やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 男性 50歳代

【第20次応募作品】

じいちゃん。長電話をよく怒ったね。
大事な電話がきたらどうするんだと。
今は便利だよ。天国に持たせたかった。

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈ヒロすけ・静岡県・59才・男性〉からの投稿

携帯もない当時、女の子との電話をよく怒られました。家の固定電話は、玄関にあったので、そこを通るたびに、「いつまで話してんだ」、「いいかげんにしろ」、「何時だと思ってる」と怒鳴られ、喧嘩ばかりしてました。頑固で、けちで、すぐ怒る祖父でしたが、真面目な父と違い、趣味も多く、酒も女性も好きな愛すべきじいさんでした。今なら気が合うかなあ、と話してみたいと思いました。

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