やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 30歳代

【第13次応募作品】

月命日にはカツ丼、新蕎麦、鰻重
じいちゃんの好物がいちばん
いい匂い、届いてる?一緒にいただきます

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈フェレット・滋賀県・31才・女性〉からの投稿

齢九十で大往生した祖父は、亡くなる間際まで健啖家で、気持ちの良い食欲を見せた。本来、仏前に殺生したものは向かないのだろうが、菩提寺の和尚さんが「故人の好きだったものが一番がいちばん」と寛大なお答をくださったので、上記のようなものをお供えしている。家族もそれの相伴にあずかる。月に一度、おいしいものを食べながら、家族で祖父の思い出話に花を咲かせる。

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