【第21次応募作品】
寡黙な職人であった 頑固な職人であった
年老いた父が 初めて私に作品を見せた
そして今 父亡き後 私は一人 香を焚く
〈Shinobu M.・香川県・52才・女性〉からの投稿
亡き父は、とても頑固な職人でした。仕事については詳しく語りませんでしたが、引退後、自分が作成した作品が公共の場にあることを教えてくれました。とても大きく素晴らしい作品です。父亡き後、その作品を見るたびに涙が出ます。私もモノづくりをしているので、父に、いろいろと教えて貰いたかった。でも、もう父はいない。
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