やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[母の日の思い出]の想い 男性 60歳以上

【第13次応募作品】

ただ一度 母と遊びし 姫山の桜
人波に 満ち降る吹雪 今も昔も
黙し看る 永き年ふり 花弁小さきを

写真はイメージです※写真はイメージです。
  • 前の作品へ
  • 次の作品へ

〈しょうふう・兵庫県・71才・男性〉からの投稿

小さい頃の母との思い出。家計を支える忙しい母とのたった一度の行楽の思い出は白鷺城内での花見です。城内一帯は母たちが仕事で草むしりなどをしていたところ。母の年に近づいた今年、久しぶりに訪ねてみました。満開の花吹雪は昔と少しも変わっていません。ただ、幾十年を経て、桜は老いていました。樹齢を重ねるにつれて花びらが小さくなっていくのだと後年母が言っていたのを思い出します。

自動ページ送り

作品一覧に戻る

このページのトップへ