【第22次応募作品】
若い遺影に問いかける
お母さん、私は生まれてよかったの?
答えは決まって「美しく生きることだよ」
〈七色・宮城県・30才・女性〉からの投稿
私が二十歳を迎え、子育てがひと段落したのもつかの間、母親は享年46歳という若さで亡くなりました。\r\nろくに化粧もせずに女手一つで私と妹を育ててくれた母、そのたくましく、強く、優しい姿は生命の美しさそのものでした。\r\nその遺伝子を受け継ぎそっくりな姿に成長した私は、母の遺影や写真を思い出し、遠くから心の中で手を合わせ、自分の生き方を問い正しています。
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