やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 ~20歳代

【第22次応募作品】

梅を供え手を合わせ、心は、静寂。
お元気ですか?今年は少し寒いです──
貴方の好きな梅干し、ふと煙が寄り添った。

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈藤花透・東京都・23才・女性〉からの投稿

寝たきりになってしまった祖父。それでも話したがりは健在で、大好物の梅も食べたがって、みんなが心配するのも構わずに茶目っ気たっぷり。「少しだけ」と言って梅の果肉やせんべいの小さいのを貰って……その夜、眠りの中息を引き取りました。最後に会えて良かった、食べさせてあげられて良かった、苦しまずに連れて行かれて良かった…せめても救いだと泣き濡れながら白百合を棺に入れました。

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