緒に連れて行ってください
でも微笑んでまだまだって言うんですね

(ひまわり・三重県・55・女性・先生へ)

【第14次応募作品】

そちらに行ってすぐに夢にきてくれたね。
あのドラマ見たかや?と聞かれても。
最終回一緒に見たじゃん。

(ななお・新潟県・49・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

おとうさん、おかあさん、ずいぶん経つね
年を取るごとにむしょうに話したくなる
線香をあげる間くらい声がききたいよ

(ひろ・東京都・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつもいつも私を守ってくれている。
いつもいつも私に教えてくれている。
いつもいつも感謝しています。ありがとう。

(ポテト・三重県・46・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

ばあちゃん、私、ミシンをこないだ使ったよ
舞台の衣装作ったよ
ミシン教えてほしかったな

(壬穂・東京都・25・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

立ち上る煙が夢のように消える
足元に悲しみの灰を降り積もらせて
私を慰めるのはあなたの残り香

(ピョン吉・静岡県・59・男性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

1人でカラオケを歌うと楽しい
みんなで歌うともと楽しい
みんなで大声で歌うともっともっと楽しい

(上野・東京都・50・男性・友へ)

【第14次応募作品】

貴女が亡くなって半年が過ぎました。
まだ、夢の中に出て来てはくれません。
会いたい思いが届いていないのでしょうか。

(小径・埼玉県・67・女性・友へ)

【第14次応募作品】

ふたりが住んでいた栃木の家
売ってしまいました。ごめんなさい。
二百十万でした。すみません。

(けいちゃん・東京都・68・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

お父ちゃん、生きてる時より話すよね。
いつかそちらに行った時には褒めて下さい。
「今までよく頑張ったね」と。

(ちいまま・和歌山県・56・女性・亡き父へ)

【第14次応募作品】

線香の煙が立ち昇る
あなたがいる天界に届いてる?
私の想いあなたの声を伝えて欲しい。

(招き猫・大阪府・56・女性・親族へ)

【第14次応募作品】

いなくなって気がついた
何気ない毎日が幸せだったこと
ありがとう 一緒だよ これからもずっと

(りり・静岡県・51・女性・子どもへ)

【第14次応募作品】

姿のない今は、写真を見つめながら、
声をかけると、姿を見失ってしまいそうで、
いつも遠くから生前の容姿を浮かべながら。

(琵琶ちゃん・滋賀県・70・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

青い空にいると言ったから
夜空の星に、あなたを探しません
雲に書いたラブレター、読んでくださいね

(感王寺美智子・熊本県・57・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ゆらゆらと
ゆれるケムリを見ていると
亡き母の気持ちが伝わってくる

(美恵子・愛知県・61・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

セピア色の写真がタンスから出てきました。
若い頃そっくりと言われた私の30年。
鏡のようです、言葉の通りに。

(元おじいちゃん子・東京都・30・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

怒られたあの日 昨日のように思い出す
実はね私 お母さんになったよ
そこから見えるかな 私の子 あなたの孫

(りつき・兵庫県・37・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

いつも願いを聞いてくれて、ありがとう。
今日は、嬉しい報告です。
ひ孫が、又一人増えましたよ。

(ピンクのイルカ・熊本県・66・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ついている
私の香り
気に する あなた

(ネムリスト・東京都・50・女性・恋人へ)

【第14次応募作品】

母 思い
バラの香りの
お線香 焚く

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

香り から
贈る 言葉も
あなた達 には ある

(ネムリスト・東京都・50・女性・贈る 言葉)

【第14次応募作品】

香り 摘む
母の 姿に
涙 する

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

おかあちゃんが逝ってもう五十年
臨終の時のことしっかり覚えているよ
頬に流れた一筋の涙のこと

(若狭展望・福井県・70・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

永い間お墓参りしていないな〜
おかあちゃんおとうちゃん
必ず花と線香持って行くから

(若狭展望・福井県・70・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

守ってくれてありがとうと父に毎日報告する
安らかに眠ってねとお願いする
それをしないと一日が始まらない

(橘祐介・広島県・56・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

災害が
いつ起きよう とも
懸命に 生きよう

(ネムリスト・東京都・50・女性・災害へ)

【第14次応募作品】

ありがとう
温かい 眼差し があり
私が います

(ネムリスト・東京都・50・女性・友へ)

【第14次応募作品】

私は
香りを 振りまいて
周りを 癒します

(ネムリスト・東京都・50・女性・家族 友達へ)

【第14次応募作品】

母のこと は
厳しさ ばかり 思い出す
それでも あなたは 立派な母親 でした

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

君の 体操着
汗臭い 匂いを
洗濯して 良い香りへ

(ネムリスト・東京都・50・女性・子どもへ)

【第14次応募作品】

写真でしか知らない35歳で戦死した義父
曾孫が二人になりましたよ。
時々助けてと心の中で叫んでご免なさい。

(マリン・神奈川県・69・女性・義父)

【第14次応募作品】

遺骨となって仏壇で深い眠りについたあなた
夫婦墓を建てると言っていたあなた
届けるお経は今日もあなたへの愛の調べ

(ともちゃん・兵庫県・62・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

生きていれば12歳。
陣痛と共にお腹の中で亡くなっていた娘よ。
お空の学校で幸せに暮らしていますように。

(和音・東京都・48・女性・子どもへ)

【第14次応募作品】

いつも手を合わせればお願い事ばかり
明日からは、がんばる言葉を
お供えします。

(ハリー・神奈川県・57・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

見えなくても、聞こえなくても
声が出なくても
どうか、届きますように

(忌名えりこ・千葉県・41・女性・様々)

【第14次応募作品】

悩んでもあなたが見ててくれるから
心の階段をのぼる力になる
人は死んでも何かができる

(大野美波・埼玉県・30・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

両親の亡い私を育ててくれてありがとう
不自由な足を引きずりながら働いていた
優しかったじいちゃん今でも私の枕元に

(ヨウちゃん・愛知県・79・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

白檀の
お香 効きつつ
お参りす

(ネムリスト・東京都・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

おじいさん。父は貴方に続きました。
そして、私も。息子たちも。
今、孫が同じ道をめざしています。

(じーじ・福岡県・76・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

初孫が、線香の箱を落としてしまいました。
「ばあば、ごめんね」としょげていました。
だからしばらく、折れた線香で我慢してね。

(まごまご・大阪府・64・男性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

お盆になっても 暑さは全く和らぎません
叔父さんが22歳で戦死して 72回目の夏
お墓参りは僕一人になりました また来ます

(上野道雄・京都府・80・男性・親族へ)

【第14次応募作品】

貴方のお母さんは一生懸命に生きていますよ
逢うことが出来る「その時」が来るまで
どうか心配しないで 私も側にいるからね

(しの・島根県・59・女性・親友の子供へ)

【第14次応募作品】

いつも夢で笑顔を見せてくれてありがとう。
昨夜は、おしゃれな家で楽しかったよ。
おとぅさんと手をつなぎ、スキップしたよ。

(山桜・大阪府・72・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

いつも私の傍に居てくれたおじいちゃん
一緒に組み立てした独り暮らし用の家具
子供が産まれた今も大切に使ってるよ

(なおたろ・愛知県・33・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

今日の煮物うまかった
また来るね
お父さんとお父さんの中のお母さんに会いに

(カーネーション・群馬県・46・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

賑やかな家も、今や仏壇だけが道しるべ。
私たちが普段交わす何気ない会話。
その端々に二人の命は息づいています。

(えりぼう・宮崎県・28・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

あなたが好きなミルキーのお線香をみつけた
家の中は甘い香りで包まれる
この香りに誘われて出てきてほしい。

(わさび・静岡県・45・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

貴方のいた店も家も、いつものままです。
窓から見える外も、人も、いつも通りです。
でも、景色が違って見えます。変ですよね。

(キロ・神奈川県・28・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

会ったはないけれど墓まいりしてます
ひ孫の蓮心と碧翔です。めんこいです。
そちらの蓮の花と空の色を愛でてますか。

(まことちゃん・北海道・69・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

近所のバアちゃんにホメられた
ハゲ方が父さんそっくりだって
もうそっちに着いたかい?オレノ髪は

(満川 恒朗・静岡県・56・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

君が好きな花を覚えているよ
君が好きな僕の仕事の話を沢山しよう
夢では君の話が聞きたいよ

(アオノセイ・東京都・33・男性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

久しぶりに帰ってきたけど
この家は何も変わらないな
守ってくれてありがとう。

(アオノセイ・東京都・33・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

故郷奄美のお母さん
蒼い山、碧い海、青い空 みんな青いから
一緒に8月踊りを踊りましたネ

(奄美鳩通信社・兵庫県・66・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

おじいちゃん、いなくてさみしいよ。
たまにおせんこうあげるね。
だから、たまに夢に出てきてね。

(アスナ・新潟県・12・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

思春期の私には、さようならも言えなかった
でも、言わなくて本当に良かった
いつでも話せると、大人になって気付いたよ

(ちゃんみ・静岡県・26・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

お線香の匂いをかぐと、会えたように思う。
セーターの背中にぎゅっと抱きついたとき、
ふわりと香った匂いをいつも思い出す。

(よっちゃん・静岡県・31・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

煙にのって、会いに行けたらと思う。
自分で火を点けられるようになった姿を
どうか見ていてほしいと願う。

(よっちゃん・静岡県・31・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

涼風がたつ中、よくお地蔵さんに
おんぶして連れていってくれたね!
今でも毎日お地蔵さんにお参りに行ってるよ

(お茶人・奈良県・24・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

前よりも口数が減ったって?
何言ってるの、心で会話してるじゃない
そっちだって、ちゃんと相槌してるじゃない

(こなお・東京都・47・女性・友へ)

【第14次応募作品】

安心してください。
なんとか無事に過ごしています。
でも、あなたがいた方がいいです。

(ちあき・茨城県・69・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

僕が二人の家を訪れた時だけケンカしない
だからお土産持って甘えに行ってたんだ
あと五十年待っててくれる?ケンカせずにね

(KOZO49・三重県・49・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

あんたが産まれていたら
17歳くらいのお姉ちゃんかね
面倒くさい弟の世話をさせてただろうね

(春紫苑・沖縄県・37・女性・子どもへ)

【第14次応募作品】

逝きて生きる。墓標の言葉守ってますか
どこに居てもしっかり生きること
私は元気です。気の良いおばちゃんだよ

(ミナミちゃん・福島県・71・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

ここは、お願いの場ではないのに、
いつもお願いごとばかりですね。
必ず、胸張って報告に来るようにします。

(miura-ran・千葉県・77・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

あなたとみた川の名前が知りたい
あなたとみた星の名前が知りたい
あなたとみた鳥の名前が知りたい

(ほそまゆ・北海道・27・女性・恋人へ)

【第14次応募作品】

耳が遠いというだけで
あなたと話すの面倒だった
若き日の私を許してください

(ミーナ・千葉県・77・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

困った時だけお母さんに祈るのは
私の弱さですね。
大丈夫よというあなたの声が聞きたいです。

(クローバー・東京都・61・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

心配性だったお父さん、最後に約束した通り
私たちみんな元気で仲良く暮らしてます
だから安心してそっちで笑って見ていてね

(抹茶マカロン・兵庫県・51・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

たまにしか手を合わせない孫でごめんね。
父も母も80半ば、年老いてきました。
親孝行する時間を下さい、1日でも長く。

(つーさん・山梨県・53・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

遺骨をはなびらと共に委ねた海へ来て
いくつもの煙を焚き 呟くの 白檀も
姉ちゃんも大好きだよと 何度も何度も、、

(たかこ・熊本県・63・女性・兄弟姉妹へ)

【第14次応募作品】

そっちでも歌舞伎を楽しんでいますか
私は己に睨みを利かせながらも
元気にやってるよ!じいちゃん。

(ねこの・神奈川県・25・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

みんなが忘れようとも
俺の父親は一人
あのガラガラ声と怖い顔は絶対に忘れない

(将軍・京都府・58・男性・亡き父親へ)

【第14次応募作品】

就職したら
車を買ってやると言っていたお父さん
実行してたらドイツへは行かなかった

(うぎさ・岡山県・53・女性・父へ)

【第14次応募作品】

位牌の前に佇むと あなたの顔が見え隠れ
今日もひと踏ん張りと 語りくる優しさが
今日もあなたに 私の心ののろし捧げます

(いしわかまる・栃木県・48・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

困った!助けてー! 
お願いが大きい時はお線香も多めの私。
まだまだ、のんびり出来ないね。お父さん。

(わかこ・群馬県・37・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

夢で見た あの橋でまた会いましょう
お父さん お母さん お花見しましょう
あの岸辺はとても綺麗だったもの

(みずね・茨城県・57・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

無縁様にも
線香で
心かよわす

(桐山榮壽・東京都・60・男性・みんなの御盆)

【第14次応募作品】

手を合わせると自然と伸びる背筋に
今もどこかで貴方の厳しくも温かい眼差しを
探しているのかもしれません

(蒼永玲・神奈川県・32・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

そちらの整理がついたら帰ってきて下さい。
待ってます。
遺影は、置きません。

(麻美・大阪府・53・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

私は、わが家のいい嫁になれていますか?
義父さん、義母さん、見守っていて下さい。
もっと、一緒にいたかったです。会いたい。

(ふじさわかなえ・岡山県・51・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

勿体ないが口癖だったお母さん。私があげた
ジノリのカップ使わずに逝きましたね。
そちらでも大好きな珈琲飲んでますか?

(ヨッシー・岐阜県・66・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

おばあちゃん、行ってきます。
今日の体育ドッチボール。苦手なんだよね。
登校前に手を合わせ、お話ししてる娘です。

(いくこ・埼玉県・47・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

また一日が始まるよ
いつかあなたのようになりたいと
あなたの日常をなぞって修行してます

(こなお・東京都・47・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

待ち合わせ場所の仏壇で
告げるはいつもごめんなさいとありがとう
線香に想い灯らせ 心の言葉を煙にのせて

(真未・東京都・33・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

タバコの煙とかは
すごく苦手なのになぜか
この時間のにおいは好きになれたよ

(める・東京都・20・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

今はまだあなたの瞳を見つめられない
だけどばら色の似合うわたしになるから
ねぇそのときは、空の国からキスをおくって

(はかる・岐阜県・35・女性・恋人へ)

【第14次応募作品】

いつも仏壇の扉は開けておくよ。
毎日、いつでも話しがしたいから。
お腹がすいたか分からないからね。

(博多のマーチン・福岡県・58・男性・子どもへ)

【第14次応募作品】

会えなくても 見えなくても
いつも側で叱ってくれる 見ていてくれる
これからもずっと 大好きです

(きゅう・山口県・29・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

父ちゃん母ちゃんは今でも生きてます。
一生懸命生きる姿を見て微笑んでいます。
これが私の両親への笑顔の供養です。

(ミッキー・埼玉県・63・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

白檀、ラベンダーに柚子。
毎朝違う香りが揺蕩うあなたの部屋。
変わらないのは写真の中のあなただけ。

(蝉・群馬県・23・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

お線香より、
線香花火の方が、
心に響く(同じ成分なのに・・・)

(ネギ☆テツマサ・京都府・60・男性・まだ見ぬ妻へ)

【第14次応募作品】

いつだって思っています
病院へ駆けつけて握った手が間に合ったのか
あなたの脳波はその後すぐ消えたから

(かんろ・栃木県・23・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

どうしてパパのお写真の前にケーキを置くの
だって今日はパパのお誕生日だもの
私の心の中ではいつも元気な貴方の大好物

(ファナ・大阪府・47・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

美味しいですか?
大好きだったよね、おたふく豆
うめぇなぁって言ってくれてる顔が浮かぶよ

(ゆうゆうママ・山形県・42・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

おばあちゃん、線香あげて気づいたよ。
イライラしてたらゆっくりと
灰になるんだ、「焦りなさんな」と。

(おーちゃん・長崎県・47・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

あなたが私を見守ってくれていると思うから
私は何だか
前よりも「強くなった」と思うのです

(浦聖人・愛知県・34・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

故郷に山がり空がある
故郷に夢があり人がいる
癒してくれた花もある

(kuzuoka・千葉県・74・男性・故郷)

【第14次応募作品】

若い父の傍らにつつましく輝いて
饅頭みたいな私を抱いている
自信にあふれた母の顔をして

(kuzuoka・千葉県・74・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

貴方の想いを想像するけれど。
一言だけでもいい。声が聴きたい。
そしたら前を向ける気がするのです。

(葉月・山口県・28・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

二人で一緒の写真がないので、
写真立てを近づけています。
お線香が煙いですか、苦笑いしていますね。

(サンドリヨン・山口県・58・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

親になって14年
ああ親父は、こんなふうに思っていたんだ
子育てしながらそんなこと考えてる、いつも

(松ぼっくりん・兵庫県・54・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

冬のある日に閉じた瞳と
雪より冷たくなった掌
春にはあなたとまた会えるかな

(さーや・北海道・15・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

おじいちゃんが夢に出てきた日は
私は朝から気持ちがね、ほんわかするのよ
活き活きと喋り動くから、まだ生きてる様で

(ツチノコ・長野県・33・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

毎日、笑顔で言葉をかけてくれた
今は私がお空に向かい、言葉をかけます。
会えなくても、言葉は交わせるね。

(ゆかり・神奈川県・21・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

お線香いくらあっても足りないね
おなたともっと話したい声がききたい
残り香であなたを感じたい

(M・静岡県・36・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

ありがとう
無心になれる
ひと時を

(aurora・埼玉県・29・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

いつも空から
見守ってくれて
ありがとう。

(プリン・北海道・50・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

東京での暮らしに慣れてきた日の突然の電話
あまりに突然で頭が真っ白になってしまった
これからも僕たちを空から見守ってください

(涼汰・東京都・27・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

夢をみましょう あの日の夢を
まだ幼い頃にみた やさしい笑顔
変わらぬ瞳で あなたは微笑んでいる 

(紫蓮花・京都府・54・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

白黒写真に手を合わせて30年です
その内私が追い越してしまうかも知れません
再会した時あなたより年上でも私は孫です

(タンポポ・大阪府・46・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

突然旅に出たおばあちゃん
私はもう高校生になったのよ
空からきっとみてくれたよね

(コブタ・埼玉県・16・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

いつもそばにいると思ってた
隣にいないさびしい気持ち
いつかあなたに届いてほしい私の思い

(コブタ・埼玉県・16・女性・友へ)

【第14次応募作品】

母の日の近づく5月が寂しくて嫌だった
亡き母を偲ぶ想いから生まれた日と知り
それでも、やっぱり会いたくて涙が溢れた

(トミコ・大阪府・43・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

食べる事が好きな、料理上手なお母さん。
お母さんの命のバトンを受け継いだ私。
お母さんにも食べてもらいたい料理が沢山!

(MIHO・東京都・28・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

98歳でお迎えがきたお婆ちゃん。
やっとお爺ちゃんに会えたんだね。
75年の片想い、長かったけど叶ったね。

(もふもふもこ・愛媛県・38・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

ご仏前
一輪挿しの
カーネーション

(一二三茶・滋賀県・56・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

俺の好物を知っているのは、母だけ。
今晩、一生懸命作ってくれた。
金平。この味付けは親子の味かも。

(ぼね・東京都・43・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

癌とパーキンソン病で、わずか3年の介護。
亡くなっても後悔しない介護をしたつもり。
逝ってしまうと後悔の日々。お母さんゴメン

(ゆみ・広島県・58・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

「早くひ孫を見せてくれ」
祖父母は会うと言いました
今、この笑顔見えますか?

(ラジーオ・三重県・31・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

あなたはどうしようもない人間でした
それでも僕に譲った使い古しのクレヨンは
寂しい僕の一番の味方でした

(ゆうた・京都府・22・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

あの日から校歌が歌えなくなったけど、
「また会えるよ」って言ってくれたから、
今も頑張れてるんだよ、先生。

(雷雨・北海道・17・女性・先生へ)

【第14次応募作品】

日々暮らす中、空気のように居た母
壊れていった、耐えられない葬櫃感
父の傍に旅立った、ご苦労様ありがとう。

(kazunori・東京都・63・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

ええ天気やねぇ、っていつも窓越しに
つぶやいてたね、お母ちゃん。
今はお父ちゃんと、仲良く散歩してるかな?

(天宮晴美・大阪府・51・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

「できないことは、出来ない!でいい。」
それが男らしくて良いじゃないか。
この言葉は僕の財産です。

(正義・山形県・32・男性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

また来てくれたんか
そう言って笑う顔が
柔らかい煙の向こうに見えた

(織 凛子・岡山県・25・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

お父さん。運動会 発表会 合格発表
いつも泣いてくれたよね。泣き虫お父さん
生まれ変わってもあなたの娘にして下さい

(ひかる・沖縄県・17・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

60年も寡婦だった母さん
写真を繰っても繰っても
笑顔がないのが寂しいよ

(かえで・神奈川県・75・女性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

しょぼしょぼの目から涙が沢山出ていて
手を降る貴女を最後まで見つめられなかった
まどかは元気だよ。もう一年経ったね。

(雪見大福・宮城県・16・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

お父さんもついこの間そっちに逝ったよ。
お祖母ちゃん、甘えさせてあげてね。
ものすごく病気と闘って頑張ったからさ。

(アマリリス・大阪府・54・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

「この線香かおりが良いでしょ」
夫の遺影に語りかけ
10年目の命日偲びおり

(耀子・千葉県・75・女性・夫へ・妻へ)

【第14次応募作品】

ばあちゃん、おはようさん。
今日も大好物の唐揚げ供えたからね。
ところで天国に唐揚げはありますか?

(レクどん・福岡県・34・女性・祖父へ・祖母へ)

【第14次応募作品】

氷は暖かい
朝早くストーブをたく母
夜遅く働く父

(栗かぼちゃ・山梨県・59・男性・父へ・母へ)

【第14次応募作品】

さくらと共に舞い降りてきてほしい
みんなギュって抱きしめてあげたい
大切な大切な私の家族

(のん・大阪府・18・女性・ペット達)

【第14次応募作品】

話したいことが、たくさんあります。
あなたには、聞こえていますか?
いつか、返事が欲しいのです。

(ヒロコロ・神奈川県・66・女性・夫へ・妻へ)

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