やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 ~20歳代

【第19次応募作品】

おばあちゃん、私旦那さんが出来たよ。
摘んだつくしを天ぷらにしてくれた話すると
ぼくも摘んでたよって。そんなひとなんだよ

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈さおり・神奈川県・28才・女性〉からの投稿

子どもの頃沢山一緒に過ごして、誰よりも優しくて、温かかったおばあちゃんが、パーキンソン病になってしまったのは、高校生のときでした。悲しくて悲しくて、泣いてばかりいました。色々あるおばあちゃんとの思い出の中で、一番よく覚えているのは、小学生の頃、夏休みに、私が駐車場のアスファルトの隙間に見つけてきたつくしを、天ぷらにしてもらったことです。それが美味しく、おばあちゃんってやっぱりすごい、と思いました。28歳になり、昨年結婚をしました。旦那さんとの会話の中で、最近つくしの話になりました。子どもの頃つくしを摘んで、また天ぷらにもしたことがあると言われて驚いたのと、あぁ、天真爛漫なタイプの旦那さんを、あの祖母と会わせることができていたら、と想像していたら、幸せな気分と、悔しい気持ちになりました。

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