やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[大叔父へ]の想い 男性 ~20歳代

【第19次応募作品】

線香の煙に巻かれてさようなら
墓前へひざまずいて捧げるたびに
あなたがそうやって笑っている気がして

写真はイメージです※写真はイメージです。
  • 前の作品へ
  • 次の作品へ

〈レモネードの海・大阪府・20才・男性〉からの投稿

大叔父はとてもひょうきんで、おおらかで、誰からも愛される人でした。祖母の家で育った私は、夏冬に帰ってくる彼の性分に癒され、たまに羨んでいました。\r\n 大叔父は2018年の夏に亡くなりました。遺影の中で笑う彼が現世を離れて、そのあともひょっとしたら相変わらずの様子でいるのかもと思うと吹き出しそうな、涙ぐみそうな気分になります。

自動ページ送り

作品一覧に戻る

このページのトップへ