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【第21次応募作品】
また君に 会えたらいいなと 想う日々
君といた 世界はとても ホッとした
今 君と 繋がる手段は この香り
(If2・石川県・14・女性・ありがとう)
【第19次応募作品】
「葬儀なんて行っていない」と認知症の母。
今日も、若い頃のあなたの話をします。
あなたはずっと、生きているのです。
(オウンゴール・大阪府・66・男性・母の旧友)
【第17次応募作品】
玄関を開けて、ただいまと言った。
いつもの甘えた声は返ってこなくて
そっか、もう三日経つんだと思い出した。
(ダックス大好き・大阪府・33・男性・ペット)
【第16次応募作品】
絶やさぬよう焚かれた線香の煙に包まれた小
さな小さな貴女は、今にも起きそうだった。
微かに煙の香り残る毛布が、今宵も愛しい。
(杏・宮城県・36・女性・飼い猫)
【第14次応募作品】
八百万のご先祖さま
トップランナーが誕生しました。
初孫へ声援をよろしくお願いいたします。
(ねこばあば・神奈川県・67・女性・初代から両親までの全ご先祖様)
【第12次応募作品】
爺ちゃんが大好きだった、7歳の孫は
遊びに来ると、うがい、手洗い、お仏壇へ
小さな手を合わせ、何をお話ししているの。
(のんの・京都府・74・女性・夫へ)
【第11次応募作品】
貴方の墓前で涙目で手を合わせています。
幼い娘はご機嫌で走り回り、言いました。
「パパ、死んでないで早く一緒に遊ぼうよ」
(六月真仔・宮崎県・39・女性・主人)
【第7次応募作品】
いつも帰省する度に声をかけてくれました。
でも今度は会えないのですね。仏壇でしか
供え物は何がいいですか。リンゴかな。
(集散人・岐阜県・62・男性・近所のおばさんに)
【第6次応募作品】
親代わりの祖母は沢山の愛を私にくれた
最後まで「婆がおるでの」って言ってくれた
私寂しくないよ。これからもずっと一緒だよ
(星空・北海道・29・女性・祖母へ)
【第6次応募作品】
そっちで元気してますか?
おかぁちゃんは元気です。寂しいだろうけど
まだまだお母ちゃん貸しといてな。
(あーさまま・大阪府・54・女性・空の上のおとうちゃんへ)
【第22次応募作品】
私のところに来てくれて、ありがとうね
生きる強さとチャレンジする心を学んだ
必ず猫達が幸せに過ごせる場所を作るよ
(猫の国王・青森県・36・男性・天国に行った猫達へ)
【第22次応募作品】
体いっぱいで家族が大好きと伝えてくれた。
私達も大好きやで!ずっと忘れへんよ、
小さな体がともしてくれた大きな灯を。
(かぐのねえちゃん・大阪府・37・女性・妹へ)
【第21次応募作品】
メールに残っている数々の優しい言葉は、
今も消せずに残っています。最後のメールは
「誕生日おめでとう」でした。
(はるみん・東京都・63・女性・義父さん、義母さん)
【第21次応募作品】
私は35年営業担当。会長は嫌いだった。
首が繋がったね。会長の口癖、業績一位も。
晩年話術が会長ショック療法と知る。感謝。
(鉄腕ボトムアップ・埼玉県・71・男性・感謝)
【第21次応募作品】
あなたの優しさに包まれて頑張れました
あなたがいなかったら今の僕はない
また会いに行くから元気な顔見せて下さい
(いっちゃん・岐阜県・62・男性・仕事でお世話になったお客様)
【第21次応募作品】
寡黙な職人であった 頑固な職人であった
年老いた父が 初めて私に作品を見せた
そして今 父亡き後 私は一人 香を焚く
(Shinobu M.・香川県・52・女性・亡き父へ)
【第20次応募作品】
家族がみな 健康でいて 笑顔で過ごせれば
これほどの 幸せを感じる ことはないと
喜びかみしめ 日々過ごす これが私の人生
(椎羅漢須・神奈川県・56・男性・家族へ)
【第20次応募作品】
じいちゃん いつもポケットに入れてたね
俺にはちょっと辛かったよ 待たせてゴメン
20年ぶりに嗅ぐエコー 美味しいですか?
(でか丸・長野県・51・男性・無口で無骨な祖父へ)
【第20次応募作品】
子供の頃、いつも親切に診て下さった先生
コロナを疑い発熱者を追い返す医師達に
空の上から怒鳴っておられるのでしょうね
(無心・大阪府・62・男性・子供の頃診て頂いていたお医者さん)
【第19次応募作品】
若くして目と耳を失ったお姑さん。私を美人
と信じてくれた。生まれ替って来る時は、新
品の眼と耳で。美人でない事もバレるけれど
(令和の礼子ちゃん・神奈川県・77・女性・お姑さんへ)
【第19次応募作品】
初めましてこの度お孫さんの嫁になります
支えます頑張ります何卒宜しくお願いします
手を合わせた3秒に詰め込んだ。
(issa・東京都・30・女性・旦那さんになる人のおばあちゃんへ)
【第18次応募作品】
貴方のいなくなった世界で貴方を見つけた
それなのに貴方のせいで
今この一瞬がきらめくようになってしまった
(マナツノソラフ・神奈川県・19・女性・画面の向こうのあなたへ)
【第17次応募作品】
君の鳴き声やにおいは、どんなだったかな?
記憶になった君の暖かさは思いだせないけど
君とすごせた日々はずっと私の中に灯ってる
(菊野結子・北海道・26・女性・ペットの犬)
【第16次応募作品】
今まで一度もアンタらに語りかけたことは
なかったが、三十三歳になった今の俺は
壁にぶち当たっている。まあ、見ててくれよ
(チェミ・埼玉県・33・男性・会ったこともない先祖へ)
【第16次応募作品】
人生の先輩だった二人はいつも優しい顔だね
早くそっちに行って、また遊びたいです
けど、それをご褒美にちゃんと生きるね
(里帆・千葉県・20・女性・ペットのモナちゃん、シナちゃんへ)
【第16次応募作品】
晴れましたね。庭の貴方が気がかりでした。
仏壇も、あげる相手もないけれど橘よ。
線香は想いを繋げると言うではないか。
(小林秀観・愛知県・30・女性・庭の橘の木へ)
【第16次応募作品】
まっすぐに、天に届くお線香の香りは
先生と私をつなぐ、糸電話のひとすじ
「先生の隣の席は、私の指定席ですからね」
(よっちん・岡山県・73・女性・どこに行っても永遠に私の恩師)
【第16次応募作品】
お線香の煙に巻かれ、タイムワープしたい私
あの日のあなたに会いに行き、抱きしめたい
お義母さん、今もあなたに支えられています
(るーかお・大分県・50・女性・義母へ)
【第16次応募作品】
人生の歯車を変えてくれたのはおじちゃん
知らせを受けた日は羨むほどの青空だったね
五月の空は儚くもあり優しくもあり
(ゆうこさん・北海道・39・女性・菊夫おじちゃんへ)
【第16次応募作品】
ふわり 線香の芳香に包まれて 瞼を閉じた
記憶の中の君ですら、僕を見てはくれなくて
それでも僕は言い続ける 君を愛していると
(蝙蝠・埼玉県・20・男性・想い人へ)
【第15次応募作品】
きれいな 光の 純粋な 心でしか
入れない 表現できない世界が ある
そんな世界を感じ 生きていけたら いいね
(ピピヤマモト・福岡県・0・女性・すべての方たちに)
【第15次応募作品】
見上げれば あの頃と 変わらない青い空
そう・・・子供の頃の あの空と・・・
・・・ありがとうございます・・・
(ピピヤマモト・福岡県・0・女性・子供の頃の想い出の空)
【第15次応募作品】
くしゃくしゃの手が浮かんでは消えていく。
あたたかい手が額を丸めてくれていたこと。
あなたの祈りで、今日も私は生きていける。
(佳雨・宮城県・19・女性・ひいおばあちゃんとの懐かしい思い出)
【第15次応募作品】
お線香の煙は先祖様との糸電話線です。
見えない絆、切れない「へその緒」です。
いつの日か千の風の子で甘えに上がります。
(松川涙紅・埼玉県・83・男性・空の父母へ)
【第15次応募作品】
立派に生きた人がいた。
とくに立派でもない墓に納まった。
どうでもよかったんですね、そんなことは。
(kofukurou・埼玉県・66・男性・お世話になった床屋さん)
【第15次応募作品】
我が孫が入学、親代わりの兄はすでに他界。
伝えてあげたや、晴れの「姿」を。
仏壇に、合わす手先に涙がおちる。
(アンデルセン山法師・千葉県・73・男性・親代わりの 兄)
【第15次応募作品】
田舎からの電話。「…さん亡くなったんよ」
お別れに駆け付けるも、すぐその場を後に。
遺影の笑顔、線香の香が互いの心をほぐす。
(水ごころ 魚・東京都・56・女性・田舎でお世話になった方々)
【第15次応募作品】
「多くの背後霊があなたを見守っている」
僧侶の一言が、お参りの姿を変えた
ご先祖の皆さん、いつもいつもありがとう
(倖煕・千葉県・77・男性・ご先祖の皆さまへの感謝)
【第14次応募作品】
おばあさんと孫が陽だまりの中を歩いてる。
鳥居の前で、二人はふと足をとめた。
祈る姿は、なんて美しくまぶしいのだろう。
(なにげない景色・東京都・47・男性・見えない風)
【第14次応募作品】
この世に生まれた時、父と母を知りました
大きくなると祖父母を知りたくなりました
今ではお遍路の線香花で「世」を学びました
(ロード88・香川県・39・女性・ご先祖様へ)
【第14次応募作品】
あの日嘘だと信じて向かった。いなかった
いくら泣いても目を開いて笑ってはくれない
あの夏言えなかったごめんなさい 言いたい
(杉さん・大阪府・15・女性・おじさんへ)
【第13次応募作品】
リフォーム中の仮住まい、ありがとうね。
妻の愚痴も制してくれ、快適な合宿でした。
その2か月後逝くなんて、恩送りするよ。
(食客・大阪府・68・男性・妹のご主人へ)
【第13次応募作品】
お義父さんそこからは何でも見えますか
それでは都合が悪いので煙幕を張りますね
酒を注ぐ代わりに香を点てます。これからは
(イノウエックス・東京都・50・男性・この春に逝った義父へ)
【第13次応募作品】
はじめまして、お義母さん。
息子さんは今日も笑顔で優しい人です。
私の大好きな人を育ててくれてありがとう。
(にこ・大阪府・33・女性・恋人の、育てのお義母さんへ)
【第13次応募作品】
お義母さん孫達が社会人と大学生になります
二人の門出の日のお天気は心配していません
晴れ女のお義母さんが見守ってくれてるから
(たきざわみう・東京都・50・女性・お義母さんへ)
【第13次応募作品】
俺は 上智じゃないから言うけどさ
立ち直れるか バカ野郎 極楽に花は咲かん
今度会ったら ほとけ様にあやまるんだよ
(ほとけ様大好き・北海道・33・男性・父とほとけ様へ)
【第13次応募作品】
珀ちゃん、天国で楽しく走っていますか。
次、生まれ変わったら、また会えるかな?
お互い瞳を見れば、きっと分かるよね。
(拍ちゃん・静岡県・33・女性・早世した飼い犬へ)
【第13次応募作品】
男の子が出来たと喜んでいたお母ちゃん。
自慢の息子はあなたの所につきましたか?
姉3人はとうとう一人ぼっちになりました。
(丹波のすずめ・兵庫県・71・女性・亡母へ)
【第13次応募作品】
心臓が止まり8ヶ月で生まれてきた貴女。
来てくれてありがとう、絶対に忘れない。
もうすぐお姉ちゃんになるんだよ。
(tomochan・東京都・64・女性・生きられなかった初孫へ)
【第13次応募作品】
今日も新しい命を頂き、感謝いたします。
全宇宙の御霊が安らかにご成仏され、
生きとし生ける者が平穏でありますように。
(行々子・埼玉県・70・男性・過去・現在・未来の世界中の人々へ)
【第13次応募作品】
皆のアイドルの君。急に旅立っちゃったね。
もう犬は飼えないとお義母さんは言うけど
早く生まれ変わって、またこの家においで。
(sorami・神奈川県・41・女性・義母の愛犬 リッキーへ)
【第13次応募作品】
ボクが産まれる30年も前に他界した曾祖母
何度も交通事故から守ってくれてありがとう
無傷でいられたのはあなたのおかげです。
(モバゲーのかほる・静岡県・48・男性・曾祖母へ)
【第12次応募作品】
ありがとねと、か細い手で握りしめた義母。
明朝、百三才で永眠した。その手の温もりと
思い出を胸に、毎日仏壇に手を合わせてます
(叶多・千葉県・64・女性・義理の母へ)
【第12次応募作品】
辛くなったら 座ってる
母さん父さん 爺ちゃん婆ちゃん みーんな
私を 見守っていると 感じる場所が ここ
(うん うん・熊本県・62・女性・ただただ ありがとう )
【第12次応募作品】
小さな頃から父は私にその人の話をした
毎年その人のいるお墓へ父と手を合わせる
私も私の中のその人と話す 暑いですねと
(さっちゃん・埼玉県・25・女性・父の従兄弟へ)
【第11次応募作品】
伯母ちゃんのことは心配しないでね。
そばにいる私たち姪がちゃんと見てるから。
どうか伯母ちゃんのこと見守ってあげてね。
(島根の ぽん太・島根県・48・女性・伯父へ)
【第11次応募作品】
お線香から立ち上がる薄煙。子孫の私は日々
心の雲になぞらえて、この晴れやかな安心が
ご先祖様の見えぬ手のそよぎより、と合掌す
(葉子・北海道・33・女性・ご先祖様へ)
【第11次応募作品】
今日は彼岸の中日です。君の好きな春です。
連翹がきれいに君に届けと咲いてます。
盆にはカンナを供えてまた来ます。
(岐阜屋根の草・岐阜県・64・男性・教え子のこどもへ)
【第11次応募作品】
お線香をあげるときはいつも困ってる時
何も答えないから自問自答できるんだね
許してね、笑ってるから大丈夫かな?
(こあら・神奈川県・54・女性・お仏壇に入っている義父母と母方の祖父母)
【第11次応募作品】
いつも見守っていただいてありがとう。
父が無事に退院したときのお礼、そして
これからもどうぞよろしくお願いします。
(さんちゃいるど・岐阜県・45・女性・ご先祖さま)
【第11次応募作品】
たくさんの心残りの中、あわてん坊だよ。
お義姉さんの子たちは、踏ん張っています!
実家に行っても、話しできない。寂しい??
(ぽぷり・岡山県・58・女性・お義姉さん)
【第11次応募作品】
いつからか思い出せなくなった幸せの流れ星
間違いなく宇宙が放つ光焦らなくても大丈夫
見えなくなる時もあるそれでも輝きつづける
(むく・神奈川県・35・女性・温子さん)
【第10次応募作品】
おばちゃん、いつも守ってくれてありがとね
苦しいとき聞こえるよ、頑張れ頑張れって。
おばちゃん、ずっとずっと笑っていてね。
(海ガラス・北海道・25・女性・おばちゃんへ)
【第9次応募作品】
兄弟3人 誰が火を灯すかで揉めたあの頃
その意味を誰もわかっていなかったあの頃
時は流れ、いま、3人並んで手を合わせる
(ももいちご。・広島県・20・女性・ご先祖様へ)
【第9次応募作品】
早いものだね。時間の流れってものは。
君たちを担任したのは中学1年生だったね。
その君たちの子がもう中学生というのは。
(屋根の草・岐阜県・63・男性・わたしの教え子へ)
【第5次応募作品】
私は貴女のエッセイと小説が好きでした。
森繁久弥の言葉に貴女の一生が見えました。
花ひらき花香る 花こぼれなほ薫る
(しゅうさんじん・岐阜県・61・男性・向田邦子様へ)
【第3次応募作品】
あの日、あのとき、あなたが言ったあの言葉
「夢はあきらめちゃいけないよ」
私は、今も、夢に向かって歩いているよ。
(いつもありがとう・岐阜県・14・女性・ひいおじいちゃん)
【第2次応募作品】
「お前さんの生き様ってのは何なんだ?」
鋭い眼光で新人の僕を慄え上がらせた貴方に
歳は並んでも生き様までは、まだ及びません
(anything・東京都・50・男性・その他)
【第2次応募作品】
阪神淡路大震災で父母を亡くしました。
今、私も妹も新しい家族ができ幸せです。
心穏やかにどうぞゆっくりお休みください。
(あすなろ・東京都・35・男性・東北大震災で亡くなった方)
【第2次応募作品】
何の取り柄もない私に多くを教えていただき
ようやくバトンを後輩に託せるようになり
今は、感謝の言葉だけがよりどころです
(morisita .・富山県・55・男性・恩師)