【第20次応募作品】
時々、蔵に来ていましたね。心配で仕方なかったのですね?どうぞ一杯、私の造ったお酒です。
〈ヒロすけ・静岡県・59才・男性〉からの投稿
急逝した杜氏の後を急遽継ぐことになった私。夜中に蔵をまわると、誰かの気配をよく感じたものでした。三回忌に、杜氏の故郷、北陸能登に行った時のことです。杜氏は、病床で「小野君の酒が一度でもみて見たかった」と仰ってたそうです。
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