【第12次応募作品】
「早く嫁に行け」が口癖だった亡き父へ夫と並んで手を合わせお線香をあげると白檀の香が父の祝福の様に心地よく思えた
〈くまくま・千葉県・49才・女性〉からの投稿
多発性脳梗塞で寝たきりだった父。亡くなるまで、私の結婚を心配していました。 初めて夫が父の仏壇に手を合わせた時に、お線香の香りとゆらゆらと揺れている煙を見つめていると、父が安心しているように思え、三行の詩に詠みかえました。
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