やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 ~20歳代

【第19次応募作品】

「まだ、ぎっちょか」
笑いを含んだ声に言いたくなった
「でも、直せだなんて思ってないでしょ」

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈結咲りと・千葉県・29才・女性〉からの投稿

会いに行くたび挨拶の代わりに言われたのが、「まだ、ぎっちょか」という、この言葉。ずっと右利きに直せずにいるわたしを責めているようで、その言葉が苦しくて。わたしはおじいちゃんが苦手でした。でも、今思うんです。そうは言うけど「直しなさい」と直接言われたことがない。それはきっと、おじいちゃんにとっての孫と関わる切り出しの言葉だったのでは、と。おじいちゃんはわたしたちを伸び伸びと自由にさせてくれる人だったから、きっとそうじゃないかな。今ならわたしもおじいちゃんのように朗らかに笑ってこう言いたい。「でも、直せだなんて思ってないでしょ。ありがとう」

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