やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 ~20歳代

【第2次応募作品】

両親共働き 入院やめてまで家にいてくれた
何事も後で気づき反省できればいいと言った
今更反省する反抗期 ごめんね、ありがとう

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈りゅよん・北海道・29才・女性〉からの投稿

両親が共働きだったので、小学生の私達姉妹が誰もいない家に帰宅するのが可哀想だと、心臓が悪かった祖父が入院を後延ばしにしたり、やめたりして、家にいてくれたというのは、確か亡くなったあとに聞いた話でした。祖父は優しくも厳しい人でしたので、ちょっぴり口うるさいところもありました。今思うと、私達孫のことを思い、そして両親の代わりとして口うるさくしていてくれたのに…別に口癖ではなく、ある日ふと言った「人はな、あとになってあれは果たしてどうだったのだろう…と思うことがある。そのときはなにも気付かなくても、あとから反省できればいいんだ。」という言葉が、小学生のときだったのに今でも深く頭に残っています。3行で伝わるかはわかりませんが……

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