やさしい時間~こころの携帯電話ひろば~

<三行詩> 作品紹介

大切な人との絆を紡ぐ、三行のこころの詩。
これまでに寄せられた作品をご紹介しています。

こころの携帯電話 <三行詩> 作品紹介


[祖父へ・祖母へ]の想い 女性 ~20歳代

【第12次応募作品】

親類が集まった時、朝が早い爺ちゃんと
私のために朝、ご飯をよそってくれてたから
今度はは私が婆ちゃんの前にご飯をよそうね

写真はイメージです※写真はイメージです。
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〈団長・福島県・17才・女性〉からの投稿

爺ちゃん婆ちゃんと呼んでいますが、婆ちゃんと呼んでいる方は私の母方の祖母の姉で、その御夫婦が、母子家庭で仕事が忙しかった私の祖母の代わりに母の面倒を見てくれた、母の育ての親なのです。なので、祖母というわけではないのですが、昔から爺ちゃん、婆ちゃんと呼んでいます。お盆やお正月、親類が集まり泊まりなどになった時、翌日早朝、一番に起きるのが朝ご飯の用意をしてくれる婆ちゃん、二番目に爺ちゃんと私の3人でした。家族や他の親類が朝7時頃まで寝ているところ、よく朝5時頃に3人だけで朝ご飯を食べました。とても料理が上手で、作ったご飯も味噌汁もおかずも、とても美味しかったのを覚えています。そんな婆ちゃんが今年のお盆前に突然亡くなりました。実の祖母でないにも関わらず、本当によくかわいがってもらいました。今年のお盆、早朝に起きたのは爺ちゃんと私だけで、婆ちゃんがもう起きないことを実感しました。今まで美味しいご飯を食べさせてもらった、その感謝の気持ちも込めて、仏壇のお供え用の小さなお椀に、今度は私がご飯をよそってあげました。

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