やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 ~20歳代

【第19次応募作品】

何事にも丁寧に、分け隔てなく親切に
そんな貴女を見て育ってきた私だから今日も
自慢の孫だと、貴女が誇れる私で居るよ

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈ゆいち・沖縄県・26才・女性〉からの投稿

孫の中でも末の方で、特別ワガママで手を焼かせるのが十八番の私を、優しい笑顔と、それでも必要な時にはキチンと叱ってくれたおばぁちゃん。畑仕事はお手伝いという名の泥遊び、潮干狩りに行くも海沿いのパーラーでアイスのおかわりを何度もねだって泣きまくり、帰りはあなたの背中におぶさりながら帰りましたね。大きくなるにつれ、海は友人と行く回数の方が断然増え、電話口で嬉しそうに、私の大好きなパーラーのアイスを買ったよ、次はいつ来るのかと。たまに会いに行くと、冷凍庫の中で増えている紙コップの中に入ったチョコレートアイス。嬉しさと同時に、私の心には刺さる様な後ろめたさもありました。大学受験の合格通知が届いた瞬間、何よりも先ず、結果を握り締めたまま走って10分の貴女の家へと駆け出しました。貴女の嬉し泣きに照れて恥ずかしくって、でも県外へ行く事が決定した瞬間でもあり二人して泣き腫らしましたね。亡くなる数ヶ月前に一緒にアメリカ旅行も行ったね、飛行機では座席に座ると足の届かない貴女の足下に鞄を積んで私のの足を乗せて、その上に貴女がが足を乗せて。丁度いい高さと喜んでくれたね。95歳、倒れる直前まで元気に畑仕事、炊事洗濯何でもこなし、新聞の取材まで受けていたおばぁちゃん。貴女との想い出は沢山あるはずなのに、私にとってはまだまだ足り無くて。私の人生最初の幸運は、おはぁあちゃんの孫として生まれた事です。これからの私の人生、貴女が隣にいない時間が長くなるけれど、それでもこれだけは変わらない言えること、親兄弟、子供、旦那、この先どんなに大切なものが増えていっても、薄情者だと言われても、私の心を一番最初に愛で満たしてくれたのは、私が一番真っ直ぐな愛を向けられたのは、おばぁちゃん貴女です。貴女が私のおばぁちゃんで本当に良かった。貴女のお葬式、平日の昼間の台風という悪天候の中、私達家族の知らない人達までもが沢山いらしたよ、500人近い方々、皆んなが泣きながら口々にお礼と思い出を話してくれたよ。ガス点検、ごみ収集車、郵便配達、新聞配達のお兄さんお姉さん達は仕事着のまま駆けつけてくれたよ。やっぱり、おばぁちゃんは私達の知らない所でも家族に見せるまんまの愛情深いおばぁちゃんのまんまだったんだと、改めて誇らしく感じたよ。本当は伝えたい言葉はもっとシンプルで、ありがとうと、でもいつも本当は会

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