やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[母の日の思い出]の想い 女性 50歳代

【第13次応募作品】

七歳の母の日、母の好きな黒パンを買って走
って帰る道、パンの袋が破れ川の中へ。泣く
私に、美味しいと食べる真似をしてくれた。

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈きみちゃん・愛知県・58才・女性〉からの投稿

優しい母でした。明るくよく笑う可愛い母でした。小学二年の時、母の好きな黒パンを『みどりや』で買って帰る途中、橋の上でビニールの袋が破れ、パンは川の中へ落ちてしまいました。母は美味しい、美味しいと言いながら食べる真似をしてくれました。母が亡くなり、8度目の秋が来ます。

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