[父へ・母へ]の想い 男性 40歳代
【第12次応募作品】
入院中の弟が、お母さんにお線香をと
仏壇に手を合わせる弟の横顔には
涙と微笑みが、お線香の煙のようにすーっと
※写真はイメージです。
〈いしわかまる・栃木県・47才・男性〉からの投稿
弟は、精神的な病で、入退院を繰り返しています。今は、父との仲が気まずくなり、自宅に帰ることもままならない状況です。いつも、亡くなった母のことを気にかけているのか、お彼岸やお盆、母の命日が近づくと、私に、手紙が届きます。そんな弟の純粋な気持ちが、けなげでなりません。
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