やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 40歳代

【第12次応募作品】

線香の匂いで思い出すお婆ちゃんの家
お泊まりの日は仏壇の前で寝ていたね
凄く怖かったのに今は幽霊でも会いたい

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈村上夢々・大阪府・42才・女性〉からの投稿

おばあちゃんの家は小さな長屋みたいな家でした。狭いながら塵ひとつなく綺麗に保たれ居心地のよい空間でしたが、居間には少し不似合いなほど立派な仏壇があり、私はこの立派な仏壇がそれはそれは怖かった・・・。でも狭い家だから寝るときはこの狭い仏壇の前で寝なくてはならず、ふとんを被って怯えながら寝ていたことを今でも鮮やかに思い出します。大人になって親しいひとを亡くす経験をすると霊といわれるものがあまり怖くはなくなり、当然仏壇も懐かしいひとを思い出すよすがとなったのでした。

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