【第16次応募作品】
じいちゃんが亡くなって初めて気づいた。
じいちゃんのすごさを、存在の大きさを。
私もそんな大人になれるように頑張るね。
〈りむ・埼玉県・19才・女性〉からの投稿
私の祖父はパーキンソン病で私が物心ついたときからずっと寝たきり状態でした。そのため、あまり関わらず、私にとって祖父はあまり影響力のない人間でした。ですが、葬式になってみると喪主の父の背中が小さく見え、祖母は体調を崩し、祖父の存在の大きさに気づきました。よくよく思い出してみると、小さい頃握った祖父の手は私が中学生になっても同じ骨と皮の感触で病院の匂いのする手で、この体で闘病生活を十年以上していたんだと思うと祖父のすごさを感じました。そんな祖父には私が大人になった姿を見てもらえなかったけど、きっと天国から立派になった姿を見てもらえると信じて日々精進していきたいなと思っています。
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