やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。*作品のご投稿は現在、休止しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 40歳代

【第11次応募作品】

「醤油の量、これでええかな?」と尋ねても
多分あなたは言うよね、「だいたいでええ」
そのええ加減さが大事だと最近思います。

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈にんじん・京都府・44才・女性〉からの投稿

長年の経験からたいていの分量はわかっていたからでしょうが、料理には計量カップ要らず、裁縫には物差し要らず、「だいたいでええ」が口癖の大雑把な祖母でした。子供の頃はそれがいい加減に思えましたが、大人になれば、世の中いい加減で置いておくのがちょうどいいことがたくさんあることがわかりました。「だいたい」のところで生きていくのが息切れしないんだということが・・・。

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